FAMLog


Security Update 2021-008 Catalinaの提供が開始

December 23, 2021

macOS Catalina 10.15.7用のSecurity Update 2021-008の提供が2021年12月中旬に開始されています。

macOS Catalina 10.15.7用のSecurity Update 2021-008には多数のセキュリティに関わる修正が含まれて、悪意のあるアプリケーションにカーネル権限を取得されて任意のコードを実行される可能性がある問題や、悪意のあるアプリケーションにGatekeeperによるチェックを回避される可能性がある問題などが修正されています。

なお、FileMaker Serverはバージョン18.0.3以降でmacOS Catalinaに対応していて、Claris FileMaker Server 19もmacOS Catalinaをサポートしています。

[関連]macOS Monterey 12.1の提供が開始(FAMLog)、macOS Big Sur 11.6.2の提供が開始(FAMLog)

Tag: Security

macOS Big Sur 11.6.2の提供が開始

December 22, 2021

macOS Big Sur 11.6.2の提供が2021年12月中旬に開始されています。

macOS Big Sur 11.6.2では複数のセキュリティ脆弱性が修正されていて、悪意のあるアプリケーションにカーネル権限を取得されて任意のコードを実行される可能性がある問題や、悪意のあるアプリケーションにGatekeeperによるチェックを回避される可能性がある問題などが修正されています。

なお、Claris FileMaker Serverはバージョン19.1.2以降であればmacOS Big Surと互換性があり、バージョン19.3.1以降でユニバーサルバイナリとしてAppleシリコン搭載Macに対応するようになっています。

[関連]macOS Monterey 12.1の提供が開始(FAMLog)

Tag: Security

Claris FileMaker Go 19.4.2の提供が開始

December 17, 2021

Claris FileMaker Go 19.4.2の提供が開始されています。

FileMaker Go 19.4.2では、Claris FileMaker ServerにECC P-384 SSL証明書が使用されている場合に完全修飾ドメイン名を使用してカスタム Appに安全に接続できない問題が修正されています。

なお、FileMaker Go 18の提供終了予定日が2022年5月31日に変更されていますが、FileMaker 18 プラットフォームは2021年6月にメーカーサポートが終了しました。セキュリティアップデートは最新版のみにしか提供されないことや、予告なく早期にFileMaker Go 18の配布が終了する可能性もあるため、Claris FileMaker製品をバージョン19以降にバージョンアップすることが強く推奨されます。

[関連]Claris FileMaker Pro 19.4.2の提供が開始(FAMLog)、Claris FileMaker Server 19.4.2の提供が開始(FAMLog)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Server 19.4.2の提供が開始

December 16, 2021

Claris FileMaker Server 19.4.2の提供が開始されています。

バージョン19.4.2では、ECC P-384 SSL証明書が使用されている場合にClaris FileMaker ProおよびClaris FileMaker Goで完全修飾ドメイン名を使用してカスタム Appに安全に接続できない問題や、[サーバー上のスクリプト実行]を呼び出したときに実行中のスクリプトが[セッション識別子の設定]スクリプトステップでセッション識別子を変更した場合にAdmin Consoleでスクリプトセッションの接続を解除できない問題などが修正されています。

なお、FileMaker Server 19.4.1以降ではmacOS Mojave 10.14がサポートされなくなっているので要注意です。

[関連]Claris FileMaker Pro 19.4.2の提供が開始(FAMLog)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Server 19.3.3の提供が開始

December 13, 2021

Claris FileMaker Server 19.3.3の提供が開始されています。

FileMaker Server 19.3のセキュリティアップデートに相当するFileMaker Server 19.3.3では、外部DTD(文書型定義)を参照するExcel(.xlsx)またはXMLファイルをインポートする場合に、外部DTDが処理されないように外部エンティティ解決が無効になっています。この変更は、XML外部実体参照(XXE)に関する脆弱性を修正するためのものであり、FileMaker Pro 19.4.1およびFileMaker Server 19.4.1でも修正されていたものです。

バージョン19.3.3ではNode.jsがバージョン14.18.1に更新される変更も行われていますが、変更点の詳細および既知の問題についてはClaris FileMaker Server 19.3.3 リリースノートを参照するようにしてください。

[関連]Claris FileMaker Server 19.4.1の提供が開始(FAMLog)、FileMaker 19.4.1 アップデートによる XXE 脆弱性の軽減(Claris ナレッジベース)

Tag: FileMaker

エミックラーニングの提供を開始

December 10, 2021

エミックラーニングの提供を2021年12月8日に開始しました。

エミックラーニングは、株式会社エミックが提供するeラーニングサービスです。Claris FileMaker ServerやWordPressに関連する知識について学習できるコンテンツを、どなたでも無料で利用することができます。FMPress FormsやFMPress Proをご利用いただいている、もしくは興味をお持ちのユーザーの方と、情報や知識を共有するためのフォーラムも用意しています。 ご登録およびログインしていただくと、受講の進捗状況を確認したり、フォーラムに参加することができます。

講座は今後順次追加されていく予定です。よろしければ、是非ご登録の上、ご利用ください。

[関連]FMPress Formsを公開(FAMLog)

Tag: Ad

Claris FileMaker Server 19.4.1の変更点:FileMaker Server Admin Console

December 06, 2021

Claris FileMaker Server 19.4.1では、FileMaker Server Admin Consoleでリモート接続用に使用されるポート番号が変更されています。

バージョン19.4.1では、FileMaker Server Admin Consoleでリモート接続用に使うポート番号が16000番から443番に変更されたことにより、Admin ConsoleのURLが「https://[サーバーのアドレス]:16000/admin-console」から「https://[サーバーのアドレス]:443/admin-console」に変更されています。

なお、FileMaker Server Admin Consoleでローカル接続用に使用されるポート番号は16001番のままで特に変更はありません。

[関連]Claris FileMaker Server 19.4.1の提供が開始(FAMLog)、FileMaker Admin Console のポート 443 を総当たり攻撃から保護する(Claris ナレッジベース)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Cloud 2.19.4.1の提供が開始

December 02, 2021

Claris FileMaker Cloud 2.19.4.1の提供が開始されています。

Claris FileMaker 18および19のクライアントと互換性があるFileMaker Cloud 2.19.4.1では、Claris FileMaker 19.4.1で設定および取得できるようになったセッション識別子に対応するようになっています。

バージョン2.19.4.1では、「Documents」フォルダの一部のファイルの削除または置換ができない問題や、2GBを超えるログファイルをログビューアに表示できずAdmin Consoleが応答を停止する場合がある問題なども修正されています。

[関連]Claris FileMaker Cloud 2.19 リリースノート(Claris)、Claris FileMaker Pro 19.4.1 アップデータが公開(FAMLog)

Tag: FileMaker

PHP 7.4系列の公式セキュリティサポート終了予定日

November 30, 2021

PHP 7.4系列は2022年11月に公式のセキュリティサポートが終了する予定となっています。

PHP 7.4系列のアクティブサポートは2021年11月28日に終了しており、重大なセキュリティに関わる修正が行われるセキュリティサポートは2022年11月28日までの予定となっています。

PHP 7.3系統の保守は2021年12月6日に終了する予定であり、現時点でのPHPの最新安定バージョンはバージョン8.1.0です。なお、下位互換性のない変更点や推奨されなくなる機能もあるため、PHP 8.1に移行する場合にはあらかじめ移行ガイドで各種変更点を確認してから移行作業を行う必要があります。

[関連]PHP 7.3系列の公式セキュリティサポート終了予定日(FAMLog)

Tag: Apache

FAMLog News Archive:第93回 2021年秋号

November 26, 2021

■Claris FileMaker 19.4の提供が開始(2021年11月)

Claris FileMaker 19.4の提供が2021年11月に開始されました。Claris FileMaker Pro 19.4.1ではWindows 11とmacOS Montereyがサポートされ、Claris FileMaker Server 19.4.1ではmacOS Montereyがサポートされるようになっています。ただし、macOS Mojave 10.14およびバージョン20H2以前のWindows 10がサポートされなくなっているので注意が必要です。

[関連]Claris FileMaker Pro 19.4.1 アップデータが公開(FAMLog)、Claris FileMaker Go 19.4.1が公開(FAMLog)、Claris FileMaker Server 19.4.1の提供が開始(FAMLog)

■FMDataAPI Ver.23が公開(2021年9月)

Claris FileMaker Data APIをPHPで利用するためのクラスであるFMDataAPIのバージョン23が2021年9月に公開されました。FMDataAPIはMITライセンスで提供されるオープンソースソフトウェアであり、FMDataAPI Ver.23ではPSR-4に準拠するようにクラスファイルが分割されています。

[関連]FMDataAPI Ver.23が公開(FAMLog)

Tag: News

このページの上へ