FAMLog


OpenSSH 4.7

September 05, 2007

SSHプロトコルを使用するネットワーク接続ツールのフリーな実装であるOpenSSHの新バージョン「OpenSSH 4.7」が公開されています。

OpenSSH 4.7にはセキュリティに関連する修正が1点含まれており、X11の転送で、信頼できないクッキーの生成に失敗する場合に、信頼できるクッキーをssh(1)が利用しないように修正されています。

機能追加や不具合の修正も行われており、UMAC-64(RFC 4418)というMACアルゴリズムが新たにサポートされいます。その他、新規にインストールされたsshdにおいて、SSH Protocol 2のみ有効となるように初期設定値が変更されています。

[参考]OpenSSH情報 - OpenSSH 4.7/4.7p1 リリース

Tag: Security

ClamXav 1.0.8 with ClamAV 0.91.2 backend

August 28, 2007

Mac OS Xで動作するフリーのウィルスチェッカーである「ClamXav 1.0.8 with ClamAV 0.91.2 backend」が公開されています。

ClamXav 1.0.8は2007年6月に公開されていましたが、同梱されているClamAVが今回アップデートされ、ClamAVの最新安定版であるバージョン0.91.2が搭載されるようになっています。

なお、今月中旬にClamAVがSourcefire社に買収されたことが発表されています。Sourcefire社は、Snortというオープンソースの不正侵入検知システム(IDS)で知られる企業です。ClamAVの商標やClamAV.orgのドメインはSourcefire社が取得し、プロジェクトメンバーは同社に雇用されたうえで開発を継続するとのことです。

[関連]OSSのアンチウイルスソフト「ClamAV」をSourcefireが買収(マイコミジャーナル)

Tag: Mac

第26回「FileMaker Fun Night!」イベントレポートが公開

August 27, 2007

セブンズドアが、毎月Apple Store, Ginzaで行っているイベント「FileMaker Fun Night!」のレポートを更新しています。

2007年8月18日に行われた第26回のイベントレポートが追加されており、FileMaker 9の新機能やFileMaker Developer Conference 2007の話題などが紹介されています。

次回は、「徹底紹介 FileMaker 9」というテーマで、2007年9月8日(土)18:00-19:30に同イベントが開催される予定になっています。なお、同イベントは参加費および事前申し込みは共に不要です。

(2021/03/07追記:リンク先のページがなくなっていたので、リンクを削除しました。)

Tag: FileMaker

第25回「FileMaker Fun Night!」イベントレポートが公開

July 19, 2007

セブンズドアが、毎月Apple Store, Ginzaで行っているイベント「FileMaker Fun Night!」のレポートを更新しています。

2007年7月14日に行われた第25回のイベントレポートが追加されており、[フィールド設定]スクリプトステップの基本やFileMakerにおける分離モデルの考察、およびSuperContainerという製品に関する情報などが紹介されています。

次回は、「夏休みDevCon報告Special 2007」というテーマで、2007年8月18日(土)18:00-20:00に同イベントが開催される予定になっています。なお、同イベントは参加費および事前申し込みは共に不要です。

(2007/08/16追記:第26回の開催日時が一部変更になっていたため、「18:00-19:30」から「18:00-20:00」に記述を変更しました。)

(2021/03/07追記:リンク先のページがなくなっていたので、一部のリンクを削除しました。)

Tag: FileMaker

Mac OS X Leopard ServerにはRuby on Railsが搭載予定

July 09, 2007

旧聞の通り、2007年10月出荷予定のMac OS X Leopard ServerにはRuby on Rails、MongrelおよびCapistranoが標準搭載される予定です。

Mongrelは、Ruby用のWebサーバー兼HTTPライブラリであり、Ruby on Railsにも対応しています。Capistranoは、Ruby製のアプリケーションデプロイメントツールです。

他にもRuby関連のソフトウェアがLeopardに標準添付される予定であり、Mac OS X LeopardにはRubyGemsが標準で同梱されることが予想されます。Mac OS X Leopardであれば、RubyやRubyGemsを別途インストールすることなく、Rfm(FileMaker API for Ruby)のインストールをすぐに実行することができるでしょう。

(2007/07/12追記:「Ruby FileMaker API」を「FileMaker API for Ruby」という表記に変更しました。)

Tag: Mac

Rfmと拡張アクセス権キーワード

July 05, 2007

Rfmは、FileMaker Server AdvancedのXMLを使用したカスタムWeb公開機能を利用して、RubyからFileMakerデータベースに接続します。

動作原理としてはFileMaker API for PHPと類似しており、事前にFileMakerデータベースの拡張アクセス権設定を調整する必要があります。Rfmでは、使用する拡張アクセス権のキーワードは「fmxml」です。

なお、RfmはRubyで記述されているためRuby on Rails上で動作させることもできますが、現状ではRailsのActive Recordと連係して動作するものではありません。

[関連]FileMaker API for PHP用拡張アクセス権キーワード(FAMLog)

(2007/07/12追記:タイトルを「Ruby FileMaker APIと拡張アクセス権キーワード」から「Rfmと拡張アクセス権キーワード」に変更し、さらに「Ruby FileMaker API」を「Rfm」という表記に変更しました。)

Tag: FileMaker

第24回「FileMaker Fun Night!」イベントレポートが公開

July 04, 2007

セブンズドアが、毎月Apple Store, Ginzaで行っているイベント「FileMaker Fun Night!」のレポートを先月下旬に更新しています。

2007年6月23日に行われた第24回のイベントレポートが追加されており、値一覧の基本や制御まわりのスクリプト、およびトランザクションに関する情報などが紹介されています。

次回は、「分離モデルの光と影(と罠)」というテーマで、2007年7月14日(土)18:00-19:30に同イベントが開催される予定になっています。なお、同イベントは参加費および事前申し込みは共に不要です。

(2021/03/07追記:リンク先のページがなくなっていたので、リンクを削除しました。)

Tag: FileMaker

Rfmのインストール

July 03, 2007

Rfm(FileMaker API for Ruby)はRubyForgeにgemパッケージが用意されていて、gemコマンドを使用してインストールすることができます。

gemコマンドは、RubyGemsがインストールされていれば使用することができます。

[インストール例]
$ sudo gem install rfm

インストール作業が正常に完了した後に、Rubyスクリプトの先頭部分に次のように記述することでRfmを利用できるようになります。

require 'rubygems'
require 'rfm'

(2007/07/12追記:タイトルを「Ruby FileMaker APIのインストール」から「Rfmのインストール」に変更し、さらに「Ruby FileMaker API」を「Rfm」という表記に変更しました。)

Tag: FileMaker

Rfm 0.2.0

June 25, 2007

オブジェクト指向スクリプト言語RubyからFileMaker Server AdvancedでホストされているFileMakerデータベースへのアクセスを可能にするオープンソースソフトウェア「Rfm 0.2.0」が公開されています。

バージョン0.2.0では、Rfm::Serverオブジェクトのオプションとして:raise_on_401が追加され、これまで未実装であったオブジェクトフィールドがサポートされるようになっています。その他にも日時情報の取り扱いが改善されるなど、不具合の修正や機能追加・改善が行われており、アルファ版相当だったものがベータ版相当として位置づけられるようになっています。

付属のREADMEも一部更新されていたため、README日本語訳もあわせて更新を行いました。現時点では配布パッケージに含まれていませんが、下記よりバージョン0.2.0用のREADME日本語訳のファイル(README.ja)をダウンロードできます。

・ダウンロード:「Rfm 0.2.0 README日本語訳

なお、Rfmをインストールするためには、Rubyのパッケージ管理ツールであるRubyGemsを利用できる環境が必要です。

(2007/07/12追記:タイトルを「Ruby FileMaker API 0.2.0」から「Rfm 0.2.0」に変更し、さらに「Ruby FileMaker API」を「Rfm」という表記に変更しました。)

Tag: FileMaker

Rfm 0.1.0 README日本語訳

June 20, 2007

オブジェクト指向スクリプト言語RubyからFileMaker Server AdvancedでホストされているFileMakerデータベースへのアクセスを可能にするオープンソースソフトウェア「Rfm(FileMaker API for Ruby)」に付属するREADMEの翻訳を行いました。

下記よりREADME日本語訳のファイル(README.ja)をダウンロードできます。

・ダウンロード:「Rfm 0.1.0 README日本語訳

Rfmは、書籍「FileMaker Pro大全」の原著者の1人であるGeoff Coffey氏によるプロジェクトであり、2006年9月にバージョン0.1.0が公開されました。まだ実装されていない機能があり、ベータ版の前のアルファ版相当と位置づけられています。

なお、Rfmをインストールするためには、Rubyのパッケージ管理ツールであるRubyGemsを利用できる環境が必要です。

(2007/06/25追記:2007年6月23日にRfm 0.2.0が公開されました。)

(2007/07/12追記:2007年7月10日にRfm 1.0が公開されました。同時に、本記事のタイトルを「Ruby FileMaker API README日本語訳」から「Rfm 0.1.0 README日本語訳」に変更し、さらに「Ruby FileMaker API」を「Rfm」という表記に変更しました。)

Tag: FileMaker

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