FAMLog
FileMaker Pro 10の新機能:Microsoft Excel 2007/2008に対応
March 11, 2009
FileMaker Pro 10では、Microsoft Excel 2007およびMicrosoft Excel 2008 for Macのファイル形式を新たにサポートしています。
データのインポートおよびエクスポートにおいて、ファイルの拡張子が「.xlsx」である、Excel 2007およびExcel 2008 for Macのファイル形式を取り扱うことができます。
なお、従来と同様に、拡張子が「.xls」であるExcel(Excel 95-2004)のファイル形式もサポートされています。
FileMaker Pro 10の新機能:Bento 2からのデータのインポート
March 10, 2009
FileMaker Pro 10では、Mac版でBento 2からデータを直接インポートできる機能が追加されています。
クイックスタート画面、または[ファイル]メニューから、Bento 2のデータをFileMaker Proデータベースに直接インポートすることができます。
なお、Bento内のフィールドタイプにおいて、メディア、ファイルリストおよび関連レコードリストについては、FileMaker Proではサポートされていません。
Windows版FileMaker Server 10の動作環境
February 20, 2009
Windows版のFileMaker Server 10およびFileMaker Server 10 Advancedは、Windows Server 2003 Standard Edition SP2、Windows Server 2008 Standard Edition SP1、およびWindows Vista Business SP1をサポートしています。
FileMaker Server 9でサポートされていたWindows 2000 Server SP4とWindows XP Professional SP2は、FileMaker Server 10ではサポートされなくなっています。あわせて、CPUは3.4GHz以上のインテル Pentium 4 プロセッサーが要求されるように統一され、デュアルCPUもしくはデュアルコアのCPUの利用が推奨されています。
なお、FileMaker Server Admin ConsoleやPHP Site Assistant、XSLT Site Assistantについては、Windows XP SP3での動作は可能です。
[関連]Mac版FileMaker Server 10の動作環境(FAMLog)
第43回「FileMaker Fun Night!」イベントレポートが公開
February 19, 2009
セブンズドアが、毎月Apple Store, Ginzaで行っているイベント「FileMaker Fun Night!」のレポートを更新しています。
2009年1月24日に行われた第43回のイベントレポートが追加されており、FileMaker Pro 10やFileMaker Server 10の新機能に関する情報が紹介されています。
次回は、「まだまだ遊べるスクリプトトリガ」というテーマで2009年2月21日(土)18:00-19:30に同イベントが開催される予定になっています。なお、同イベントは参加費および事前申し込みは共に不要です。
APPLE-SA-2009-02-12 Security Update 2009-001
February 17, 2009
Appleから「Security Update 2009-001」が公開されています。
Security Update 2009-001は、Mac OS X v10.4.11、Mac OS X Server v10.4.11、Mac OS X v10.5.6およびMac OS X Server v10.5.6向けに用意されており、下記のソフトウェアが更新対象となっています。
・Apple Pixlet Video、CarbonCore、DS Tools、fetchmail、Network Time、perl、Printing、python、Remote Apple Events、Safari RSS、SMB、X11、XTerm(Mac OS X v10.4.11、Mac OS X Server v10.4.11、Mac OS X v10.5.6、Mac OS X Server v10.5.6)
・AFP Server、CFNetwork、Certificate Assistant、CoreText、CUPS、Folder Manager、FSEvents、servermgrd(Mac OS X v10.5.6、Mac OS X Server v10.5.6)
・ClamAV、SquirrelMail(Mac OS X Server v10.4.11、Mac OS X Server v10.5.6)
なお、このアップデートにより、Mac OS X Serverに付属するClamAVはバージョン0.94.2に更新されます。
FileMaker Server大全 ver.9対応:追加情報
February 10, 2009
http://msyk.net/にある、書籍「FileMaker Server大全 ver.9対応」のサポートページにおいて、FileMaker Server 10に関する追加情報が先月から逐次公開されています。
FileMaker Server 9とFileMaker Server 10の違いを中心に、インストール時の注意点やファイル構成、FileMaker API for PHPおよびエラーコードなどの差分についての情報が掲載されています。
なお、同書籍はバージョン9のときに執筆されたものですが、バージョン10でもほぼそのまま適用できる内容となっているとのことです。
Rubyist Magazine 0025号が公開
February 09, 2009
日本Rubyの会の有志が発行しているWeb雑誌「Rubyist Magazine」(通称「るびま」)の0025号が公開されています。
Rubyist Magazine 0025号には、Ruby 1.9.1の歩き方、Ruby 1.9から導入されたRuby M17N(Multilingualization)やRegionalRubyKaigiのレポートなどが掲載されています。
なお、Ruby M17Nでは、多くの言語・システムで採用されているUnicode正規化方式でなく、CSI方式が採用され、独自のエンコーディング変換エンジンが搭載されています。Ruby M17Nに関する記事は、Ruby 1.9系列へ移行する前に必ず読んでおきたい記事と言えます。
FileMaker Pro 10の新機能:SMTPサーバーを使用したメール送信
February 05, 2009
FileMaker Pro 10では、電子メールクライアントソフトウェアを使用せずに、FileMaker Proから直接電子メールのメッセージを送信できる機能が追加されています。
[ファイル]メニューの[メールを送信...]を選択するか、スクリプトを使用することで、電子メールメッセージを送信できます。[メールを送信]ダイアログボックスにおいて、[送信経由]の値を「電子メールクライアント」ではなく「SMTP サーバー」にして、メールサーバーやユーザー情報を入力することで、SMTPサーバーを使用してメールを送信できます。
なお、本機能を使用してメッセージを送信した場合、文字エンコーディングとしてはUTF-8が使用されます。
Ruby 1.9.1
February 02, 2009
Ruby 1.9系統初の安定版である「Ruby 1.9.1」が公開されています。
Ruby 1.9はRubyの新しい系統です。2003年以来利用されているRuby 1.8系統から数多くの改良が加えられていますが、Ruby 1.8で動いていたプログラムやライブラリが1.9で動かない場合があります。その場合には、Ruby 1.9へ対応させるように各プログラムを修正したり、各ライブラリのRuby 1.9対応を待つ必要があるので、互換性を重視する場合には現時点ではRuby 1.8.7を利用するのが無難でしょう。
なお、Ruby 1.8系統の保守もしばらくは継続される予定となっています。