FAMLog
2017年7月「INTER-Mediator勉強会2017-#4」発表資料
July 10, 2017
2017年7月5日に行われた「INTER-Mediator勉強会2017-#4」で発表した資料を公開しました。
・ダウンロード:INTER-Mediatorの試用や学習用に使えるVirtual Machine(2017年版)(PDF形式/ファイルサイズ:約80KB)
「INTER-Mediator-Server-VM-2017.pdf」のSHA-256メッセージダイジェスト:
d398321ef54f60da7c0890eefaa824824035cd7f40c6fd061f85ec67a74495f8
■関連リンク
・INTER-Mediator
https://inter-mediator.com/
・INTER-Mediator-Server
http://inter-mediator.info/ja/for-novices/vm.html
(2022年5月1日追記:スライドへのリンクをSlideShareからドクセルに変更しました。)
PHP 5.6.31、PHP 7.0.21およびPHP 7.1.7が公開
July 07, 2017
PHP 5.6.31、PHP 7.0.21およびPHP 7.1.7が公開されています。
PHP 5.6.31、PHP 7.0.21およびPHP 7.1.7ではそれぞれセキュリティ脆弱性が修正されています。下位互換性のない変更点や推奨されなくなる機能もあるため、PHP 7.1に移行する場合には事前に移行ガイドを参照してからアップグレードを行う必要があります。PHPはバージョン7.2系統の開発も進められており、現在バージョン7.2.0 Alpha 3が公開されている状況です。
なお、PHP 5.6およびPHP 7.0は2018年12月まで、PHP 7.1は2019年12月までセキュリティ修正が継続される予定となっています。
FileMaker Server 16でFileMaker Data API エンジンを停止する方法
July 06, 2017
FileMaker Server 16では試用版としてFileMaker Data APIを利用できますが、Admin Consoleを用いる方法以外に、fmsadminコマンドを使用してFileMaker Data API エンジンを停止することができます。
fmsadminコマンドを用いてFileMaker Data API エンジンを停止するには、ターミナルで次のように入力します。
[実行例]
$ fmsadmin stop fmdapi -y
FileMaker Data API エンジンを起動するにはfmsadminコマンドのstartコマンドを使用します。また、再起動の場合には、startではなくrestartコマンドを利用します。
[実行例]
$ fmsadmin start fmdapi
$ fmsadmin restart fmdapi -y
[関連]FileMaker Server 16の新機能:FileMaker Data API (Trial)(FAMLog)
FileMaker Data API用拡張アクセス権キーワード
July 05, 2017
FileMaker Server 16では試用版として利用できる機能である「FileMaker Data API」を利用する場合、FileMakerデータベースの拡張アクセス権設定を調整する必要があります。
FileMaker API for PHPでは、キーワードが「fmphp」である拡張アクセス権設定を作成しましたが、FileMaker Data APIの場合では、そのキーワードは「fmrest」となります。
利用したいデータベースごとに、キーワードが「fmrest」である拡張アクセス権設定を作成し、任意のアクセス権セットにFileMaker Data APIによる接続を許可するように設定を行います。
[関連]FileMaker Server 16の新機能:FileMaker Data API (Trial)(FAMLog)
Apache Tomcat 8.0.45およびApache Tomcat 7.0.79が公開
July 04, 2017
Apache Tomcat 8.0.45およびApache Tomcat 7.0.79が公開されています。
現時点でのApache Tomcatの最新バージョンはバージョン8.5系統です。Apache Tomcat 8.0.45およびApache Tomcat 7.0.79では主に不具合の修正が行われており、セキュリティ修正が含まれているかは現状では不明です。Apache Tomcatはバージョン9.0系統の開発も進められており、現在Apache Tomcat 9.0.0.M22が公開されている状況です。
なお、FileMaker Server 13、FileMaker Server 14、FileMaker Server 15およびFileMaker Server 16のWeb公開機能とAdmin Console用管理サーバーではTomcat 7.0系列が使用されていて、バージョン16.0.1ではApache Tomcat 7.0.72が使用されています。
[関連]JVNVU#91991349: Apache Tomcat の複数の脆弱性に対するアップデート(Japan Vulnerability Notes)、Apache Tomcat 7.0.79、8.0.45および8.5.16ではセキュリティ脆弱性が修正済み(FAMLog)
(2017/08/21追記:関連記事へのリンクを追加しました。)
Apache Tomcat 8.0系列のサポート終了予定日
July 03, 2017
Apache Tomcat 8.0系列は2018年6月30日にサポートが終了する予定となっています。
Apache Tomcat 8.0系列のサポート終了に関する案内は2017年6月末に発表されていました。2018年10月になるとApache Tomcat 8.0のダウンロードページが削除される予定となっており、現在Apache Tomcat 8.0系列を利用している場合にはApache Tomcat 8.5系列へのアップグレードが推奨されることになります。Apache Tomcatはバージョン9.0系統の開発も進められており、現在バージョン9.0.0.M22(アルファ版)が公開されている状況です。
なお、FileMaker Server 13とFileMaker Server 14、FileMaker Server 15、FileMaker Server 16のWeb公開機能とAdmin Console用管理サーバーではTomcat 7.0系列が使用されています。Apache Tomcat 7.0系列のサポート終了予定日については現時点では特に案内はありません。
Apache Tomcat 8.5.16が公開
June 30, 2017
Apache Tomcat 8.5.16が公開されています。
現時点でのApache Tomcatの最新安定バージョンはバージョン8.5系統であり、Apache Tomcat 8.5.16では多数の不具合が修正されています。Apache Tomcatはバージョン9.0系統の開発も進められており、現在Apache Tomcat 9.0.0.M22 (alpha)が公開されている状況です。
なお、FileMaker Server 13とFileMaker Server 14、FileMaker Server 15、FileMaker Server 16のWeb公開機能とAdmin Console用管理サーバーではTomcat 7.0系列が使用されています。
[関連]JVNVU#91991349: Apache Tomcat の複数の脆弱性に対するアップデート(Japan Vulnerability Notes)、Apache Tomcat 7.0.79、8.0.45および8.5.16ではセキュリティ脆弱性が修正済み(FAMLog)
(2017/08/21追記:関連記事へのリンクを追加しました。)
FileMaker Pro 16でSHA-256メッセージダイジェストを確認する方法
June 29, 2017
FileMaker Pro 16の標準機能でSHA-256メッセージダイジェスト(ハッシュ値)を確認するには、バージョン16で追加されたCryptDigest関数を使用します。
[使用例]
Lower(HexEncode(CryptDigest("sample_string"; "SHA256")))
Lower(HexEncode(CryptDigest(TO_NAME::CONTAINER_FIELDNAME; "SHA256")))
配布されているファイルが正式に配布元から提供されているものか確かめるための手段の1つとして、最近ではSHA-256メッセージダイジェストを確認することがあります。
バージョン16では標準で用意されているFileMaker Proの関数でSHA-256メッセージダイジェストを生成できるようになっており、SHA-256以外のアルゴリズムにも対応しています。
[関連]CryptDigest(FileMaker Pro 16 ヘルプ)、RubyでSHA-256メッセージダイジェストを生成する(FAMLog)、OS XでSHA-256メッセージダイジェストを確認する方法(FAMLog)、Windows PowerShellでSHA-256メッセージダイジェストを確認する方法(FAMLog)
macOS版FileMaker Server 16の動作環境
June 28, 2017
macOS版のFileMaker Server 16はmacOS Sierra 10.12とOS X El Capitan v10.11をサポートしています。
RAMの最低要件は8GBとなっており、FileMaker Server 15でサポートされていたOS X Yosemite v10.10はFileMaker Server 16ではサポートされなくなっています。
従来のバージョンではFileMaker WebDirectのクライアント数が7以上の場合にはサーバーを2台構成にすることが推奨されていましたが、バージョン16ではFileMaker WebDirectのクライアント数が101以上の場合にサーバーを複数台構成にすることが推奨されるようになっています。ただし、接続数の上限は、ハードウェアの構成やアプリケーションのデザイン、オペレーティングシステム、ライセンス契約に依存します。
[関連]OS X版FileMaker Server 15の動作環境(FAMLog)
第35回カスタムWeb勉強会開催のお知らせ
June 27, 2017
2017年8月12日(土)午前10時より「第35回カスタムWeb勉強会」を開催します。
カスタムWeb勉強会は、参加者によるライトニングトークや質問、そして発表・質問内容に関するディスカッションの構成で進めている出席者全員参加型の勉強会です。
FileMaker ServerのカスタムWeb公開、FileMaker API for PHP、FileMaker Data API、FX.php、INTER-Mediator、FMCakeMix、JavaScriptやCSS等に興味・関心のある方のご参加をお待ちしています。詳細および参加申込については下記URLのページをご覧ください。
http://www.famlog.jp/cwpstudy/35