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FileMaker Pro 8の英語版製品ドキュメント (1)
September 07, 2005
米国でFileMaker 8 製品ラインが発表および発売されたことで、FileMaker Pro 8とFileMaker Pro 8 Advancedの製品ドキュメントのPDFファイル(英語版)が、FileMaker Pro 8の発売と同時にFileMaker, Inc.のWebサイトで公開されています。
新たに公開された、FileMaker 8関連の製品ドキュメントは下記の通りです。
・Installation Guide for FileMaker Pro 8 and FileMaker Pro 8 Advanced(PDF)
・FileMaker Pro 8 User's Guide(PDF)
・FileMaker Pro 8 Advanced Development Guide(PDF)
・FileMaker 8 Instant Web Publishing Guide(PDF)
・FileMaker 8 Security Guide(PDF)
・Running FileMaker Pro 8 on Windows Server 2003 Terminal Services(PDF)
・FileMaker 8 ODBC and JDBC Developer's Guide(PDF)
・Installing FileMaker 8 ODBC and JDBC Client Drivers(PDF)
(関連)FileMaker Pro 8の英語版製品ドキュメント (2)、FileMaker Pro 8の英語版製品ドキュメント (3)
(2005/10/25追記:FileMaker, Inc.のWebサイトで製品ドキュメントが追加されていたため、関連資料について追記しました。)
(2006/01/03追記:リンク先のURLを変更しました。)
OpenSSH 4.2
September 06, 2005
SSHプロトコルを使用するネットワーク接続ツールのフリーな実装である「OpenSSH 4.2」が2005年9月1日にリリースされています。
OpenSSH 4.2では、listenするアドレスを明示的に指定されない場合にダイナミック("-D")ポート転送に対してGatewayPortsが不正に有効にされてしまう、OpenSSH 4.0で導入された不具合が修正されています。
その他に、GSSAPIの証明書の転送を、GSSAPIを用いて認証されたユーザーのみが行えるように変更されており、セキュリティ上の問題点2点が修正されています。
(参考)OpenSSH情報 - OpenSSH 4.2 リリース
mod_ssl 2.8.24 for Apache 1.3.33
September 05, 2005
Apache HTTP ServerにSSL機能を追加するモジュール「mod_ssl 2.8.24 for Apache 1.3.33」がリリースされています。
このバージョンにはセキュリティ脆弱性の修正が含まれていて、バーチャルホスト構成のサーバーで「SSLVerifyClient optional」の設定をしている場合に、Locationコンテクストで「SSLVerifyClient require」の設定が正常に機能せずに、クライアント認証が行われない問題(CAN-2005-2700)が修正されています。
FileMaker Pro 8の動作環境
September 02, 2005
Mac版FileMaker Pro 8およびFileMaker Pro 8 Advancedの動作環境は、Mac OS X v10.3.9もしくはMac OS X v10.4となっています。
FileMaker Pro 7では128MBのRAMが動作に必要でしたが、バージョン8では256MB以上のRAMが要求されるようになっていて、さらにMac OS X v10.2.8が動作環境の対象から外されています。
Windows版FileMaker Pro 8およびFileMaker Pro 8 Advancedの動作環境は、Windows 2000(Service Pack 4)もしくはWindows XP(Service Pack 2)となっていますが、Pentium III 500MHz以上のプロセッサーと256MB以上のRAMが要求されるようになっています。
FX.php 4.1
September 01, 2005
PHPからFileMakerのデータベース処理を可能にするライブラリクラス「FX.php」のバージョン4.1がリリースされています。
メンテナンスリリースであるFX.php 4.1では、FX Parserがアップデートされ、新たにSetPortalRow関数およびSetFMGlobal関数が追加されています。
また、CAFEphpに関連した不具合も修正されています。
Business Productivity Kit
August 31, 2005
FileMaker, Inc.が、FileMaker Pro 8により作成されたソリューション「Business Productivity Kit」の配布を開始したことを2005年8月29日(米国時間)に発表しています。
Business Productivity Kitは中小企業ですぐに導入可能な、業務効率化を促進できるように設計されているデータベースソリューションです。
利用にはFileMaker Pro 8が必要であり、Business Productivity Kitと30日間試用可能なFileMaker Pro 8英語版の評価版は、http://www.filemakertrial.com/bpkprから入手できます。
FileMaker 8 製品ライン発表
August 30, 2005
FileMaker, Inc.が「FileMaker Pro 8」を始めとするFileMaker 8 製品ラインを発表しています(日本語訳)。
米国では「FileMaker Pro 8」および「FileMaker Pro 8 Advanced」(旧称FileMaker Developer)の販売がすでに開始されており、FileMaker 8 製品ラインの残りの製品である「FileMaker Server 8」、「FileMaker Server 8 Advanced」および「FileMaker Mobile 8」は本年秋に出荷される予定となっています。
ただし、FileMaker 8 製品ラインの各製品について、日本市場での発売、仕様、価格等については現在のところ未定であり、後日報道発表およびファイルメーカー社のWebサイトで詳細が案内されるとのことです。
Cyberduck 2.5
August 29, 2005
Mac OS Xで動作するオープンソースのSFTP/FTPクライアントソフトウェア「Cyberduck 2.5」がリリースされています。
バージョン2.5では、 FTP over TLSや履歴メニューがサポートされ、UTF-8がデフォルトの文字エンコーディングになっています。また、グラフィカルインターフェースが変更されてApple Mail 2.0と同様の外観となり、ナビゲーションバーの構成が一部変更されています。その他にも数多くの機能が改良および不具合が修正されています。
Cyberduck 2.5はMac OS X v10.4に対応していて、Mac OS X v10.3.9以降で動作します。
fmsadminコマンドの活用 (2)
August 26, 2005
FileMaker Server 7のfmsadminコマンドを利用すると、FileMaker Server Adminを使用しなくても、接続しているクライアントの一覧を取得することができます。
fmsadminコマンドを使ってFileMaker Serverに接続しているクライアントの一覧を表示するには、LISTコマンドを使用して引数にCLIENTSを指定します。
(使用例)
$ fmsadmin list clients
$ fmsadmin -s list clients
接続クライアントのコンピュータ名だけでなく、-sオプションを付加することによって、より詳細な使用状況(接続元のIPアドレスや接続時間、利用ファイル名やアカウント名など)の情報を取得できます。
fmsadminコマンドの活用 (1)
August 25, 2005
FileMaker Server 7のfmsadminコマンドを利用すると、コマンドラインでFileMaker Server 7の各種操作を行うことができます。
fmsadminコマンドを使ってFileMaker Serverでホストされたファイルの一覧を表示するには、LISTコマンドを使用して引数にFILESを指定します。
例えば、データベースフォルダ内にある、現在ホストされているファイルの一覧を取得したり、-sオプションを付加することによって、より詳細な使用状況(ファイルサイズや接続クライアント数、およびファイルの開閉状況)の情報を取得できます。
(使用例)
$ fmsadmin list files
$ fmsadmin -s list files