FAMLog
Mac版FileMaker Server 11.0v5ではインストールされるPHPのバージョンが更新
March 13, 2013
Mac版FileMaker Server 11.0v5ではインストールされるPHPのバージョンが更新されています。
バージョン11.0v5では、Mac OS X Leopardの場合はPHP 5.3.3、Mac OS X Snow Leopardの場合はPHP 5.3.8、OS X LionおよびOS X Mountain Lionの場合はPHP 5.3.15がインストールされるようになっています。なお、Windows版では、バージョン11.0v3と同様にPHP 5.2.17がインストールされます。
Mac OS X LeopardとMac OS X Snow LeopardではインストールされるPHPのバージョンが古いことや、Mac OS X Snow LeopardでFileMaker Server 12を運用することが今後推奨されなくなったことから、OS XでFileMaker Server 11.0v5を利用する際にはOS X LionもしくはOS X Mountain Lionの使用が推奨されます。
[関連]FileMaker Server 11.0v5 アップデータが公開(FAMLog)、FileMaker Server 12の動作環境として今後推奨されないOSの一覧(FAMLog)
CakePHP 2.3.1が公開
March 11, 2013
PHP用のWebアプリケーションフレームワーク「CakePHP 2.3.1」が公開されています。
CakePHPは、MITライセンスで提供されるオープンソースのWebアプリケーションフレームワークです。CakePHP 2.3.1はCakePHP 2.3系統の保守リリースであり、不具合の修正が行われています。さらに、APIドキュメントが更新され、システムがapigenベースのものに置き換えられています。
現時点におけるCakePHPの最新安定バージョンはバージョン2.3.1であり、バージョン3.0系統の開発も進められている状況です。
FileMaker Server 11.0v5はOS X Mountain Lionに対応
March 08, 2013
2013年2月にアップデータが公開されたFileMaker Server 11.0v5はOS X Mountain Lionに対応しています。
FileMaker Server 11.0v4およびそれ以前ではOS X Mountain LionでWeb公開機能を利用できませんでした。バージョン11.0v5ではOS X Mountain LionでもWeb公開機能を使用できるようになっており、PHP 5.3.15がインストールされるようになっています。
なお、OS X Mountain Lionでは、FileMaker Server 11.0v5 アップデータではなく、FileMaker Server 11.0v5 インストーラを使用しなければならないのでその点は注意が必要です。インストール時にGatekeeperによる開発元が未確認である旨のエラーメッセージが表示されるだけでなく、その他にも既知の問題点があるため、必ずFileMaker ナレッジベースにある記事を参照するようにしてください。
[関連]OS X Mountain Lion と FileMaker 製品の互換性(FileMaker ナレッジベース)、ソフトウェア アップデート: FileMaker Server 11.0v5 および FileMaker Server 11.0v5 Advanced(FileMaker ナレッジベース)
INTER-Mediator 3.1が公開
March 07, 2013
新居雅行氏がPDOおよびFileMaker Server対応のWebアプリケーションフレームワーク「INTER-Mediator 3.1」を2013年2月に公開しています。
バージョン3.1では、JavaScriptのコンポーネントをラップして利用する仕組みが組み込まれています。同時に、フィールドのデータを変更したときの更新処理に存在した不具合も修正されています。
なお、2013年3月23日(土)にApple Store, Ginzaで開催される「FileMaker Fun Night!」でINTER-Mediatorに関する講演が予定されているとのことです。
Java SE 7 Update 17とJava SE 6 Update 43が公開
March 06, 2013
Java SE 7 Update 17とJava SE 6 Update 43が公開されています。
Java SE 7 Update 17とJava SE 6 Update 43では複数の脆弱性が修正されており、できる限り早くアップデートすることが強く推奨されています。
なお、OS Xに内蔵されているマルウェア感染防止機能で使用する定義ファイルが更新されると、古いバージョンのJavaプラグインを使用できない制限がかかるようになります。OS X LionとOS X Mountain Lionの場合には、FileMaker Server Admin Consoleを使用する際にJava SE 7 Update 17に更新する必要があります。
[関連]APPLE-SA-2013-03-04-1 Java for OS X 2013-002 and Mac OS X v10.6 Update 14(FAMLog)
APPLE-SA-2013-03-04-1 Java for OS X 2013-002 and Mac OS X v10.6 Update 14
March 05, 2013
「Java for OS X 2013-002」と「Java for Mac OS X 10.6 Update 14」が公開されています。
各アップデートにはセキュリティ上の修正が含まれており、既に悪用が確認されている脆弱性が修正されています。臨時に公開された今回のアップデートにより、Java SE 6がバージョン1.6.0_43にアップデートされます。
なお、Mac OS Xに内蔵されているマルウェア感染防止機能で使用する定義ファイルが更新されると、古いバージョンのJavaを使用できない制限がかかるようになります。Mac OS X Snow Leopardの場合には、FileMaker Server Admin Consoleを使用する際にJava for Mac OS X 10.6 Update 14を適用する必要があります。
[関連]Java SE 6のサポート終了予定日(FAMLog)、APPLE-SA-2013-03-06-1 OS X: Java Web plug-in blocked(Apple)
(2013/03/15追記:関連記事へのリンクを追加しました。)
Apache HTTP Server 2.4.4とApache HTTP Server 2.2.24が公開
March 04, 2013
Apache HTTP Server 2.4.4とApache HTTP Server 2.2.24が公開されています。
Apache 2.4.4とApache 2.2.24にはセキュリティ脆弱性の修正が含まれています。mod_info、mod_status、mod_imagemap、mod_ldapおよびmod_proxy_ftpにおいて出力されるHTMLでホスト名が適切にエスケープされないために発生していたXSS脆弱性と、mod_proxy_managerの管理インターフェースに存在したXSS脆弱性が修正されています。
なお、バージョン2.4.4では、mod_sslで利用できるSSLCompressionディレクティブのデフォルト値がoffに変更されています。
Rubyist Magazine 0041 号が公開
February 27, 2013
日本Rubyの会の有志が発行しているWeb雑誌「Rubyist Magazine」(通称「るびま」)の0041 号が公開されています。
「るびま」は、プログラミング言語Rubyに関する技術記事や活用事例、インタビュー、エッセイなどが掲載されるWeb雑誌です。
Rubyの20周年に合わせたRuby 2.0のリリース日と同じ日に公開されたRubyist Magazine 0041 号には、Ruby 2.0に関する記事が多数掲載されています。
[関連]Ruby 2.0.0-p0が公開(FAMLog)
Java SE 7 Update 15とJava SE 6 Update 41が公開
February 21, 2013
Java SE 7 Update 15とJava SE 6 Update 41が公開されています。
Java SE 7 Update 15とJava SE 6 Update 41では複数の脆弱性が修正されており、できる限り早くアップデートすることが強く推奨されています。
なお、Java SE 6は今回で公式アップデートが終了し、2013年2月以降はJava SE 6が公式ダウンロード・サイトでアップデートされることはないとのことです。
[関連]Java SE 6のサポート終了予定日(FAMLog)
Ruby on Rails 3.2.12、Ruby on Rails 3.1.11およびRuby on Rails 2.3.17が公開
February 19, 2013
Ruby on Rails 3.2.12、Ruby on Rails 3.1.11およびRuby on Rails 2.3.17が公開されています。
Rails 3.2.12、Rails 3.1.11およびRails 2.3.17では、Active Recordのattr_protectedメソッドに存在した脆弱性が修正されています。また、Rails 3.0およびRails 2.3のActive Recordにおける任意のコードを実行される脆弱性や、JSON gemに存在したDoS脆弱性およびSQLインジェクションにつながる恐れのある脆弱性も修正されています。
なお、Rails 3.0系統を利用している場合にはパッチを適用するか、バージョン3.1系統以降へのアップグレードを検討する必要があります。
(2013/12/16追記:「Ruby on Rails 3.1.11およびがRuby on Rails 2.3.17」を「Ruby on Rails 3.1.11およびRuby on Rails 2.3.17」に修正しました。)