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OS X Lion ServerにはMySQLは付属せず
September 29, 2011
MySQLはオープンソースのデータベースソフトウェアですが、OS X Lion Serverには付属していません。
OS X Lion ServerではMySQLの代わりにPostgreSQLが付属しています。Mac OS X Server Snow LeopardでMySQLを使用していて、OS X Lion Serverにアップグレードした場合は、MySQLを別途インストールするか、データベースをPostgreSQLに移行する必要があります。
なお、MySQLのダウンロードとインストールの手順については、MySQL Community EditionのWebサイトに掲載されています。
CakePHP 1.3.12とCakePHP 1.2.11が公開
September 20, 2011
CakePHP 1.3.12とCakePHP 1.2.11が公開されています。
CakePHPは、PHP用のWebアプリケーションフレームワークです。CakePHP 1.3.12はCakePHP 1.3系統の保守リリース、CakePHP 1.2.11はCakePHP 1.2系統の保守リリースであり、不具合の修正が多数行われています。
CakePHPはバージョン2.0系統の開発も進められており、バージョン1.3.12と同時にリリース候補版のバージョン2.0.0-RC2が公開されています。
OS X Lion Serverでシステムリソースの割り当てを調整する
September 09, 2011
OS X Lion Serverでは、Server.appの「設定」セクションにある「システムリソースをサーバのサービスに専属的に割り当てる」というオプションを有効にすると、システムでサーバーのパフォーマンスが向上するよう調整されます。
上記オプションを有効にすると、ネットワーク、ファイル共有、Spotlight、その他いくつかのサービスが優先されて実行されるようになり、サーバーとしての動作のパフォーマンスが向上します。
コマンドラインでシステムリソースをサーバーのサービスに専属的に割り当てるように調整するには、Terminalで次のように入力します。
$ sudo defaults write /Library/Preferences/SystemConfiguration/com.apple.Boot "Kernel Flags" " serverperfmode=1"
(実際には1行で入力します)
なお、上記オプション設定の変更を有効にするには、再起動する必要があります。
[関連]Lion Server:「システムリソースをサーバのサービスに専属的に割り当てる」設定に関する追加情報(アップル)
CodeIgniter 2.0.3の日本語言語パックが公開
September 05, 2011
日本CodeIgniterユーザ会が、CodeIgniter 2.0.3の日本語言語パックを公開しています。
CodeIgniter 2.0.3では、セキュリティの修正やいくつかの機能追加、および不具合の修正が行われており、オリジナルのパッケージファイルは先月公開されていました。
「日本語言語パック All in One パッケージ」(ci-ja-all-in-one)は、日本CodeIgniterユーザ会が独自に作成した非公式なパッケージであり、CodeIgniter本体に日本語の言語ファイル、日本語を扱う場合に問題となる部分への最小限の修正、および日本語ユーザガイドをひとまとめにしたものです。
INTER-Mediator 0.7.3が公開
September 02, 2011
新居雅行氏がFileMaker Server対応のWebアプリケーションフレームワーク「INTER-Mediator 0.7.3」を公開しています。
INTER-Mediatorは、MITライセンスで提供されるオープンソースソフトウェアです。HTMLで作ったページをもとにデータベースと連動するWebアプリケーションを構築できるフレームワークであり、FileMaker ServerとMySQLに対応しています。
バージョン0.7.3の公開と同時に、FacebookにINTER-Mediatorのグループが作成されています。また、マイコミジャーナルの記事でINTER-Mediatorが紹介されています。
OS X LionでサポートされないFileMaker Pro 11の機能
August 30, 2011
FileMaker Pro 11をMac OS X Lion上で動作させた場合、XLS形式(Excel 97-2003形式)のエクスポートとLionのレジューム機能がサポートされません。
XLS形式(Excel 97-2003形式)のエクスポートについては、LionでサポートされなくなったRosettaが必要であるため、この機能が必要な場合にはOS X Lionへのアップグレードを見送る必要があります。この制限はFileMaker Pro 10およびFileMaker Server 11でも同様です。
なお、バージョン9およびそれ以前のFileMaker Pro、バージョン10およびそれ以前のFileMaker Serverは、OS X Lion上での動作がサポートされていないので注意が必要です。
[関連]Mac OS X 10.7 Lion と FileMaker Pro 11 の互換性の問題(FileMaker ナレッジベース)
第74回「FileMaker Fun Night!」のお知らせ
August 17, 2011
2011年9月10日(土)に行われる、セブンズドアが毎月Apple Store, Ginzaで開催しているFileMakerユーザー向けイベント「FileMaker Fun Night!」で、ゲストとしてFileMaker Serverについてのお話をさせていただきます。
今回は、FileMaker ServerとOS X Lion Serverに関する情報を紹介する予定です。
参加にあたっては特に申し込みの必要はありませんので、ご興味のある方は以下の場所に直接おいでください。
第74回 FileMaker Fun Night!「FileMaker Server管理者のためのOS X Lion Server入門 ーインストール編ー」
開催日時:2011年9月10日(土)19:00〜20:30
開催場所:Apple Store, Ginza 3Fシアタールーム
http://www.apple.com/jp/retail/ginza/map/
参加費:無料(事前登録も不要です)
Lion 復元ディスクアシスタントが公開
August 16, 2011
Appleが「Lion 復元ディスクアシスタント」を2011年8月上旬に公開しています。
Lion 復元ディスクアシスタントを使用すると、OS X Lionに内蔵されている復元機能を外付けハードディスク上に作成できます。なお、復元用HDを作成する際に外付けドライブ上のすべてのデータを消去するので、事前にデータをバックアップする必要があります。
Lion 復元ディスクアシスタントを利用するには、復元用HDを内蔵するOS X Lion搭載のMac、および1GB以上の空き容量のある外付けUSBハードドライブまたはUSBサムドライブが必要です。
OS X LionではRosetta非搭載
August 11, 2011
Mac OS X Snow Leopardではオプションでインストール可能であったRosettaは、Mac OS X Lionには搭載されなくなっています。
これにより、OS X LionではPowerPC専用アプリケーションを起動できなくなりました。すなわち、FileMaker Proの場合は、バージョン8.5でユニバーサルアプリケーションとしてIntel搭載Macにネイティブ対応した経緯があることから、バージョン8以前はアプリケーションの起動自体ができないということを意味します。
その他に、バージョン11およびそれ以前において、Excel 97-2003形式 (.xls) のエクスポート機能はOS X Lionではサポートされないことがすでに判明しています。この機能が必要な場合には、OS X Lionにはアップグレードしないように気をつけましょう。
FileMaker Pro 8.5ではインストーラーがユニバーサルアプリケーションでなかったり、バージョン9以前ではRosettaがないためにserver.pemが正常に生成されない問題などがあり、バージョン9以前のFileMaker ProはOS X Lionとの互換性がないバージョンと位置づけられているので要注意です。
[関連]Mac OS X 10.7 Lion と FileMaker 10 および以前のバージョンと Bento 4.0.3 および以前のバージョンの互換性(FileMaker ナレッジベース)