FAMLog
Claris FileMaker Cloud 2.19.3.2の提供が開始
August 05, 2021
Claris FileMaker Cloud 2.19.3.2の提供が開始されています。
FileMaker Cloud 2.19.3.2では、Claris FileMaker Admin APIに追加されたコマンドを用いて、Claris FileMaker Data APIでオブジェクトデータを要求する際に利用するストリーミングURLのセキュリティ設定を確認および変更できるようになっています。
バージョン2.19.3.2では、データを外部ストレージにコピーするスクリプトスケジュールを実行すると、システムメモリの使用量が増加してFileMaker Cloudが応答しなくなることがあった問題の修正も行われています。
[関連]Claris FileMaker Cloud 2.19 リリースノート(Claris)、Claris FileMaker Server 19.3.2の提供が開始(FAMLog)
Safari 14.1.2が公開
August 03, 2021
Appleからセキュリティ脆弱性の修正を含んだSafari 14.1.2が配布されています。
WebKitにおける複数の脆弱性が修正されたSafari 14.1.2は、macOS Mojave 10.14.6およびmacOS Catalina 10.15.7で利用できます。同時に公開されたmacOS Big Sur 11.5にもSafari 14.1.2が含まれています。
なお、macOS High Sierra 10.13用のSafari 14は提供されておらず、macOS Mojave以降にアップグレードすることが推奨される状況になっています。
[関連]macOS Big Sur 11.5の提供が開始(FAMLog)
Claris FileMaker Server 19.3.2の提供が開始
August 02, 2021
Claris FileMaker Server 19.3.2の提供が2021年7月下旬に開始されています。
FileMaker Server 19.3.2では、Claris FileMaker Admin APIもしくはfmsadminコマンドを用いて、Claris FileMaker Data APIでオブジェクトデータを要求する際に利用するストリーミングURLのセキュリティ設定を確認および変更できるようになっています。
macOSおよびLinux版のFileMaker Server 19.3.1においてFileMaker Data APIで[プラグインファイルのインストール]スクリプトステップを呼び出す際にエラーが発生していた問題が修正されているだけでなく、さまざまな問題も修正されています。詳細についてはClaris FileMaker Server 19.3.2 リリースノートを参照するようにしてください。
[関連]Claris FileMaker Server 19.3.1の提供が開始(FAMLog)
Security Update 2021-005 Mojaveが公開
July 30, 2021
AppleからmacOS Mojave 10.14.6用のSecurity Update 2021-005が公開されています。
macOS Mojave 10.14.6用のSecurity Update 2021-005には多数のセキュリティに関わる修正が含まれて、アプリケーションにカーネル権限を取得されて任意のコードを実行される可能性がある脆弱性や、悪意のあるアプリケーションがサンドボックスを破って外部で実行される可能性がある脆弱性などが修正されています。
FileMaker Serverはバージョン17.0.2以降でmacOS Mojaveに正式対応していて、Claris FileMaker Server 19もmacOS Mojaveをサポートしています。なお、FileMaker Server 16およびFileMaker Server 17.0.1はmacOS Mojaveとの互換性がありますが、一部既知の問題があります。
[関連]macOS Big Sur 11.5の提供が開始(FAMLog)、Security Update 2021-004 Catalinaが公開(FAMLog)
Security Update 2021-004 Catalinaが公開
July 29, 2021
AppleからmacOS Catalina 10.15.7用のSecurity Update 2021-004が公開されています。
macOS Catalina 10.15.7用のSecurity Update 2021-004には多数のセキュリティに関わる修正が含まれて、アプリケーションにカーネル権限を取得されて任意のコードを実行される可能性がある脆弱性や、悪意のあるアプリケーションがサンドボックスを破って外部で実行される可能性がある脆弱性などが修正されています。
なお、FileMaker Serverはバージョン18.0.3以降でmacOS Catalinaに対応していて、Claris FileMaker Server 19もmacOS Catalinaをサポートしています。
[関連]macOS Big Sur 11.5の提供が開始(FAMLog)
macOS Big Sur 11.5の提供が開始
July 28, 2021
AppleがmacOS Big Sur 11.5の提供を開始しています。
macOS Big Sur 11.5では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。macOS Big Surに対応しているMacは、MacBook(2015以降)、MacBook Air(2013以降)、MacBook Pro(Late 2013以降)、Mac mini(2014以降)、iMac(2014以降)、iMac ProおよびMac Pro(2013以降)です。
Claris ナレッジベースによると、Claris FileMaker Serverはバージョン19.1.2以降であればmacOS Big Surと互換性があります。なお、Apple M1チップ上で動作するFileMaker Server 19.2.1および19.3.1ではPHPが動作しない状況が確認されていますが、回避策についてはClaris Knowledge Baseの記事で紹介されています。
[関連]Claris FileMaker Server 19.3.1の提供が開始(FAMLog)
Ubuntu 18.04 LTSの標準サポート終了予定日
July 20, 2021
Ubuntu 18.04 LTSは2023年4月に標準サポートが終了する予定となっています。
UbuntuはDebianベースのLinuxディストリビューションであり、現時点におけるUbuntu LTS版の最新バージョンはUbuntu 20.04 LTS(Ubuntu 20.04.2 LTS)です。Ubuntu 18.04 LTSは2023年4月に、Ubuntu 20.04 LTSは2025年4月に標準サポートが終了する予定となっています。
なお、Claris FileMaker Cloud 2.19.3のオペレーティングシステムではUbuntu 18.04.5 LTSが使われていて、バージョン19.3.1のFileMaker Server for LinuxではCentOS Linux 7の代わりにUbuntu 18.04 LTSがサポートされるようになっています。
[関連]Claris FileMaker Cloud 2.19.3のオペレーティングシステムはUbuntu(FAMLog)、FileMaker Server for LinuxがサポートするLinuxディストリビューションが変更(FAMLog)
FileMaker Server for LinuxがサポートするLinuxディストリビューションが変更
July 19, 2021
CentOS Projectの開発方針変更を受けて、バージョン19.3.1ではClaris FileMaker Server for Linuxのサポート対象となるLinuxディストリビューションがCentOS LinuxからUbuntuに変更されています。
Linux版のFileMaker Server 19.2.1がCentOS Linuxをサポートする最後のFileMaker Serverとなり、バージョン19.3.1のFileMaker Server for LinuxではCentOS Linuxの代わりにUbuntu Server 18.04 LTSがサポートされるようになっています。CentOS Linux用のFileMaker Server 19は、今後の更新や不具合の修正は行われないため、Linux版を利用している場合にはオペレーティングシステムをUbuntu Server 18.04 LTSに変更する必要があります。
なお、Ubuntu Desktop 18.04 LTSは、FileMaker Server 19と互換性がありますが、完全には検証されていないとのことです。
[関連]Claris FileMaker Server 19.3.1の提供が開始(FAMLog)、FileMaker Server for LinuxがサポートするLinuxディストリビューションが変更予定(FAMLog)
Claris FileMaker Cloud 2.19.3のオペレーティングシステムはUbuntu
July 16, 2021
Claris FileMaker Cloud 2.19.3のオペレーティングシステムではUbuntuが使われるようになっています。
バージョン2.19.3.48のFileMaker CloudにおいてサーバーサイドスクリプトでGet(システムプラットフォーム)関数を実行すると、この関数の戻り値は「8」となります。この戻り値は、CentOS Linuxの代わりにUbuntuに対応するようになった、バージョン19.3.1のClaris FileMaker Server for Linuxの場合と同様です。
なお、FileMaker Cloud Admin Consoleのログビューアで確認すると、Ubuntu 18.04.5 LTSが使用されていることを確認できます。
[関連]Claris FileMaker Cloud 2.19.3.1の提供が開始(FAMLog)、Claris FileMaker 19.3とGet(システムプラットフォーム)関数(FAMLog)
Claris FileMaker Server 19.3.1の新機能:Appleシリコン搭載Macのサポート
July 15, 2021
macOS版のClaris FileMaker Server 19.3.1は、ユニバーサルバイナリとしてAppleシリコン搭載Macに対応したことにより、Appleシリコン搭載Macで従来より高速に動作するようになっています。
Appleシリコン搭載Mac上でFileMaker Server 19.3を動作させると、Intel搭載Mac上でFileMaker Server 19.3を動作させた場合と比べて、パフォーマンスが大幅に向上しているとのことです。
ただし、プラグインやODBCクライアントドライバを使う場合は注意が必要で、プラグインもAppleシリコン搭載Macに対応している必要があります。
[関連]Claris FileMaker Server 19.3.1の提供が開始(FAMLog)、Claris FileMaker Pro 19.3.1の新機能:Appleシリコン搭載Macのサポート(FAMLog)