FAMLog
Mac OS X Update 10.3.9
April 18, 2005
Appleから「Mac OS X Update 10.3.9」および「Mac OS X Server Update 10.3.9」がリリースされています。
Mac OS X v10.3.9の主な改良点は下記の通りです。以前に単体で実施された最新のセキュリティアップデートも含まれています。
・MacとPCが混在するネットワークでのファイル共有機能、およびディレクトリサービスの信頼性
・Mail、Safari、スティッキーズなどのアプリケーションの信頼性
・他社製アプリケーション、デバイスとの互換性
ただし、Mac OS X (Server) Update 10.3.9を適用することで、Javaが起動しなくなりFileMaker Server 7 AdvancedのWeb公開エンジンに影響を及ぼす場合がありますので、運用中のシステムにこのアップデートを適用するのはしばらく見送ったほうがいいかもしれません。
[関連]Java Update for Mac OS X 10.3.9(FAMLog)
(2005/04/19追記:アップデート適用後にJavaが動作しなくなった場合の対処法に関する記事がAppleのWebサイトで掲載されています。)
(2007/01/04追記:関連記事へのリンクを追加しました。)
Apache HTTP Serverのバージョン確認方法
April 15, 2005
Apache HTTP Serverのバージョンを確認する方法の1つにhttpdコマンドを使用する方法があります。httpdコマンドで-vオプションを使用することで、Webサーバーのバージョンを確認できます。
Mac OS X v10.3.8では、Apacheのバージョン情報は次のように表示されます。
$ httpd -v
Server version: Apache/1.3.33 (Darwin)
Server built: Nov 29 2004 19:30:24
コマンドラインでWebサーバーを再起動
April 14, 2005
Mac OS X v10.3においてあらかじめインストールされているWebサーバーが動作している状態で、コマンドラインでそのWebサーバーを再起動する場合には、Terminalで次のように入力します。
sudo SystemStarter restart "Web Server"
もしくは
sudo apachectl restart
なお、Mac OS X v10.3ではWebサーバーにApache HTTP Serverのバージョン1.3系統が使用されていますが、Mac OS X v10.3.8にアップデートするとApache HTTP Serverのバージョンは1.3.33に更新されます。
Mac OS X v10.4 “Tiger”は2005年4月29日午後6時に発売
April 13, 2005
アップルが、「Mac OS X v10.4 “Tiger”」と「Mac OS X Server v10.4 “Tiger”」を2005年4月29日午後6時より、アップル直営店およびアップル製品取扱販売店で順次店頭販売を開始すると発表しています。
Mac OS X v10.4 “Tiger”とMac OS X Server v10.4 “Tiger”の価格は次の通りです。
・Mac OS X v10.4 “Tiger”:税込14,800円
・Mac OS X v10.4 “Tiger” ファミリーパック:税込22,800円
・Mac OS X Server v10.4 “Tiger”(10クライアント版):税込52,000円
・Mac OS X Server v10.4 “Tiger”(Unlimitedクライアント版):税込98,000円
Mac OS X v10.4 “Tiger”の利用には、最低256MBのメモリーとPowerPC G5、G4またはG3プロセッサー、およびFireWireポートを標準搭載したMacが必要です。
Cyberduck 2.4.3
April 12, 2005
Mac OS X v10.3で動作するオープンソースのSFTP/FTPクライアントソフトウェア「Cyberduck 2.4.3」がリリースされています。
Cyberduck 2.4.3では不具合がいくつか修正され、メニューバーの項目に「接続解除」が追加されています。また、新たにハンガリー語による表示にも対応しています。
Apple Remote Desktop 2に付属するコマンドの活用 (5)
April 11, 2005
Apple Remote Desktop 2に付属するコマンドラインツール「systemsetup」を使用すると、Mac OS Xにおいてコマンドラインでネットワークタイムサーバーを使用するように設定できます。
ネットワークタイムサーバーを使用する設定を有効化するには下記のように入力します。
sudo /System/Library/CoreServices/RemoteManagement/
(実際には1行で入力します)
(2007/01/04追記:「(実際には1行で入力します)」という注釈を追加しました。)
Apple Remote Desktop 2に付属するコマンドの活用 (4)
April 08, 2005
Apple Remote Desktop 2に付属するsystemsetupを使用すると、コマンドラインでネットワークタイムサーバーを設定できます。ネットワークタイムサーバーは時刻を合わせるために使用されます。
ネットワークタイムサーバーを設定するには下記のように入力します。
sudo /System/Library/CoreServices/RemoteManagement/
(実際には1行で入力します)
現在設定されているネットワークタイムサーバーについては、次のコマンドで確認できます。
/System/Library/CoreServices/RemoteManagement/ARDAgent.app/
(実際には1行で入力します)
(2007/01/04追記:「(実際には1行で入力します)」という注釈を追加しました。)
cookiesノードセットのXMLネームスペース
April 07, 2005
FileMaker Server Advanced 7.0v3で新たに利用できるようになったcookiesノードセットのXMLネームスペース(名前空間)は、「http://www.filemaker.com/xml/cookie」です。
XSLTスタイルシートでcookiesノードセットを使用する場合には、<xsl:stylesheet>エレメント(要素)のxmlns属性を使って必ずこのネームスペースを宣言し、ネームスペースには対応する接頭辞(例:fmc)を指定する必要があります。
(ネームスペース宣言の例)
<xsl:stylesheet xmlns:xsl="http://www.w3.org/1999/XSL/Transform"
xmlns:fmrs="http://www.filemaker.com/xml/fmresultset"
xmlns:fmc="http://www.filemaker.com/xml/cookie"
exclude-result-prefixes="xsl fmrs fmc"
version="1.0">
(2007/01/04追記:リンク先のURLを変更しました。)
7.0v3 Web公開アップデートの変更点 (4)
April 06, 2005
FileMaker Server Advanced 7.0v3では、FileMaker XSLT拡張関数のget_cookieおよびget_cookies関数の仕様が変更されました。
fmxslt:get_cookie関数は、指定したCookie名を持つcookiesノードセットを返します。また、fmxslt:get_cookies関数は、クライアントによって提供されたCookieがすべて含まれるcookiesノードセットを返します。
どちらの関数も次のようなノードセットを返し、fmxslt:get_cookies関数では複数のcookieエレメントが含まれたノードセットを取得できます。
<cookies xmlns="http://www.filemaker.com/xml/cookie">
<cookie name="cookie1">value_of_cookie1</cookie>
<cookie name="cookie2">value_of_cookie2</cookie>
</cookies>
(2007/01/04追記:リンク先のURLを変更しました。)
Web公開エンジンの停止方法
April 05, 2005
FileMaker Server 7 Advanced 7.0v3 Web公開アップデートを適用する場合には、適用前にウィルス検出ソフトウェアを無効にした上でFileMaker Server Web公開エンジンを停止する必要があります。
Mac OS XにおいてWeb公開エンジンを停止させるには、Terminalで次のように入力します。
sudo SystemStarter stop "FileMaker Web Publishing"
なお、Web公開エンジンを起動するには、Terminalで次のように入力します。
sudo SystemStarter start "FileMaker Web Publishing"
(2007/01/04追記:リンク先のURLを変更しました。)
(2008/08/29追記:Mac版FileMaker Server 9ではSystemStarterコマンドでWeb公開エンジンの起動および停止はできなくなっています。)