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defaultsコマンドでFileMaker Server 7の設定を変更する (4)

June 14, 2005

defaultsコマンドを使用して、FileMaker Server 7のファイル表示のフィルタに関する設定について「各ユーザがアクセスを許可されているデータベースのみを表示する」設定に変更するには、ターミナルで次のように入力します。

(Mac OS X v10.4.1の場合)
sudo su - fmserver -c 'defaults -currentHost write "/Library/FileMaker Server 7/Library/Preferences/com.filemaker.fmserver" Preferences -dict-add DatabaseVisibility -int 1'

上記設定を変更していない場合には、共有データベースの名称一覧が公開されている状態になっています。必ず設定を確認、変更するように注意しましょう。

(2015/09/02追記:OS X版のFileMaker Server 14では設定ファイルの形式およびパスが変更されたため、上記の方法は利用できません。)

Tag: FileMaker

FileMaker Solution 営業部/販売システム & ボタン集3

June 09, 2005

ファイルメーカー社が、FileMaker Pro 7で利用できる最新ソリューション「FileMaker Solution 営業部/販売システム」および「FileMaker Solution ボタン集3」の無償配布を開始しています。

「営業部/販売システム」は、営業部の販売業務のフローにそって必要な情報を入手したり書類を作成・発行することができるソリューションです。データベースを変更・改良することなく、そのままネットワークで共有することも可能です。

「ボタン集3」は青を基調としたボタンが用意されていて、これらのボタンを使うことで見栄えのいいレイアウトを作成し、ユーザーインターフェースを統一したソリューションの作成に役立てることができます。

Tag: FileMaker

FileMaker Datagraph Technology Preview

June 08, 2005

FileMaker, Inc.のWebサイトで、Mac OS X Tigerで動作するDashboardウィジェット「FileMaker Datagraph」の開発者向けプレビュー版が配布されています。

FileMaker Datagraphは、JDBCでアクセスできるように設定されたFileMaker 7のデータベースからデータを取り出して棒グラフとして表示するウィジェットです。

Mac OS X v10.4 “Tiger”の機能を活用するFileMaker関連のソフトウェアとして、このウィジェットの他に「FileMaker Automator Actions」もFileMaker, Inc.から近日中に配布される予定だそうです。

Tag: FileMaker

defaultsコマンドでFileMaker Server 7の設定を変更する (3)

June 06, 2005

defaultsコマンドを使用して、FileMaker Server 7の使用状況ログの最大サイズ設定を変更するには、ターミナルで次のように入力します。

(Mac OS X v10.4.1の場合)
sudo su - fmserver -c 'defaults -currentHost write "/Library/FileMaker Server 7/Library/Preferences/com.filemaker.fmserver" Preferences -dict-add MaxStatsLogSize -int 40'

使用状況ログの最大サイズとして設定できる値は1から40までの整数であるため、使用状況ログ(Stats.log)は最大40MBのサイズまで1つのファイルで保存できます。

(2015/09/02追記:OS X版のFileMaker Server 14では設定ファイルの形式およびパスが変更されたため、上記の方法は利用できません。)

Tag: FileMaker

defaultsコマンドでFileMaker Server 7の設定を変更する (2)

June 03, 2005

defaultsコマンドを使用して、FileMaker Server 7の使用状況ログを使用する設定に変更するには、ターミナルで次のように入力します。

(Mac OS X v10.4.1の場合)
sudo su - fmserver -c 'defaults -currentHost write "/Library/FileMaker Server 7/Library/Preferences/com.filemaker.fmserver" Preferences -dict-add UseStatsLog -int 1'

なお、使用状況ログ(Stats.log)は最大サイズに達すると、FileMaker Serverによって「Stats-old.log」に名前が変更され、新しい「Stats.log」が作成されます。

(2015/09/02追記:OS X版のFileMaker Server 14では設定ファイルの形式およびパスが変更されたため、上記の方法は利用できません。)

Tag: FileMaker

FileMaker Server 7の使用状況ログ

June 01, 2005

FileMaker Server 7では、使用状況ログを作成する設定を有効にすると、使用率、クライアントおよびファイルの使用状況(サーバー上での呼び出しの処理にかかる平均時間など)に関する記録を残すことができます。

FileMaker Serverの使用状況ログを作成する設定にすると、Mac OS Xでは下記の場所にログファイルが作成されます。

/Library/FileMaker Server 7/Data/Logs/Stats.log

使用状況ログやイベントログのファイルは、Mac OS Xではコンソールアプリケーションを使って確認できます。また、FileMaker Server Adminの使用状況画面で、リアルタイムに使用状況を確認することも可能です。

Tag: FileMaker

FileMaker Server 7のイベントログ

May 31, 2005

FileMaker Server 7の実行中に発生するイベントは、タイムスタンプ情報と共にログに記録されます。ログに記録されるイベントには、FileMaker Serverの起動と停止、データベースファイルの開閉、クライアントのログインとログアウト、タスクスケジュールの実行およびFileMaker Serverのプロパティへの変更などがあります。

例えば、FileMaker Serverへの接続を保護する設定に変更して、FileMaker Serverを再起動すると、起動時に「安全な(SSL)ネットワークの暗号化: 有効」という内容の記録がイベントログに残り、ログを参照することによってもFileMaker Serverの設定内容を確認できます。

Mac OS Xでは、イベントは下記のファイルに記録されます。

/Library/FileMaker Server 7/Data/Logs/Event.log

このファイルが40MBに達すると、「Event-old.log」に名前が変更され、新しい「Event.log」ファイルが作成されます。

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defaultsコマンドでFileMaker Server 7の設定を変更する (1)

May 30, 2005

FileMaker Server 7の設定を変更するには通常FileMaker Server Adminを使用しますが、Mac OS Xではdefaultsコマンドを使用してコマンドライン経由で変更することも可能です。

例えば、FileMaker Server 7でFileMaker Serverへの接続を保護する設定に変更するには、ターミナルで次のように入力します。

(Mac OS X v10.4.1の場合)
sudo su - fmserver -c 'defaults -currentHost write "/Library/FileMaker Server 7/Library/Preferences/com.filemaker.fmserver" Preferences -dict-add UseSecureConnection -int 1'

(Mac OS X v10.3.9の場合)
sudo su - fmserver -c 'defaults -currentHost write "/Library/FileMaker Server 7/Library/Preferences/ByHost/com.filemaker.fmserver" Preferences -dict-add UseSecureConnection -int 1'

上記の設定に限り、設定変更を反映させるにはFileMaker Serverを再起動する必要があります。

なお、fmserverユーザーの権限で設定を変更するようにしないと、FileMaker Serverの設定内容が破棄されて初期状態に戻ってしまうので、その点は要注意です。

(2015/09/02追記:OS X版のFileMaker Server 14では設定ファイルの形式およびパスが変更されたため、上記の方法は利用できません。)

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FileMaker Pro 7の入力書式確認ダイアログ

May 24, 2005

FileMaker Pro 7では、データベースファイルに保存されている日付や時刻の書式情報がシステムの設定と違っている場合に、ファイルを開くときに確認ダイアログが表示されます。

これはファイルオプションのデータ入力オプション設定がデフォルトで「設定が異なる場合には常に確認する」設定になっているためです。

ファイルを開くたびに確認ダイアログが表示されないようにするには、データ入力オプション設定を「常に現在のシステム設定を使用する」もしくは「常にファイルに保存されている設定を使用する」設定に変更します。

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 7のスマートクォート機能

May 23, 2005

FileMaker Pro 7では、シングルクォーテンションマークやダブルクォーテンションマークで文字を囲む際に、開く側と閉じる側とで違う記号を使用するように(‘’または“”)クォーテンションマークを入力時に自動変換する「スマートクォート」機能がデフォルトで有効になっています。

このオプション機能を無効にすると、もしくはそれらの記号がないフォントを使用している場合には、普通のダブルクォーテンションマーク(")およびシングルクォーテンションマーク(')が使用されます。

スマートクォート機能を無効にするには、「ファイル」メニューの「ファイルオプション...」を選び、「テキスト」タブ内にある「スマートクォートを使用する」のチェックを外し、OKボタンを押してファイルごとに設定を変更します。

Tag: FileMaker

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