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「FileMaker カンファレンス 2014」のご案内

October 03, 2014

ファイルメーカー社が主催する「FileMaker カンファレンス 2014」において、併設されるショウケースにエミックのブースを出展します。

カスタムWebアプリケーションを高速開発および運用できるサービス「FMPress」のデモ展示を行う予定です。ご来場の際には是非ともお立ち寄りください。

また、2日目の11月27日(木)10時から開始予定のジェネラルトラックのセッション「FileMaker Serverのバックアップ機能の徹底活用法」ではスピーカーとしてFileMaker Serverのバックアップ機能に関するお話を、そして同日15時40分から開始予定のiPad & iPhone トラックのセッション「iPad & iPhoneからのリモートアクセスをより安全にするネットワーク構築術」ではスピーカーとしてVPNとSSLに関するお話をします。是非お早めに事前登録のうえ当日ご来場ください。

FileMaker カンファレンス 2014
開催日:2014年11月26日(水)〜11月28日(金)
開催場所:JPタワーホール&カンファレンス
参加費:無料(事前登録制、一部有料のセッションあり)
詳細:FileMaker カンファレンス 2014 公式ページ(ファイルメーカー社)

[関連]FileMaker カンファレンス 2014の事前登録受付が開始(FAMLog)

Tag: FileMaker

APPLE-SA-2014-09-17-1 iOS 8

September 19, 2014

iOSデバイス向けのソフトウェアアップデートとなるiOS 8の提供が開始されています。iOS 8では脆弱性の修正も多数行われています。

Tap to Talk機能を備えたメッセージアプリケーションや完全に新しくなった写真アプリケーション、予測タイピング機能を備えたAppleのQuickTypeキーボード、ファミリー共有などといった新機能がiOS 8には追加されています。なお、新機能の中には機種によっては利用できない機能があり、国や地域によっては一部機能を利用できない場合があります。

アップデートの対象機種は、iPhone 4s、iPhone 5、iPhone 5c、iPhone 5s、第5世代のiPod touch、iPad 2、iPad Retinaディスプレイモデル、iPad Air、iPad miniおよびiPad mini Retinaディスプレイモデルです。今回、iPhone 4がサポート対象外となっています。

Tag: Security

FileMaker Server 13の改善点:カスタムWeb公開の同時接続上限数が2000に

September 03, 2014

FileMaker Server 13では、カスタムWeb公開における同時接続クライアント数の上限が増加しています。

FileMaker Server 12のカスタムWeb公開では理論上の同時接続上限数は100、FileMaker Server 12 AdvancedのカスタムWeb公開では理論上の同時接続上限数は200でしたが、FileMaker Server 13では新たに理論上の上限が2000に引き上げられています。接続数の上限は、ハードウェアの構成、データベース設計およびOSに依存しますが、カスタムWeb公開では複数のユーザーが1つの接続を共有できます。

なお、上記の同時接続上限数は理論値であり、FileMaker社によるテスト済みの接続数はカスタムWeb公開では200となっています。

[関連]FileMaker Server 12 Advancedの新機能:カスタムWeb公開の同時接続上限数が200に(FAMLog)、FileMaker Server 13 ホストとクライアントの互換性チャート(FileMaker ナレッジベース)

(2014/09/03追記:カスタムWeb公開およびxDBC接続にはFileMaker Server 13で新たに導入された“同時接続”のライセンスは必要ありません。)

Tag: FileMaker

FileMaker Server 13の変更点:同時接続

September 02, 2014

FileMaker Server 13では、無料のクライアント(FileMaker GoもしくはWebブラウザー)からFileMaker Serverに接続する際に有償の“同時接続”が必要となっています。

有償のクライアントであるFileMaker ProやFileMaker Pro AdvancedからFileMaker Serverに接続する際は“同時接続”のライセンスは必要ありませんが、FileMaker Go(バージョン12および13)もしくはFileMaker WebDirectからFileMaker Server 13にアクセスするには有償の“同時接続”が必要です。なお、カスタムWeb公開およびxDBC接続には“同時接続”は必要ありません。

FileMaker Server 13には“同時接続”がひとつ付いており、iPadやiPhone、Webブラウザーを使ってソリューションをテストできますが、複数クライアントで同時接続のテストを行うには5個単位で購入できる同時接続(5同時接続につき104,400円)が別途必要です。また、50以上の同時接続が必要な場合は、“同時接続”の数が無制限のFileMaker Serverライセンスを購入する必要があります。

[関連]FileMaker Server 13の新機能:FileMaker WebDirect(FAMLog)

Tag: FileMaker

PHP 5.6.0が公開

September 01, 2014

PHP 5.6.0」が公開されています。

PHP 5.6.0では、定数宣言などで式を使用可能とする定数のスカラー式がサポートされ、可変個引数の関数の実装に...演算子が使えるようになっています。その他、2GBより大きいサイズのファイルもアップロードできるようになり、phpdbgが標準搭載されるなど、数多くの新機能が追加されています。

なお、下位互換性のない変更点や推奨されなくなる機能もあるため、PHP 5.6に移行する場合には事前に移行ガイドを参照してからアップグレードを行う必要があります。

Tag: Apache

FileMaker製品でサポートされるSSLサーバー証明書の販売元と種類の一覧

August 29, 2014

FileMakerネットワーク共有で暗号化通信を実現するには、バージョン12以降のFileMaker Serverでデータベースファイルをホストした上で、FileMaker製品でサポートされているSSLサーバー証明書を認証局から購入する必要があります。

2016年8月現在、FileMaker 14以前でサポートされているSSLサーバー証明書の販売元と種類の一覧は下記の通りです。

コモドジャパン 企業認証タイプSSLComodo Elite SSL Certificate
シマンテック セキュア・サーバ ID
ジオトラスト トゥルービジネスID(SHA-2のみ)
・Thawte SSL 123(ドメイン認証型)
・GoDaddy Standard SSL(ドメイン認証型)

FileMaker Pro 13.0v9およびFileMaker Go 13.0.9ではSSL暗号化通信に関するセキュリティ脆弱性が修正されているため、SSL暗号化通信を利用する場合には、FileMaker ProとFileMaker Pro Advancedをバージョン13.0v9以降に、FileMaker Goの場合にはバージョン13.0.9以降にアップデートする必要があります。

署名ハッシュアルゴリズムにSHA-2を利用したSSLサーバー証明書に対応しているFileMakerソフトウェアは、FileMaker Pro 13.0v4以降(FileMaker Pro Advancedも同様)、FileMaker Go 13.0.6以降、およびFileMaker Server 13.0v5以降です。

[関連]FileMaker 製品でサポートされる SSL サーバ証明書の販売元と種類の一覧(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker Pro 13の新機能:暗号化通信状態のインジケータ(FAMLog)、FileMaker Pro 13.0v9 アップデータが公開(FAMLog)、FileMaker Pro 14.0.3 アップデータが公開(FAMLog)、FileMaker 15でサポートされるSSLサーバー証明書の販売元と種類の一覧(FAMLog)



(2014/09/11追記:「FileMaker Serverでは、ワイルドカードSSLサーバー証明書は現状サポートされていない」を「FileMaker製品では、ハッシュアルゴリズムにSHA-2を利用したSSLサーバー証明書およびワイルドカードSSLサーバー証明書は現状サポートされていない」に変更・更新しました。)

(2014/12/01追記:「COMODO JAPAN 企業認証タイプSSL」を「コモドジャパン 企業認証タイプSSL」に、「Geotrust QuickSSL Premium」を「ジオトラスト クイックSSL プレミアム」に変更しました。また、FileMaker Pro 13.0v4およびFileMaker Go 13.0.6でSHA-2に対応したことに伴い、「ジオトラスト トゥルービジネスID(SHA-2のみ)」をリストに追加しました。さらに、「2014年8月現在」を「2014年12月現在」に変更し、「署名ハッシュアルゴリズムにSHA-2を利用したSSLサーバー証明書に対応しているFileMakerソフトウェアは、FileMaker Pro 13.0v4(FileMaker Pro Advancedも同様)、FileMaker Go 13.0.6以降、およびFileMaker Server 13.0v5です。」という文章を追加しました。)

(2015/06/10追記:「2014年12月現在」を「2015年6月現在」に変更し、Comodo Elite SSL Certificateに関する情報およびリンクを追加しました。SHA-2対応バージョンについて一部記載を変更(FileMaker Pro 13.0v4以降、FileMaker Server 13.0v5以降というように「以降」を追加)し、「FileMaker Pro 13.0v9およびFileMaker Go 13.0.9ではSSL暗号化通信に関するセキュリティ脆弱性が修正されているため、SSL暗号化通信を利用する場合には、FileMaker ProとFileMaker Pro Advancedをバージョン13.0v9以降に、FileMaker Goの場合にはバージョン13.0.9以降にアップデートする必要があります。」という文章を追加しました。あわせて、関連リンクに「FileMaker Pro 13.0v9 アップデータが公開」を追加しました。)

(2015/10/15追記:FileMaker Pro 14.0.3でワイルドカードSSLサーバー証明書がサポートされたため、「なお、FileMaker製品では、ワイルドカードSSLサーバー証明書は現状サポートされていないので注意が必要です。」という記述を削除しました。あわせて、関連リンクに「FileMaker Pro 14.0.3 アップデータが公開」を追加しました。)

(2016/08/16追記:「2015年6月現在、FileMaker製品でサポートされているSSLサーバー証明書の販売元と種類の一覧は下記の通りです。」を「2016年8月現在、FileMaker 14以前でサポートされているSSLサーバー証明書の販売元と種類の一覧は下記の通りです。」に変更しました。また、2016年2月以降に発行されたジオトラスト クイックSSL プレミアム(ドメイン認証型)の証明書はサポートされていないため、リストから削除しました。)

(2016/11/7追記:FileMaker 12 製品のメーカーサポートは2016年9月23日をもって終了となりました。また、関連リンクに「FileMaker 15でサポートされるSSLサーバー証明書の販売元と種類の一覧」を追加しました。)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 13の新機能:暗号化通信状態のインジケータ

August 27, 2014

FileMaker Pro 13およびFileMaker Go 13では、FileMakerネットワーク共有による接続で暗号化通信が行われている場合に緑色の鍵アイコンが表示されるようになっています。

TCPの5003番ポートを使用するFileMakerネットワーク共有で暗号化通信を実現するには、バージョン12以降のFileMaker Serverでデータベースファイルをホストする必要があります。その上で、FileMaker製品でサポートされているSSLサーバー証明書を認証局から購入し、FileMaker Serverにインストールする必要があります。

FileMakerクライアント(FileMaker Pro 13、FileMaker Go 13)からは、SSLサーバー証明書と一致するサーバー名を利用してサーバーに接続します。鍵アイコンの色が緑でない場合には暗号化通信は実現されていないので要注意です。

[関連]FileMaker 製品でサポートされる SSL サーバ証明書の販売元と種類の一覧(FileMaker ナレッジベース)

Tag: FileMaker

Ruby 1.9.2-p330が公開

August 20, 2014

Ruby 1.9.2-p330」が公開されています。

Ruby 1.9.2系列で最後のバージョンとなるRuby 1.9.2-p330ではセキュリティ脆弱性が修正されています。Ruby 1.9.2は2014年7月31日にサポートが終了していましたが、その後Ruby 1.9.2系列にセキュリティ上致命的な問題が発見されたため急遽修正・公開された次第です。

なお、上記の問題はRuby 1.9.3-p0以降には影響ありません。

[関連]Ruby 1.8.7とRuby 1.9.2のメンテナンスが2014年7月31日に終了(FAMLog)

Tag: Ruby

Java SE 7 Update 67およびJDK 7 Update 67が公開

August 06, 2014

Java SE 7 Update 67およびJDK 7 Update 67が公開されています。

バージョン7 Update 67では、バージョン7 Update 65利用時に一部のアプレットやWeb Startアプリケーションを起動できない問題が修正されています。今回のリリースには特にセキュリティ上の修正は含まれておらず、バージョン7 Update 65を利用していて特に問題がない場合にはバージョン7 Update 67に更新する必要は特にありません。

なお、Java SE 6の公式アップデートはすでに終了しており、Oracleの公式ダウンロードサイトからJava SE 6の最新アップデートを入手することはできません。Java 6を利用している場合にはJava 7への更新を早急に検討および実行する必要がある状況です。

[関連]Java SE 7 Update 65およびJDK 7 Update 65が公開(FAMLog)

Tag: Java

FileMaker Server 13.0v4 アップデータが公開

August 05, 2014

ファイルメーカー社が「FileMaker Server 13.0v4 アップデータ」を公開しています。

FileMaker Server 13.0v4では、セキュリティの問題が解決されています。AdminServer.jar(管理サーバー)が更新されますが、現時点では修正内容の詳細は特に判明していません。

なお、このアップデータを適用するには、FileMaker Server 13.0v3が必要です。FileMaker Server 13.0v1や13.0v2を使用している場合には、FileMaker Server 13.0v4 アップデータを適用する前にバージョン13.0v3に更新しておく必要があります。アップデータ実行手順の詳細については、アップデータに同梱されている文書を必ず参照するようにしてください。

[関連]バージョン13.0v4におけるFileMaker Serverの修正点(FAMLog)

(2014/08/06追記:「管理コンソールサーバー」を「AdminServer.jar(管理サーバー)」という記述に変更しました。)

(2014/09/12追記:関連記事へのリンクを追加しました。)

Tag: FileMaker

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