FAMLog


Apache Tomcat 6.0.53が公開

April 11, 2017

Apache Tomcat 6.0.53が2017年4月上旬に公開されています。

Apache Tomcat 6.0.53では、パイプライン化したHTTPリクエストにおけるファイル送信処理の挙動が改善されています。Apache Tomcat 6.0系列は2016年12月末にサポートが終了し、2017年3月末にはApache Tomcat 6.0のダウンロードページが削除される予定となっていたことから、今後はApache Tomcat 7.0系列、Apache Tomcat 8.0系列もしくはApache Tomcat 8.5系列へのアップグレードが推奨されることになります。

なお、FileMaker Server 12およびFileMaker Server 12 AdvancedのWeb公開機能とAdmin Console用管理サーバーではTomcat 6.0系列が使用されていました。

[関連]Apache Tomcat 8.5.13、Apache Tomcat 8.0.43およびApache Tomcat 7.0.77が公開(FAMLog)、JVNVU#90211511: Apache Tomcat の複数の脆弱性に対するアップデート(Japan Vulnerability Notes)

(2017/04/13追記:関連記事へのリンクを追加・更新しました。コミットログからApache Tomcat 6.0.53にはApache Tomcat 8.5.13、8.0.43および7.0.77と同様のセキュリティ修正が含まれているものと判断されます。)

Tag: Apache

Rubyist Magazine 0055 号が公開

March 27, 2017

日本Rubyの会の有志が発行しているWeb雑誌「Rubyist Magazine」(通称「るびま」)の0055 号が公開されています。

「るびま」は、プログラミング言語Rubyに関する技術記事や活用事例、インタビュー、エッセイなどが掲載されるWeb雑誌です。

Rubyist Magazine 0055 号には、PyCallと呼ばれるRuby-Pythonブリッジライブラリについての解説記事や、RubyKaigi 2016 託児室運営記録の紹介記事、RubyConf 2016 参加レポートなどが掲載されています。

Tag: Ruby

FAMLog News Archive:第76回 2017年春号

March 01, 2017

■FileMaker製品のロードマップに関する資料が掲載(2016年12月)

FileMaker CommunityにFileMaker製品のロードマップに関する資料が2016年12月に掲載されました。2016年11月30日(太平洋時間)に行われたWebセミナーの録画および資料を閲覧するには、FileMaker Communityのアカウントでログインする必要があります。資料では、次のメジャーバージョンで実装が計画されている機能や、将来のバージョンに向けて開発されている機能、および検討中の機能などについての情報がまとめられています。

[関連]FileMaker製品のロードマップに関する資料が掲載(FAMLog)

■PHP 7.1が公開(2016年12月)

PHP 7.1.0が2016年12月に公開されました。Nullable型、複数例外型のキャッチやvoidリターン型など、PHP 7.1には数多くの改善点や新機能が含まれています。なお、現時点におけるPHPの最新バージョンは2017年2月に公開されたバージョン7.1.2です。

[関連]PHP 7.1.0が公開(FAMLog)

Tag: News

FileMaker Server 15の新機能:パスワードで保護されたデータベースのみをホスト

February 13, 2017

FileMaker Server 15では、[パスワードで保護されたデータベースのみをホスト]設定が新たに設けられ、ファイルをアップロードする前にファイルのアカウントとパスワードなどのセキュリティ設定が必要になっています。

[パスワードで保護されたデータベースのみをホスト]設定は最初から有効となっているため、FileMaker Server 15で完全アクセス権のパスワードの入力をユーザーに求めないデータベースを開こうとすると、エラーメッセージがEvent.logに書き込まれ、データベースは開かないようになっているので注意が必要です。

上記の設定が有効である場合、FileMaker Pro 15では、完全アクセス権セットを使用するゲストアカウント、パスワードが空白である完全アクセスアカウント、または[ファイルオプション]ダイアログボックスの[次のアカウントを使用してログイン]オプションを使用してパスワードがデータベースに保存された完全アクセスアカウントを含むデータベースのアップロードは許可されません。

[関連]FileMaker Server 15 にファイルをアップロードする前に必要な設定(FileMaker ナレッジベース)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 15の新機能:スクリプトワークスペースのマルチアンドゥ・リドゥ機能

February 08, 2017

FileMaker Pro 15では、スクリプトワークスペースにおいて元に戻す/やり直す機能がサポートされるようになっています。この機能により、スクリプトを保存または実行した後でも変更を元に戻したり、やり直すことができます。

スクリプトワークスペースはFileMaker 14で導入されたものですが、スクリプトワークスペースにおける元に戻す/やり直す機能はスクリプトワークスペースのスクリプト編集エリアとスクリプト編集ダイアログでサポートされています。左側のスクリプト名エリアで行われた操作やタブの順序変更、スクリプトステップパネルで行われた操作については、元に戻す操作はサポートされません。

なお、バージョン15では、スクリプトワークスペースだけでなく[計算式の指定]ダイアログボックスでも操作を元に戻すことができるようになっています。

[関連]スクリプトワークスペースでの元に戻す/やり直すのサポート(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker Pro 14の新機能:スクリプトワークスペース(FAMLog)

Tag: FileMaker

fmsadminコマンドで最長呼び出しの使用状況ログに関する設定を変更する

February 03, 2017

FileMaker Server 15では、最長呼び出しの使用状況を記録できるオプション設定が新たに用意されましたが、その設定はAdmin Consoleだけでなくfmsadminコマンドでも変更できます。

[使用例]
fmsadmin enable topcallstats
fmsadmin disable topcallstats

fmsadminコマンドで最長呼び出しの使用状況ログを有効化する場合は「fmsadmin enable topcallstats」、最長呼び出しの使用状況ログを無効化する場合は「fmsadmin disable topcallstats」です。

最長呼び出しの使用状況ログは、「FileMaker Server/Logs/」フォルダのTopCallStats.logファイルに記録されます。TopCallStats.logファイルのサイズが、[データベースサーバー]>[ログ]タブで指定したログサイズに達すると、このファイルの名前がTopCallStats-old.logに変更され、新しいTopCallStats.logファイルが作成されるようになっています。

[関連]FileMaker Server 15の新機能:最長呼び出しの使用状況ログ(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Server 15の新機能:最長呼び出しの使用状況ログ

January 17, 2017

FileMaker Server 15では、最長呼び出しの使用状況を記録できるオプション設定が新たに用意されています。

最長呼び出しの使用状況ログを記録するようにしていると、収集間隔中に最も長時間を要したクライアント要求(最大25件)に関する情報を取得できます。最長呼び出しの使用状況ログを有効にするには、FileMaker Server Admin Consoleの[データベースサーバー]>[ログ]タブで[最長呼び出しの使用状況]設定を有効にします。

最長呼び出しの使用状況ログは、「FileMaker Server/Logs/」フォルダのTopCallStats.logファイルに記録されます。

[関連]最長呼び出しの使用状況のログ(FileMaker ナレッジベース)

Tag: FileMaker

FileMaker Server 15ではLet's EncryptのSSLサーバー証明書を利用可能

January 12, 2017

FileMaker Server 15では、公式にはサポートされていませんが、Let's EncryptのSSLサーバー証明書を利用できるようになっています。

Internet Security Research Group(ISRG)が運営しているLet's Encryptを利用すると、無料でドメイン認証型の証明書を取得できます。FileMaker 15であればLet's Encryptから発行されたSSLサーバー証明書を利用可能であり、クライアントソフトウェアとしてはFileMaker Pro 15、FileMaker Pro 15 AdvancedもしくはFileMaker Go 15が必要です(2017年1月現在)。

なお、Let's EncryptのSSLサーバー証明書は3ヶ月で失効しますが、それ以外に、FQDN(完全修飾ドメイン名)がCertificate Transparencyのログサーバーに登録されて一般に公開されてしまうことにも留意する必要があります。

[関連]2016年8月「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング」発表資料(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker製品のロードマップに関する資料が掲載

December 02, 2016

FileMaker CommunityにFileMaker製品のロードマップに関する資料が掲載されています。Webセミナーの録画および資料を閲覧するには、FileMaker Communityのアカウントでログインする必要があります。

上記のWebセミナーは2016年11月30日(太平洋時間)に行われたもので、FileMaker, Inc.のプロダクトマネジメントチームがFileMakerプラットフォームに関する将来の見通しについてプレゼンテーションを行い、重要な投資や技術検証についての見識を披露しました。

資料では、次のメジャーバージョンで実装が計画されている機能や、将来のバージョンに向けて開発されている機能、および検討中の機能などについての情報がまとめられています。

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 15の新機能:バージョン15で追加されたスクリプトステップ一覧

November 25, 2016

FileMaker Pro 15では、次のスクリプトステップが新しく追加されています。

・テーブルデータを削除

[テーブルデータを削除]スクリプトステップは、FileMaker ProやFileMaker Go、ランタイムソリューションでサポートされている他、FileMaker WebDirectと互換性があります。

なお、サーバーサイドスクリプトおよびカスタムWeb公開では、このスクリプトステップで[ダイアログあり]オプションを[オン]にしていても[オフ]に設定された場合と同様に実行されます。

[関連]FileMaker Pro 15の新機能:[テーブルデータを削除]スクリプトステップ(FAMLog)

Tag: FileMaker

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