FAMLog
Mac OS X v10.4 Server "Tiger" Sneak preview
July 22, 2004
Mac OS X v10.4 Server "Tiger"では、Software Update Server、iChat Server、Weblog Server、Mobile Home DirectoriesおよびXgrid 1.0が新サービスとして追加され、200以上の新機能が用意されています。
Weblog ServerはJavaで記述されたオープンソースの「Blojsom」がベースとなっています。
柔軟にアクセス権を割り当てるための仕組みであるアクセス制御リスト(ACL)が導入され、小規模なネットワーク・サーバー環境のインターネットゲートウェイ、Firewall、VPNなどの構成プロセスを容易にするアプリケーションとしてGateway Setup Assistantが用意されるなど多くの機能改善点が含まれています。
Mac OS X v10.4 "Tiger"と同じく、Mac OS X v10.4 Server "Tiger"は2005年上半期に販売される予定となっています。
(2006/01/03追記:リンク先のURLを一部変更しました。)
FileMaker Mobile 7が販売開始
July 16, 2004
Palm OSやPocket PCハンドヘルド用に特別に設計された、FileMaker Pro 7の簡易バージョン「FileMaker Mobile 7」の販売が本日より開始されました。価格は税込9,345円です。
データベースの作成やカスタマイズはFileMaker Pro 7もしくはFileMaker Developer 7で行うため、FileMaker Mobile 7を使用するにはFileMaker Pro 7v2またはFileMaker Developer 7v2が別途必要になります。
(2007/01/03追記:リンク先のページがなくなっていたので、リンクを削除しました。)
FileMaker Server 7
July 15, 2004
ファイルメーカー社が「FileMaker Server 7」を2004年8月上旬に日本国内で発売すると発表しています。価格は税込135,450円です。
FileMaker Server 7は、FileMaker 7の共有データベースソリューションを効率的に管理できるサーバーソフトウェアです。データベースのネットワーク共有・管理の性能が大幅に向上し、セキュリティ機能も強化されています。
FileMaker Server 7にはWeb公開機能はありませんが、「FileMaker Server 7 Advanced Option Pack」(税込168,000円)を購入することによりFileMaker Server 7からWeb公開機能のあるFileMaker Server 7 Advancedに移行することができます。
(2007/01/03追記:リンク先のページがなくなっていたので、リンクを削除しました。)
ファイルMate ビュー 1.0J (v1.0.3)
July 14, 2004
フォーサイト社が「ファイルMate ビュー」をアップデートし、同社のサイトで「ファイルMate ビュー 1.0J (v1.0.3)」の試用版を配布しています。
v1.0.3では付属ドキュメントのクイックスタートが改訂され、サンプルデータベースが添付されています。その他にも不具合がいくつか修正されています。
試用版はインストール後30日間動作し、1回の試用時間は60分に制限されます。製品キーコードを購入して試用版に登録することで、試用制限は解除されるようになっています。製品価格は税込26,250円(2004年8月末までは税込19,950円)です。
ファイルMate ビュー 1.0J
July 12, 2004
フォーサイト社が、FileMaker Proのデータベース上やデータベース外にあるイメージファイルに多様な変換や効果処理を行い、データベースにインポートするアプリケーション「ファイルMate ビュー 1.0J」を税込26,250円で2004年7月12日から発売すると発表しています。また、同日より同社のWebサイトから試用版をダウンロードできるようになっています。
必要動作環境はMac OS X v10.2.8以降(v10.3以降を推奨)で、ファイルメーカーPro 6またはFileMaker Pro 7日本語版で動作します。
なお、2004年8月31日まではキャンペーン価格として税込19,950円で販売されています。
Factory's FileMaker Plug-in(Mac OS X版)ver.1.0.2
July 09, 2004
ファクトリーが「Factory's FileMaker Plug-in(Mac OS X版)」をアップデートし、FileMaker Pro 7に対応したバージョン1.0.2をリリースしています。
Factory's FileMaker Plug-inは、FileMaker Proが標準でサポートする画像管理機能を拡張し、自由度の高い画像データベースを構築するためのFileMaker Pro用プラグインです。価格はMacintosh版、Mac OS X版、Windows版いずれもノンパッケージ版は税込17,640円、パッケージ版は税込20,790円です。
Factory's FileMaker Plug-in Windows版のFileMaker Pro 7対応版は近日中にリリースする予定のようです。
FileMaker Business Tracker
July 07, 2004
ファイルメーカー社がFileMaker Pro 7により作成されたソリューション「FileMaker Business Tracker」を配布しています。
このFileMaker Business Tracker(FBT)の仕組みを知ることにより、FileMaker Pro 7の新しいリレーショナルモデルに基づくデータベースの設計方法や、多くの新機能の効果的な利用法を修得するのに役立つそうです。
FBTは、FileMaker, Inc.が提供している同ソリューション(FBT)の「ヘルプ」と「Read Me」を日本語に翻訳したソリューションで、その他の部分は英語のままですが、日本語環境のFileMaker Pro 7で利用することができます。
Mac OS X v10.4 "Tiger"のFreeBSD由来の部分はFreeBSD 5.xベースに
July 02, 2004
Mac OS X v10.4 "Tiger"の核となるソフトウェアはMachやFreeBSDなどがベースとなっていますが、FreeBSD由来の部分はFreeBSD 5.xベースにアップグレードされ、機能強化点として下記の項目が挙げられています。
・対称型マルチプロセッシング(SMP)のスケーラビリティ向上
・Systemライブラリ(libSystem)による64ビットメモリポインタのサポート
・アクセス制御リスト
・次世代の起動デーモン(launchd)とアプリケーションロギングの一元化によるネットワークサービスの向上
・アプリケーションのメタデータ検索に用いる「Spotlight」へのコマンドラインによるアクセス
・一般的なUNIXユーティリティでHFS+リソースフォークを適切に扱うことが可能に
・拡張されたUNIX API
64ビットポインタをサポートして最大16エクサバイトの仮想メモリを直接操作できるようになる一方で、従来の32ビットアプリケーションのサポートも継続されています。
(2005/04/12追記:アップルのWebページにおける記述にあわせMachに関する記述を追加し、あわせてタイトルを修正。)
(2006/01/03追記:リンク先のURLを変更し、リンク先のページがなくなっていた箇所についてはリンクを削除しました。)
FileMaker 7 インスタントWeb公開で利用できるWebブラウザー
June 15, 2004
FileMaker 7のインスタントWeb公開機能で公開されているFileMaker ProのデータベースにアクセスできるWebブラウザーとして、以下のWebブラウザーがサポートされています。
・Microsoft Internet Explorer:Windows 98、Windows NT 4.0(Service Pack 6a以降)、Windows 2000またはWindows XPの場合はバージョン6.0、Mac OS X v10.2.8の場合はバージョン5.1および5.2。
・Mac OS X v10.3.2の場合はSafari 1.1。
また、JavaScriptがWebブラウザーで使用可能になっている必要があります。
(2006/01/03追記:「インスタント Web 公開」を「インスタントWeb公開」に記述を変更しました。)
非アクティブなWebアカウントの接続解除
June 14, 2004
FileMaker Pro 7のインスタントWeb公開において、Webユーザーのセッションがタイムアウトするまでデータベースとの接続を維持できる時間を任意に指定することができます。
具体的には、インスタントWeb公開の詳細オプションの「非アクティブなアカウントの接続を解除するまでの時間」という設定項目において、アイドル状態のWebユーザーを接続解除するまでの時間(1〜60分)を指定します。デフォルトでは15分です。
WebユーザーがWebブラウザーからリクエストの送信を行わない場合、セッションはアイドル状態と見なされます。また、WebユーザーがWebブラウザーのウインドウを閉じた場合、別のWebサイトに移動した場合、またはログアウトボタンをクリックせずにWebブラウザーを終了した場合も、セッションはアイドル状態になります。
Webユーザーがデータベースから適切にログアウトしていない可能性がある場合は、セッションがタイムアウトまでの時間を短く指定します。または、Webユーザーを自動的にログオフさせるスクリプトボタンを作成することもできます。
(2007/01/03追記:「インスタント Web 公開」を「インスタントWeb公開」に記述を変更しました。)