FAMLog
Phusion Passenger 3.0.0が公開
October 20, 2010
「Phusion Passenger 3.0.0」が公開されています。
Phusion Passengerは、Railsアプリケーションを運用するための、Apache HTTP Serverおよびnginx用のモジュールとして利用できるオープンソースソフトウェアです。
バージョン3.0では、速度や安定性が飛躍的に向上し、スタンドアロンでの利用も新たにできるようになっています。その他にも数多くの改善点が含まれており、Rails 3.0やRuby 1.9.2、RVM、Bundlerに対応しています。
ScriptMaster 4が公開
August 05, 2010
360Worksが無償で利用可能なFileMakerプラグインであるScriptMasterの新バージョン「ScriptMaster 4」を2010年7月に公開しています。
ScriptMasterは、Javaプラットフォーム用のスクリプト言語であるGroovyを使用してScriptMasterのモジュールを記述することにより、FileMaker Proでさまざまな機能拡張を行うことができるプラグインです。
バージョン4では、ネットワーク経由でScriptMasterのモジュールをロードできるようになると共に、Groovy 1.7.1が同梱され、XPathのパースやファイル名のリネームなどができるモジュールが新たに用意されています。
今回新たに有償版のScriptMaster 4 Advancedも発売されており、Advanced版ではFileMakerプラグインの生成、クリップボードへのアクセス、およびFileMakerのSQLエンジンへのアクセスができます。ScriptMaster 4 Advancedの価格は年間95ドルです。
Phusion Passenger 2.2.14が公開
June 08, 2010
「Phusion Passenger 2.2.14」が公開されています。
Phusion Passengerは、Railsアプリケーションを運用するための、Apacheおよびnginx用のモジュールとして利用できるオープンソースソフトウェアです。バージョン2.2.14では、Rails 3.0との互換性に関する問題などが修正されており、JITコンパイラにLLVMを使用するRuby互換実装であるRubiniusを新たにサポートしています。
なお、Ruby on Railsの最新バージョンはバージョン2.3.8であり、現在バージョン3.0のベータ版が公開されている状況です。
Apache HTTP Server 2.2.15が公開
March 08, 2010
「Apache HTTP Server 2.2.15」が公開されています。
Apache 2.2.15にはセキュリティ脆弱性の修正が含まれており、OpenSSL 0.9.8mが公開されたことに伴う更新がmod_sslに反映されています。また、mod_headers、mod_proxy_ajpおよびmod_isapiに存在した脆弱性の修正も行われています。
Apache 2.2.15はApacheの最新安定バージョンと位置づけられており、今回新たにmod_reqtimeoutというモジュールが追加されています。
[関連]OpenSSL 0.9.8mが公開(FAMLog)
JK 1.2.30が公開
March 02, 2010
WebサーバーとTomcatの接続に使用されるコネクター「JK 1.2.30」が公開されています。
2010年2月下旬に公開されたJK 1.2.29においてMicrosoft IIS用のコネクターにクラッシュを引き起こす不具合があったため、一度公開されたバージョン1.2.29が取り消される事態が起きていました。JK 1.2.30は、その問題点が修正されてJK 1.2.29の代わりに改めて公開されたものです。
JK 1.2.30はJK 1.2系統の最新版のTomcatコネクターであり、FileMaker Server 10ではJK 1.2.23をベースにしたものがWebサーバーモジュールで使用されています。
Phusion Passenger 2.2.10が公開
February 24, 2010
「Phusion Passenger 2.2.10」が公開されています。
バージョン2.2.10では、Rails 3.0で導入されるGem管理ツールであるBundlerとの互換性に関する問題や、新しいバージョンのgccでコンパイルできない問題などが修正されています。
Phusion Passengerは、Railsアプリケーションを運用するための、Apacheおよびnginx用のモジュールとして利用できるオープンソースソフトウェアです。
mod_jk 1.2.26以降をバーチャルホストで利用する際の注意点
January 29, 2010
Apache HTTP ServerとTomcatの接続に使用されるコネクターであるmod_jk 1.2.26以降をバーチャルホストで利用する際には注意すべき点があります。
mod_jk 1.2.25以前ではJkMountディレクティブの設定はVirtualHostディレクティブごとに設定する必要はありませんでしたが、mod_jk 1.2.26以降では挙動が変更されています。mod_jk 1.2.26以降では、各VirtualHostディレクティブにおいて「JkMountCopy On」を設定するか、もしくはグローバルサーバーの設定において「JkMountCopy All」を設定する必要があります。
なお、現時点におけるJK 1.2系統の最新版はJK 1.2.28です。FileMaker Server 10ではJK 1.2.23をベースとしたものがWebサーバーモジュールで使用されています。
[関連]The Apache Tomcat Connector - Reference Guide - Configuring Apache
Net::FileMaker 0.02
January 26, 2010
PerlからFileMaker ServerのカスタムWeb公開機能を利用するためのオープンソースソフトウェア「Net::FileMaker 0.02」が公開されています。
CPANモジュールとして公開されており、FX.phpやRfmと同様に内部的にはFileMaker ServerのXMLインターフェースを使用しています。また、GitHub上でもレポジトリが作成および公開されています。
Net::FileMakerのライセンスは、Perlのライセンスと同様、ArtisticライセンスとGPLのデュアルライセンスです。
Phusion Passenger 2.2.8
December 21, 2009
「Phusion Passenger 2.2.8」が公開されています。
Phusion Passengerは、Railsアプリケーションを運用するためのApacheモジュールとして利用することもできます。バージョン2.2.8では、mod_gnutlsとの組み合わせで発生する問題や、Ruby 1.9.1-p152以降で発生する非互換問題などが修正されています。
PassengerのライセンスはGPLバージョン2であり、オープンソースとして公開されているソフトウェアです。POSIX準拠のOSで動作するため、Mac OS Xでの動作もサポートされています。
Apache HTTP Server 2.2.14
October 09, 2009
「Apache HTTP Server 2.2.14」が公開されています。
Apache 2.2.14にはセキュリティ脆弱性の修正が3点含まれていて、mod_proxy_ftpの脆弱性2点とSolarisでのみ発生するDoS脆弱性が修正されています。
Apache 2.2.14はApacheの最新安定バージョンと位置づけられており、今回新たにmod_proxy_scgiというモジュールが追加されています。