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APPLE-SA-2012-03-07-2 iOS 5.1 Software Update
March 09, 2012
iOS 5.1 ソフトウェア・アップデートの提供が開始されています。
iOS 5.1では、音声ナビゲーション機能「Siri」が日本語に対応しており(2012年3月8日時点ではベータ版として対応)、KDDI登録者向けのFaceTimeおよびiMessageがサポートされています。また、セキュリティ脆弱性の修正も多数行われています。
iOS 5.1 ソフトウェア・アップデートを適用できる対象機種は、iPad、iPad 2、iPhone 3GS、iPhone 4、iPhone 4Sおよび第3世代以降のiPod touchです。すでにiOS 5を導入している場合には、[設定]>[一般]>[ソフトウェア・アップデート]でiOSデバイスのみでアップデートを行うこともできます。
CakePHP 2.1.0が公開
March 08, 2012
PHP用のWebアプリケーションフレームワーク「CakePHP 2.1.0」が公開されています。
CakePHP 2.1.0では、View関連の改良やエラー処理の改善など多くの変更が加えられおり、バージョン2.0系統からバージョンアップを行う際には移行ガイドで各種変更点を確認してから移行作業を行う必要があります。
なお、オリジナルのFMCakeMixは2012年3月現在CakePHP 2.1に対応していません。ただし、https://github.com/matsuo/FMCakeMix/tree/trunkに置いてあるものはCakePHP 2.1.0で動作可能な状態にはなっています。
INTER-Mediator 1.0.7が公開
March 07, 2012
新居雅行氏がFileMaker ServerおよびPDO対応のWebアプリケーションフレームワーク「INTER-Mediator 1.0.7」を公開しています。
INTER-Mediator 1.0.6でFileMakerデータベースに接続できない不具合が発生していたため、その問題を修正したバージョン1.0.7が急遽公開されています。
バージョン1.0.7では、Ajaxでリクエストを送信する際に内部的にPOSTリクエストメソッドを利用するように変更されており、リクエストURIが大きすぎることで発生するエラーへの対処も行われています。
INTER-Mediator 1.0.6が公開
March 06, 2012
新居雅行氏がFileMaker ServerおよびPDO対応のWebアプリケーションフレームワーク「INTER-Mediator 1.0.6」を公開しています。
INTER-Mediatorは、MITライセンスで提供されるオープンソースソフトウェアです。「簡単」と「拡張性」を兼ね備えたWebアプリケーションフレームワークであり、HTMLページの要素として情報を加えるだけでデータベース連動ページを作成できます。
バージョン1.0.6では、PDOデータベースを対象としたユーザー認証とアクセス権の実装が行われています。
Ruby on Rails 3.2.2が公開
March 05, 2012
Rubyで記述されたオープンソースのWebアプリケーションフレームワーク「Ruby on Rails 3.2.2」が公開されています。
Rails 3.2.2ではセキュリティ上の問題点が修正されており、2件のクロスサイトスクリプティング(XSS)脆弱性が修正されています。他にも多数の不具合が修正されています。
同時にRails 3.1.4とRails 3.0.12も公開されており、いずれのバージョンも上記の脆弱性2点が修正されています。
Xcode 4.3でコマンドラインツールをインストールする手順
March 02, 2012
2012年2月に公開されたXcode 4.3 for Lionでは、Xcodeのインストール時にコマンドラインツールがインストールされないようになっています。
コマンドラインツールをインストールするには、https://developer.apple.com/でメンバー向けに配布されているCommand Line Tools for Xcodeのパッケージをインストールします。
もしくは、Xcodeにおいて[Xcode]メニューの[Preferences...]を選んだ後に[Downloads]をクリックし、[Components]タブの[Command Line Tools]の右側にある[Install]ボタンをクリックします。
Mac OS Xで依存している共有ライブラリの名前とバージョンを確認する
March 01, 2012
Mac OS Xで依存している共有ライブラリの名前とバージョンを確認するにはotoolコマンドを使用します。
otoolコマンドで-Lオプションを使用することで、対象ファイルが依存している共有ライブラリの名前とバージョン情報を出力できます。
[使用例]
$ otool -L /usr/bin/openssl
/usr/bin/openssl:
/usr/lib/libcrypto.0.9.8.dylib (compatibility version 0.9.8, current version 44.0.0)
/usr/lib/libssl.0.9.8.dylib (compatibility version 0.9.8, current version 44.0.0)
/usr/lib/libSystem.B.dylib (compatibility version 1.0.0, current version 159.1.0)
otoolコマンドを利用するにはXcodeをインストールする必要があります。ただし、2012年2月にリリースされたXcode 4.3 for Lionでは別途コマンドラインツールをインストールする作業が必要になります。
[ズームの設定]スクリプトステップ
February 29, 2012
FileMaker Proの[ズームの設定]スクリプトステップは、画面上の表示倍率を設定する際に利用します。
[ズームの設定]スクリプトステップの[ロック]オプションを使用すると、利用者が表示倍率を変更できなくなります。[ロック]オプションを使うことで、FileMaker Goでダブルタップやピンチアウト、ピンチインによる画面の拡大縮小をできないように設定できます。
なお、[ズームの設定]スクリプトステップは、Web公開およびFileMaker Serverのスケジュールスクリプトではサポートされていません。
[検索条件を変更]スクリプトステップ
February 28, 2012
FileMaker Proの[検索条件を変更]スクリプトステップは、最後に実行された検索条件を使用して検索モードに切り替える場合に使用します。
検索条件を指定せずに単に検索モードに切り替える場合には[検索モードに切り替え]スクリプトステップを使用しますが、[検索条件を変更]スクリプトステップを利用することで最後に実行された検索条件を使用することができ、必要に応じて検索条件を変更できます。
実際にレコードを検索するには、[検索条件を変更]や[検索モードに切り替え]スクリプトステップの後に[検索実行]スクリプトステップを追加しておく必要があります。
[例]
検索条件を変更
スクリプト一時停止/続行 [制限時間なし]
検索実行 []
なお、[検索条件を変更]スクリプトステップは、Web公開およびFileMaker Serverのスケジュールスクリプトでもサポートされています。
OS X LionでFileMaker ProによるPDFファイル保存時に文字化けが発生する問題の対処法
February 27, 2012
OS X LionでFileMaker ProのレコードをPDFファイルとして保存する際に特定の日本語フォントで文字化けが発生する場合の対処法がFileMaker ナレッジベースで案内されています。
ヒラギノフォントなど、フォントの種類が「OpenType PostScript」の日本語フォントを使用していた場合、OS X Lionで[レコードの保存/送信]から[PDF]への保存を実行すると、文字化けが発生することが確認されています。
上記問題の回避方法は、ファイルメニューの[印刷]から表示される「プリント」ダイアログ左下の[PDF]プルダウンメニューから[PDF として保存]を実行するか、レイアウトで使用する日本語フォントを「TrueType」または「OpenType TrueType」フォントに変更することです。なお、フォントの種類は、Font Bookアプリケーションを使用して確認できます。
[関連]Mac OS X 10.7 Lion で、PDFへの保存時に特定の日本語フォントが文字化けする(FileMaker ナレッジベース)