FAMLog
Get(カスタムメニューセット名)関数
March 09, 2020
FileMaker Pro Advancedの「Get(カスタムメニューセット名)関数」は、現在有効になっているカスタムメニューセットの名称を返します。
現在有効になっているメニューセットがカスタムメニューセットでない場合、すなわち[FileMaker の標準メニュー]が有効になっている場合、Get(カスタムメニューセット名)関数は空の文字列を返します。
なお、Get(カスタムメニューセット名)関数はバージョン8で追加された関数です。FileMaker WebDirectではこの関数はサポートされないため空の文字列を返します。
[関連]FileMaker Pro 8の新機能:バージョン8で追加された関数一覧(FAMLog)、FileMaker WebDirectでサポートされていない取得関数(FAMLog)
Get(クイック検索テキスト)関数
February 28, 2020
FileMaker Pro Advancedの「Get(クイック検索テキスト)関数」は、クイック検索ボックス内に入力されたテキストを返します。
カスタムメニューを利用して[クイック検索の実行]コマンドをいずれかのメニューの項目として追加し、その[処理]を任意のスクリプトに割り当てた上で、当該スクリプト内で[クイック検索の実行]スクリプトステップとGet(クイック検索テキスト)関数を併用することで、クイック検索ボックスに入力されたテキストをスクリプトに渡すことが可能です。
なお、Get(クイック検索テキスト)関数はバージョン11で追加された関数です。
[関連]FileMaker Pro 11の新機能:クイック検索(FAMLog)、FileMaker Pro 11の新機能:バージョン11で追加された関数一覧(FAMLog)
Get(アクティブ選択位置)関数
February 19, 2020
FileMaker Pro Advancedの「Get(アクティブ選択位置)関数」は、選択されているテキストの開始文字を表す数値を返します。
一番手前のウインドウにおいて選択範囲が5文字目から開始されている場合、Get(アクティブ選択位置)関数は「5」を返します。テキストが選択されていない場合はカーソルの現在位置を返します。
Get(アクティブ選択位置)関数は、FileMaker Goでは選択したテキストがマスク付き編集ボックスにある場合に不正確な値が返される場合があります。また、FileMaker WebDirectではこの関数はサポートされないため空の文字列を返します。
[関連]Get(アクティブ選択サイズ)関数(FAMLog)、FileMaker WebDirectでサポートされていない取得関数(FAMLog)
Get(エラー処理状態)関数
February 10, 2020
FileMaker Pro Advancedの「Get(エラー処理状態)関数」は、[エラー処理]スクリプトステップのスクリプトステップオプションが[オン]の場合は「1」(真)を、それ以外の場合は「0」(偽)を返します。
スクリプトステップオプションを[オン]にして[エラー処理]スクリプトステップを使用すると、FileMaker Pro Advancedの警告メッセージや一部のダイアログボックスが表示されないようにすることができます。逆に、スクリプトステップオプションが[オフ]の場合には、警告メッセージが表示されるようになります。
なお、Get(エラー処理状態)関数はバージョン7で追加された関数です。
Get(ソート状態)関数
February 07, 2020
FileMaker Pro Advancedの「Get(ソート状態)関数」は、現在のソート状態を表す値を返します。
この関数が返す値は次の通りです。
・「0」:アクティブなテーブルのレコードがソートされていない場合
・「1」:アクティブなテーブルのレコードがソートされている場合
・「2」:アクティブなテーブルのレコードが部分的にソートされている状態(半ソート済み)の場合
ソート済みのテーブルのレコードは、レコードが別のファイルからソート済みの古い対象レコードにインポートされた場合、レコードが部分的にソートされている半ソート済みの状態になる場合があります。もしくは、[レコードのソート]ダイアログボックスで[ソートされた順位でレコードを保持]チェックボックスを外した状態でソートを実行した後にレコードを変更した場合に、半ソート済みの状態にすることが可能です。
[関連]FileMaker Pro 12の新機能:ソートされた順位でレコードを保持(FAMLog)
Get(ステータスエリア状態)関数
February 05, 2020
FileMaker Pro Advancedの「Get(ステータスエリア状態)関数」は、ステータスツールバーの状態を示す数値を返します。
この関数が返す値は次の通りです。
・「0」:ステータスツールバーが非表示の場合
・「1」:ステータスツールバーが表示の場合
・「2」:ステータスツールバーが表示およびロックの場合
・「3」:ステータスツールバーが非表示およびロックの場合
現在のアクティブなファイルで複数のウインドウが開いている場合、アクティブなウインドウの結果のみが返されます。
Get(スクリプトアニメーション状態)関数
February 04, 2020
FileMaker Pro Advancedの「Get(スクリプトアニメーション状態)関数」は、現在実行されているスクリプトでアニメーションが有効になっている場合は「1」(真)を、それ以外の場合は「0」(偽)を返します。
デフォルトでは、現在実行されているスクリプトでアニメーションは無効になっています。現在のスクリプトで[レイアウトオブジェクトアニメーション設定]スクリプトステップを使用してアニメーションを有効にするように設定されている場合は、「1」を返します。
なお、Get(スクリプトアニメーション状態)関数はバージョン13で追加された関数です。
[関連]FileMaker Pro 13の新機能:バージョン13で追加されたスクリプトステップ一覧(FAMLog)、FileMaker Pro 13の新機能:バージョン13で追加された関数一覧(FAMLog)、FileMaker Pro 14で名称が変更されたスクリプトステップ(FAMLog)
Get(アクティブ選択サイズ)関数
January 28, 2020
FileMaker Pro Advancedの「Get(アクティブ選択サイズ)関数」は、選択されている文字数を表す数値を返します。
4つの文字が選択されている場合、Get(アクティブ選択サイズ)関数は「4」を返します。アクティブフィールドで何も選択されていない場合は「0」を返し、どのフィールドもアクティブでない場合は何も返しません。
なお、Get(アクティブ選択サイズ)関数はバージョン7で追加された関数です。FileMaker WebDirectではこの関数はサポートされないため空の文字列を返します。
[関連]FileMaker WebDirectでサポートされていない取得関数(FAMLog)
FileMaker Cloud for AWSとGet(デバイス)関数
January 22, 2020
FileMaker Pro Advancedの「Get(デバイス)関数」は、FileMaker製品を実行しているコンピューターまたはモバイルデバイスの種類を表す数値を返します。
この関数が返す値は次の通りです。
・「0」:不明なデバイスの場合
・「1」:Macの場合
・「2」:Windowsコンピューターの場合
・「3」:iPadの場合
・「4」:iPhoneまたはiPod touchの場合
・「5」:Androidの場合
FileMaker Cloud for AWS 1.18においてサーバーサイドスクリプトでGet(デバイス)関数を実行すると、この関数の戻り値は「0」となります。
[関連]Get(デバイス)関数(FAMLog)、FileMaker CloudのオペレーティングシステムはCentOS(FAMLog)
Get(開いているレコード数)関数
January 17, 2020
FileMaker Pro Advancedの「Get(開いているレコード数)関数」は、まだ保存されていない現在の対象レコード内にあるレコードの総数を返します。
保存されていない関連レコードを含む現在の対象レコードにおける未確定のレコード数を返すようになっており、例えば、保存されていないレコードが1つと関連レコードが3つある場合は「4」が返されます。
なお、Get(開いているレコード数)関数はバージョン8で追加された関数です。
[関連]FileMaker Pro 8の新機能:バージョン8で追加された関数一覧(FAMLog)