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FMBench 2.0

August 02, 2004

FileMaker用ベンチマークツールである「FMBench」の新バージョンが2004年7月20日にリリースされていました。FMBench 2.0ではFileMaker 7に対応したバージョンも用意されています。

FMBenchはFileMakerの各種機能の性能を計測するためのツールで、フリーウェアです。さらに自由にファイルの中身を修正することもできるようになっています。

Tag: FileMaker

FileMaker Solution 13「ベストマッチ日本!」

August 03, 2004

ファイルメーカー社がFileMaker Pro 7により作成されたソリューション「ベストマッチ日本!」の無償配布を開始しています。

「ベストマッチ日本!」は、スポーツのベストマッチを見逃さないための便利なスコアブックです。

ランタイム版も用意されているので、FileMaker Pro 7がなくてもMac OS X v10.2.8以降もしくはWindows XP、Windows 2000で利用することができます。

Tag: FileMaker

MMColor 1.0

August 04, 2004

Comm-Unity Networking Systems(CNS)がFileMaker Pro 7用の新作プラグイン「MMColor 1.0」をリリースしています。

MMColorはFileMaker Pro 7用プラグインで、FileMaker Proで色に関する機能を拡充するものです。FileMaker Pro 7でカラーパレットやカラーピッカーといった機能が手軽に、そしてより自然なインターフェースで実現することができます。

MMColor 1.0はMac版とWindows版が用意されていて、価格はシングルユーザーライセンスで$35となっています。

Tag: FileMaker

ファイルメーカーPro Webデータベース講座

August 05, 2004

FileMaker Server 7 Advancedが発売されておらず、現時点ではFileMaker 7シリーズでは本格的なWeb公開がまだできないため、ファイルメーカーPro 6 Unlimitedはまだまだ必要とされている状況である、というところもあるかと思います。

しかしながら、ファイルメーカーPro(バージョン4〜6)のカスタムWeb用マークアップ言語であるCDMLに関するまとまった情報を得ることは難しくなってきています。

ファイルメーカーPro 6 UnlimitedによるCDMLを利用したWeb公開について詳しく解説された書籍「ファイルメーカーPro Webデータベース講座」は数少ないCDMLの情報源の一つです。

この本では、Webデータベースの構築から運用まで、ファイルメーカーProデータベースのWeb公開に必要となるテクニックと知識全般が解説されています。

Tag: FileMaker

ファイルメーカーProによるシステム構築 for Windows & Mac

August 06, 2004

ファイルメーカーProによるシステム構築 for Windows & Mac」はファイルメーカーPro 6およびそのファミリー製品を使ったソリューションやシステム構築上のテクニックが紹介されている書籍です。

ファイルメーカーProでWeb公開を行う際にセキュリティ上配慮すべき点についても詳しく解説されており、CDMLを利用したWeb公開を行うにあたってあらかじめ読んでおきたい内容が詰まっています。

FAQやトラブルシューティングが一問一答形式で掲載されていることで、より実践的な情報が網羅されています。

Tag: FileMaker

FileMaker Server 7が販売開始

August 09, 2004

FileMaker 7の共有データベースソリューションを効率的に管理できるサーバーソフトウェア「FileMaker Server 7」の販売が本日より開始されました。価格は税込135,450円です。

ファイルメーカー社のサイトからはFileMaker Server 7の評価版をダウンロードできるようになっています。

さらに、FileMaker Server 7のデータシートPDFもファイルメーカー社のサイトから入手できます。

(2007/01/03追記:リンク先のページがなくなっていたので、リンクを削除しました。)

Tag: FileMaker

Mac OS X 10.3.5 Update

August 10, 2004

AppleからMac OS X 10.3.5 Updateがリリースされました。

Mac OS X v10.3.5ではNTFSフォーマットのボリュームへの対応強化、Bluetooth対応機器との互換性の改良、FireWireおよびUSBデバイスとの互換性の強化などが図られています。

Mailやイメージキャプチャなどのアプリケーションがアップデートされていて、以前に単体で実施された最新のセキュリティアップデートも含まれています。

Tag: Mac

Security Update 2004-08-09

August 11, 2004

AppleからSecurity Update 2004-08-09がリリースされました。Mac OS X (Server) v10.3.4Mac OS X (Server) v10.2.8用のセキュリティアップデートが用意されています。

このセキュリティアップデートではlibpng(Portable Network Graphics)がアップデートされており、悪意あるPNG形式の画像がアプリケーションをクラッシュさせて任意のコードが実行される可能性がある問題に対処されています。なお、Mac OS X 10.3.5 Updateにはこの修正内容が含まれています。

libpngはMac OS XのCoreGraphicsおよびAppKitフレームワークで使われていて、これらのフレームワークを利用してPNG画像を使用するアプリケーションに影響するものです。

Tag: Security

APPLE-SA-2004-08-09 Mac OS X 10.3.5

August 12, 2004

Mac OS X v10.3.5にはセキュリティ脆弱性を修正するアップデートが含まれていて、libpngとSafariおよびTCP/IP Networkingにおける実装上の問題が修正されます。

Safariでは前へ/次へボタンを使用する移動によってフォームデータが再送信される場合がある問題、TCP/IP Networkingでは悪意を持って組み立てられたIPフラグメントでシステムリソースを過多に使用可能であることにより通常のネットワークオペレーションが妨害される問題に対処されています。libpngについてはSecurity Update 2004-08-09と同じ内容です。

10.3.5アップデートは、システム環境設定のソフトウェア・アップデートもしくはAppleのWebサイトから入手することができます。

Tag: Security

FileMaker Server 7でネットワーク共有SSL暗号化に対応

August 13, 2004

FileMaker Server 7では、FileMaker Pro 7とFileMaker Server 7の間で転送されるデータをSSLによって暗号化できるようになっています。

この機能を利用するには、FileMaker Server Administration ソフトウェアを使って「FileMaker Server への接続を保護する」設定を有効にし、FileMaker Serverを再起動します。

なお、FileMaker Pro 7のみではこの機能は利用できません。

(2007/01/03追記:リンク先のURLを変更しました。)

Tag: FileMaker

FileMaker Server Admin

August 16, 2004

FileMaker Server 7は、FileMaker ServerおよびFileMaker Server Adminの2つのソフトウェアで構成されます。

FileMaker Server Adminはバージョン7で新たに追加されたソフトウェアで、Mac OS Xでは個別のアプリケーションとなっています。このソフトウェアを利用すると、FileMaker Server 7の設定・管理、ホストされたデータベースとクライアントの操作・監視、および使用状況情報の確認を行うことができます。

FileMaker Server Adminは、通常はFileMaker Server 7が実行されているコンピュータと同じコンピュータで実行します。ただし、FileMaker Serverがリモート管理を許可するように設定されている場合には、FileMaker Server Adminを利用してFileMaker Server 7をネットワーク経由で管理することも可能です。

Tag: FileMaker

FileMaker Server Adminでできること

August 17, 2004

FileMaker Server 7では、旧バージョンで使用されていたクライアントリモート管理プラグインがFileMaker Server Adminに置き換えられており、FileMaker Server Adminを使うと以下の操作を行うことができます(FileMaker Server 7 管理者ガイドより)。

・FileMaker Serverのプロパティを設定する
・FileMaker Proデータベースファイルを開いて(ホストして)、ネットワーク上のクライアントが利用できるようにする
・各データベースにアクセスしているクライアントの数など、ホストされているファイルの情報を表示する
・接続しているクライアントにメッセージを送信する
・ホストされたFileMaker Proデータベースを閉じて、クライアントが利用できないようにする
・ホストされたすべてのデータベースから、選択したクライアントの接続を解除する
・ホストされたデータベースを一時停止または再開する
・ホストされたデータベースをバックアップするためのタスクスケジュールを作成する
・システムイベントとイベントログを表示する
・FileMaker Serverを起動または停止する

Tag: FileMaker

FileMaker Server 7でライブバックアップに対応

August 18, 2004

FileMaker Server 7では新たにライブバックアップに対応しています。ホスト中のデータベースもメンテナンスでき、ファイルが使用中でもバックアップできます。

バックアップの際には、データベースはアクティブな状態なままFileMaker Serverによってコピーされ、ユーザーは引き続き変更を加えることができます。コピーが完了すると、データベースは一時停止され、バックアップファイルが最新のデータベースと同期されてから再開されます。

なお、FileMaker Serverでスケジュールされているデータベースのバックアップおよびスクリプトは、OSのスリープ状態の間は実行されません。

Tag: FileMaker

FileMaker Server 7でシステム起動時の自動起動をサポート

August 19, 2004

Mac OS X版のFileMaker Serverはこれまでシステム起動時の自動起動はサポートされていませんでしたが、FileMaker Server 7ではインストールするときに、システム起動時にFileMaker Serverを自動的に起動するか選択できるようになっています。

FileMaker Serverの起動方法を「自動」にして、システム起動時に自動起動するようにすると、下記のディレクトリが作成されて、起動用スクリプトが配置されます。

/Library/StartupItems/FileMakerServer
/Library/StartupItems/FileMakerServerHelper

これらの起動項目により、以下の場所にあるFileMaker ServerとFileMaker Server Helperが自動起動されます。

/Library/FileMaker Server 7/Tools/fmserverd
/Library/FileMaker Server 7/Tools/fmserver_helperd

なお、インストール時に起動方法を「手動」とした場合は、FileMaker Server Helperのみ自動起動されるようになっていて、FileMaker Serverは自動起動されません。

Tag: FileMaker

FileMaker Server ローカル管理

August 20, 2004

FileMaker Server 7でシステム起動時の自動起動設定を途中で変更する場合には、FileMaker Server Adminを利用します。

FileMaker Server Adminを起動して、「サーバー」メニューの「FileMaker Server ローカル管理...」で、FileMaker Server Adminを起動しているコンピュータと同じコンピュータにインストールされているFileMaker Serverの自動起動設定を変更できます。

FileMaker Server ローカル管理ダイアログボックスで、「すべての FileMaker Server プロセスを開始」を選ぶと、FileMaker ServerとFileMaker Server Helperがシステム起動時に自動起動します。

「FileMaker Server Helper プロセスのみ開始」を選ぶと、FileMaker Server Helperデーモンのみシステム起動時に自動起動されます。

「FileMaker Server プロセスを起動しない」を選択すると、FileMaker ServerとFileMaker Server Helperは共に自動的に起動されません。なお、FileMaker Server Helperデーモンが起動していないと、リモート管理でFileMaker Serverの起動ができないので、注意が必要です。

Tag: FileMaker

FileMaker Server 7でリモート管理を有効化するには

August 23, 2004

FileMaker Server 7でリモート管理を有効にするには、FileMaker Serverと同じコンピュータにインストールされたFileMaker Server Adminを使用します。

FileMaker Server AdminでFileMaker Serverに接続後、「リモートユーザに FileMaker Server の管理を許可する」設定を有効にすると、リモート管理が有効化されます。

なお、リモート管理を行うためには、FileMaker Serverを実行するコンピュータ上で、FileMaker Server Helperデーモンが動作している必要があります。

Tag: FileMaker

FileMaker Server 7でサーバーサイドプラグインをサポート

August 24, 2004

FileMaker Server 7では新たにサーバーサイドプラグインがサポートされ、FileMaker Serverがホストされたデータベースと共にプラグインを使用することができます。

ホストされたデータベースによってサーバープラグインが使用される場合、FileMaker Serverが実行されているコンピュータでフィールドの計算式を実行できます。

Tag: FileMaker

FileMaker Server 7で外部認証に対応

August 25, 2004

FileMaker Server 7では、Active Directory(Windows)やOpen Directory(Mac)を通じて、LDAPディレクトリに対してユーザー認証を行うための設定をすることができます。これによりユーザー管理の一元化が可能となります。

認証は、クライアントのアクセス権を判断して、ネットワーク上でFileMaker Serverによってホストされているファイルに対するアクセス権を割り当てるために使用されます。

Tag: FileMaker

FileMaker Server 7で共有ファイルの表示のフィルタが可能に

August 26, 2004

FileMaker Server 7では、ユーザーアカウント名とパスワードに基づいて、FileMaker Proの「共有ファイルを開く」ダイアログに表示されるデータベースのリストをフィルタする機能が追加されています。

「各ユーザがアクセスを許可されているデータベースのみを表示する」設定にした場合、表示されるデータベースの一覧は、ホストされた各データベースに対するクライアントのアクセス権によって決まります。

「すべてのデータベースを表示する」を選択した場合は、FileMaker Serverでホストされているすべてのデータベースがクライアントに表示されます。

なお、上記の設定は、FileMaker Serverでホストされるデータベースの表示のみ適用されます。FileMaker Proを使用してピアトゥピアでホストされているデータベースは制御されません。

Tag: FileMaker

FileMaker Server 7で追加された新しい管理コマンド

August 27, 2004

コマンドラインインターフェースによりFileMaker Serverを制御することもできますが、FileMaker Server 7では新しい管理コマンドが追加されています。Mac OS X版では下記の場所にあるfmsadminコマンドを利用します。

/Library/FileMaker Server 7/Tools/fmsadmin

(使用例)
$ "/Library/FileMaker Server 7/Tools/fmsadmin" HELP

fmsadminコマンドの概要は下記の通りです。

・BACKUP(データベースをバックアップする)
・CLOSE(データベースを閉じる)
・DELETE(スケジュールを削除する)
・DISABLE(プラグインまたはスケジュールを無効にする)
・DISCONNECT(クライアントの接続を解除する)
・ENABLE(プラグインまたはスケジュールを有効にする)
・FILES(FileMaker Serverで現在開いているファイルの一覧を表示する/将来廃止される可能性があるコマンドです)
・HELP(fmsadminコマンドのヘルプページを表示する)
・LIST(ファイル、クライアント、プラグイン、またはスケジュールの一覧を表示する)
・OPEN(データベースを開く)
・PAUSE(データベースアクセスを一時的に停止する)
・RELOAD(設定プロパティを再度読み込む)
・RESUME(データベースを使用可能にする)
・RUN(スケジュールを実行する)
・SEND(メッセージを送信する)
・STATUS(クライアントまたはファイルのステータスを取得する)
・STOP(FileMaker Serverをシャットダウンする)

上記コマンドのうち、BACKUP、ENABLE、DELETE、DISABLE、DISCONNECT、LIST、RUN、SENDおよびSTATUSはFileMaker Server 7で新たに追加されたコマンドです。

Tag: FileMaker

mod_trackback 0.1.6

August 30, 2004

TrackBack Pingサーバーを実現するApacheモジュール「mod_trackback」(バージョン0.1.6)がMODULE.JPで配布されています。

mod_trackbackは、WeblogではないがTrackBackを受け付けたいWebサイトの管理者向けのApache 1.3用モジュールで、TrackBack PingサーバーとしてTrackBack Pingを受け付ける機能と、蓄積してあるTrackBackの情報をHTML・RSS・JavaScriptに整形して配信する機能を持つ、とのことです。なお、TrackBack Pingを送信する機能は含まれていません。

mod_trackbackのライセンスは、GPLおよびコマーシャルライセンスの2種類となっています。

Tag: Apache

FileMaker Server 7 Advanced Now Available

August 31, 2004

FileMaker, Inc.が2004年8月30日に「FileMaker Server 7 Advanced」をリリースしたと発表しています。

FileMaker Server 7 Advancedは、FileMaker Pro 6 Unlimitedをリプレースするものであり、FileMaker Server 7の上位バージョンとして、デスクトップからWebまで共有ソリューションを効率的に管理・活用できる、先進のWeb公開&コネクティビティ機能オプションが含まれます。

FileMaker Server 7 Advancedは日本国内では今秋にリリース予定で、税込価格は303,450円です。

Tag: FileMaker

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