FAMLog


FileMaker Web News:第60回 2013年冬号

January 10, 2013

■FileMaker Server 12.0v3 アップデータが公開(2012年11月)

FileMaker Server 12.0v3 アップデータが2012年11月に公開されました。一定期間使用した後にインスタントWeb公開がクラッシュする問題が修正されており、FileMaker Server 12およびFileMaker Server 12 Advancedの最新版はバージョン12.0v3となっています。

[関連]FileMaker Server 12.0v3 アップデータが公開(FAMLog)

■INTER-Mediator 3.0が公開

PDOおよびFileMaker Server対応のWebアプリケーションフレームワークであるINTER-Mediator 3.0が2012年12月に公開されました。INTER-MediatorのソースコードはGitHubでも公開されており、今後も引き続きVer.3系列でアップデートが継続される予定となっています。

[関連]INTER-Mediator 3.0が公開(FAMLog)

Tag: News

CakePHP 2.2.5が公開

January 09, 2013

PHP用のWebアプリケーションフレームワーク「CakePHP 2.2.5」が公開されています。

CakePHPは、MITライセンスで提供されるオープンソースのWebアプリケーションフレームワークです。CakePHP 2.2.5はCakePHP 2.2系統の保守リリースであり、不具合の修正が行われています。また、CakeEmailでメール本文が1行あたり78文字ではなく998文字で折り返されるように変更されています。

CakePHP 2.3の開発も進められており、バージョン2.2.5と同時にリリース候補版となるCakePHP 2.3.0-RC2も公開されています。

Tag: Apache

FileMaker Server 12の新機能:プログレッシブバックアップ

January 07, 2013

FileMaker Server 12では、「プログレッシブバックアップ」と呼ばれる機能が新機能として追加されています。

プログレッシブバックアップでは、最初にデータベースのフルバックアップが行われます。初回のフルバックアップが完了した後は、前回のバックアップ時以降に変更されたデータのみ内部的に新たに保存するようになっているため、従来から実装されているスケジュールバックアップに比べて短時間でバックアップ処理を実行できます。

現在のところ内部的に保存されている増分バックアップファイルを利用してデータベースを復元するツールは用意されておらず、プログレッシブバックアップが実行されるたびにデータベースファイルのフルコピーが都度生成され、2世代分のファイルのみ保存される仕様となっています。

上記のような仕様であることから、スケジュールバックアップの代替となるものではないため、スケジュールバックアップとプログレッシブバックアップは両方使用することが推奨されます。また、復元時には必ずファイルをコピーするようにして、プログレッシブバックアップフォルダに保存されているバックアップデータはそのままにしておくことが重要です。

(2022/05/27追記:リンク先のURLを変更しました。)

Tag: FileMaker

FileMaker Developer Conference 2013の早期登録受付開始

December 18, 2012

ファイルメーカー社が、2013年8月12日から8月15日まで米国カリフォルニア州サンディエゴにあるHilton San Diego Bayfrontにて開催される「FileMaker Developer Conference 2013」の早期登録受付を開始したと発表しています。

来年で18回目を迎えるFileMaker Developer Conference(通称デベコン)に参加すれば、今後のFileMakerソフトウェアの動向を把握し、iOS・デスクトップ・Webの包括的なソリューションを開発するためのエキスパートなテクニックを学び、35か国以上から訪れる各国のFileMakerソリューション開発者と交流することができます。

2013年6月18日までに早期登録を完了した場合、正規のカンファレンス価格から23,000円の割引が提供され、99,000円(税込価格103,950円)で申し込むことができるとのことです。

(2015/03/25追記:リンク先のURLを変更しました。)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 12の新機能:[ファイルを挿入]スクリプトステップの機能強化

December 17, 2012

FileMaker Pro 12では、[ファイルを挿入]スクリプトステップの機能が強化され、オブジェクトフィールドに挿入するファイルを選択するときに表示される[ファイルを挿入]ダイアログで詳細オプションを指定できるようになっています。

具体的には、カスタムダイアログのタイトル、ファイルタイプのフィルタ、格納オプション、イメージ/ビデオ/オーディオファイルの表示方法、およびファイルの圧縮方法を指定することが可能です。

また、スクリプトを使用せずにファイルを挿入する処理を実行する際に、ファイル選択時に圧縮をするかどうかを選択できるようにもなっています。

[関連][ファイルを挿入]スクリプトステップのダイアログオプション(FileMaker ナレッジベース)

Tag: FileMaker

INTER-Mediator 3.0が公開

December 14, 2012

新居雅行氏がPDOおよびFileMaker Server対応のWebアプリケーションフレームワーク「INTER-Mediator 3.0」を公開しています。

バージョン3.0では、読み出し専用のキャッシュ機能が実装され、メディアファイルの認証が機能していないケースがあった不具合が修正されています。

Ver.2.0のリリースから8ヶ月経過し、バリデーション、定義ファイルのチェック機能、サーバー側の拡張処理に関する改良、SQLiteおよびPostgreSQL対応、認証用のメディアプロキシーなどが追加されてきましたが、今後も引き続きVer.3系列でアップデートが継続される予定となっています。

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 12の新機能:FileMaker グラフの機能強化

December 13, 2012

FileMaker Pro 12では、「FileMaker グラフ」と呼ばれるグラフ作成機能が強化され、積み重ね縦棒グラフ、積み重ね横棒グラフ、正負縦棒グラフ、散布図、およびバブルグラフの5種類のグラフが新たに追加されました。

グラフは、新しいグラフインスペクタを使用して変更することができ、グラフに変更を加えるとすぐにその結果が表示されます。完成したグラフは、印刷したり、新規レイアウトとして保存することもできます。

表形式のレイアウトでグラフを作成し始めることも可能で、よりすばやく簡単にグラフを作成できるようになっています。

[関連]FileMaker Pro 11の新機能:FileMaker グラフ(FAMLog)

Tag: FileMaker

OS X Server v2.2 Updateの配布を開始

December 11, 2012

Appleが、Mac App StoreにおいてOS X Mountain Lionにサーバー機能を追加する「OS X Server v2.2 Update」の配布を開始しています。

バージョン2.2では、キャッシュサーバーによってAppleのMac App Storeから配布されるソフトウェアのダウンロード速度が向上し、Wiki ServerがMacBook Pro Retinaディスプレイモデルをサポートするようになっています。

OS X Serverは、Mac App Storeで購入してOS X Mountain Lionに追加できます。価格は1,700円で、OS X Server v2.0もしくはv2.1からのアップデートは無料です。

Tag: Mac

CakePHP 2.2.4が公開

December 06, 2012

PHP用のWebアプリケーションフレームワーク「CakePHP 2.2.4」が公開されています。

CakePHPは、MITライセンスで提供されるオープンソースのWebアプリケーションフレームワークです。CakePHP 2.2.4はCakePHP 2.2系統の保守リリースであり、不具合の修正が行われています。

CakePHP 2.3の開発も進められており、バージョン2.2.4と同時にリリース候補版となるCakePHP 2.3.0-RC1も公開されています。

Tag: Apache

INTER-Mediator 2.11が公開

December 05, 2012

新居雅行氏がPDOおよびFileMaker Server対応のWebアプリケーションフレームワーク「INTER-Mediator 2.11」を公開しています。

バージョン2.11では不具合の修正が行われており、認証情報をCookieで覚える部分の修正も行われています。また、DataConverter_FMDateTimeクラスで時刻が考慮されない場合がある点、バージョン2.10でデバッグ時にFileMaker Serverに接続できない問題、および外部プログラムから一部のDataConverterクラスを使用できない問題等も修正されています。

INTER-Mediator 2.11はバージョン2系列の最後のリリースとなる予定で、このまま修正等がなければバージョン3.0として公開されるとのことです。

Tag: FileMaker

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