FAMLog
fmsadminコマンドの活用 (3)
June 23, 2006
FileMaker Server 8およびFileMaker Server 7のfmsadminコマンドを利用すると、CLI(コマンドラインインターフェース)でホストされているデータベースファイルをバックアップすることができます。
fmsadminコマンドを使って、ホストされているデータベースファイルをバックアップするには、BACKUPコマンドを使用します。データベースファイルが開かれている状態でもバックアップが可能であり、クライアントによるファイルの使用を妨げることなく、ライブバックアップを実行することができます。
(構文)
fmsadmin BACKUP [FILE...] [PATH...] [options]
(使用例)
$ fmsadmin backup
$ fmsadmin backup DATABASENAME
$ fmsadmin backup -d "filemac:/Macintosh HD/Library/FileMaker Server/Data/Backups/"
パスを指定しなかった場合には、データベースはデフォルトバックアップフォルダにバックアップされます。また、ファイルを指定しなかった場合、ホストされているデータベースがすべてバックアップされます。
オプションには「-d」もしくは「--dest」を指定することができます。このオプションを利用すると、指定したパスにデータベースをバックアップします。指定したパスが存在しない場合は、通常FileMaker Serverによってフォルダが作成されることになります。
-lay.responseクエリー引数
June 22, 2006
-lay.responseクエリー引数は、FileMaker Server AdvancedのカスタムWeb公開において、リクエストの処理に使用するレイアウトとは異なるレイアウトを利用して応答データを出力させる場合に使用します。
(使用例)
-db=employees&-lay=Budget&Salary=100000&Salary.op=gt&-find
例えば、ある特定のフィールド(上記例では「Salary」フィールド)を検索対象にしたいが、そのフィールドのデータを出力する必要がない場合などに使用できます。ソーステーブルが違うレイアウトでも指定することは一応可能ですが、-lay.responseクエリー引数による処理が発生するまでにどこかでエラーが発生すると、途中で処理が中断され、-lay.responseクエリー引数の指定が無効になってしまいます。通常は、ソーステーブルが同じレイアウトを指定するとよいでしょう。
-lay.response引数が含まれていない場合は、リクエストの処理時も、応答の処理時も、-layクエリー引数で指定されているレイアウトが使用されます。ただし、意図しないレイアウトが指定されることを防止するために、常に-lay.responseクエリー引数の値を指定するようにしておくことが大事です。
-layクエリー引数
June 21, 2006
-layクエリー引数は、FileMaker Server AdvancedのカスタムWeb公開において、FileMakerデータベースのレイアウトを指定する際に使用します。
-layクエリー引数の値にはリクエストの処理に使用するレイアウトの名前を指定します。基本的に、FileMaker ServerとWeb公開エンジンは、-layクエリー引数で指定されたレイアウトの情報を基にXMLデータを生成します。
-dbnames、-layoutnames、-scriptnamesおよび-process以外のすべてのクエリーコマンドで必須となるクエリー引数であり、-dbクエリー引数と同様に、FileMakerクエリー文字列に必ず含まれる引数であると言えます。
-dbクエリー引数
June 20, 2006
-dbクエリー引数は、FileMaker Server Advancedにおいて、クエリーコマンドを適用するFileMakerデータベースの名称を指定する際に使用します。
-dbnamesおよび-process以外のすべてのクエリーコマンドで必須となるクエリー引数であり、ほぼすべてのリクエストで必ずFileMakerクエリー文字列に含まれる引数であると言えます。
注意点として、実際のデータベースファイル名にはオプションで拡張子を含めることができますが、-dbクエリー引数の値にはファイル拡張子を含めた形式で指定することはできません。
(使用例)
http://www.example.com/fmi/xml/fmresultset.xml?-db=employees
FileMakerクエリー文字列
June 16, 2006
FileMaker Server AdvancedのカスタムWeb公開では、HTTP経由でFileMakerデータベースからXML形式のデータを取得したり、処理した結果の内容をXML形式のデータとして取得できます。
FileMaker Server Web公開エンジンにXMLデータを要求するには、FileMaker固有の命令であるクエリーコマンドとクエリー引数、およびそれらの値で構成される「FileMakerクエリー文字列」の情報をサーバーに送信します。
FileMakerクエリー文字列は、主に下記のような方法で指定することができます。
・HTTPリクエストのGETリクエストメソッドを使用してクエリー文字列等で指定する
・HTTPリクエストのPOSTリクエストメソッドを使用してフォーム等で指定する
・XSLTスタイルシートにおいてxslt-cwp-query処理命令で指定する
・XSLTスタイルシートでdocument関数を使用して新しいHTTPリクエストを発生させる
例えば、GETリクエストメソッドの場合には、URLにおける「?」以降の文字列(クエリー文字列)がそのままFileMakerクエリー文字列として扱われます。
GetValue関数
May 31, 2006
GetValue関数は、FileMaker 8で追加された関数です。改行で区切られた値の一覧から指定した位置の値を返します。
(構文)
GetValue(値一覧; 値番号)
値とは改行で区切られた文字列のことであり、例えば、「GetValue("ロンドン¶パリ¶香港"; 2)」の結果は「パリ」になります。
値には、空白、文字、単語、文章または段落を使用することができます。また、最後の値は、改行の有無に関わらず認識されるようになっています。
FileMaker 8 カスタムWeb公開の新機能と改善点 (1)
April 24, 2006
FileMaker Server 8 AdvancedのカスタムWeb公開では、FileMakerのスクリプトに引数を渡すことができるようになり、そのためのクエリー引数が新たに3つ追加されています。
バージョン8で追加されたクエリー引数一覧は下記の通りです。
・-script.param
・-script.prefind.param
・-script.presort.param
-script.paramクエリー引数は、-scriptクエリー引数で指定されたスクリプトに引数を渡すために使用します。
検索する前に引数をスクリプトに渡す-script.prefind.paramクエリー引数は、-script.prefindクエリー引数で指定されたスクリプトに引数を渡すために使用します。
ソートする前に引数をスクリプトに渡す-script.presort.paramクエリー引数は、-script.presortクエリー引数で指定されたスクリプトに引数を渡するために使用します。
カスタムデータベースホームページに関するTips
March 31, 2006
FileMaker 8のインスタントWeb公開において、データベースホームページを独自のページに置き換えている場合に、ステータスエリアが表示されたままカスタムデータベースホームページが表示されてしまうことがあります。
上記の現象は、ユーザーがスクリプトによってログアウトしたり、セッションがタイムアウトした場合に発生しますが、これを防ぐには「iwp_home.html」ファイルのヘッダセクションに下記のJavaScriptを追加します。
if ( window != window.top ) top.location = "/fmi/iwp/cgi?-home";
なお、上記のtop.locationの値には他の任意のURLを指定することもできます。
FileMaker 8 インスタントWeb公開の新機能と改善点 (1)
March 24, 2006
FileMaker Pro 8、FileMaker Pro 8 AdvancedおよびFileMaker Server 8 AdvancedのインスタントWeb公開機能では、FileMaker Pro 8やFileMaker Pro 8 Advancedで追加された新機能の一部が利用できます。
FileMaker Pro 8の新機能の1つに「タブコントロール」がありますが、バージョン8のインスタントWeb公開でもこの新機能を使用できます。
ただし、インスタントWeb公開では角丸のタブコントロールがサポートされておらず、外観オプションで角丸に指定したタブコントロールは、Web上では長方形で表示されます。
FileMaker Pro 8の新機能:バージョン8で追加されたスクリプトステップ一覧
March 23, 2006
FileMaker 8では、スクリプトステップが新しく追加されると共に、一部のスクリプトステップの機能も強化されています。
バージョン8で追加されたスクリプトステップ一覧は下記の通りです。
・変数を設定
・レコードをExcelとして保存
・レコードをPDFとして保存
・メニューセットのインストール
また、バージョン8では、下記のスクリプトステップの機能が改善もしくは強化されています。
・関連レコードへ移動
・レコードのエクスポート
・メールを送信
・ウインドウを選択
・現在のスクリプト終了
その他にも、フィールドを選択するオプションのあるスクリプトステップにおいて、繰り返しフィールドの繰り返し位置を計算式で指定できるようになっています。
[関連](イベントレポート)FileMaker 8 ワークショップ:関数・スクリプト機能を使いこなそう(sevensdoor.com)
(2021/03/07追記:リンク先のページがなくなっていたので、リンクを削除しました。)