FAMLog
第20回「FileMaker Fun Night!」イベントレポートが公開
February 14, 2007
セブンズドアが、毎月Apple Store, Ginzaで行っているイベント「FileMaker Fun Night!」のレポートを更新しています。
2007年2月10日に行われた第20回のイベントレポートが追加されており、ランタイムアプリケーションやFileMaker Serverなどに関する情報が紹介されています。
次回は、「FileMaker Serverがあれば怖くない!」というテーマで、2007年3月10日(土)18:00-19:30に同イベントが開催される予定になっています。なお、同イベントは参加費および事前申し込みは共に不要です。
(2021/01/21追記:リンク先のページがなくなっていたので、リンクを削除しました。)
2桁の西暦の日付と変換ルール
February 09, 2007
FileMaker Proでは、2桁の西暦の日付は、日付を入力した年に基づいて4桁の西暦の日付に変換されます。
この変換が行われる場合、4桁の西暦の日付は、常に今後30年間または過去70年間のいずれかの範囲に入ると想定されて変換されます。例えば、日付を入力したときが2007年である場合に、「37/02/09」と入力すると「2037/02/09」に変換され、「38/02/09」と入力すると「1938/02/09」に変換されます。
なお、この2桁の西暦の日付の変換方法は、旧バージョンのファイルメーカーProのファイルを現在のバージョンのファイルに変換する場合には適用されません。
FileMaker Pro 8.5でサポートされている日付の範囲
February 08, 2007
FileMaker Pro 8.5の日付フィールドおよびタイムスタンプフィールドには、0001年1月1日から4000年12月31日までの値を保存することができます。
日付のみ保存する場合には日付フィールドを、1つのフィールドに日付と時刻を保存する場合にはタイムスタンプフィールドを利用します。
混乱を避けるため、FileMaker Proにおいて西暦で日付を入力する場合には、2桁ではなく4桁の西暦で年を入力することが推奨されます。これは、2桁の西暦を入力すると、一定のルールに基づいて4桁の西暦に自動的に変換されるためです。
FileMaker Server AdminがUniversal Binaryであるか調べる方法
February 07, 2007
Mac OS Xにおいて、FinderでFileMaker Server AdminがUniversalアプリケーションであるか調べることができます。
手順としては、FinderにてFileMaker Server Adminを選択した状態で、[ファイル]メニューの[情報を見る]を選び、情報ウインドウ内の[種類]欄を参照します。
PowerPC版の場合には「アプリケーション(PowerPC)」、Universalアプリケーションである場合には「アプリケーション(Universal)」と表示されます。
[関連]FileMaker ServerがUniversal Binaryであるか調べる方法 (1)、FileMaker ServerがUniversal Binaryであるか調べる方法 (2)(FAMLog)
mod_dosdetector
February 06, 2007
DoS攻撃を検知するApacheモジュール「mod_dosdetector」が公開されています。
mod_dosdetectorは、Apache 2.2のモジュールとして動作し、クライアントのIPアドレスごとにアクセス頻度を測定し、設定した閾値を越えると、DoS攻撃と判定することができます。サーバー単位での単位時間当たりのアクセスを計測し、判定結果は環境変数の設定によって通知します。
mod_rewriteと共に使用されるように設計されており、ライセンスはApache Licenseです。
[関連]サーバにDoS耐性を付ける(とあるはてな社員の日記)
(2007/08/06追記:「Apache 2のモジュールとして動作」を「Apache 2.2のモジュールとして動作」に修正しました。)
FileMaker ServerがUniversal Binaryであるか調べる方法 (2)
February 05, 2007
fileコマンドでFileMaker Server 8がUniversal Binaryであるか調べられますが、fileコマンドだけでなくlipoコマンドを使用しても同様にUniversal Binaryであるか調べることができます。
[実行例]
$ cd "/Library/FileMaker Server/Tools"
$ sudo lipo -info fmserverd
[実行結果(Universal Binaryである場合)]
Architectures in the fat file: fmserverd are: ppc i386
[実行結果(Universal Binaryでない場合)]
Non-fat file: fmserverd is architecture: ppc
lipoコマンドの詳細はmanページに記載されており、下記のコマンドで参照することができます。
$ man lipo
FileMaker ServerがUniversal Binaryであるか調べる方法 (1)
February 02, 2007
Mac OS Xにおいて、FileMaker Server 8がUniversal Binaryであるかどうかを調べるには、ターミナルで次のように入力します。
[実行例]
$ cd "/Library/FileMaker Server/Tools"
$ sudo file fmserverd
[実行結果(Universal Binaryである場合)]
fmserverd: setuid setgid Mach-O fat file with 2 architectures
fmserverd (for architecture ppc): Mach-O executable ppc
fmserverd (for architecture i386): Mach-O executable i386
[実行結果(Universal Binaryでない場合)]
fmserverd: setuid setgid Mach-O executable ppc
ファイルの形式を確認するfileコマンドを使用することにより、Universal Binaryであるかどうかを調べることができます。
AirMac Extreme 802.11n Enabler for Mac
February 01, 2007
アップルが、一部のMacを802.11nに対応させるソフトウェア「AirMac Extreme 802.11n Enabler for Mac」の販売を開始しています。価格は250円です。
Enablerソフトウェアにより802.11nワイヤレスネットワークに対応可能なMacは、現時点では下記の通りです。
・2.0GHz Intel Core 2 Duo搭載17インチ、Intel Core 2 Duo搭載20インチ、Intel Core 2 Duo搭載24インチiMac
・Intel Core 2 Duo搭載MacBook
・Intel Core 2 Duo搭載MacBook Pro
・AirMac Extremeカードを装着したMac Pro
なお、802.11n Enablerソフトウェアは、802.11n対応の新型AirMac Extremeベースステーションに標準添付されています。そのため、2007年2月より販売される新型AirMac Extremeベースステーションを購入する場合には、802.11n Enablerソフトウェアを別途購入する必要はありません。
FMMenulet 1.0.3
January 31, 2007
FileMaker Pro AdvancedおよびFileMaker Developerで利用可能なスクリプトデバッガの状態を表示・変更できるメニューエクストラであるFMMenuletの新バージョン「FMMenulet 1.0.3」が公開されています。
FMMenuletは、Mac OS X v10.4以降で動作し、IntelベースMacにもネイティブ対応しているUniversalアプリケーションです。バージョン1.0.3は、メンテナンスアップデートという位置づけになっています。
なお、FMMenuletは、Mac OS Xのみで使用できるフリーの開発支援ツールであり、Windows版はありません。使用するためには、システム環境設定の[ユニバーサルアクセス]において、[補助装置を使用可能にする]設定を有効にする必要があります。