FAMLog
macOS Monterey 12.1の提供が開始
December 21, 2021
macOS Monterey 12.1の提供が2021年12月中旬に開始されています。
macOS Monterey 12.1では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。macOS Montereyに対応しているMacは、MacBook(Early 2016以降)、MacBook Air(Early 2015以降)、MacBook Pro(Early 2015以降)、Mac mini(Late 2014以降)、iMac(Late 2015以降)、iMac Pro(2017以降)およびMac Pro(Late 2013以降)です。
Claris FileMaker ProおよびClaris FileMaker Serverはバージョン19.4.1以降で正式にmacOS Montereyに対応するようになっています。なお、macOS版のFileMaker Server 19.4.1ではインストール時にPHPがインストールされなくなっている点に留意する必要があります。
Claris FileMaker Go 19.4.2の提供が開始
December 17, 2021
Claris FileMaker Go 19.4.2の提供が開始されています。
FileMaker Go 19.4.2では、Claris FileMaker ServerにECC P-384 SSL証明書が使用されている場合に完全修飾ドメイン名を使用してカスタム Appに安全に接続できない問題が修正されています。
なお、FileMaker Go 18の提供終了予定日が2022年5月31日に変更されていますが、FileMaker 18 プラットフォームは2021年6月にメーカーサポートが終了しました。セキュリティアップデートは最新版のみにしか提供されないことや、予告なく早期にFileMaker Go 18の配布が終了する可能性もあるため、Claris FileMaker製品をバージョン19以降にバージョンアップすることが強く推奨されます。
[関連]Claris FileMaker Pro 19.4.2の提供が開始(FAMLog)、Claris FileMaker Server 19.4.2の提供が開始(FAMLog)
Claris FileMaker Server 19.4.2の提供が開始
December 16, 2021
Claris FileMaker Server 19.4.2の提供が開始されています。
バージョン19.4.2では、ECC P-384 SSL証明書が使用されている場合にClaris FileMaker ProおよびClaris FileMaker Goで完全修飾ドメイン名を使用してカスタム Appに安全に接続できない問題や、[サーバー上のスクリプト実行]を呼び出したときに実行中のスクリプトが[セッション識別子の設定]スクリプトステップでセッション識別子を変更した場合にAdmin Consoleでスクリプトセッションの接続を解除できない問題などが修正されています。
なお、FileMaker Server 19.4.1以降ではmacOS Mojave 10.14がサポートされなくなっているので要注意です。
[関連]Claris FileMaker Pro 19.4.2の提供が開始(FAMLog)
Claris FileMaker Server 19.4.1の変更点:FileMaker Server Admin Console
December 06, 2021
Claris FileMaker Server 19.4.1では、FileMaker Server Admin Consoleでリモート接続用に使用されるポート番号が変更されています。
バージョン19.4.1では、FileMaker Server Admin Consoleでリモート接続用に使うポート番号が16000番から443番に変更されたことにより、Admin ConsoleのURLが「https://[サーバーのアドレス]:16000/admin-console」から「https://[サーバーのアドレス]:443/admin-console」に変更されています。
なお、FileMaker Server Admin Consoleでローカル接続用に使用されるポート番号は16001番のままで特に変更はありません。
[関連]Claris FileMaker Server 19.4.1の提供が開始(FAMLog)、FileMaker Admin Console のポート 443 を総当たり攻撃から保護する(Claris ナレッジベース)
LibreSSL 3.4.2が公開
December 03, 2021
LibreSSL 3.4.2が2021年11月下旬に公開されています。
LibreSSLは、OpenSSLからフォークされたものであり、OpenBSDの標準TLSライブラリとして採用されています。LibreSSL 3.4.2では1点のセキュリティ脆弱性が修正されています。
なお、LibreSSLは約半年ごとに新しいバージョンの安定版がリリースされ、1年間更新が行われるスケジュールになっています。
PHP 7.4系列の公式セキュリティサポート終了予定日
November 30, 2021
PHP 7.4系列は2022年11月に公式のセキュリティサポートが終了する予定となっています。
PHP 7.4系列のアクティブサポートは2021年11月28日に終了しており、重大なセキュリティに関わる修正が行われるセキュリティサポートは2022年11月28日までの予定となっています。
PHP 7.3系統の保守は2021年12月6日に終了する予定であり、現時点でのPHPの最新安定バージョンはバージョン8.1.0です。なお、下位互換性のない変更点や推奨されなくなる機能もあるため、PHP 8.1に移行する場合にはあらかじめ移行ガイドで各種変更点を確認してから移行作業を行う必要があります。
[関連]PHP 7.3系列の公式セキュリティサポート終了予定日(FAMLog)
PHP 8.1.0が公開
November 29, 2021
PHP 8.1.0が公開されています。
パフォーマンスの向上が図られているPHP 8.1では、定数セットの代わりに利用できる列挙型や読み取り専用プロパティなど数多くの新機能が追加されています。下位互換性のない変更点や推奨されなくなる機能もあるため、PHP 8.0からPHP 8.1に移行する場合にはあらかじめ移行ガイドで各種変更点を確認してから移行作業を行う必要があります。
なお、PHP 7.4は2022年11月28日まで、PHP 8.0は2023年11月26日まで、PHP 8.1は2024年11月25日までセキュリティ修正が継続される予定となっています。PHP 7.3系統の保守は2021年12月6日に終了する予定であり、今後はバージョン7.4系列以降にアップグレードする必要がある状況です。
Ruby 3.0.3、Ruby 2.7.5およびRuby 2.6.9が公開
November 25, 2021
Ruby 3.0.3、Ruby 2.7.5およびRuby 2.6.9が公開されています。
Ruby 3.0.3およびRuby 2.7.5では3点のセキュリティ脆弱性(CVE-2021-41816、CVE-2021-41817、CVE-2021-41819)が修正されていて、Ruby 2.6.9では2点のセキュリティ脆弱性(CVE-2021-41817、CVE-2021-41819)が修正されています。
なお、Ruby 2.6系列は重大なセキュリティ上の問題への対応のみが行われるセキュリティメンテナンスフェーズにあり、2022年3月末頃を目処にRuby 2.6系列のセキュリティメンテナンスならびに公式サポートが終了する予定となっています。
PHP 7.3.33、PHP 7.4.26およびPHP 8.0.13が公開
November 24, 2021
PHP 7.3.33、PHP 7.4.26およびPHP 8.0.13が公開されています。
PHP 7.3.33、PHP 7.4.26およびPHP 8.0.13ではそれぞれセキュリティ脆弱性の修正が行われています。なお、PHP 7.3系列のアクティブサポートは2020年12月にすでに終了しており、重大なセキュリティに関わる修正が行われるセキュリティサポートは2021年12月6日までの予定となっています。
PHPはバージョン8.1系統の開発も進められており、現在バージョン8.1.0 RC 6が公開されている状況です。
(2022/01/11追記:「バージョンPHP 8.1.0 RC 6」を「バージョン8.1.0 RC 6」に変更・修正しました。)
CentOS Linux 8 (2111)が公開
November 22, 2021
CentOS Linux 8 (2111)が2021年11月中旬に公開されています。
CentOS LinuxはRed Hat Enterprise Linuxと互換性を持つLinuxディストリビューションであり、CentOS Linux 8 (2111)はRed Hat Enterprise Linux 8.5に対応するバージョンとなっています。CentOS Linux 8は2021年12月末にサポートが終了する予定になっている点に留意する必要があります。
バージョン19.1.2およびバージョン19.2.1のFileMaker Server for Linuxがサポート対象としていたCentOS Linux 7は2024年6月30日にサポートが終了する予定となっています。なお、バージョン19.3.1ではClaris FileMaker Server for Linuxのサポート対象となるLinuxディストリビューションがCentOS LinuxからUbuntuに変更されています。
[関連]CentOS Linux 8のサポート終了予定日(FAMLog)、FileMaker Server for LinuxがサポートするLinuxディストリビューションが変更(FAMLog)