FAMLog
Mac OS X Snow LeopardとFileMaker Server 9は非互換
September 03, 2009
バージョン8、8.0v4および9のFileMaker ServerとFileMaker Server Advancedは、Mac OS X Snow Leopardと互換性がなく、バージョン10へアップグレードする必要があります。
さらに、Mac OS X Snow Leopardでは、Javaのバージョンが影響していると推測されますが、FileMaker Server 9のAdmin Consoleが正常に動作しません。
Mac OS X Snow LeopardではJ2SE 5.0が利用できないこともあり、FileMaker Server 10へアップグレードするか、あるいはMac OS X Leopardのままにしておくといった回避策しかない模様です。
[関連]Mac OS X v10.6 Snow Leopard と FileMaker 9 以前の製品との互換性(ファイルメーカーテクニカルサポートインフォメーション)
Mac OS X Snow LeopardではJava SE 6が標準に
September 02, 2009
Mac OS X Snow LeopardではJava SE 6が標準で利用されるようになり、J2SE 5.0およびJ2SE 1.4.2は同梱されていません。
Javaに依存するソフトウェアを利用している場合には、Mac OS X Snow Leopardへのアップグレードは事前に確認してから行うように注意する必要があります。
なお、Mac OS X Snow Leopard(バージョン10.6)では、JDKソフトウェアのバージョン情報は次のように表示されます。
$ java -version
java version "1.6.0_15"
Java(TM) SE Runtime Environment (build 1.6.0_15-b03-219)
Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM (build 14.1-b02-90, mixed mode)
Mac OS X Snow LeopardではRosettaはオプションに
September 01, 2009
Mac OS X Snow Leopardでは、Rosettaはオプション扱いとなり、標準でMac OS Xに組み込まれなくなりました。
Mac OS X Snow Leopardをインストールする際にオプションでRosettaをインストールできますが、Rosettaがインストールされていない環境では一部のアプリケーションで問題が発生する可能性があります。
例えば、FileMaker Pro 9およびFileMaker Pro 10(10.0v3)をMac OS X Snow Leopard上で動作させた場合に、現在のところExcel形式(*.xlsファイル)でのエクスポートができない問題が確認されているとのことです。
[関連]Mac OS X v10.6 Snow Leopard 上で Excel 形式(*.xls ファイル)でのエクスポートができません(ファイルメーカーテクニカルサポートインフォメーション)
ODBC Administrator Tool for Mac OS X Snow Leopard
August 31, 2009
AppleのWebサイトでMac OS X Snow Leopard用の「ODBC Administrator Tool for Mac OS X」が公開されています。
Mac OS X Leopardではユーティリティフォルダに「ODBC アドミニストレータ」アプリケーションがありましたが、Mac OS X Snow Leopardには標準で組み込まれていません。
Mac版のFileMaker ProでODBCを利用する場合および外部SQLデータソースに接続する場合には、ODBC Administrator Toolをダウンロードして使用する必要があります。
ScriptMaster 3.1
August 28, 2009
360Worksが無償で利用可能なFileMakerプラグインであるScriptMasterの新バージョン「ScriptMaster 3.1」を公開しています。
ScriptMasterは、Javaプラットフォーム用のスクリプト言語であるGroovyを使用してScriptMasterのモジュールを記述することにより、FileMaker Proでさまざまな機能拡張を行うことができます。
バージョン3.1では、Mac OS X Snow Leopardに対応しています。新機能として、フォルダの作成、およびフォルダやファイルの削除ができるモジュールが追加されています。
[関連]ScriptMaster 3(FAMLog)
Macの機種IDを取得する
August 27, 2009
Macの機種IDを取得する方法の1つにsysctlコマンドを使用する方法があります。
Mac OS Xにおいてコマンドラインインターフェースで機種IDを取得するには、ターミナルで次のように入力します。
[実行例]
$ sysctl -n hw.model
MacBook5,1
なお、機種IDの情報は「システムプロファイラ」アプリケーションを使用して確認することも可能です。
OpenSSLのバージョン確認方法
August 26, 2009
OpenSSLのバージョンを確認する方法の1つにopensslコマンドを使用する方法があります。
Mac OS X v10.5.8では、OpenSSLのバージョン情報は次のように表示されます。
$ openssl version
OpenSSL 0.9.7l 28 Sep 2006
なお、現時点におけるOpenSSLの最新安定バージョンは0.9.8kです。
Apple Remote Desktop 3.3
August 25, 2009
「Apple Remote Desktop 3.3.1 Client」および「Apple Remote Desktop 3.3 Admin」が公開されています。
Apple Remote Desktop 3.3では、全体的な信頼性とセキュリティに関するいくつかの問題が解決されており、以下のいずれかのバージョンのシステムソフトウェアが必要です。
・Mac OS X v10.4.11
・Mac OS X Server v10.4.11
・Mac OS X v10.5.7以降
・Mac OS X Server v10.5.7以降
また、アップデートには以下のものが必要となっています。
・Apple Remote Desktop(ARD)バージョン3.0、3.1、3.2、3.2.1または3.2.2
・Ethernet(推奨)、AirMac、またはIP over FireWireによるネットワーク接続
Mac OS X Snow Leopardは2009年8月28日に発売
August 24, 2009
アップルが、「Mac OS X Snow Leopard」を2009年8月28日にApple直営店およびApple製品取扱販売店で発売すると発表しています。
Mac OS X Snow LeopardとMac OS X Server Snow Leopardの価格は次の通りです。IntelベースのMacでMac OS X Tigerを使用している場合には、Mac OS X Snow Leopard、iLife ’09そしてiWork ’09を含むMac Box Setを購入する必要があります。
・Mac OS X Snow Leopard:税込3,300円
・Mac OS X Snow Leopard ファミリーパック:税込5,600円
・Mac Box Set:税込18,800円
・Mac Box Set ファミリーパック:税込24,800円
・Mac OS X Server Snow Leopard(Unlimitedクライアント版):税込53,800円
なお、Mac OS X Snow Leopardの利用には、Intelプロセッサーと最低1GBのRAMを搭載したMacが必要です。
Bento 2.0v5 インストーラ
August 21, 2009
「Bento 2.0v5 インストーラ」がファイルメーカー社のWebサイトで公開されています。
Bento 2.0v5は、これまでのすべてのBento 2に代わるバージョンです。バージョン2.0v5では、Bento for iPhone and iPod touchと同期させた場合のアドレスブックとiCal情報の重複に関連する問題、ライブラリテンプレートを読み込んだ場合のライブラリアイコンに関連する問題、およびBentoデータベースのFileMaker Proへの読み込みに関連する問題が解決されています。
なお、Bento 2の価格は税込5,040円で、ファミリーパックの価格は税込10,290円です。