FAMLog
CakePHP 2.2とCakePHP 2.1.4が公開
July 03, 2012
CakePHP 2.2とCakePHP 2.1.4が公開されています。
CakePHP 2.2では、モデルに対してバリデーションルールの追加や削除ができるAPIが追加され、Dispatcher filtersで独自のDispatcherが差し込み可能になる等、数多くの機能追加や改善が行われています。バージョン2.1系統からバージョンアップを行う際には移行ガイドで変更点を確認しておく必要があります。
なお、オリジナルのFMCakeMixは2012年7月現在CakePHP 2.2に対応していません。ただし、https://github.com/matsuo/FMCakeMix/tree/trunkに置いてあるものはCakePHP 2.2.0で動作可能な状態にはなっています。
[関連]CakePHP 2.1.0が公開(FAMLog)
Ruby 1.8.7-p370が公開
July 02, 2012
「Ruby 1.8.7-p370」が公開されています。
Ruby 1.8.7-p370は、前世代の安定版であるRuby 1.8.7の保守リリースであり、不具合の修正が行われています。Ruby 1.8.7のメンテナンスは2012年6月で終了となり、セキュリティに関わる修正は2013年6月まで対応される予定となっています。
なお、現時点におけるRubyの最新安定版はRuby 1.9.3-p194です。Ruby 1.8系統からRuby 1.9.3にバージョンアップする際には、Ruby 1.8系統で動いていたプログラムやライブラリがRuby 1.9.3でそのままでは動かない場合があるので、事前に動作確認や修正が必要です。
[関連]Ruby 1.8.7のサポート終了時期(FAMLog)
FileMaker Pro 12の新機能:バージョン12で追加された関数一覧
June 29, 2012
FileMaker Pro 12では新しい関数が追加され、オブジェクトフィールド内のデータを扱う関数や、FileMaker Goで位置情報を取得する関数などが新設されています。
バージョン12で追加された関数一覧は下記の通りです。
・ExecuteSQL
・GetHeight
・GetThumbnail
・GetWidth
・Location
・LocationValues
・VerifyContainer
・Get ( 接続状態 )
・Get ( インストールされた FM プラグイン )
・Get ( 持続 ID )
・Get ( トリガ現在のタブパネル )
・Get ( トリガターゲットタブパネル )
・Get ( UUID )
・Get ( ウインドウスタイル )
なお、バージョン12では、Get ( ツールバーの表示状態 )関数はGet ( 書式設定バーの表示状態 )関数に名称が変更されています。
[関連]FileMaker Pro 11の新機能:バージョン11で追加された関数一覧(FAMLog)
PHP 5.3.14とPHP 5.4.4が公開
June 20, 2012
「PHP 5.3.14」と「PHP 5.4.4」が公開されています。
PHP 5.3.14とPHP 5.4.4では、crypt関数のDES実装における脆弱性およびphar拡張モジュールのヒープオーバーフロー問題が修正されています。
なお、Windows版のFileMaker Server 12はPHP 5.3.8が、Mac版のFileMaker Server 12はPHP 5.3.6が必要と明記されており、PHP 5.2系統はサポートされていません。
JK 1.2.37が公開
June 08, 2012
WebサーバーとTomcatの接続に使用されるコネクター「JK 1.2.37」が公開されています。
JK 1.2.36ではApache HTTP Server 1.3系統でコンパイルできない不具合等が修正されており、JK 1.2.37ではWebサーバーのクラッシュにつながる場合がある影響を引き起こしていた不具合等が修正されています。
なお、Mac版のFileMaker Server 7からFileMaker Server 11まではJK 1.2をベースにしたものがWebサーバーモジュールで使用されていましたが、Mac版のFileMaker Server 12ではJK 1.2の代わりにmod_proxy_ajpが利用されるようになっています。
INTER-Mediator 2.5が公開
June 07, 2012
新居雅行氏がFileMaker ServerおよびPDO対応のWebアプリケーションフレームワーク「INTER-Mediator 2.5」を公開しています。
2012年5月下旬に公開されたバージョン2.4ではクライアントサイドでの展開処理に割り込むプログラムをコンテキスト単位に記述できるようになり、最新のバージョン2.5ではリンク設定で「$」という記号を使って、既存のデータの中にある$とデータベースのデータの置き換えをできるようになっています。
なお、INTER-MediatorはFileMaker Server 12にすでに対応しており、FileMaker Server 12用のサンプルファイルもバージョン1.0.10以降で添付されるようになっています。
Ruby on Rails 3.2.5、Ruby on Rails 3.1.5およびRuby on Rails 3.0.13が公開
June 06, 2012
Rubyで記述されたオープンソースのWebアプリケーションフレームワーク「Ruby on Rails 3.2.5」、「Ruby on Rails 3.1.5」および「Ruby on Rails 3.0.13」が公開されています。
Rails 3.2.4、Rails 3.1.5およびRails 3.0.13では、Active RecordにおけるSQLインジェクションの脆弱性が修正されています。
なお、セキュリティ上の問題を修正するためにRails 3.2.4が公開されていましたが、Rails 3.2.4で発生していた問題を修正したバージョン3.2.5が急遽公開された模様です。
FileMaker Server 12ではPHP Site Assistantは利用不可
June 05, 2012
FileMaker Server 12およびFileMaker Server 12 AdvancedではPHP Site Assistantがサポートされなくなっています。
これに伴い、FileMaker Pro 12 Advancedの[ツール]メニューから[PHP Assistant の起動]メニュー項目が削除されています。
なお、PHP Site Assistantは廃止されましたが、FileMaker API for PHPおよびXML APIはバージョン12でも引き続き利用可能です。
[関連]FileMaker Server 12ではXSLTによるカスタムWeb公開機能は利用不可(FAMLog)
FileMaker Pro 12の新機能:バージョン12で追加されたスクリプトステップ一覧
June 01, 2012
FileMaker Pro 12では、下記のスクリプトステップが新しく追加されています。
・一致するレコードを検索
・オーディオ/ビデオを挿入
・URL から挿入
・PDF を挿入
・プラグインファイルのインストール
・オブジェクトの管理を開く
・レコードをフィールド順でソート
ヘルプおよび[スクリプトの編集]ダイアログボックスで確認できる互換性セクションも表示方法が改善されています。これにより、各スクリプトステップが、FileMaker Pro(デスクトップ)、FileMaker Server スクリプトスケジュール(サーバー)、FileMaker Go(iOS)、カスタムWeb公開およびインスタントWeb公開でサポートされているかどうか確認できるようになっています。
なお、ヘルプでは、スクリプトステップがランタイムソリューションでサポートされているかどうかも記載されています。
OpenSSL 1.0.1c、OpenSSL 1.0.0jおよびOpenSSL 0.9.8xが公開
May 16, 2012
通信暗号化ライブラリとして広く利用されているOpenSSLの新バージョン「OpenSSL 1.0.1c」、「OpenSSL 1.0.0j」および「OpenSSL 0.9.8x」が公開されています。
これらのバージョンにはセキュリティ脆弱性の修正が含まれていて、TLS 1.1、TLS 1.2またはDTLS(Datagram Transport Layer Security)においてCBCモードを使用した場合のDoS脆弱性が修正されています。
なお、TLS 1.1とTLS 1.2の脆弱性についてはOpenSSL 1.0.1系統のみに影響していたとのことです。