FAMLog


FileMaker Server 18の新機能:スペイン語をサポート

July 22, 2019

FileMaker Server 18では、スペイン語が新たにサポートされています。

FileMaker Server 17でサポートされる言語は、日本語、英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語およびスウェーデン語でしたが、FileMaker 18 プラットフォームではスウェーデン語版のFileMaker Serverは提供されなくなっています。

結果として、FileMaker Server 18でサポートされる言語は、日本語、英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語およびスペイン語の6言語となっています。

[関連]FileMaker Server 18 技術仕様(FileMaker)、FileMaker 18 - 廃止予定の機能およびオペレーティングシステム(FileMaker ナレッジベース)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 17 Advancedの新機能:マスタ/詳細レイアウトのポータル

September 11, 2018

FileMaker Pro 17 Advancedでは、ポータルで現在の対象レコードにあるレコードを表示できるようになり、マスタ/詳細レイアウトを簡単に作成できるようになっています。

レイアウトのマスタ領域にある一覧から項目を選択すると、その項目の詳細情報が詳細領域に表示されるパターンのレイアウトを用意するにあたり、バージョン17では現在のテーブルのレコードを表示するポータルをマスタ領域として使用することができます。これにより、自己連結リレーションシップや追加のスクリプトを作成する必要がなくなっています。

マスタ/詳細レイアウトのポータルを作成するには、レイアウト上にポータルを設置し、[ポータル設定]ダイアログボックスの[レコードを表示:]で[現在のテーブル]を選択します。

[関連]マスタ/詳細レイアウトのポータルの作成(FileMaker Pro 17 Advanced ヘルプ)

Tag: FileMaker

Windows版FileMaker Server 17の動作環境

July 09, 2018

Windows版のFileMaker Server 17はWindows Server 2016 Standard EditionとWindows Server 2012 R2 Standard Editionをサポートしています。

Windows Server上にFileMaker Server 17をインストールするには、インターネット接続が必要です。また、Windows Server 2016 Standard Editionを利用する場合、デスクトップエクスペリエンスを搭載している環境が必要です。

RAMの最低要件は8GBであり、FileMaker Server 16でサポートされていたWindows Server 2008 R2 SP1 Standard EditionおよびEnterprise EditionはFileMaker Server 17ではサポートされなくなっています。

[関連]macOS版FileMaker Server 17の動作環境(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Server 17の新機能:fmsadmin SETコマンド

June 29, 2018

FileMaker Server 17では、CLI(コマンドラインインターフェース)でFileMaker Serverを管理するためのfmsadminコマンドにおいて新たにSETコマンドを利用できるようになっています。

SETコマンドを使うことで、データベースサーバーおよびカスタムWeb公開の設定を変更することができます。

[使用例]
$ fmsadmin set serverconfig scriptsessions=50
$ fmsadmin set serverconfig backupinterval=15 cachesize=1024
$ fmsadmin set cwpconfig locale=ja
$ fmsadmin set cwpconfig enablephp=true enablexml=true

なお、バージョン17では、Admin ConsoleでカスタムWeb公開の設定を変更することができなくなっており、fmsadminコマンドを使用して設定を変更する必要があります。

Tag: FileMaker

FAMLog News Archive:第81回 2018年夏号

June 21, 2018

■FileMaker 17 プラットフォームが登場(2018年5月)

FileMaker 17 プラットフォームのソフトウェア製品が2018年5月16日に発売されました。FileMaker ProはFileMaker Pro Advancedに一本化され、「FileMaker Licensing for Teams (FLT)」の代わりに新しいボリュームライセンスプログラム「FileMaker ユーザライセンス」が用意されるようになっています。

[関連]FileMaker 17 プラットフォームが登場(FAMLog)

■FileMaker Cloud 1.17.0が登場(2018年6月)

FileMaker Cloudの新バージョンであるFileMaker Cloud 1.17.0が2018年6月に発表されました。FileMaker Cloud 1.17.0では、FileMaker 17 プラットフォームに対応した他、FileMaker Data APIがトライアルバージョンではなくなっています。なお、FileMaker Cloud 1.17.0に接続できるFileMaker Pro AdvancedおよびFileMaker Goはバージョン17のみとなっているので要注意です。

[関連]FileMaker Cloud 1.17.0が登場(FAMLog)

Tag: News

FileMaker Cloud 1.17.0が登場

June 01, 2018

ファイルメーカー社がFileMaker Cloudの新バージョンであるFileMaker Cloud 1.17.0を発表しています。

FileMaker 17 プラットフォームに対応したFileMaker Cloud 1.17.0では、FileMaker Data APIがトライアルバージョンではなくなり、90日間利用できる試用版のComodo SSL 証明書を有効期限が切れる60日前から更新できるようになっています。FileMaker Cloud 1.17.0に接続できるFileMaker Pro AdvancedおよびFileMaker Goはバージョン17のみとなっています。

なお、FileMaker Cloud 1.17.0では、以前から案内されていた通り、t2.smallのAWS EC2インスタンスタイプを使用することはサポートされなくなっています。

[関連]FileMaker Cloudの技術仕様(FileMaker)

Tag: FileMaker

OpenSSH 7.7が公開

April 12, 2018

SSHプロトコルを使用するネットワーク接続ツールのフリーな実装であるOpenSSHの新バージョン「OpenSSH 7.7」が2018年4月上旬に公開されています。

OpenSSH 7.7では、PQC XMSS 鍵(拡張ハッシュベース署名)の実験的サポートが追加され、authorized_keysファイルのオプションにexpiry-timeが追加されて鍵の期限切れを設定できるようになる等の機能が追加された他、不具合が多数修正されています。

なお、バージョン7.7では、バージョン3以前のOpenSSHなど、いくつかの非常に古いSSH実装に対する互換性サポートがなくなっています。

[参考]OpenSSH 7.7 がリリースされました(春山征吾のBlog)

Tag: Security

FileMaker Server 16の改善点:fmsadmin AUTORESTARTコマンド

March 01, 2018

FileMaker Server 16では、コマンドラインインターフェースでFileMaker スクリプトエンジンの自動再起動設定の確認や変更ができるようになっています。

fmsadminコマンドを使ってFileMaker スクリプトエンジンの自動再起動設定の確認および変更を行うには、AUTORESTARTコマンドを使用します。

[使用例]
$ fmsadmin autorestart fmse
Auto-restart of fmse is ON
$ fmsadmin autorestart fmse off
Auto-restart of fmse is OFF
$ fmsadmin autorestart fmse on
Auto-restart of fmse is ON

有効なフラグ(onあるいはoff)が指定されている場合、FileMaker スクリプトエンジンの自動再起動設定を有効化または無効化します。フラグが指定されていない場合には現在の自動再起動設定が表示され、特に設定を変更していなければ自動再起動設定は通常有効になっています。

自動再起動設定が有効になっている状態でFileMaker スクリプトエンジンが異常終了したり60秒を超えて応答しなくなった場合には、FileMaker スクリプトエンジンのプロセスが自動的に再起動されるようになっています。

[関連]FileMaker Server 11の新機能:fmsadmin AUTORESTARTコマンド(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Server 16.0.4 アップデータが公開

February 09, 2018

ファイルメーカー社が「FileMaker Server 16.0.4 アップデータ」を公開しています。

FileMaker Server 16.0.4では、週の特定の期間に特定のロケールでChromeまたはEdgeを使用した場合にFileMaker WebDirectでデータベースを開くことができずにCookieが無効になっているというメッセージが誤って表示される問題や、Windows Server上でJavaを更新するとFileMaker WebDirectで共有データベースが開かなくなる問題が修正されています。OS X El Capitan v10.11がサポートされなくなっており、JavaについてはJava 8 Update 161に更新されています。

このアップデータを適用する前に、あらかじめWeb公開エンジンとデータベースサーバー、FileMaker Server Admin Console等を終了させておく必要があります。アップデート方法の詳細については、FileMaker ナレッジベースの記事を必ず参照するようにしてください。

[関連]FileMaker Go 16.0.4が公開(FAMLog)、FileMaker Pro 16.0.4 アップデータが公開(FAMLog)

Tag: FileMaker

APPLE-SA-2017-09-19-1 iOS 11

September 20, 2017

iOSデバイス向けのソフトウェアアップデートとなるiOS 11の提供が開始されています。iOS 11では脆弱性の修正も多数行われています。

iOS 11では、拡張現実(AR)機能がOSレベルでサポートされ、iPadで新しいマルチタスキング機能や新しい“ファイル”Appが追加されるなど、数多くの機能追加や改善が行われています。一方で、iOS 11では、32ビットアプリがサポートされなくなり、バージョン13以前のFileMaker Goを起動できなくなっています。なお、FileMaker Go 14以前はiOS 11と非互換であり、iOS 11でFileMaker Goを使用する場合には、FileMaker Go 16.0.2もしくはFileMaker Go 15.0.4にバージョンアップおよびデータを転送する必要があるとのことです。

iOS 11に対応している機種は、iPhone 5s、iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone SE、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone X、第6世代のiPod touch、第5世代のiPad、iPad Air、iPad Air 2、9.7インチiPad Pro、10.5インチiPad Pro、第1世代および第2世代の12.9インチiPad Pro、iPad mini 2、iPad mini 3およびiPad mini 4です。

[関連]FileMaker Go と iOS 11 の互換性(FileMaker ナレッジベース)

Tag: Security

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