FAMLog
2.0GHz iMac G5 & 1.42GHz eMac
May 06, 2005
アップルが、最大2.0GHzのPowerPC G5プロセッサーと内蔵AirMac ExtremeおよびBluetoothワイヤレス機能、そしてMac OS X v10.4 “Tiger”を搭載した、新しい「iMac G5」を2005年5月3日に発表しています。
今回発表されたiMac G5は、ATI Radeon 9600グラフィックスプロセッサーと128MBの専用ビデオメモリーを搭載し、ギガビットEthernet、そして512MBのメモリーが全モデルに標準搭載されています。SuperDriveを装備するモデルでは、2層記録に対応した8倍速SuperDriveが搭載されています。
新しいiMac G5シリーズは2005年5月7日より順次販売が開始され、税込価格は、1.8GHz・17インチモデルが152,040円、2.0GHz・17インチモデルが173,040円、2.0GHz・20インチモデルが209,790円となっています。
同時に、Mac OS X v10.4 “Tiger”を搭載した、新しいeMacも発表されています。
FileMaker Pro 7はMac OS X v10.4 “Tiger”と互換
May 02, 2005
ファイルメーカー社が2005年4月30日に、FileMaker Pro 7はMac OS X v10.4 “Tiger”と互換性があることをニュースリリースで案内しています。
ニュースリリースでは上記の他、Mac OS X v10.4 “Tiger”の中の2つの代表的な新機能であるDashboardおよびAutomatorを、FileMakerで将来サポートする計画があることについて言及されています。
なお、FileMaker Server 7 Advancedについては、このニュースリリースでは特に明記されていません。
(2005/05/13追記:FileMaker Server 7およびFileMaker Server 7 Advancedが、Mac OS X v10.4ならびにMac OS X Server v10.4に対応していることがFileMaker, Inc.のWebサイトですでに案内されていました。)
Xalan-Java
April 28, 2005
Xalan-Javaは、Apache XML Projectが開発、配布しているXSLTプロセッサーです。
W3C勧告のXSLT 1.0およびXPath 1.0を実装していて、XMLドキュメントをHTMLに、もしくは任意の形式のテキストやXMLに変換できます。
現時点でのXalan-Javaの最新バージョンは2.6.0ですが、FileMaker Server 7 Advancedではバージョン2.4.0が使用されています。
(2006/07/14追記:FileMaker Server Advancedのバージョン8.0v4で、Xalan-Javaがバージョン2.7.0にアップグレードされています。)
デュアル2.7GHz Power Mac G5
April 27, 2005
アップルが、最大2.7GHzのデュアル64ビットPowerPC G5プロセッサーとMac OS X v10.4 “Tiger”を搭載した、新しいPower Mac G5を発表しています。
新しいPower Mac G5シリーズは、より多くのメモリーを搭載した高性能のグラフィックスカードが搭載されていて、2.7GHzモデルではアップルの30インチCinema HD Displayをオプションの追加なしで使用することができます。より大容量のハードディスクドライブ、2層記録式に対応した16倍速SuperDrive、および512MBのメモリーがすべての新モデルに標準搭載されています。
デュアル2GHzモデルは236,040円で、デュアル2.3GHzモデルは293,790円で、そしてデュアル2.7GHzモデルは351,540円で、2005年4月28日より順次販売開始されます。なお、現行のシングル1.8GHzモデルのPower Mac G5については、178,290円で継続販売されます。
スクリプトのヒントと考慮事項 (5)
April 26, 2005
FileMaker 7においてWeb経由でデータ変更を行うスクリプトを実行する場合には、スクリプトの最後に「レコード/検索条件確定」スクリプトステップを含めて、すべての変更が保存されるようにすることが推奨されています。
FileMaker Proクライアントによる接続と違い、Webユーザーはサーバーと常に直接接続されているわけではないため、すべてのデータ変更は、データをサーバーに送信、保存するまで反映されません。
何らかのデータ変更を行うスクリプトステップを使用している場合には、「レコード/検索条件確定」スクリプトステップを含める必要がありますが、それには「切り取り」、「コピー」、「貼り付け」などのスクリプトステップも含まれます。
Java Update for Mac OS X 10.3.9
April 25, 2005
Appleから「Java Update for Mac OS X 10.3.9」がリリースされています。
このアップデートにより、Mac OS X (Server) Update 10.3.9を適用したシステムのJava環境で発生する可能性がある問題が修正されるとのことです。
Extending the functionality of FileMaker Server 7 Advanced
April 22, 2005
FileMaker, Inc.のWebサイトで、FileMaker Server 7 AdvancedのカスタムWeb公開で利用できるXSLTの機能を拡張する方法について記述されたPDFファイルが公開されています。あわせて、この文書に関連するファイル(bsf.jar、js.jar)も配布されています。
文書のタイトルは「Extending the functionality of FileMaker Server 7 Advanced Custom Web Publishing with Server-Side Scripting」で、XSLTを使用したカスタムWeb公開の機能を拡張する方法について記述されています。
この文書では、XSLTの機能を拡張する方法の1つとして、JavaScriptやPythonなどといったスクリプト言語でサーバーサイドの処理を実装できることが解説されていて、あわせてサンプルのXSLTスタイルシートも掲載されています。
上記の拡張性は、XSLTプロセッサーのXalan-Javaがもたらしてくれるもので、これにより従来のCDMLでは実現できなかった機能を実装できるようになったり、様々な機能を利用することができます。
(2006/05/02追記:FileMaker Server 8 Advancedでは上記の拡張機能が標準でサポートされるようになりました。)
APPLE-SA-2005-04-19 Security Update 2005-004
April 21, 2005
AppleからSecurity Update 2005-004がリリースされています。
Security Update 2005-004では、iSync 1.5の補助ツールであるmRouterに含まれるバッファーオーバーフローによりローカルで権限昇格が発生する脆弱性(CAN-2005-0193)が修正されています。
iSync 1.5だけでなくiSync 1.4もこの脆弱性の影響を受けるため、iSync 1.5に更新した上でSecurity Update 2005-004を適用することが推奨されています。
Apache HTTP Server 2.0.54
April 20, 2005
Apache HTTP Server 2.0.54がリリースされています。このバージョンのApacheは主に不具合の修正を目的としています。
バージョン2.0.54では不具合が修正されると共に、いくつかのモジュールでディレクティブ(設定項目)が追加されています。
mod_cacheではCacheIgnoreHeadersディレクティブが、mod_ldapではLDAPConnectionTimeoutディレクティブが追加されるなど、Apache HTTP Server 2.1/2.2の機能が一部バックポートされています。
(2006/01/03追記:リンク先のURLを一部変更しました。)
APPLE-SA-2005-04-15 Mac OS X v10.3.9
April 19, 2005
Mac OS X v10.3.9およびMac OS X Server v10.3.9にはセキュリティ脆弱性を修正するアップデートも含まれていて、KernelおよびSafariのセキュリティ脆弱性が修正されます。
Kernelでは7点のセキュリティ脆弱性が修正され、ローカルユーザーに権限の昇格を許したり、ローカルユーザーにサービス拒否攻撃を受ける問題などが修正されます。
Safariはバージョン1.3に更新されると共に、遠隔のWebサイトがローカル領域でJavaScriptの実行を許可してしまう問題が修正されます。