FAMLog
FileMaker Server 12v2 アップデータが公開
August 23, 2012
ファイルメーカー社が「FileMaker Server 12v2 アップデータ」を公開しています。
このアップデータは、FileMaker Server 12またはFileMaker Server 12 Advancedをバージョン12.0v2(12.0.2.232)に更新するものです。バージョン12.0v2ではOS X 10.8に対応し、保護された接続を使用するように設定されているときにインタラクティブコンテンツのプログレッシブダウンロードを許可する設定が新たにAdmin Consoleに追加されています。
このアップデータを適用する前に、あらかじめFileMaker ServerとWeb公開エンジン、FileMaker Server Admin Console等を終了させておく必要があります。アップデート方法や変更点の詳細については、アップデータに含まれるドキュメント「FMS 12 Update Read Me (Japanese).pdf」に記載されています。
(2012/11/20追記:ポータルに表示された関連レコード内の空のレコードに対するXMLクエリーコマンドでXMLタグが返されない場合がある問題が解決されている旨の記述を削除しました。)
Apache HTTP Server 2.4.3が公開
August 22, 2012
「Apache HTTP Server 2.4.3」が公開されています。
Apache HTTP Server 2.4.3は、今年2月に安定版に達したApache HTTP Server 2.4系統の最新版です。バージョン2.4.3では2件の脆弱性が修正されており、mod_proxy_ajpとmod_proxy_httpで情報漏洩につながる脆弱性およびmod_negotiationのクロスサイトスクリプティング(XSS)脆弱性が修正されています。
2012年8月現在、Apache HTTP Serverは3種類の安定バージョンが提供されていますが、Apache 2.0系統は2年近く更新がない状態です。Apache 2.2系統についてはバージョン2.2.23が近いうちに公開される見込みです。
第86回「FileMaker Fun Night!」のお知らせ
August 20, 2012
2012年9月8日(土)に行われる、セブンズドアが毎月Apple Store, Ginzaで開催しているFileMakerユーザー向けイベント「FileMaker Fun Night!」で、ゲストとしてFileMaker Server 12についての講演をします。
今回は、FileMaker Server 12で使用するポート番号に関連する情報を紹介する予定です。参加にあたっては特に申し込みの必要はありませんので、ご興味のある方は以下の場所に直接おいでください。
第86回 FileMaker Fun Night!「FileMaker Server 12で使用するポート番号とその舞台裏」
開催日時:2012年9月8日(土)19:30〜20:45
開催場所:Apple Store, Ginza 3Fシアタールーム
http://www.apple.com/jp/retail/ginza/
参加費:無料(事前登録も不要です)
(2012/09/02追記:今回は開始時間が19:30です。お気をつけください。)
Ruby on Rails 3.2.8、Ruby on Rails 3.1.8およびRuby on Rails 3.0.17が公開
August 13, 2012
Rubyで記述されたオープンソースのWebアプリケーションフレームワーク「Ruby on Rails 3.2.8」、「Ruby on Rails 3.1.8」および「Ruby on Rails 3.0.17」が2012年8月上旬に公開されています。
Rails 3.2.8、Rails 3.1.8およびRails 3.0.17では、セキュリティ上の問題点が修正されており、3件のクロスサイトスクリプティング(XSS)脆弱性が修正されています。
また、バージョン3.2.8では、廃止予定の機能を使用している場合にログに表示される警告がすべて削除されています。
FileMaker Pro 12の新機能:画面ステンシル
August 08, 2012
FileMaker Pro 12では、新たに画面ステンシルと呼ばれる視覚的なガイドを使用できるようになっています。
レイアウトモードにおいて、ツールバー上にある、インスペクタを表示もしくは非表示にするボタンの左にあるボタンを押すと、画面とデバイスの範囲を表示できる画面ステンシルを使用できます。
画面ステンシルのリストは現時点では下記の通りです。ドロップダウンリストから選択すると、色付きの長方形で画面ステンシルが表示されます。
・デスクトップ:640 x 480
・デスクトップ:1024 x 768
・デスクトップ:1280 x 960
・デスクトップ:1600 x 1200
・iPhone:320 x 385(縦)
・iPhone:480 x 255(横)
・iPad:768 x 929(縦)
・iPad:1024 x 673(横)
・カスタムサイズ
[関連]FileMaker Pro の画面ステンシル概要(FileMaker ナレッジベース)
INTER-Mediator 2.9が公開
August 07, 2012
新居雅行氏がFileMaker ServerおよびPDO対応のWebアプリケーションフレームワーク「INTER-Mediator 2.9」を公開しています。
INTER-Mediatorは、MITライセンスで提供されるオープンソースソフトウェアであり、HTMLページの要素として情報を加えるだけでデータベース連動ページを作成できます。INTER-MediatorのWebサイトでは2012年7月にFileMaker Developer Conference 2012で行われたCWP User Groupや、オープンソースカンファレンス2012.DBおよびINTER-Mediator Meet-up #2で行われた講演の資料も公開されています。
バージョン2.9では処理中の表示が出るようになっている他、不具合の修正が行われています。
第81回「FileMaker Fun Night!」イベントレポートが公開
August 03, 2012
セブンズドアが、毎月Apple Store, Ginzaで行っているイベント「FileMaker Fun Night!」のレポートを更新しています。
2012年4月14日に行われた第81回のイベントレポートが追加されており、FileMaker 12 製品ラインの新機能や変更点などが紹介されています。なお、第82回と第83回のイベントレポートもすでに公開されています。
次回は「夏休みDevCon Special! 2012」というテーマで2012年8月11日(土)19:00-20:30に同イベントが開催される予定になっています。参加費および事前申し込みは共に不要です。
[関連]第81回「FileMaker Fun Night!」発表資料(FAMLog)
INTER-Mediator 2.8が公開
July 18, 2012
新居雅行氏がFileMaker ServerおよびPDO対応のWebアプリケーションフレームワーク「INTER-Mediator 2.8」を公開しています。
INTER-Mediatorは、簡単と拡張性を兼ね備えたWebアプリケーションフレームワークであり、HTMLページの要素として情報を加えるだけでデータベース連動ページを作成できます。
バージョン2.8では、メディアアクセスに対して認証をかけられるようになっています。
FileMaker Pro 12v2 アップデータとFileMaker Go 12.0.4が公開
July 13, 2012
ファイルメーカー社が「FileMaker Pro 12v2 アップデータ」と「FileMaker Pro 12v2 Advanced アップデータ」を配布しています。
このアップデータは、FileMaker Pro 12またはFileMaker Pro 12 Advancedをバージョン12.0v2に更新するものです。バージョン12.0v2では、スクリプトが間違ったウインドウで実行される可能性がある問題、Mac版でブラウズモードでの入力が禁止されているインタラクティブオブジェクトでファイルのドラッグ&ドロップが可能になる問題など、数多くの問題が解決されており、スクロール機能も改善されています。
同時にFileMaker Go 12.0.4も公開されており、詳細は不明ですが、いくつかの問題と互換性に関する問題が解決されているとのことです。
OS X LionでFileMaker Server Admin Consoleの言語を変更する
July 10, 2012
FileMaker Server 11.0v4もしくはFileMaker Server 12.0v1をOS X LionおよびOS X Lion Serverで動作させている場合に、FileMaker Server Admin Consoleの言語を変更するには、ターミナルで次のように入力します。
sudo defaults write /Library/Preferences/.GlobalPreferences AppleLanguages "(English)"
(実際には1行で入力します)
管理サーバー(Admin Consoleサーバー)を再起動すると、上記の例ではAdmin ConsoleおよびAdmin Consoleの開始ページで使用される言語が英語に変更されます。管理サーバーを再起動するにはfmsadminコマンドを使用します。
[実行例]
$ fmsadmin restart -y adminserver
また、Admin Consoleの言語を日本語に変更するには、ターミナルで次のように入力した後、管理サーバーを再起動します。
sudo defaults write /Library/Preferences/.GlobalPreferences AppleLanguages "(Japanese)"
(実際には1行で入力します)