FAMLog
JK 1.2.10
April 04, 2005
WebサーバーとTomcatの接続に使用されるコネクター「JK 1.2.10」が2005年3月30日にリリースされています。
FileMaker Server Advanced 7.0v3ではJK 1.2.2がWebサーバーモジュールとして使用されていますが、JK 1.2.10はJK 1.2系統の最新版のTomcatコネクターです。
なお、Tomcat 4.1で使用が推奨されていたJK2は現在メンテナンスモードとなっていて、Tomcatの最新版(バージョン5.5)ではJK 1.2、およびmod_proxy_ajp(Apache HTTP Server 2.2では標準で付属)をAJPコネクターとして使用することが推奨されています。
(2005/04/19追記:JK 1.2.10ではTomcatが起動していないときにHTTPレスポンスのステータスコードが200になる不具合があります。)
Mac OS X用ODBCクライアントドライバ
April 01, 2005
ファイルメーカー社がMac OS X用ODBCクライアントドライバを配布しています。
このソフトウェアはMac OS X v10.3.8以降で動作し、WindowsまたはMac OS X上でFileMaker Pro 7、FileMaker Developer 7または FileMaker Server 7 AdvancedによってホストされるFileMakerデータソースに、Mac OS Xのクライアントアプリケーション(Microsoft ExcelやOracleなど)からODBCを使用してアクセスできるようにするものです。
インストールおよび設定方法の詳細については付属ドキュメントに記載されていますが、クライアントドライバをインストールするには、「SequeLink.bundle」ファイルを/Library/ODBC/フォルダに、もしくはホームフォルダ内の/Library/ODBC/フォルダ以下にコピーします。
(2007/01/04追記:リンク先のURLを変更しました。)
FileMate Events
March 31, 2005
フォーサイト社が、FileMaker 7で自動的にスクリプトを起動できるプラグイン「FileMate Events」の販売を開始し、あわせて試用版を公開しています。
FileMate Events 4.0は、ファイルMate スケジューラProのFileMaker 7対応版に相当するもので、各種のイベントを定期的にもしくは指定したタイミングで起動する機能を提供し、フィールドの更新時やレコードを作成、更新、削除するときなどにスクリプトを起動、実行することを可能にするプラグインです。
1ライセンスの価格はWindows版、Mac版共に税込24,600円で、ファイルMate スケジューラPro 3.0Jからのアップグレード価格は税込13,860円となっています。
Security Update 2005-003 (Server) 1.1
March 30, 2005
Appleから「Security Update 2005-003 (Server) 1.1」がリリースされています。
Mac OS X Server v10.3.8向けのSecurity Update 2005-003は、各種問題が発生するものであったためリリースされてから1度取り下げられていましたが、問題を修正したバージョンとして再リリースされた模様です。ただし、バージョン1.0と1.1の違いおよび問題の詳細については不明です。
Cyberduck 2.4
March 29, 2005
Mac OS X v10.3で動作するSFTP(SSH Secure File Transfer)クライアント兼FTPクライアントである「Cyberduck 2.4」がリリースされています。
Cyberduckはオープンソースのソフトウェアで、ライセンスはGPLです。
Cyberduck 2.4では外部エディターとして選択できるテキストエディターにJedit X(1.10b以降)、mi(2.1.6b8以降)およびSmultron(1.1以降)が追加されています。
FileMaker Server 7の停止方法 (2)
March 28, 2005
FileMaker Server Adminを利用する以外に、コマンドライン経由でFileMaker Serverを停止させることも可能です。
Mac OS Xにおいてコマンドライン経由でFileMaker Server 7を停止させるには、Terminalで次のように入力します。
sudo "/Library/FileMaker Server 7/Tools/fmserver_helperd" stop server
なお、FileMaker Server 7をコマンドライン経由で起動するには、Terminalで次のように入力します。
sudo "/Library/FileMaker Server 7/Tools/fmserverd"
ファイルメーカー 6 ファミリ製品の出荷終了日
March 25, 2005
ファイルメーカー社が、ファイルメーカー 6 ファミリ製品の出荷終了日についてWebページで案内しています。
案内によると、ファイルメーカー 6 ファミリ製品が各製品の動作環境以外の動作環境には対応しないとの条件付きで、FileMaker, Inc.からの出荷終了日までファイルメーカー 6 ファミリ製品がFileMaker Web Storeを通じて提供されるとのことです。ファイルメーカー 6 ファミリ製品についてFileMaker, Inc.からの出荷終了日は以下の通りとなっています。
ファイルメーカーPro 6 Unlimited:2005年3月31日
ファイルメーカーPro 6:2005年9月15日
ファイルメーカー Developer 6:2005年9月15日
ファイルメーカー Server 5.5: 2005年9月15日
ファイルメーカー Mobile 2.1:2005年9月15日
ファイルメーカー Mobile for i-mode:2005年9月15日
(2007/01/04追記:リンク先のページがなくなっていたので、リンクを削除しました。)
FileMaker Server 7の停止方法 (1)
March 24, 2005
FileMaker Server 7のアップデータを適用する場合には、適用前にウィルス検出ソフトウェアを無効にした上でFileMaker Server 7を停止する必要があります。
FileMaker Server 7を停止する方法の1つとして、FileMaker Server Adminを利用する方法があります。
Mac版FileMaker Server Adminを使用する場合には、「サーバー」メニューの「FileMaker Server ローカル管理...」を選んで表示されたダイアログ上にある「FileMaker Server を停止」ボタンを押します。もしくは、FileMaker Serverに接続してから「サーバー」メニューの「FileMaker Server を停止」を選びます。
なお、前者の方法の場合にはシステムレベルの管理者権限が必要になります。
APPLE-SA-2005-03-21 Security Update 2005-003
March 23, 2005
AppleからSecurity Update 2005-003がリリースされています。
Security Update 2005-003では下記のソフトウェアが更新され、一部のフォルダのパーミッション設定が修正されています。
・AFP Server、Bluetooth Setup Assistant、Core Foundation、Cyrus SASL、Safari、Samba(Mac OS X v10.3.8、Mac OS X Server v10.3.8)
・Cyrus IMAP、Mailman、SquirrelMail(Mac OS X Server v10.3.8)
7.0v3 Web公開アップデートの変更点 (3)
March 22, 2005
FileMaker Server Advanced 7.0v3では、FileMaker Serverの暗号化を使用する際の問題が修正されています。
以前のバージョンでは、FileMaker Serverの暗号化を使用する設定にしていて、FileMaker ServerおよびWeb公開エンジンを別々のサーバーにインストールする構成にしていた場合に、FileMaker Server用サーバーとWeb公開エンジン用サーバーの間で、正常に通信ができないケースがありました。バージョン7.0v3ではこの問題が修正されています。
(2007/01/04追記:リンク先のURLを変更しました。)