FAMLog
OS X Lionではsayコマンドで日本語の読み上げが可能
March 26, 2012
Mac OS Xにはテキストを読み上げるsayコマンドが用意されており、OS X Lionでは日本語の読み上げに対応しています。
OS X Lionでは、-vもしくは--voiceオプションで「Kyoko」を指定することで日本語の読み上げが可能です。オプションで音声を指定していない場合には、システム環境設定の[スピーチ]で設定されているシステムの声が使用されます。
[使用例]
$ say 'hello'
$ say -v Kyoko 'こんにちは'
なお、Mac版のFileMaker Proには[読み上げ]スクリプトステップが用意されていますが、現時点では日本語の読み上げには対応していない模様です。
[関連]OS X版FileMaker Pro 12では[読み上げ]スクリプトステップで日本語の読み上げが可能(FAMLog)
(2012/03/27追記:日本語の読み上げは、事前にシステム環境設定の[スピーチ]で日本語読み上げ用の声(Kyoko)をダウンロードしておく必要があります。)
(2012/11/17追記:関連記事へのリンクを追加しました。)
INTER-Mediator 1.0.9が公開
March 23, 2012
新居雅行氏がFileMaker ServerおよびPDO対応のWebアプリケーションフレームワーク「INTER-Mediator 1.0.9」を公開しています。
INTER-Mediatorは、MITライセンスで提供されるオープンソースソフトウェアです。「簡単」と「拡張性」を兼ね備えたWebアプリケーションフレームワークであり、HTMLページの要素として情報を加えるだけでデータベース連動ページを作成できます。
バージョン1.0.9では、認証機能の不具合が修正されており、サンプルサイトに編集機能が付加されています。
Apple Configuratorが提供開始
March 22, 2012
AppleがMac用モバイルデバイス管理アプリケーション「Apple Configurator」をMac App Store経由で2012年3月上旬に提供を開始しています。
Apple Configuratorを使用すると、一度に30台までのiOSデバイスの一括設定や管理が可能になります。最新バージョンのiOSへのアップデート、名前やプロファイルの設定、Appのインストール、監視、デバイスごとのユーザー設定等を行うことができます。
Apple ConfiguratorはMac App Storeで無料で配布されており、動作条件としてOS X Lion v10.7.2以降およびiTunes 10.6以降が必要となっています。
INTER-Mediator 1.0.8が公開
March 21, 2012
新居雅行氏がFileMaker ServerおよびPDO対応のWebアプリケーションフレームワーク「INTER-Mediator 1.0.8」を公開しています。
INTER-Mediatorは、MITライセンスで提供されるオープンソースソフトウェアです。「簡単」と「拡張性」を兼ね備えたWebアプリケーションフレームワークであり、HTMLページの要素として情報を加えるだけでデータベース連動ページを作成できます。
バージョン1.0.8では、FileMaker Serverを対象としたユーザー認証とアクセス権の実装が行われています。なお、認証機能を利用する場合の動作条件はPHP 5.3.0以上となっています。
FileMaker Goで音声入力機能を活用する
March 16, 2012
iOS 5.1を搭載したiPhone 4Sおよび第3世代iPadでは、日本語の音声入力機能を利用できるようになっています。対応する言語は限られますが、音声認識を利用したデータ入力機能をFileMaker Go 1.2.4でも利用できます。
音声認識を利用したデータ入力機能を使用するには、音声入力に対応した言語(日本語、英語、フランス語、ドイツ語)のキーボードを表示し、キーボード上のマイクアイコンをタップします。入力したいことを言うとiPhoneおよびiPadがその内容を聞き取り、「完了」をタップすると話した言葉がテキストとして入力、表示されます。
なお、第3世代iPadでは音声入力は可能ですが、iPhone 4Sで利用できる音声ナビゲーション機能であるSiriは搭載されていません。
[関連]ヒント:iPhone 4S および FileMaker Go での音声認識(FileMaker ナレッジベース)
OpenSSL 1.0.1が公開
March 15, 2012
通信暗号化ライブラリとして広く利用されているOpenSSLの新バージョン「OpenSSL 1.0.1」が公開されています。
OpenSSL 1.0.1では、TLS 1.1およびTLS 1.2がサポートされています。TLS/DTLS heartbeatやSCTPなどもサポートされており、数多くの機能追加が行われています。
なお、Apache HTTP Server 2.4に付属するmod_sslは、OpenSSL 1.0.1を利用することでTLS 1.1およびTLS 1.2に対応できるようになています。
[関連]Aapche HTTP Server 2.4のmod_sslはTLS 1.1とTLS 1.2をサポート(FAMLog)
OpenSSL 0.9.8uとOpenSSL 1.0.0hが公開
March 14, 2012
通信暗号化ライブラリとして広く利用されているOpenSSLの新バージョン「OpenSSL 0.9.8u」および「OpenSSL 1.0.0h」が公開されています。
OpenSSL 0.9.8uとOpenSSL 1.0.0hでは、セキュリティ脆弱性の修正が行われています。
なお、OpenSSLは、TLS 1.2およびTLS 1.1をサポートしたバージョン1.0.1系統の開発も進められています。
APPLE-SA-2012-03-12-1 Safari 5.1.4
March 13, 2012
アップルから、セキュリティ脆弱性の修正を含んだ「Safari 5.1.4」が配布されています。
Safari 5.1.4では、多数の脆弱性が修正されており、アプリケーションの異常終了もしくは任意のコードが実行される恐れのある脆弱性やクロスサイトスクリプティング(XSS)脆弱性、プライベートブラウズ有効時にも履歴が記録されていた問題などが修正されています。
対象となるOSは、Mac OS X v10.6.8、Mac OS X Server v10.6.8、OS X Lion v10.7.3、OS X Lion Server v10.7.3、Windows XP SP2以降、Windows VistaおよびWindows 7です。
FileMaker Developer Conference 2012のスケジュールが公開
March 12, 2012
FileMaker, Inc.が、今年の7月16日から7月19日までフロリダ州マイアミにあるフォンテンブローホテルにて開催される「FileMaker Developer Conference 2012」のスケジュールを今月上旬に公開しています。
このカンファレンスに2012年5月22日までに参加登録を完了すると、早期登録優待プロブラムにより参加登録費が23,000円割引されます。また、有償でカンファレンスに出席する参加者は特典として、58,000円相当のFileMaker Pro Advancedを受け取ることができます。
セッションやショーケースの全リストについては、http://www.filemaker.co.jp/devconで確認できます。
(2015/03/25追記:リンク先のURLを変更しました。また、リンク先のページがなくなっていた箇所があったので、その部分についてはリンクを削除しました。)