FAMLog
デュアル2.7GHz Power Mac G5
April 27, 2005
アップルが、最大2.7GHzのデュアル64ビットPowerPC G5プロセッサーとMac OS X v10.4 “Tiger”を搭載した、新しいPower Mac G5を発表しています。
新しいPower Mac G5シリーズは、より多くのメモリーを搭載した高性能のグラフィックスカードが搭載されていて、2.7GHzモデルではアップルの30インチCinema HD Displayをオプションの追加なしで使用することができます。より大容量のハードディスクドライブ、2層記録式に対応した16倍速SuperDrive、および512MBのメモリーがすべての新モデルに標準搭載されています。
デュアル2GHzモデルは236,040円で、デュアル2.3GHzモデルは293,790円で、そしてデュアル2.7GHzモデルは351,540円で、2005年4月28日より順次販売開始されます。なお、現行のシングル1.8GHzモデルのPower Mac G5については、178,290円で継続販売されます。
スクリプトのヒントと考慮事項 (5)
April 26, 2005
FileMaker 7においてWeb経由でデータ変更を行うスクリプトを実行する場合には、スクリプトの最後に「レコード/検索条件確定」スクリプトステップを含めて、すべての変更が保存されるようにすることが推奨されています。
FileMaker Proクライアントによる接続と違い、Webユーザーはサーバーと常に直接接続されているわけではないため、すべてのデータ変更は、データをサーバーに送信、保存するまで反映されません。
何らかのデータ変更を行うスクリプトステップを使用している場合には、「レコード/検索条件確定」スクリプトステップを含める必要がありますが、それには「切り取り」、「コピー」、「貼り付け」などのスクリプトステップも含まれます。
Java Update for Mac OS X 10.3.9
April 25, 2005
Appleから「Java Update for Mac OS X 10.3.9」がリリースされています。
このアップデートにより、Mac OS X (Server) Update 10.3.9を適用したシステムのJava環境で発生する可能性がある問題が修正されるとのことです。
Extending the functionality of FileMaker Server 7 Advanced
April 22, 2005
FileMaker, Inc.のWebサイトで、FileMaker Server 7 AdvancedのカスタムWeb公開で利用できるXSLTの機能を拡張する方法について記述されたPDFファイルが公開されています。あわせて、この文書に関連するファイル(bsf.jar、js.jar)も配布されています。
文書のタイトルは「Extending the functionality of FileMaker Server 7 Advanced Custom Web Publishing with Server-Side Scripting」で、XSLTを使用したカスタムWeb公開の機能を拡張する方法について記述されています。
この文書では、XSLTの機能を拡張する方法の1つとして、JavaScriptやPythonなどといったスクリプト言語でサーバーサイドの処理を実装できることが解説されていて、あわせてサンプルのXSLTスタイルシートも掲載されています。
上記の拡張性は、XSLTプロセッサーのXalan-Javaがもたらしてくれるもので、これにより従来のCDMLでは実現できなかった機能を実装できるようになったり、様々な機能を利用することができます。
(2006/05/02追記:FileMaker Server 8 Advancedでは上記の拡張機能が標準でサポートされるようになりました。)
APPLE-SA-2005-04-19 Security Update 2005-004
April 21, 2005
AppleからSecurity Update 2005-004がリリースされています。
Security Update 2005-004では、iSync 1.5の補助ツールであるmRouterに含まれるバッファーオーバーフローによりローカルで権限昇格が発生する脆弱性(CAN-2005-0193)が修正されています。
iSync 1.5だけでなくiSync 1.4もこの脆弱性の影響を受けるため、iSync 1.5に更新した上でSecurity Update 2005-004を適用することが推奨されています。
Apache HTTP Server 2.0.54
April 20, 2005
Apache HTTP Server 2.0.54がリリースされています。このバージョンのApacheは主に不具合の修正を目的としています。
バージョン2.0.54では不具合が修正されると共に、いくつかのモジュールでディレクティブ(設定項目)が追加されています。
mod_cacheではCacheIgnoreHeadersディレクティブが、mod_ldapではLDAPConnectionTimeoutディレクティブが追加されるなど、Apache HTTP Server 2.1/2.2の機能が一部バックポートされています。
(2006/01/03追記:リンク先のURLを一部変更しました。)
APPLE-SA-2005-04-15 Mac OS X v10.3.9
April 19, 2005
Mac OS X v10.3.9およびMac OS X Server v10.3.9にはセキュリティ脆弱性を修正するアップデートも含まれていて、KernelおよびSafariのセキュリティ脆弱性が修正されます。
Kernelでは7点のセキュリティ脆弱性が修正され、ローカルユーザーに権限の昇格を許したり、ローカルユーザーにサービス拒否攻撃を受ける問題などが修正されます。
Safariはバージョン1.3に更新されると共に、遠隔のWebサイトがローカル領域でJavaScriptの実行を許可してしまう問題が修正されます。
Mac OS X Update 10.3.9
April 18, 2005
Appleから「Mac OS X Update 10.3.9」および「Mac OS X Server Update 10.3.9」がリリースされています。
Mac OS X v10.3.9の主な改良点は下記の通りです。以前に単体で実施された最新のセキュリティアップデートも含まれています。
・MacとPCが混在するネットワークでのファイル共有機能、およびディレクトリサービスの信頼性
・Mail、Safari、スティッキーズなどのアプリケーションの信頼性
・他社製アプリケーション、デバイスとの互換性
ただし、Mac OS X (Server) Update 10.3.9を適用することで、Javaが起動しなくなりFileMaker Server 7 AdvancedのWeb公開エンジンに影響を及ぼす場合がありますので、運用中のシステムにこのアップデートを適用するのはしばらく見送ったほうがいいかもしれません。
[関連]Java Update for Mac OS X 10.3.9(FAMLog)
(2005/04/19追記:アップデート適用後にJavaが動作しなくなった場合の対処法に関する記事がAppleのWebサイトで掲載されています。)
(2007/01/04追記:関連記事へのリンクを追加しました。)
Apache HTTP Serverのバージョン確認方法
April 15, 2005
Apache HTTP Serverのバージョンを確認する方法の1つにhttpdコマンドを使用する方法があります。httpdコマンドで-vオプションを使用することで、Webサーバーのバージョンを確認できます。
Mac OS X v10.3.8では、Apacheのバージョン情報は次のように表示されます。
$ httpd -v
Server version: Apache/1.3.33 (Darwin)
Server built: Nov 29 2004 19:30:24
コマンドラインでWebサーバーを再起動
April 14, 2005
Mac OS X v10.3においてあらかじめインストールされているWebサーバーが動作している状態で、コマンドラインでそのWebサーバーを再起動する場合には、Terminalで次のように入力します。
sudo SystemStarter restart "Web Server"
もしくは
sudo apachectl restart
なお、Mac OS X v10.3ではWebサーバーにApache HTTP Serverのバージョン1.3系統が使用されていますが、Mac OS X v10.3.8にアップデートするとApache HTTP Serverのバージョンは1.3.33に更新されます。