FAMLog
Claris FileMaker Server 19.6.1の提供が開始
December 05, 2022
Claris FileMaker Server 19.6.1の提供が開始されています。
macOS Ventura 13でのインストールがサポートされているFileMaker Server 19.6.1では、[クライアントアプリケーションでのデータベースのフィルタ]オプションがデフォルトで有効になっています。他にも変更点や修正された問題もあるので、詳細についてはClaris FileMaker Server 19.6.1 リリースノートを参照するようにしてください。
Windows版についてはWindows Server 2022 Standard EditionおよびWindows Server 2022 Datacenter Editionをサポートするようになっていますが、Windows Server 2016 Standard EditionとWindows Server 2016 Datacenter Editionはサポート対象外になっています。また、Linux版についてはUbuntu 18.04 LTSがサポート対象外になっています。
[関連]Claris FileMaker Pro 19.6.1の提供が開始(FAMLog)、Claris FileMaker Go 19.6.1の提供が開始(FAMLog)
Claris FileMaker Server 19.5.1の変更点:Claris FileMaker WebDirectのサインインダイアログボックス
November 16, 2022
Claris FileMaker Server 19.5.1のClaris FileMaker WebDirectでは、[OAuth/AD FS が有効な場合でもサインインフィールドを表示]ファイルオプションが無効になっている場合に、OAuthまたはAD FSでサインインする際にアカウント名およびパスワードフィールドが表示されないように変更されています。
Claris Server および FileMaker Server ヘルプでは、「ホスト上で OAuth または AD FS (Microsoft Active Directory Federation Services) アイデンティティプロバイダが有効でカスタム App にそれを使用するアカウントが含まれる場合、[OAuth/AD FS が有効な場合でもサインインフィールドを表示] ファイルオプションを無効にすると FileMaker WebDirect のサインインダイアログボックスのアカウント名およびパスワードフィールドが非表示になり、アイデンティティプロバイダボタンのみが表示されるようになりました。」とこの点について記載されています。
なお、Claris FileMaker Pro 19.2.2では、OAuthまたはAD FSでサインインする際にアカウント名およびパスワードフィールドが初期状態で表示されないように変更されていました。バージョン19.2.2で追加された[OAuth/AD FS が有効な場合でもサインインフィールドを表示]オプションを使用すると、OAuthまたはAD FSアイデンティティプロバイダが有効な場合でも、アカウント名およびパスワードフィールドを表示するように調整できます。
[参考]Claris FileMaker Pro 19.2.2の変更点:[OAuth/AD FS が有効な場合でもサインインフィールドを表示]オプション(FAMLog)
エミックオンラインセミナーを2022年12月8日に開催
November 15, 2022
2022年12月8日(木)正午から、Claris プラットフォームに関する最新情報について紹介するオンラインセミナーを開催します。
Claris プラットフォームの1つとして位置付けられているClaris Studioが2023年初頭に日本国内で販売開始される予定となっていますが、現在公開されている情報からFileMaker プラットフォームとClaris プラットフォームの違いを確認しつつ、Claris プラットフォームはどのように変わるのか現在分かっている情報について確認する予定です。
エミックオンラインセミナー
「無料版が登場? Claris プラットフォームの最新情報」
開催日時:2022年12月8日(木)12:00(正午)~12:45
参加費:無料
主催:株式会社エミック
本セミナーはZoomのウェビナー機能を用いて実施します。視聴は無料ですが事前のお申し込みが必要です。
詳細については次のページをご覧ください。
https://emiconlineseminar202212.peatix.com/
macOS Ventura 13.0.1の提供が開始
November 11, 2022
macOS Ventura 13.0.1の提供が開始されています。
macOS Venturaではセキュリティ脆弱性が修正されています。macOS Venturaに対応しているMacは、iMac(2017以降)、iMac Pro(2017)、MacBook Air(2018以降)、MacBook Pro(2017以降)、Mac Pro(2019以降)、Mac Studio(2022)、Mac mini(2018以降)およびMacBook(2017)です。
なお、Claris ナレッジベースによると、macOS Ventura上でのClaris FileMaker 19の動作については現在のところ既知の問題点はないとのことです。
[関連]Claris FileMaker 製品と macOS Ventura の互換性(Claris ナレッジベース)、iOS 16.1.1およびiPadOS 16.1.1の提供が開始(FAMLog)
OpenSSL 1.1.1sとOpenSSL 3.0.7が公開
November 04, 2022
OpenSSL 1.1.1sとOpenSSL 3.0.7が公開されています。
OpenSSLは通信暗号化ライブラリとして広く利用されているオープンソースソフトウェアです。OpenSSL 3.0.7では、X.509証明書の検証を行う際にバッファオーバーフローが発生する可能性がある問題(CVE-2022-3602およびCVE-2022-3786)が修正されています。
なお、OpenSSL 1.1.1系列については当該脆弱性の影響を受けないとのことです。
[関連]JVNVU#92673251: OpenSSLに複数の脆弱性(Japan Vulnerability Notes)
macOS Venturaの提供が開始
October 26, 2022
AppleがmacOS Venturaの提供を開始しています。
macOS Venturaには多数のセキュリティに関わる修正が含まれています。macOS Venturaに対応しているMacは、iMac(2017以降)、iMac Pro(2017)、MacBook Air(2018以降)、MacBook Pro(2017以降)、Mac Pro(2019以降)、Mac Studio(2022)、Mac mini(2018以降)およびMacBook(2017)です。
なお、Claris ナレッジベースによると、macOS Ventura上でのClaris FileMaker 19の動作については現在のところ既知の問題点はないとのことです。
[関連]Claris FileMaker 製品と macOS Ventura の互換性(Claris ナレッジベース)
Claris FileMaker Cloud 2.19.5.1の改善点:Admin Console ログビューア
October 13, 2022
Claris FileMaker Cloud 2.19.5.1では、FileMaker Cloud Admin Consoleのログビューア機能が更新されています。
バージョン2.19.5.1では、FileMaker Cloud Admin Consoleの[ログ]タブにおいて次のログを表示およびダウンロードできるようになっています。
・Access.log
・ClientStats.log
・TopCallStats.log
・fmsDebug.log
・fmsadminDebug.log
・fmsaseDebug.log
・fmsgetpasskeyDebug.log
・fmshDebug.log
・fmslogDebug.log
なお、各ログの詳細については、Claris FileMaker Cloud ヘルプの「ログファイルの表示およびダウンロード」に記載されています。
[関連]Claris FileMaker Cloud 2.19.3.1の新機能:Admin Console ログビューア(FAMLog)、Claris FileMaker Cloud 2.19.5.1の提供が開始(FAMLog)
OpenSSL 1.1.1rとOpenSSL 3.0.6が公開
October 12, 2022
OpenSSL 1.1.1rとOpenSSL 3.0.6が公開されています。
OpenSSLは通信暗号化ライブラリとして広く利用されているオープンソースソフトウェアです。OpenSSL 3.0.6では、カスタム暗号作成をサポートするEVP_CIPHER_meth_new()関数および関連する関数にてカスタム暗号を誤って処理することに起因しNULL暗号化が発生する問題(CVE-2022-3358)が修正されています。
なお、OpenSSL 1.1.1系列については当該脆弱性の影響を受けないとのことです。
[関連]JVNVU#92530096: OpenSSLのNID_undefを使用したカスタム暗号におけるNULL暗号化の脆弱性(Japan Vulnerability Notes)
(2022/10/13追記:重大な不具合が検出されたためOpenSSL 1.1.1rとOpenSSL 3.0.6の公開が取り下げられており、不具合に対応する新バージョンの公開を現在準備中であるとのことです。)
Claris Engage Japan 2022ではセッション Q&A ラウンジにてスピーカーに直接質問可能
October 06, 2022
2022年10月26日から10月28日までオンラインで開催される「Claris Engage Japan 2022」では視聴したセッションに関する質疑応答の時間と場所が用意されています。
セッション配信直後、Claris パートナーの有志が企画・運営するバーチャルイベントスペースである「Claris Engage Japan - Annex」に移動することにより、セッション Q&A ラウンジにてスピーカーに直接質問できます。
なお、一部のセッションではセッションQ&Aが実施されない場合があるので、実施の有無についてはタイムテーブルを確認するようにしてください。
[関連]「Claris Engage Japan 2022」のご案内(FAMLog)
OpenSSH 9.1が公開
October 04, 2022
SSHプロトコルを使用するネットワーク接続ツールのフリーな実装であるOpenSSHの新バージョンであるOpenSSH 9.1が公開されています。
OpenSSH 9.1では、悪用可能ではないと考えられているメモリ安全性に関する問題が3件修正されています。
なお、バージョン9.1では新機能の1つとして、ssh(1)とsshd(8)において最小のRSA鍵長を設定するRequiredRSASizeディレクティブが追加されていて、この長さを下回る鍵についてはsshd(8)のユーザー認証とホスト認証で無視されるようになっているとのことです。
[参考]OpenSSH 9.1 がリリースされました(春山征吾のBlog)