FAMLog
CakePHP 2.4.10とCakePHP 2.5.1が公開
May 21, 2014
CakePHP 2.4.10とCakePHP 2.5.1が公開されています。
CakePHP 2.5では、Cache::remember()やCompletionShell、Security::encrypt()、Security::decrypt()の追加やMemcachedサポートの改善が行われています。その他にも数多くの機能追加や改善が行われており、バージョン2.4系統からバージョンアップを行う際には移行ガイドで変更点を確認しておくことが推奨されます。
なお、CakePHP 2.4.10でバージョン2.4系統における不具合の修正は最後となり、今後CakePHP 2.4系統はセキュリティ関連の修正のみ行われる予定です。
APPLE-SA-2014-05-15-1 OS X Mavericks v10.9.3
May 19, 2014
AppleからOS X Mavericks v10.9.3が公開されています。
OS X Mavericks v10.9.3では、Mac Pro (Late 2013)および15インチRetinaディスプレイモデルのMacBook Pro (Late 2013)での4Kディスプレイサポートが強化され、USB接続を使用したMacおよびiOSデバイス間の連絡先およびカレンダーの同期機能が追加されています。その他、IPsecを使用したVPN接続の信頼性も向上しています。
なお、バージョン10.9.3には、すでに公開済みのSafari 7.0.3およびSecurity Update 2014-002の内容も含まれています。
[関連]APPLE-SA-2014-04-01-1 Safari 6.1.3 and Safari 7.0.3(FAMLog)、APPLE-SA-2014-04-22-1 Security Update 2014-002(FAMLog)
PHP 5.4.28とPHP 5.5.12が公開
May 12, 2014
「PHP 5.4.28」と「PHP 5.5.12」が公開されています。
PHP 5.4.28とPHP 5.5.12では不具合の修正が行われている他、FPM(FastCGI Process Manager)におけるデフォルト設定の状態で権限上昇が可能なセキュリティ脆弱性が修正されています。
なお、PHPはバージョン5.6系統の開発も進められており、現在「PHP 5.6.0beta2」が公開されている状況です。
AirMac ベースステーションファームウェア・アップデート 7.7.3が公開
May 01, 2014
AirMac ベースステーションファームウェア・アップデート 7.7.3の提供が2014年4月下旬に開始されています。
AirMac ベースステーションファームウェア・アップデート 7.7.3にはSSL/TLSのセキュリティに関わる重要な修正が含まれており、802.11ac対応のAirMac ExtremeおよびAirMac Time CapsuleにおけるOpenSSLのHeartbleed脆弱性が修正されています。
なお、OS XではAirMac ユーティリティ 6.3.1以降を、iOSではAirMac ユーティリティ 1.3.1以降を使って、ファームウェアをバージョン7.7.3にアップグレードできます。
FileMaker カンファレンス in 大阪が2014年7月上旬に開催
April 25, 2014
ファイルメーカー社が、2014年7月4日(金)から7月5日(土)までの2日間、大阪国際会議場(グランキューブ大阪)で「FileMaker カンファレンス in 大阪」を開催すると発表しています。
FileMaker カンファレンス in 大阪では、FileMakerビジネスソリューションを設計・構築・展開する方法や最新のベストプラクティスが紹介されます。参加費無料の事前登録制ですが、トレーニングトラックは有料です。なお、2日目の土曜日は日本ユーザーメード医療IT研究会(J-SUMMITS)と共同で「J-SUMMITS・FileMaker Medical Seminar」が併催されます。
参加の事前登録は、ファイルメーカー社公式サイト内のカンファレンス情報ページにて行うことができます。
(2015/05/28追記:リンク先のURLを変更しました。)
Ruby on Rails 4.1が公開
April 24, 2014
Rubyで記述されたオープンソースのWebアプリケーションフレームワーク「Ruby on Rails 4.1」が2014年4月上旬に公開されています。
バージョン4.1では、Springアプリケーションプリローダーや、端末の種類によって出力するテンプレートを変更できる機能、ブラウザでメールのテンプレートをプレビューする機能など、数多くの新機能が追加されています。
なお、バージョン4.1系統にバージョンアップを行う際には、アップグレードガイドで各種変更点を確認してから移行作業を行う必要があります。
Java SE 7 Update 55およびJDK 7 Update 55が公開
April 23, 2014
Java SE 7 Update 55およびJDK 7 Update 55が2014年4月中旬に公開されています。
バージョン7 Update 55では複数の脆弱性が修正されており、できる限り早く更新することが強く推奨されています。ただし、FileMaker Serverのバージョンが12.0v4およびそれ以前(かつバージョン10以降)の場合には、バージョン7 Update 51と同様、Javaのコントロールパネルで「例外サイト・リスト」に事前に登録しておかないとFileMaker Server Admin Consoleを起動できないのでその点は注意が必要です。
なお、Java SE 8 Update 5およびJDK 8 Update 5も同時に公開されていますが、Javaのバージョン8についてはFileMaker Server Admin Consoleとの互換性に関する情報は現時点では特にファイルメーカー社からの案内は特にない状況です。
[関連]Java SE 7 Update 51およびJDK 7 Update 51が公開(FAMLog)
OS X版FileMaker Proに組み込まれているOpenSSLのバージョン一覧
April 18, 2014
OS Xにおいて、defaultsコマンドを使用することでFileMaker Proに同梱されているOpenSSLのバージョンを確認できます。
OS X版のFileMaker Proに組み込まれているOpenSSLのバージョン一覧は下記の通りです。
・バージョン17.0.2:OpenSSL version 1.0.2o
・バージョン17.0.1:OpenSSL version 1.0.2l
・バージョン16.0.3:OpenSSL version 1.0.2l
・バージョン16.0.1:OpenSSL version 1.0.2j
・バージョン15.0.3:OpenSSL version 1.0.2j
・バージョン15.0.2:OpenSSL version 1.0.2h
・バージョン15.0.1:OpenSSL version 1.0.2d
・バージョン14.0.6:OpenSSL version 1.0.2d
・バージョン14.0.4:OpenSSL version 1.0.2d
・バージョン14.0v3:OpenSSL version 1.0.1i
・バージョン14.0v1:OpenSSL version 1.0.1i
・バージョン13.0v9:OpenSSL version 1.0.1i
・バージョン13.0v4:OpenSSL version 1.0.1i
・バージョン13.0v3:OpenSSL version 1.0.1g
・バージョン13.0v2:OpenSSL version 1.0.1e
・バージョン12.0v5:OpenSSL version 1.0.0
・バージョン11.0v4:OpenSSL version 0.9.8i
・バージョン10.0v3:OpenSSL version 0.9.7e
OpenSSL 1.0.1が公開された時期は2012年3月であり、FileMaker Pro 12およびそれ以前のバージョンにHeartbleed問題に起因する脆弱性が存在しないのは、OpenSSLのバージョン1.0.1系統や1.0.2系統が使用されていないためです。
[関連]OS X版FileMaker Serverに組み込まれているOpenSSLのバージョン一覧(FAMLog)
(2014年4月22日追記:Heartbleed脆弱性が修正されたバージョン13.0v3に関する記述を追加しました。)
(2015年4月7日追記:バージョン13.0v4とバージョン13.0v9に関する記述を追加しました。)
(2015年6月9日追記:バージョン14.0v1に関する記述を追加しました。)
(2015年12月13日追記:バージョン14.0v3とバージョン14.0.4に関する記述を追加しました。)
(2016年6月18日追記:バージョン14.0.6とバージョン15.0.1に関する記述を追加しました。)
(2016年11月14日追記:バージョン15.0.2に関する記述を追加しました。)
(2017年1月20日追記:バージョン15.0.3に関する記述を追加しました。)
(2017年5月17日追記:バージョン16.0.1に関する記述を追加しました。)
(2018年2月8日追記:バージョン16.0.3に関する記述を追加しました。また、2017年5月17日に追記した内容である「なお、defaultsコマンドでOpenSSLのバージョンを調べられるのはFileMaker Pro 15までです。」は誤りであったため削除しました。)
(2018年6月22日追記:バージョン17.0.1に関する記述を追加しました。)
(2018年7月27日追記:バージョン17.0.2に関する記述を追加しました。)
FileMaker製品とHeartbleed問題
April 17, 2014
FileMaker製品とHeartbleed問題に関する情報がファイルメーカー社のWebサイトで更新されています。
ナレッジベースの記事において、FileMaker Server 13、FileMaker Pro 13、FileMaker Pro 13 AdvancedおよびFileMaker Go 13にはHeartbleed問題に起因する脆弱性があると確認されたバージョンのOpenSSLが含まれていると案内されています。
FileMaker Server 13についてはOpenSSL Hotfix for FileMaker Server 13.0v1を適用することで修正できますが、FileMaker Pro 13やFileMaker Pro 13 Advanced、FileMaker Go 13のアップデート版は現在準備中でまもなく公開されるとのことです。
当面の間は出所が不明なFileMakerデータベースファイルを開かないようにご注意ください。なお、FileMaker 12およびそれ以前のバージョンをご利用の場合はHeartbleed問題の影響はありません。
[関連]FileMaker 製品と Heartbleed 問題(FileMaker ナレッジベース)
OS X版FileMaker Serverに組み込まれているOpenSSLのバージョン一覧
April 16, 2014
OS Xにおいて、defaultsコマンドを使用することでFileMaker Serverに同梱されているOpenSSLのバージョンを確認できます。
OS X版のFileMaker Serverに組み込まれているOpenSSLのバージョン一覧は下記の通りです。
・バージョン17.0.2:OpenSSL version 1.0.2o
・バージョン17.0.1:OpenSSL version 1.0.2l
・バージョン16.0.4:OpenSSL version 1.0.2l
・バージョン16.0.1:OpenSSL version 1.0.2j
・バージョン15.0.3:OpenSSL version 1.0.2j
・バージョン15.0.2:OpenSSL version 1.0.2h
・バージョン15.0.1:OpenSSL version 1.0.2d
・バージョン14.0.4a:OpenSSL version 1.0.2d
・バージョン14.0.4:OpenSSL version 1.0.1i
・バージョン14.0v1:OpenSSL version 1.0.1i
・バージョン13.0v9:OpenSSL version 1.0.1i
・バージョン13.0v5:OpenSSL version 1.0.1i
・バージョン13.0v1a:OpenSSL version 1.0.1g
・バージョン13.0v1:OpenSSL version 1.0.1e
・バージョン12.0v5:OpenSSL version 1.0.0
・バージョン11.0v5:OpenSSL version 0.9.8i
・バージョン10.0v2:OpenSSL version 0.9.7e
・バージョン9.0v3:OpenSSL version 0.9.7e
・バージョン8.0v4:OpenSSL version 0.9.7e
OpenSSL 1.0.1が公開された時期は2012年3月であり、FileMaker Server 12およびそれ以前のバージョンにHeartbleed問題に起因する脆弱性が存在しないのは、OpenSSLのバージョン1.0.1系統や1.0.2系統が使用されていないためです。
[関連]OS X版FileMaker Server 13に含まれるOpenSSLのバージョンを確認する(FAMLog)
(2014年4月24日追記:Heartbleed脆弱性が修正されたバージョン13.0v1aに関する記述を追加しました。)
(2015年4月7日追記:バージョン13.0v5とバージョン13.0v9に関する記述を追加しました。)
(2015年6月9日追記:バージョン14.0v1に関する記述を追加しました。)
(2015年12月4日追記:バージョン14.0.4とバージョン14.0.4aに関する記述を追加しました。)
(2016年11月14日追記:バージョン15.0.1とバージョン15.0.2に関する記述を追加しました。)
(2016年11月17日追記:バージョン15.0.3に関する記述を追加しました。)
(2017年5月17日追記:バージョン16.0.1に関する記述を追加しました。なお、defaultsコマンドでOpenSSLのバージョンを調べられるのはFileMaker Server 15までです。)
(2018年6月22日追記:バージョン16.0.4とバージョン17.0.1、バージョン17.0.2に関する記述を追加しました。)