FAMLog
FileMaker Pro 12の新機能:バージョン12で追加されたスクリプトトリガ一覧
July 09, 2012
FileMaker Pro 12では新しいスクリプトトリガが追加され、ウインドウが開かれるたびにもしくは閉じられるたびに実行されるスクリプトトリガや、タブコントロールでパネルが切り替えられるたびに実行されるスクリプトトリガが新設されています。
バージョン12で追加されたスクリプトトリガ一覧は下記の通りです。
・OnFirstWindowOpenスクリプトトリガ
・OnLastWindowCloseスクリプトトリガ
・OnTabSwitchスクリプトトリガ
・OnWindowCloseスクリプトトリガ
・OnWindowOpenスクリプトトリガ
ファイルを開くときに実行されるOnFileOpenスクリプトトリガはOnFirstWindowOpenスクリプトトリガに、ファイルを閉じるときに実行されるOnFileCloseスクリプトトリガはOnLastWindowCloseスクリプトトリガに変更されており、[ファイルオプション]ダイアログボックスに新しく追加された[スクリプトトリガ]タブではウインドウに関連するスクリプトトリガ(OnFirstWindowOpen、OnLastWindowClose、OnWindowOpen、OnWindowClose)を設定できます。
FileMaker Pro 12の新機能:新しいレイアウト支援ツールの追加
July 06, 2012
FileMaker Pro 12のレイアウトモードでは、ダイナミックガイド、定規からドラッグできるガイド、およびグリッドのスナップ機能を使用できるようになり、それらを活用して新しいレイアウトのデザインおよび既存のデザインの変更を行うことができます。
レイアウト上でオブジェクトを作成および編集するためのガイドは2種類用意されており、「ダイナミックガイド」はレイアウト上でオブジェクトを正確にサイズ変更および配置する支援を、「ガイド」は同じレイアウト内および複数レイアウト全体でオブジェクトを配置する支援を行います。
バージョン12では、レイアウトの編集を複数回元に戻したりやり直せる機能も新たにサポートされています。元に戻す機能と再実行機能は、レイアウト上の変更およびオブジェクトへの変更を、最大で1000回の変更まで段階的に削除または置き換えるために使用できます。なお、レイアウトへの変更履歴は、レイアウトの保存時にクリアされるようになっています。
[関連]ガイドおよびダイナミックガイドの使用(FileMaker Pro 12 ヘルプ)
(2012/07/19追記:記事のタイトルを「FileMaker Pro 12の新機能:レイアウト支援ツール」から「FileMaker Pro 12の新機能:新しいレイアウト支援ツールの追加」に変更しました。)
INTER-Mediator 2.7が公開
July 05, 2012
新居雅行氏がFileMaker ServerおよびPDO対応のWebアプリケーションフレームワーク「INTER-Mediator 2.7」を2012年6月下旬に公開しています。
バージョン2.7では、PDO経由でPostgreSQLとSQLiteが正式にサポートされるようになっています。サンプルデータベースのスキーマもそれぞれ用意されています。
なお、INTER-MediatorはFileMaker Server 12にも対応済みであり、FileMaker Server 12用のサンプルファイルも添付されています。
Ruby 1.8.7-p370が公開
July 02, 2012
「Ruby 1.8.7-p370」が公開されています。
Ruby 1.8.7-p370は、前世代の安定版であるRuby 1.8.7の保守リリースであり、不具合の修正が行われています。Ruby 1.8.7のメンテナンスは2012年6月で終了となり、セキュリティに関わる修正は2013年6月まで対応される予定となっています。
なお、現時点におけるRubyの最新安定版はRuby 1.9.3-p194です。Ruby 1.8系統からRuby 1.9.3にバージョンアップする際には、Ruby 1.8系統で動いていたプログラムやライブラリがRuby 1.9.3でそのままでは動かない場合があるので、事前に動作確認や修正が必要です。
[関連]Ruby 1.8.7のサポート終了時期(FAMLog)
FileMaker カンファレンス 2012が2012年11月末に開催
June 27, 2012
ファイルメーカー社が、2012年11月28日(水)から11月30日(金)までの3日間、フォーシーズンズホテル椿山荘 東京で「FileMaker カンファレンス 2012」を開催すると発表しています。
FileMaker カンファレンス 2012は、iPad・iPhone向けのビジネスアプリケーション展開、成功事例、開発手法やノウハウを数多く学ぶことができるFileMakerの総合イベントです。参加費無料の事前登録制で、一部有料のセッションもあります。今年は会期が昨年より1日多い3日間となり、セッション数も前年より増える見込みです。
事前登録の申し込み受付は、ファイルメーカー社公式サイト内のカンファレンス情報ページにて2012年9月中旬より開始される予定です。
FM Talkers June. 2012のレポートが公開
June 25, 2012
2012年6月14日に開催されたFM-Kyushu(ファイルメーカーPro 九州ユーザーズミーティング)の勉強会レポートが公開されています。
FM-Kyushuは、FileMaker Proに関する情報交換やユーザー交流、スキルアップ等を目的とした九州地区のユーザーグループです。FM-Kyushuの勉強会は隔月で定期的に開催されており、次回は2012年8月4日(土)に開催される予定になっています。
今回公開されたレポートでは、FileMaker Go 12の概要、FileMaker ProとFileMaker Goの違い、およびFileMaker Goの機能拡張方法などに関する情報などが紹介されています。
Java for OS X Lion 2012-004とJava for Mac OS X 10.6 Update 9が公開
June 21, 2012
「Java for OS X Lion 2012-004」と「Java for Mac OS X 10.6 Update 9」が2012年6月中旬に公開されています。
各アップデートにはセキュリティ上の修正が含まれています。今回のアップデートにより、Java SE 6がバージョン1.6.0_33にアップデートされます。Snow Leopardにおいても、ブラウザー用のJavaプラグインおよびJava Web Startを35日以上使用していない場合、自動的に無効化されるようになっています。
Javaのアップデートを実施する際には、テスト環境で事前に動作確認を行い、FileMaker ServerのWeb公開エンジンやAdmin Consoleサーバーを一時的に停止してからアップデートすることが推奨されます。
INTER-Mediator 2.6が公開
June 19, 2012
新居雅行氏がFileMaker ServerおよびPDO対応のWebアプリケーションフレームワーク「INTER-Mediator 2.6」を公開しています。
バージョン2.6では、データベースで管理しているユーザーのパスワード変更ができるようになっている他、type="text/javascript"でフィールドの内容を挿入できるようになっています。
今後はSQLiteおよびPostgreSQL対応のサンプルも用意される予定とのことです。
APPLE-SA-2012-06-11-1 iTunes 10.6.3
June 18, 2012
アップルから、「iTunes 10.6.3」の配布が開始されています。
iTunes 10.6.3では、2012年7月に発売されるOS X Mountain Lionがサポートされるようになり、セキュリティに関わる修正も含まれています。
iTunes 10.6.3はhttp://www.apple.com/jp/itunes/download/から入手できます。対象OSは、Mac OS X v10.5以降、Windows 7、Windows Vista、およびWindows XP SP2以降です。
JK 1.2.37が公開
June 08, 2012
WebサーバーとTomcatの接続に使用されるコネクター「JK 1.2.37」が公開されています。
JK 1.2.36ではApache HTTP Server 1.3系統でコンパイルできない不具合等が修正されており、JK 1.2.37ではWebサーバーのクラッシュにつながる場合がある影響を引き起こしていた不具合等が修正されています。
なお、Mac版のFileMaker Server 7からFileMaker Server 11まではJK 1.2をベースにしたものがWebサーバーモジュールで使用されていましたが、Mac版のFileMaker Server 12ではJK 1.2の代わりにmod_proxy_ajpが利用されるようになっています。