FAMLog


Get(アカウントグループ名)関数

October 22, 2021

Claris FileMaker ProのGet(アカウントグループ名)関数は、現在使用しているアカウントのグループ名を返す、バージョン16以降で使用できる関数です。

Get(アカウントグループ名)関数は、アカウントタイプがClaris IDまたは外部アイデンティティプロバイダ(IdP)アカウントの場合には、Claris IDのグループ名または外部IdPのグループ名を返します。外部サーバーアカウントまたはAD FS(Active Directory Federation Services)の場合にはグループ名を、OAuthアイデンティティプロバイダであるMicrosoft Azure Active Directoryの場合にはグループのオブジェクト IDを、それ以外の場合は空の文字列を返します。

なお、Claris FileMaker Server for Linuxでは、FileMaker Serverがインストールされているサーバー上で定義されているユーザーとグループは外部サーバーアカウントとしては使用できませんが、AD FSとOAuthを利用した外部認証に対応しています。

[関連]Get (アカウントグループ名)(Claris FileMaker Pro 19 ヘルプ)、External Authentication for Linux(Claris Knowledge Base)、Linux版Claris FileMaker Server 19.1.2の新機能:AD FSを利用した外部認証(FAMLog)

Tag: FileMaker

Claris Engage Japan 2021ではQ&Aブースにてスピーカーに直接質問可能

October 20, 2021

2021年11月10日から11月12日までオンラインで開催される「Claris Engage Japan 2021」では視聴したセッションについて質疑応答が可能となる時間と場所が用意されています。

セッション配信直後、Claris パートナーの有志が企画・運営するバーチャルイベントスペースである「Claris Engage Japan - Annex」に移動することにより、セッション Q&A ラウンジにてスピーカーに直接質問することができます。

なお、一部のセッションではスピーカーの都合によりQ&Aセッションがない場合もあるとのことです。

[関連]「Claris Engage Japan 2021」のご案内(FAMLog)

Tag: FileMaker

Linux版Claris FileMaker Server 19の動作環境

October 11, 2021

Linux版のClaris FileMaker Server 19は、バージョン19.1.2および19.2.1ではCentOS Linux 7を、バージョン19.3.1以降ではUbuntu Server 18.04 LTSもしくはUbuntu 18.04 LTS Desktopをサポートしています。

2021年10月11日現在、FileMaker Server 19の最新バージョンはバージョン19.3.2ですが、当該バージョンではUbuntu 20.04 LTSをサポートしていません。なお、Ubuntu 18.04 LTS DesktopはFileMaker Server 19.3と互換性がありますが、完全には検証はされていないとのことです。

RAMの最低要件はmacOS版やWindows版と同様に8GBです。ストレージについては、ソリッドステートドライブ(SSD)の使用が推奨されており、ファイルサイズに依存しますが500GB以上必要、そしてストレージの空き容量は20%以上必要という条件となっています。

[関連]macOS版Claris FileMaker Server 19の動作環境(FAMLog)、Windows版Claris FileMaker Server 19の動作環境(FAMLog)

Tag: FileMaker

macOS Big Sur 11.6の提供が開始

September 15, 2021

AppleがmacOS Big Sur 11.6の提供を開始しています。

macOS Big Sur 11.6ではCoreGraphicsとWebKitのセキュリティ脆弱性が修正されています。当該脆弱性はすでに悪用されている可能性があることから、すべての対象ユーザーにアップデートを適用することが推奨されています。

Claris FileMaker Serverはバージョン19.1.2以降であればmacOS Big Surと互換性があり、バージョン19.3.1以降でユニバーサルバイナリとしてAppleシリコン搭載Macに対応するようになっています。なお、Apple M1チップ上でPHPが動作しない状況が確認されていますが、回避策についてはClaris Knowledge Baseの記事で紹介されています。

[関連]iOS 14.8およびiPadOS 14.8の提供が開始(FAMLog)

Tag: Security

Claris FileMaker Pro 19.3.1の新機能:Windows版でMicrosoft Edge WebView2を搭載

September 10, 2021

Windows版のClaris FileMaker Pro 19.3.1では、WebコンテンツのレンダリングにInternet Explorerベースのエンジンの代わりに、Microsoft Edge WebView2を利用するようになっています。

Microsoft Edge WebView2の搭載により、Web標準に対するより良いサポートが提供されるようになり、Web ビューアで使用しているJavaScriptおよびCSSを簡略化できる可能性があります。

ただし、Web ビューアで使用している各種コードを変更・更新しなければならない場合があります。WindowsにおいてFileMaker Pro 19.2以前からバージョン19.3.1以降にバージョンアップする際にはその点に留意する必要があります。

[関連]Windows 版 Claris FileMaker Pro 19.3.1 における Microsoft Edge のサポートについて(Claris ナレッジベース)、Claris FileMaker Pro 19.3.1 アップデータが公開(FAMLog)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Server 19.3.1の新機能:Admin Console上での検証スケジュールの管理

August 24, 2021

Claris FileMaker Server 19.3.1では、FileMaker Server Admin Console上でデータベースの検証スケジュールを作成・管理する機能が復活しています。

バージョン16以前ではAdmin Console上でデータベースの検証スケジュールを作成・管理することができていましたが、FileMaker Server 17でAdmin Consoleが刷新された際に当該機能が削除されていました。

FileMaker Server 19.3では、[構成]>[スクリプトと検証スケジュール]タブにおいて、検証スケジュールの作成、複製、削除やスケジュール設定の編集作業が再度できるようになっています。

[関連]データベースの整合性の検証(Claris ナレッジベース)、Claris FileMaker Server 19.3.1の提供が開始(FAMLog)

Tag: FileMaker

Eclipse Temurin 8u302およびEclipse Temurin 11.0.12が公開

August 10, 2021

Eclipse Temurin 8u302およびEclipse Temurin 11.0.12が2021年8月上旬に公開されています。

Eclipse Temurinは、主要なマルチプラットフォームに対応しているOpenJDKディストリビューションの1つです。AdoptOpenJDKがEclipse Temurinとして刷新されましたが、Eclipse Temurin 8u302およびEclipse Temurin 11.0.12では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。

Claris ナレッジベースの記事では、Oracle JREをアンインストールしてAdoptOpenJDKに移行する手順が記載されていますが、Claris FileMaker Serverのバージョンや使用しているオペレーティングシステムによって移行手順が異なります。OpenJDKへの移行方法の詳細についてはClaris ナレッジベースの記事を必ず参照するようにしてください。

[関連]FileMaker Server と Java - 概要(Claris ナレッジベース)

Tag: Java

Claris FileMaker Server 19.3.2の提供が開始

August 02, 2021

Claris FileMaker Server 19.3.2の提供が2021年7月下旬に開始されています。

FileMaker Server 19.3.2では、Claris FileMaker Admin APIもしくはfmsadminコマンドを用いて、Claris FileMaker Data APIでオブジェクトデータを要求する際に利用するストリーミングURLのセキュリティ設定を確認および変更できるようになっています。

macOSおよびLinux版のFileMaker Server 19.3.1においてFileMaker Data APIで[プラグインファイルのインストール]スクリプトステップを呼び出す際にエラーが発生していた問題が修正されているだけでなく、さまざまな問題も修正されています。詳細についてはClaris FileMaker Server 19.3.2 リリースノートを参照するようにしてください。

[関連]Claris FileMaker Server 19.3.1の提供が開始(FAMLog)

Tag: FileMaker

macOS Big Sur 11.5の提供が開始

July 28, 2021

AppleがmacOS Big Sur 11.5の提供を開始しています。

macOS Big Sur 11.5では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。macOS Big Surに対応しているMacは、MacBook(2015以降)、MacBook Air(2013以降)、MacBook Pro(Late 2013以降)、Mac mini(2014以降)、iMac(2014以降)、iMac ProおよびMac Pro(2013以降)です。

Claris ナレッジベースによると、Claris FileMaker Serverはバージョン19.1.2以降であればmacOS Big Surと互換性があります。なお、Apple M1チップ上で動作するFileMaker Server 19.2.1および19.3.1ではPHPが動作しない状況が確認されていますが、回避策についてはClaris Knowledge Baseの記事で紹介されています。

[関連]Claris FileMaker Server 19.3.1の提供が開始(FAMLog)

Tag: Security

FileMaker Go 18の提供終了予定日が2022年5月31日に変更

July 26, 2021

2021年6月25日にFileMaker 18 プラットフォームのサポートが終了したことを受けてFileMaker Go 18はApp Storeよりいったん削除されていましたが、App StoreでのFileMaker Go 18の配布が2021年7月中旬に再開されています。

配布の再開に伴い、FileMaker Go 18の提供終了予定日が2022年5月31日に変更されていますが、この延長措置はCOVID-19と戦っている世界中における医療ユーザーの中にはFileMaker Go 18を必要とするiOS 12およびiPadOS 12を使用している組織があるためとのことです。

なお、これはFileMaker 18 プラットフォームのサポート延長を意味することではない点に留意する必要があります。FileMaker 19 プラットフォームへの移行が強く推奨されている点は変わりなく、予告なく早期にFileMaker Go 18の配布が終了する可能性もあります。

[関連]FileMaker Go 18 動作環境(Claris ナレッジベース)

Tag: FileMaker

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