FAMLog
FileMaker Pro 17 AdvancedとFileMaker Server 17の無料評価期間
June 15, 2018
FileMaker Pro AdvancedとFileMaker Serverには無料評価期間が設けられていますが、バージョン17の登場以降は無料評価版の試用期間日数が45日に変更されています。
無料評価期間中にFileMakerプラットフォームのソフトウェアをダウンロード、評価および試用できます。2016年9月27日以前は30日間、2016年9月27日以降は15日間試用できましたが、現在では試用期間日数は45日となっています。FileMaker 17 プラットフォームでFileMaker ProがFileMaker Pro Advancedに一本化されたことで、バージョン17ではFileMaker Pro Advancedの機能を評価版で利用できるようになりましたが、ランタイムソリューションの作成に関しては評価版では利用できません。
なお、以前はFileMaker Cloudに無料評価期間が設けられていましたが、バージョン1.17のFileMaker Cloudには無料評価期間は設けられていません。
[関連]FileMaker ProはFileMaker Pro Advancedに一本化(FAMLog)、FileMaker ProとFileMaker Serverの無料評価期間(FAMLog)
FileMaker Pro 14とFileMaker Go 14はFileMaker Server 17に接続不可
June 14, 2018
FileMaker Pro 14、FileMaker Pro 14 AdvancedおよびFileMaker Go 14は、FileMaker ServerでホストされているFileMakerデータベースに接続する際、バージョン17のFileMaker Serverには接続できません。
FileMaker Server 17に接続するクライアントアプリケーションとしてサポートされているFileMaker Pro、FileMaker Pro AdvancedおよびFileMaker Goのバージョンはバージョン15以降となっています。FileMaker Pro 17 Advancedのデータファイル形式は、バージョン12のファイル形式を踏襲していますが、バージョン14のFileMakerソフトウェアからFileMaker Server 17に接続することはできないので要注意です。
なお、FileMaker 14 製品ラインのテクニカルサポートは2018年9月21日をもって終了する予定となっています。
[関連]FileMaker Server 17でサポートされるクライアントアプリケーション(FAMLog)、FileMaker 14 製品ラインのサポート終了のお知らせ(FileMaker ナレッジベース)
FileMaker Pro 17 Advancedの新機能:バージョン17で追加された関数一覧
June 13, 2018
FileMaker Pro 17 Advancedでは新しい関数が追加され、iOSデバイスの指定されたセンサーの値を返す関数や、現在の対象レコード内でフォーカスがあるレコードを表す番号を返す関数、大きなUUID(Universally Unique Identifier)値を表す番号を返す関数が新設されています。
バージョン17で追加された関数一覧は次の通りです。
・Get(アクティブレコード番号)
・Get(UUID 番号)
・GetSensor
GetSensor関数を使用すれば、FileMaker Goを実行しているiOSデバイスのセンサーからバッテリーや傾き、速度、加速度、磁気、歩数、気圧などに関する情報を取得できます。
[関連]FileMaker Pro 16の新機能:バージョン16で追加された関数一覧(FAMLog)
FileMaker Server 17のFileMaker WebDirectで利用できるWebブラウザー
June 12, 2018
FileMaker Server 17では、FileMaker WebDirectでサポートされているWebブラウザーが一部変更されています。
バージョン17では、Safari 10およびiOS 10のMobile Safariがサポート対象外となり、Google Chromeはバージョン65以上、Microsoft Edgeはバージョン41に対応しています。FileMaker Server 17のFileMaker WebDirectでサポートされているWebブラウザーは次の通りです。
・macOSの場合:Safari 11.x以上、Google Chrome 65以上
・Windowsの場合:Google Chrome 65以上、Internet Explorer 11.x、Microsoft Edge 41
・iOSの場合:iOS 11.2以上のMobile Safari
・Androidの場合:Android 7.x上のGoogle Chrome 65以上
サポートされるモバイルデバイスは、iOSの場合はiPad Pro(12.9インチおよび10.5インチ)、iPad(9.7インチ)、iPad mini 4、iPhone X、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone 7およびiPhone 7 Plusとなっています。Androidについては、3GB以上のRAM、2.1GHzおよびクアッドコアプロセッサー以上、そして5インチ以上の画面サイズが必要条件となっています。
[関連]FileMaker Server 16のFileMaker WebDirectで利用できるWebブラウザー(FAMLog)、FileMaker Server 17 技術仕様(FileMaker)
FileMaker Pro 17 AdvancedとFileMaker Go 17はFileMaker Server 14に接続不可
June 11, 2018
FileMaker Pro 17 AdvancedおよびFileMaker Go 17は、FileMaker ServerでホストされているFileMakerデータベースに接続する際、FileMaker Server 14およびバージョン13以前のFileMaker Serverには接続できません。
ホストされているFileMakerデータベースにFileMaker 17の各ソフトウェアが接続する際、ホスト側のFileMaker ServerやFileMaker Pro、FileMaker Pro Advancedのバージョンは15以降である必要があります。
なお、FileMaker 14 製品ラインのテクニカルサポートは2018年9月21日をもって終了する予定となっています。
[関連]FileMaker Pro 17 Advancedの動作環境(FAMLog)、FileMaker 14 製品ラインのサポート終了のお知らせ(FileMaker ナレッジベース)
RESTfm 5.1.0が公開
June 08, 2018
FileMaker API for PHPを用いてFileMaker ServerにRESTfulなWebサービス機能を追加するRESTfm 5.1.0が公開されています。
RESTfmは現在MITライセンスで提供されるオープンソースソフトウェアであり、Goya Pty Ltdが開発しています。RESTfm 5.1.0ではFileMaker Server 17に対応しています。
FileMaker Server 17ではFileMaker Serverのインストール手順が変更されて展開アシスタントが廃止されており、PHPおよびカスタムWeb公開を有効にする際にはfmsadminコマンドを使用する必要があります。
macOS Mojaveが2018年秋に登場予定
June 07, 2018
Appleが、macOS High Sierraの後継バージョンとなるmacOS Mojaveを今秋提供する予定であると発表しています。
macOS Mojaveでは、News、株価、ボイスメモ、ホームなどのiOSアプリケーションがMacで使えるようになり、ダークモードやスタック機能が新たに搭載されています。FaceTimeがグループ通話に対応し、Mac App Storeが刷新されるなど、数多くの機能追加や改良が予定されています。
macOS Mojaveは今秋、各Macモデル(Mid 2012以降)と、推奨されるMetal対応グラフィックカードを搭載したMac Proモデル(2010および2012)に対して、無料のソフトウェアアップデートとして提供される予定です。なお、macOS Mojaveと同時にiOS 12、watchOS 5およびtvOS 12も発表されており、それぞれ今秋正式に提供が開始される予定となっています。
APPLE-SA-2018-06-01-4 iOS 11.4
June 06, 2018
iOSデバイス向けのソフトウェアアップデートとなるiOS 11.4の提供が開始されています。
iOS 11.4では、複数の部屋でオーディオ再生ができるAirPlay 2、HomePodのステレオペア対応、およびiCloudにメッセージを保管する機能が導入された他、セキュリティ脆弱性が修正されています。
iOS 11.4を利用できる機種は、iPhone 5s、iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone SE、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone X、第6世代のiPod touch、第5世代および第6世代のiPad、iPad Air、iPad Air 2、9.7インチiPad Pro、10.5インチiPad Pro、第1世代および第2世代の12.9インチiPad Pro、iPad mini 2、iPad mini 3およびiPad mini 4です。
APPLE-SA-2018-06-01-2 Safari 11.1.1
June 05, 2018
Appleからセキュリティ脆弱性の修正を含んだSafari 11.1.1が配布されています。
複数の脆弱性が修正されたSafari 11.1.1は、OS X El Capitan v10.11.6およびmacOS Sierra 10.12.6で利用できます。同時に公開されたmacOS High Sierra 10.13.5にもSafari 11.1が含まれています。
なお、OS X Yosemite用のSafari 11は提供されておらず、OS X El Capitan以降にアップグレードすることが推奨される状況になっています。
[関連]APPLE-SA-2018-06-01-1 macOS High Sierra 10.13.5, Security Update 2018-003 Sierra, Security Update 2018-003 El Capitan(FAMLog)
APPLE-SA-2018-06-01-1 macOS High Sierra 10.13.5, Security Update 2018-003 Sierra, Security Update 2018-003 El Capitan
June 04, 2018
AppleからmacOS High Sierra 10.13.5と、macOS Sierra 10.12.6およびOS X El Capitan v10.11.6用のSecurity Update 2018-003が公開されています。
上記の各アップデートにはセキュリティに関わる修正が含まれており、macOS High Sierra 10.13.5ではPHPがバージョン7.1.16に更新されています。
なお、バージョン17、16および15.0.2以降のFileMaker ServerはmacOS High Sierraと互換性がありますが、FileMaker Server 14はmacOS High Sierraには対応していません。
[関連]macOS版FileMaker Server 17の動作環境(FAMLog)、FileMaker Serverの運用環境としてOS X El Capitan v10.11がサポート対象外に(FAMLog)