FAMLog
Claris FileMaker ガイドブック
September 29, 2022
Claris FileMakerの新しいトレーニング教材である「Claris FileMaker ガイドブック」シリーズのPDF版が無料でダウンロードできるようになっています。
「Claris FileMaker ガイドブック」シリーズは、「FileMaker Master Book」をベースにClaris FileMakerのより新しいバージョンの内容に合わせて内容が更新・再構成されたものです。基礎編と実践編はClaris FileMaker 19.5に対応した内容となっており、運用管理編ではFileMaker Serverを使ってカスタム Appを複数人で共有するための設定や管理方法などについて演習を交えて学習できます。
なお、基礎編の冊子版は3,300円(税別)、運用管理編の冊子版は3,600円(税別)で販売開始されており、実践編の冊子版については2022年11月頃から販売される予定となっています。
PHP 8.0.23とPHP 8.1.10が公開
September 07, 2022
PHP 8.0.23とPHP 8.1.10が公開されています。
PHP 8.0.23およびPHP 8.1.10が公開された際に、バージョン7.4系統の新しいバージョンは特に公開されませんでした。PHPはバージョン8.2系統の開発も進められており、現在バージョン8.2.0 RC1が公開されている状況です。
なお、PHP 7.3系統の公式セキュリティサポートは2021年11月に終了しており、PHP 7.4は2022年11月28日まで、PHP 8.0は2023年11月26日まで、PHP 8.1は2024年11月25日までセキュリティ修正が継続される予定となっています。
Claris FileMaker Data Migration Tool 19.5.1の新機能:-target_localeオプション
August 29, 2022
バージョン19.5.1以降のClaris FileMaker Data Migration Toolでは、生成されるターゲットファイルに新しいロケールを指定する-target_localeオプションを利用できるようになっています。
今年の5月頃に無料でダウンロードできるようになったClaris FileMaker Data Migration Toolは、ファイル拡張子が「fmp12」であるFileMaker Proデータベースファイルのデータを高速に移行できるコマンドラインツールです。現時点(2022年8月29日時点)におけるFileMaker Data Migration Toolの最新版はバージョン19.5.2であり、Windows、macOSおよびLinux(Ubuntu)で使用できます。
なお、-target_localeオプションで指定できるロケールの一覧についてはClaris FileMaker Data Migration Tool Guide(英語)に記載されており、日本語に変更する場合には「Japanese」を指定します。
[関連]Claris FileMaker Data Migration ToolとiOS App SDKが公開(FAMLog)
カスタムWeb公開 with PHPの利用が非推奨に
August 26, 2022
Claris FileMaker Server 19.5.2の提供が開始された際に、カスタムWeb公開 with PHPが今後廃止予定であることがClaris ナレッジベースで案内されています。
FileMaker Server 19.5.2で廃止予定となったカスタムWeb公開 with PHP(CWP with PHP)の代替方法として、Claris FileMaker Data API、OData APIもしくはODBC/JDBCが案内されています。
最新版のFileMaker ServerではすでにインストーラーにPHPが添付されなくなっており、現在FileMaker API for PHPを使用している場合には将来的には代替方法のいずれかへの移行を検討することが必要になります。
[関連]FileMaker 19 - 廃止予定の機能およびオペレーティングシステム(Claris ナレッジベース)、FileMaker Server インストーラへの PHP 添付の廃止について(Claris ナレッジベース)
PHP 8.0.22とPHP 8.1.9が公開
August 09, 2022
PHP 8.0.22とPHP 8.1.9が公開されています。
PHP 8.0.22とPHP 8.1.9では不具合の修正が行われています。PHP 7.3系統の公式セキュリティサポートは2021年11月に終了しており、PHP 7.4は2022年11月28日まで、PHP 8.0は2023年11月26日まで、PHP 8.1は2024年11月25日までセキュリティ修正が継続される予定となっています。
なお、PHPはバージョン8.2系統の開発も進められており、現在バージョン8.2.0 Beta 2が公開されている状況です。
WordPress 6.0.1が公開
July 13, 2022
WordPress 6.0.1が公開されています。
WordPressはブログから高機能なサイトまで作ることができるオープンソースソフトウェアです。バージョン6.0.1では、コアに関する13件の不具合修正とブロックエディターに関する18件の不具合修正が行われています。WordPressはバージョン6.1系統の開発も進められており、現在のところWordPress 6.1は2022年後半に公開される予定となっています。
なお、FMPress FormsはWordPress 6.0.1と互換性があることを検証済みです。FMPress Formsを使用すれば、Contact Form 7で作成したWebフォームから送信されたデータをFileMakerデータベースに登録できるようになります。
[関連]FMPress Forms 1.1.0を公開(FAMLog)
(2022/09/26追記:セキュリティ関連の修正を含むWordPress 6.0.2が2022年8月末に公開されていました。)
PHP 8.0.21とPHP 8.1.8が公開
July 11, 2022
PHP 8.0.21とPHP 8.1.8が公開されています。
PHP 8.1.8ではfinfo_buffer()のセキュリティ脆弱性が修正されています。PHP 7.3系統の公式セキュリティサポートは2021年11月に終了しており、PHP 7.4は2022年11月28日まで、PHP 8.0は2023年11月26日まで、PHP 8.1は2024年11月25日までセキュリティ修正が継続される予定となっています。
なお、PHPはバージョン8.2系統の開発も進められており、現在バージョン8.2.0 Alpha 3が公開されている状況です。
curl 7.84.0が公開
June 28, 2022
curl 7.84.0が公開されています。
curlは、さまざまな通信規格に対応しているデータ転送ソフトウェアであり、Claris FileMakerでも利用されています。curl 7.84.0では4点のセキュリティ脆弱性が修正されています。
なお、バージョン16以降のClaris FileMakerでは[URL から挿入]スクリプトステップでさまざまなcURLオプションを指定できるようになっています。Claris FileMaker Pro 19.3.1およびClaris FileMaker Server 19.3.1ではcurlが更新されており、curl 7.76.0が使用されるようになっています。
fmcsadmin 2.0.0を公開
June 27, 2022
Claris FileMaker Server 19.5およびUbuntu 20.04 LTSに対応したfmcsadmin 2.0.0を公開しました。
fmcsadminは、Claris FileMaker Admin APIを用いて実装されたサーバー管理者向けコマンドラインツールであり、FileMaker Serverに付属する純正のfmsadminコマンドにはないリモート管理機能を備えています。fmcsadmin 2.0.0では、パラレルバックアップ設定の確認および変更に新たに対応し、バックアップ処理をキャンセルするためのCANCELコマンドを新たに追加しました。さらに、環境変数でユーザー名とパスワードを指定できるようになっています。
fmcsadminは、オープンソースソフトウェアとしてGitHubで公開しており、無料でご利用いただくことが可能です。ライセンスは、バージョン1.0.0以降ではMITライセンスでしたが、バージョン2.0.0ではApache License, Version 2.0に変更しました。
[関連]Claris FileMaker Server 19.5.1の提供が開始(FAMLog)
PHP 7.4.30、PHP 8.0.20およびPHP 8.1.7が公開
June 10, 2022
PHP 7.4.30、PHP 8.0.20およびPHP 8.1.7が公開されています。
PHP 7.4.30、PHP 8.0.20およびPHP 8.1.7ではそれぞれセキュリティ脆弱性の修正が行われています。PHP 7.3系統の公式セキュリティサポートは2021年11月に終了しており、今後はバージョン7.4系列以降にアップグレードすることが強く推奨される状況になっています。
なお、PHP 7.4は2022年11月28日まで、PHP 8.0は2023年11月26日まで、PHP 8.1は2024年11月25日までセキュリティ修正が継続される予定となっています。