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INTER-Mediator

January 13, 2010

新居雅行氏がFileMaker Server対応のWebアプリケーションフレームワーク「INTER-Mediator」を公開しています。

INTER-Mediatorは、オープンソースのWebアプリケーションフレームワークで、MITライセンスで提供される予定であるとのことです。FileMaker ServerのXMLを使用したカスタムWeb公開機能を利用する前提のソフトウェアであり、内部的にはFX.phpを利用してFileMaker Proデータベースと接続します。

INTER-Mediatorの利用にはPHPが必要であり、一定のルールに基づいて記述されたHTMLのヘッダー内でPHPの関数を1つ呼び出すことでデータベース連動が可能なように工夫されています。

[関連]New Style Web App Framework(FX.php List)

Tag: FileMaker

Ruby 1.8.7-p249 & Ruby 1.9.1-p378

January 12, 2010

Ruby 1.8.7-p249およびRuby 1.9.1-p378が公開されています。

Ruby 1.8.7-p249およびRuby 1.9.1-p378では、Rubyに標準添付されているライブラリの1つであるWEBrickにおけるエスケープシーケンス挿入の脆弱性が修正されています。

攻撃者が悪意のあるエスケープシーケンスをログに挿入することが可能だったため、ログを閲覧する際に端末エミュレーターで危険な制御文字を実行される危険があったとのことです。

Tag: Ruby

-delete.relatedクエリー引数

January 08, 2010

FileMaker ServerのXMLおよびXSLTを使用したカスタムWeb公開において、ポータル内の関連レコードを削除するには「-delete.related」クエリー引数を使用します。

-delete.relatedクエリー引数は、-editクエリーコマンドのオプションで、FileMaker Server 9で新たに追加されたクエリー引数です。

削除対象のポータルレコードが含まれる親レコードをレコードIDで指定し、さらに関連テーブル名とそのテーブルにおけるレコードをIDを用いて削除対象のポータルレコードを指定します。

[使用例]
-db=employees&-lay=family&-recid=1001&-delete.related=dependents.3&-edit

なお、実際のシステムでこのクエリー引数を使用することは少ないものと思われますが、実際に利用する場合には、意図しないレコードの削除を防ぐために、-delete.relatedクエリー引数で指定するポータルレコードのレコードIDは慎重に指定するよう注意する必要があります。

[関連]FileMaker Server カスタムWebテクニック改訂版「3.3.27 ポータル内のレコードを削除する」(171ページ)

Tag: FileMaker

gemパッケージインストール時にRDocドキュメント生成処理を省略する

January 06, 2010

Rubyのパッケージ管理ツールであるRubyGemsを使用してパッケージをインストールする際に、RDocドキュメントの生成処理を省略するには--no-rdocオプションを使用します。

[使用例]
$ sudo gem install rfm --no-rdoc
$ sudo gem install rfm --no-rdoc --no-ri

RDocドキュメントの生成処理が省略されることで、インストール作業が高速化され、ディスク領域の節約になります。特にドキュメントをインストールする必要がない環境の場合には、このオプションは有用です。

なお、RIドキュメントの生成処理を省略する場合には--no-riオプションを使います。

Tag: Ruby

OpenSSHサーバーの設定ファイルに構文エラーがないかチェックする

December 17, 2009

OpenSSHサーバーは、ディレクティブと呼ばれる設定項目を設定ファイルに記述することでSSHサーバー(sshd)の動作を調整できます。

設定ファイルは通常「sshd_config」という名前のファイルです。設定ファイルにおいて構文や書式に間違いがあるとSSHサーバーが起動しませんが、設定ファイルの構文エラーはsshd -tを使って調べられます。

[使用例]
$ sudo sshd -t

なお、構文エラーがない場合には上記コマンドの結果は何も出力されません。

Tag: Security

Apacheの設定ファイルに構文エラーがないかチェックする

December 15, 2009

Apache HTTP Serverは、ディレクティブと呼ばれる設定項目を設定ファイルに記述することでWebサーバーの動作を調整できます。

設定ファイルは通常「httpd.conf」という名前のファイルです。設定ファイルにおいて構文や書式に間違いがあるとApacheが起動しないため、起動前に構文エラーがないかチェックすることが重要です。

設定ファイルの構文エラーは、apachectl configtestもしくはhttpd -tを使って調べられます。なお、Apacheは起動時か再起動時のみ設定ファイルの変更を認識します。

[使用例]
$ apachectl configtest
Syntax OK

Tag: Apache

第53回「FileMaker Fun Night!」イベントレポートが公開

December 14, 2009

セブンズドアが、毎月Apple Store, Ginzaで行っているイベント「FileMaker Fun Night!」のレポートを更新しています。

2009年11月14日に行われた第53回のイベントレポートが追加されており、FileMakerと日付に関する情報が紹介されています。

次回は、「テキスト関数再認識講座」というテーマで2009年12月19日(土)18:30-20:00に同イベントが開催される予定になっています。なお、同イベントは参加費および事前申し込みは共に不要です。

Tag: FileMaker

FileMaker Developer Conference 2010の開催日程および会場が変更

December 10, 2009

FileMaker, Inc.が、サンディエゴで開催される「FileMaker Developer Conference 2010」の開催日程と開催会場となるホテルが変更になったことを発表しています。

来年で15回目を迎えるFileMaker Developer Conference(通称デベコン)の開催日程は2010年8月15日から18日まで、開催会場はサンディエゴのSheraton San Diego Hotel & Marinaになります。

同ホテルでは、デベコン参加者には一泊149米ドルで宿泊できる部屋が限定数提供されるとのことです。

Tag: FileMaker

Rubyist Magazine 0028号が公開

December 09, 2009

日本Rubyの会の有志が発行しているWeb雑誌「Rubyist Magazine」(通称「るびま」)の0028号が公開されています。

「るびま」は、プログラミング言語Rubyに関する技術記事や活用事例、インタビュー、エッセイなどが掲載されるWeb雑誌です。

Rubyist Magazine 0028号には、jpmobileとRails 2.3.4による携帯サイト構築の入門記事やRubyistへのインタビュー記事、名古屋 Ruby 会議 01のレポートなどが掲載されています。

Tag: Ruby

APPLE-SA-2009-12-03-2 Java for Mac OS X 10.5 Update 6

December 07, 2009

アップルからJava for Mac OS X 10.6 Update 1と同時に「Java for Mac OS X 10.5 Update 6」も配布されています。

Mac OS X v10.5.8およびMac OS X Server v10.5.8で利用可能であるJava for Mac OS X 10.5 Update 6にもセキュリティ上の修正が含まれています。

本アップデートにより、Java SE 6がバージョン1.6.0_17に、J2SE 5.0がバージョン1.5.0_22にアップデートされます。なお、J2SE 1.4.2は、不具合およびセキュリティの問題を修正するために今後更新されることはないため、このアップデートではデフォルトで無効にされています。

Tag: Security

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