FAMLog


Claris FileMaker Pro 19.2.1 アップデータが公開

December 17, 2020

Claris FileMaker Pro 19.2.1 アップデータが公開されています。

FileMaker Pro 19.2.1では、fmpluginという名称で始まる拡張アクセス権を使用することで、あるファイル内で呼び出されたプラグインが別のファイルにアクセスできるかどうかを制御できるようになっています。

プレビュー機能として搭載されているFileMaker Pro Quick start experienceの機能も同時に強化され、バージョン19.2.1では[Use advanced tools]環境設定を無効にする必要がなくなっています。なお、このプレビュー機能はmacOSでオペレーティングシステムの言語が英語に設定されている場合のみ使用することができます。

[関連]Claris FileMaker Pro 19.1.2の新機能:Quick start experience(FAMLog)

Tag: FileMaker

APPLE-SA-2020-12-14-1 iOS 14.3 and iPadOS 14.3

December 16, 2020

iPhoneおよび第7世代iPod touch向けのソフトウェア・アップデートとなるiOS 14.3とiPad向けのソフトウェア・アップデートとなるiPadOS 14.3の提供が開始されています。

Apple Fitness+およびAirPods Macに対応したiOS 14.3およびiPadOS 14.3では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。

iOS 14に対応している機種は、第1世代および第2世代のiPhone SE、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone X、iPhone XR、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Max、iPhone 12 mini、iPhone 12、iPhone 12 Pro、iPhone 12 Pro Maxおよび第7世代のiPod touchです。iPadOS 14に対応している機種は、第5世代以降のiPad、iPad Air 2、第3世代以降のiPad Air、9.7インチiPad Pro、10.5インチiPad Pro、11インチiPad Pro、12.9インチiPad Pro、iPad mini 4および第5世代のiPad miniです。

Tag: Security

CentOS Linux 8のサポート終了予定日

December 15, 2020

CentOS Linux 8は2021年12月31日にサポートが終了する予定となっています。

CentOS LinuxはRed Hat Enterprise Linuxと互換性を持つLinuxディストリビューションです。2020年12月にCentOS Linuxの開発方針が変更され、2029年5月末にサポートが終了する予定だったCentOS Linux 8は2021年12月末にサポートが終了する予定に変更されました。

なお、CentOS Linux 7についてはRed Hat Enterprise Linux 7のライフサイクルにあわせて公開を進めるとのことで、現時点でFileMaker Server for Linuxがサポート対象としているCentOS Linux 7は2024年6月30日にサポートが終了する予定となっています。

[関連]CentOS Linuxの開発方針が変更(FAMLog)

Tag: Linux

curl 7.74.0が公開

December 14, 2020

curl 7.74.0が公開されています。

curlは、さまざまな通信規格に対応しているデータ転送ソフトウェアであり、Claris FileMakerでも利用されています。実験的にHSTS(HTTP Strict Transport Security)がサポートされるようになったcurl 7.74.0では3点のセキュリティ脆弱性が修正されています。

なお、バージョン16以降のClaris FileMakerでは[URL から挿入]スクリプトステップでさまざまなcURLオプションを指定できるようになっています。Claris FileMaker 19の[URL から挿入]スクリプトステップでは、--cert-type、--cert(-E)、--key-type、--key、--passおよび--version(-V)オプションが新たに利用できるようになっています。

Tag: Apache

FMウェブもくもく会 Vol.4開催のお知らせ

December 11, 2020

2020年12月20日(日)午前10時より「FMウェブもくもく会 Vol.4」を開催します。

カスタムWeb勉強会は今年6月からFMウェブもくもく会としてリニューアルしました。FMウェブもくもく会は、Claris FileMakerとWebに関してもくもくがやがや一緒に勉強していく会です。隔月でFileMakerもくもく会が開催される日の午前中に開催し、当面はオンラインで開催します。

詳細および参加申込については下記URLのページをご覧ください。

https://fmweb-mokumokukai.connpass.com/event/198883/

Tag: FileMaker

OpenSSL 1.1.1iが公開

December 10, 2020

OpenSSL 1.1.1iが公開されています。

OpenSSLは通信暗号化ライブラリとして広く利用されているオープンソースソフトウェアです。OpenSSL 1.1.1iでは、影響度高と位置付けられているセキュリティ脆弱性(CVE-2020-1971)が修正されています。

OpenSSLは現在バージョン3.0系統の開発も進められており、バージョン1.1.1系統の次のバージョンはバージョン3.0になる予定となっています。なお、バージョン1.0.2系列のサポートは2019年12月31日に終了したので、現状はバージョン1.1.1系列にアップグレードする必要がある状況です。

[関連]JVNVU#91053554: OpenSSL における NULL ポインタ参照の脆弱性(Japan Vulnerability Notes)

Tag: Security

CentOS Linuxの開発方針が変更

December 09, 2020

CentOS Projectが重大な開発方針の変更を発表し、現行のCentOS Linux 8は2021年末をもって開発を終了し、今後はCentOS Streamの開発に注力するという案内を出しています。

CentOS LinuxはRed Hat Enterprise Linuxと互換性を持つLinuxディストリビューションです。今回の発表により、CentOS Linux 8は2021年12月31日にサポートが終了する予定に変更されています。

なお、CentOS Linux 7についてはRed Hat Enterprise Linux 7のライフサイクルにあわせて公開を進めるとのことで、CentOS Linux 7は2024年6月30日にサポートが終了する予定となっています。

[関連]CentOS Project shifts focus to CentOS Stream(The CentOS Project)

Tag: Linux

CentOS Linux 8 (2011)が公開

December 08, 2020

CentOS Linux 8 (2011)が公開されています。

CentOS LinuxはRed Hat Enterprise Linuxと互換性を持つLinuxディストリビューションであり、CentOS Linux 8 (2011)はRed Hat Enterprise Linux 8.3に対応するバージョンとなっています。

なお、Claris FileMaker Server for Linuxの対応OSは「CentOS Linux 7.8」と記載されています。CentOS Linuxの最新版はCentOS Linux 8 (2011)ですが、Claris FileMaker Server for Linuxを利用する場合にはCentOS Linux 8ではなくCentOS Linux 7を利用すると良いでしょう。

[関連]Claris FileMaker Server 19.1.2とFileMaker Server for Linuxがリリース(FAMLog)

Tag: Linux

Claris FileMaker Server 19.1.2では起動復元は非サポート

December 07, 2020

Claris FileMaker Server 19.1.2ではFileMaker Server 18で追加された起動復元機能はサポートされなくなっています。

バージョン19.1.2のFileMaker Serverでは、fmsadminコマンドまたはClaris FileMaker Admin APIを使用して起動復元を有効にしようとしても使用できないようになっています。

なお、FileMaker Server 18では初期状態で起動復元が有効になっていましたが、Claris FileMaker Server 19では起動復元が初期状態で無効に変更されていました。

[関連]FileMaker Server 18の新機能:起動復元(FAMLog)、fmsadminコマンドでFileMaker Serverの起動復元を無効にする方法(FAMLog)、Claris FileMaker Server 19の変更点:起動復元機能が初期状態で無効に(FAMLog)

Tag: FileMaker

Apache Tomcat 7.0.107、Apache Tomcat 8.5.60およびApache Tomcat 9.0.40が公開

December 04, 2020

Apache Tomcat 7.0.107、Apache Tomcat 8.5.60およびApache Tomcat 9.0.40が2020年11月に公開されています。

Apache Tomcat 8.5.60およびApache Tomcat 9.0.40では、HTTP/2のリクエストを処理する際の不備に起因する情報漏洩の脆弱性が修正されています。Apache Tomcat 8.5.60とApache Tomcat 9.0.40が公開されたのは先月中旬ですが、上述の修正に関する情報は今月になって公開されました。

現時点でのApache Tomcatの最新安定バージョンはバージョン9.0.40です。なお、Claris FileMaker Server 19.1.2ではJava Web公開エンジンにApache Tomcat 8.5.55が使用されています。

[関連]JVNVU#94251682: Apache Tomcat における HTTP/2 リクエスト処理の不備に起因する情報漏えいの脆弱性(Japan Vulnerability Notes)、Claris FileMaker Server 19.1.2 リリースノート(Claris ナレッジベース)

Tag: Apache

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