FAMLog
APPLE-SA-2012-07-25-2 Xcode 4.4
July 31, 2012
Appleから「Xcode 4.4」が公開されています。
バージョン4.4ではセキュリティ上の問題が2点修正されており、OS X LionおよびOS X Mountain Lionに対応しています。Mac App Storeで無料で配布されており、動作条件としてOS X Lion v10.7.4以降が必要となっています。
なお、Xcode 4.3以降でXcodeのインストール時にコマンドラインツールがインストールされなくなっているので、その点は注意が必要です。
[関連]Xcode 4.3でコマンドラインツールをインストールする手順(FAMLog)
OS X Mountain Lionのダウンロード販売が開始
July 27, 2012
アップルが「OS X Mountain Lion」のダウンロード販売を開始したと発表しています。
OS X Mountain Lionは、Mac App Storeから1,700円で購入できます。また、OS X Serverの利用にはMountain Lionが必要となり、Mac App Storeから1,700円で購入できます。Mountain Lionには、OS X v10.6.8以降、2GBのメモリー、および内蔵ストレージに8GBの空きスペースが必要で、対応するシステムの詳細についてはhttp://www.apple.com/jp/osx/specs/で案内されています。
なお、2012年7月27日時点において、FileMaker Server 11とFileMaker Server 12.0v1のWeb公開機能がOS X Mountain Lion上で動作しないことが分かっており、FileMaker ServerおよびFileMaker Server AdvancedをMountain Lionにインストールすることは現在推奨されていない状況となっています。
FileMaker 12 Training Seriesの日本語版が発売
July 26, 2012
ファイルメーカー社が、FileMaker, Inc.の公式トレーニングカリキュラム「FileMaker 12 Training Series」の日本語版を発表しています。
価格は税込5,040円で、FileMaker Storeもしくは全国のFileMaker製品取扱店で購入できます。FileMaker Storeではダウンロード版(税込2,520円)も購入できます。
FileMaker 12 資格認定試験の受験を予定している場合、必要となる基礎知識をこのシリーズで習得できます。なお、英語版のFileMaker 12 資格認定試験は2012年7月10日にすでに開始されており、日本語版の資格認定試験も現在準備が進められています。
PHP 5.3.15とPHP 5.4.5が公開
July 25, 2012
「PHP 5.3.15」と「PHP 5.4.5」が公開されています。
PHP 5.3.15とPHP 5.4.5では、_php_stream_scandir関数においてオーバーフローにより問題が発生する可能性がある脆弱性が修正されています。不具合の修正も行われている他、libzipがバージョン0.10にアップデートされています。
なお、Windows版のFileMaker Server 12はPHP 5.3.8が、Mac版のFileMaker Server 12はPHP 5.3.6が必要と明記されており、PHP 5.2系統はサポートされていません。
FileMaker Pro 12の新機能:レイアウトオブジェクト書式設定の機能強化
July 19, 2012
FileMaker Pro 12では、レイアウトオブジェクトの書式設定をより詳細に制御できるようになっています。なお、レイアウトオブジェクトの属性はインスペクタで変更します。
バージョン12では、レイアウトオブジェクトの塗りつぶしにグラデーションやイメージを使用したり、レイアウトオブジェクトの状態に応じた表示調整、およびレイアウトオブジェクトの透過性や角の丸みを調整できるようになっています。
現在使用しているテーマのデフォルトスタイルをレイアウトオブジェクトに適用したり、選択したレイアウトオブジェクトからスタイルを取り除くこともできます。
[関連]FileMaker Pro 11の新機能:インスペクタ(FAMLog)
CakePHP 2.2.1とCakePHP 2.1.5が公開
July 17, 2012
CakePHP 2.2.1とCakePHP 2.1.5が公開されています。
CakePHP 2.2.1とCakePHP 2.1.5では、CakePHPのXmlクラスに起因するセキュリティ脆弱性が修正されています。外部エンティティを使用して任意のファイルを読み込むことができてしまう問題が修正されており、アップグレードできない場合のためのパッチも用意されています。
なお、上記の問題はCakePHP 1.3系統およびCakePHP 1.2系統には影響ないとのことです。
FileMaker Server 12で削除されたクエリーコマンドとクエリー引数
July 12, 2012
FileMaker Server 12ではWeb公開エンジンが刷新され、XML APIにおけるクエリーコマンドおよびクエリー引数を解析する順序が大きく変更されています。
バージョン12では一部のクエリーコマンドとクエリー引数が削除されています。削除されたクエリーコマンドとクエリー引数の一覧は下記の通りです。
・-process(クエリーコマンド)
・-encoding(クエリー引数)
・-grammar(クエリー引数)
・-stylehref(クエリー引数)
・-styletype(クエリー引数)
・-token.[文字列](クエリー引数)
なお、Web公開エンジンが刷新されたことで、これまでのバージョンと比較して処理速度が高速化されています。同時に複数のデータ要求を処理できるだけでなく、メモリー処理の効率も上がっており、パフォーマンスが最大65%向上しているとのことです。
[関連]FileMaker Server 12ではXSLTによるカスタムWeb公開機能は利用不可(FAMLog)
FileMaker Server 12 Advancedの新機能:カスタムWeb公開の同時接続上限数が200に
July 11, 2012
FileMaker Server 12 Advancedでは、カスタムWeb公開における同時接続クライアント数の上限が増加しています。
FileMaker Server 11 AdvancedのカスタムWeb公開では理論上の同時接続上限数は100でしたが、FileMaker Server 12 Advancedでは新たに理論上の上限が200に引き上げられています。接続数の上限は、ハードウェアの構成、データベース設計およびOSに依存しますが、インスタントWeb公開と異なりカスタムWeb公開では複数のユーザーが1つの接続を共有できます。
なお、通常版のFileMaker Server 12では、カスタムWeb公開における同時接続上限数は以前のバージョンと同じく100のままです。
FileMaker Pro 12の新機能:新しいレイアウト支援ツールの追加
July 06, 2012
FileMaker Pro 12のレイアウトモードでは、ダイナミックガイド、定規からドラッグできるガイド、およびグリッドのスナップ機能を使用できるようになり、それらを活用して新しいレイアウトのデザインおよび既存のデザインの変更を行うことができます。
レイアウト上でオブジェクトを作成および編集するためのガイドは2種類用意されており、「ダイナミックガイド」はレイアウト上でオブジェクトを正確にサイズ変更および配置する支援を、「ガイド」は同じレイアウト内および複数レイアウト全体でオブジェクトを配置する支援を行います。
バージョン12では、レイアウトの編集を複数回元に戻したりやり直せる機能も新たにサポートされています。元に戻す機能と再実行機能は、レイアウト上の変更およびオブジェクトへの変更を、最大で1000回の変更まで段階的に削除または置き換えるために使用できます。なお、レイアウトへの変更履歴は、レイアウトの保存時にクリアされるようになっています。
[関連]ガイドおよびダイナミックガイドの使用(FileMaker Pro 12 ヘルプ)
(2012/07/19追記:記事のタイトルを「FileMaker Pro 12の新機能:レイアウト支援ツール」から「FileMaker Pro 12の新機能:新しいレイアウト支援ツールの追加」に変更しました。)
INTER-Mediator 2.7が公開
July 05, 2012
新居雅行氏がFileMaker ServerおよびPDO対応のWebアプリケーションフレームワーク「INTER-Mediator 2.7」を2012年6月下旬に公開しています。
バージョン2.7では、PDO経由でPostgreSQLとSQLiteが正式にサポートされるようになっています。サンプルデータベースのスキーマもそれぞれ用意されています。
なお、INTER-MediatorはFileMaker Server 12にも対応済みであり、FileMaker Server 12用のサンプルファイルも添付されています。