FAMLog
ClamXav 2.6が公開
October 15, 2013
OS Xで動作するフリーのウィルスチェッカーである「ClamXav 2.6」が2013年10月上旬に公開されています。
バージョン2.6では、同梱されているClamAVがアップデートされ、ClamAVの最新安定版であるバージョン0.98が搭載されるようになっています。また、ClamAVエンジン、ClamXavおよびClamXav Sentryが32ビットと64ビットの両方に対応するようになっています。
ClamXavはバージョン2.5でOS X Mavericksに対応しており、ClamXavのWebサイトで配布されているバージョン2.6はMac OS X v10.6以降に対応しています。なお、Mac OS X v10.5を利用している場合には、ClamXav 2.5.1を使用する必要があります。
OpenSSH 6.3が公開
October 11, 2013
SSHプロトコルを使用するネットワーク接続ツールのフリーな実装であるOpenSSHの新バージョン「OpenSSH 6.3」が2013年9月中旬に公開されています。
OpenSSH 6.3では、ユーザー認証情報のログが標準化され、単一の行にすべての関連する情報を含めることでログ解析を単純化できるようになり、複数の行にまたがって分散している情報を関連付ける必要がなくなっています。
その他にも機能追加だけでなく不具合の修正も行われていますが、セキュリティに関連する修正は特に含まれていない模様です。
[参考]OpenSSH 6.3p1 リリース(OpenSSH情報)
INTER-Mediator 3.9が公開
October 07, 2013
新居雅行氏がPDOおよびFileMaker Server対応のWebアプリケーションフレームワーク「INTER-Mediator 3.9」を公開しています。
INTER-Mediatorは、MITライセンスで提供されるWebアプリケーションフレームワークであり、HTMLページの要素として情報を加えるだけでデータベース連動ページを作成できます。バージョン3.9では、定義ファイルエディターが完成し、FileMaker Server利用時に主キーに-recidを指定できるようになっています。
なお、INTER-Mediator関連のイベントとして、INTER-Mediator 勉強会#2が2013年11月6日(水)に関東ITソフトウェア健保会館大久保会議室で行われる予定となっており、現在Facebookで参加申し込みを受け付けています。
PHP 5.4.20とPHP 5.5.4が公開
October 03, 2013
「PHP 5.4.20」と「PHP 5.5.4」が2013年9月中旬に公開されています。
PHP 5.4.20とPHP 5.5.4では多数の不具合修正が行われています。なお、PHP 5.3系統は今後積極的な不具合修正は行われない予定となっています。
来年中頃まではセキュリティ上の修正が必要な場合にはPHP 5.3系統の新版が出る可能性はありますが、今後はバージョン5.4系統もしくはバージョン5.5系統へのアップグレードを行う必要がある状況になっています。
FileMaker カンファレンス 2013の事前登録受付が開始
September 30, 2013
2013年11月27日(水)〜11月29日(金)に東京コンベンションホールで開催される「FileMaker カンファレンス 2013」のセッションスケジュールが9月中旬に公開され、同時に事前登録の受付が開始されています。
セッションの参加については昨年同様「フリーパス方式」を採用しているため、参加者は事前登録を済ませるだけで、当日は席に余裕がある限りどのセッション(トレーニング トラックとランチョンセミナー以外のセッション)にも自由に出入り可能です。ただし、協賛企業によるランチョンセミナー(昼食付き)は定員制のため事前予約したセッションにのみ参加できます。ランチョンセミナーの予約は他セッションの事前登録とは別に10月中旬より開始される予定になっています。
トレーニング トラックは有料ですが、トレーニング トラック以外のセッションは無料です。なお、クロージングセッションは定員制(先着順)となっており、すでに定員に達しています。
APPLE-SA-2013-09-18-3 Xcode 5.0
September 27, 2013
Appleから「Xcode 5.0」が2013年9月中旬に公開されています。
バージョン5.0ではセキュリティ上の問題が1点修正されており、Gitがバージョン1.8.3.1に更新されます。なお、GitはXcode 5.0用のCommand Line Toolsをインストールしないと更新されないので注意が必要です。
Xcode 5はMac App Storeでも無料で配布されており、動作条件としてOS X Mountain Lion v10.8.4以降が必要となっています。
802.11ac Wi-Fiに対応したiMacが登場
September 26, 2013
アップルが、第4世代のインテル Core プロセッサーを搭載し、802.11ac Wi-Fiに対応したiMacを発表しています。
新しいiMacは、次世代高速無線LAN規格である802.11ac Wi-Fiに対応し、より高速なPCIeベースのフラッシュストレージを採用したオプションを選ぶこともできるようになっています。前モデルと同様、8GBのメモリーと1TBのハードディスクドライブを標準搭載し、オプションで32GBまで増設できます。1TBまたは3TBのFusion DriveでiMacを構成することができるほか、最大1TBの構成でオールフラッシュストレージのオプションも選ぶことができます。
iMacの税込価格は、21.5インチモデルが138,800円から、27インチモデルが189,800円からとなっています。
APPLE-SA-2013-09-18-2 iOS 7
September 25, 2013
iOSデバイス向けのソフトウェアアップデートとなるiOS 7の提供が先週から開始されています。iOS 7では脆弱性の修正も多数行われています。
デザインを一新したユーザインターフェイス、コントロールセンター、通知センター、改良されたマルチタスキング、AirDrop、機能が強化されたカメラや写真、Safari、Siriなど200以上の新機能がiOS 7には追加されています。なお、新機能の中には機種によっては利用できない機能もあります。
アップデートの対象機種は、iPhone 4以降、iPad 2以降、iPad miniおよび第5世代のiPod touchです。今回、iPhone 3GSと第4世代のiPod touchがサポート対象外となっています。
[関連]iOS 7ではGet ( システムNICアドレス )関数が非推奨に(FAMLog)
Java SE 7 Update 40およびJDK 7 Update 40が公開
September 12, 2013
Java SE 7 Update 40およびJDK 7 Update 40が公開されています。
バージョン7 Update 40では、OS XでRetinaディスプレイがサポートされるようになっています。今回のリリースには特にセキュリティ上の修正は含まれていない模様ですが、バージョン7 Update 40を適用している環境においてJavaコントロール・パネルでセキュリティ・レベルを「非常に高」に設定変更していると、FileMaker Server 10および11のAdmin Consoleを起動できないようになっています(デフォルトのセキュリティ・レベル「高」であれば起動することはできます)。
なお、Java SE 6の公式アップデートはすでに終了しており、Oracleの公式ダウンロードサイトからJava SE 6の最新アップデートを入手することはできません。OS X用のJava SE 6についてはアップデートがAppleから配布されていますが、Windows版等のJava 6を利用している場合にはJava 7への更新を早急に検討および実行する必要がある状況になっています。
APPLE-SA-2013-09-10-1 OS X: Flash Player plug-in blocked
September 11, 2013
OS Xに内蔵されているマルウェア感染防止機能で使用する定義ファイルが更新されています。この定義ファイルが更新されると、古いバージョンのFlash Playerプラグインを使用できない制限がかかるようになります。
具体的には、OS Xの場合にはバージョン11.8.800.94およびそれ以前のバージョンのFlash Playerを使用できなくなります。
セキュリティ上の理由によりFlash Playerのバージョンも最新版に更新することが推奨されており、バージョン11.8.800.168に更新する必要がある状況になっています(2013年9月11日現在)。
[関連]APPLE-SA-2013-08-29-1 OS X: Java Web plug-in blocked(FAMLog)