FAMLog
CakePHP 2.1.1とCakePHP 1.3.15が公開
March 27, 2012
CakePHP 2.1.1とCakePHP 1.3.15が公開されています。
CakePHPは、PHP用のWebアプリケーションフレームワークです。CakePHP 2.1.1はCakePHP 2.1系統の保守リリース、CakePHP 1.3.15はCakePHP 1.3系統の保守リリースです。CakePHP 2.1.1では.htaccessが更新されているため、アップデート時には該当ファイルの置き換えが必要です。
なお、バージョン2.1系統にバージョンアップを行う際には、移行ガイドで各種変更点を確認してから移行作業を行う必要があります。
OS X Lionではsayコマンドで日本語の読み上げが可能
March 26, 2012
Mac OS Xにはテキストを読み上げるsayコマンドが用意されており、OS X Lionでは日本語の読み上げに対応しています。
OS X Lionでは、-vもしくは--voiceオプションで「Kyoko」を指定することで日本語の読み上げが可能です。オプションで音声を指定していない場合には、システム環境設定の[スピーチ]で設定されているシステムの声が使用されます。
[使用例]
$ say 'hello'
$ say -v Kyoko 'こんにちは'
なお、Mac版のFileMaker Proには[読み上げ]スクリプトステップが用意されていますが、現時点では日本語の読み上げには対応していない模様です。
[関連]OS X版FileMaker Pro 12では[読み上げ]スクリプトステップで日本語の読み上げが可能(FAMLog)
(2012/03/27追記:日本語の読み上げは、事前にシステム環境設定の[スピーチ]で日本語読み上げ用の声(Kyoko)をダウンロードしておく必要があります。)
(2012/11/17追記:関連記事へのリンクを追加しました。)
INTER-Mediator 1.0.8が公開
March 21, 2012
新居雅行氏がFileMaker ServerおよびPDO対応のWebアプリケーションフレームワーク「INTER-Mediator 1.0.8」を公開しています。
INTER-Mediatorは、MITライセンスで提供されるオープンソースソフトウェアです。「簡単」と「拡張性」を兼ね備えたWebアプリケーションフレームワークであり、HTMLページの要素として情報を加えるだけでデータベース連動ページを作成できます。
バージョン1.0.8では、FileMaker Serverを対象としたユーザー認証とアクセス権の実装が行われています。なお、認証機能を利用する場合の動作条件はPHP 5.3.0以上となっています。
FileMaker Goで音声入力機能を活用する
March 16, 2012
iOS 5.1を搭載したiPhone 4Sおよび第3世代iPadでは、日本語の音声入力機能を利用できるようになっています。対応する言語は限られますが、音声認識を利用したデータ入力機能をFileMaker Go 1.2.4でも利用できます。
音声認識を利用したデータ入力機能を使用するには、音声入力に対応した言語(日本語、英語、フランス語、ドイツ語)のキーボードを表示し、キーボード上のマイクアイコンをタップします。入力したいことを言うとiPhoneおよびiPadがその内容を聞き取り、「完了」をタップすると話した言葉がテキストとして入力、表示されます。
なお、第3世代iPadでは音声入力は可能ですが、iPhone 4Sで利用できる音声ナビゲーション機能であるSiriは搭載されていません。
[関連]ヒント:iPhone 4S および FileMaker Go での音声認識(FileMaker ナレッジベース)
OpenSSL 1.0.1が公開
March 15, 2012
通信暗号化ライブラリとして広く利用されているOpenSSLの新バージョン「OpenSSL 1.0.1」が公開されています。
OpenSSL 1.0.1では、TLS 1.1およびTLS 1.2がサポートされています。TLS/DTLS heartbeatやSCTPなどもサポートされており、数多くの機能追加が行われています。
なお、Apache HTTP Server 2.4に付属するmod_sslは、OpenSSL 1.0.1を利用することでTLS 1.1およびTLS 1.2に対応できるようになています。
[関連]Aapche HTTP Server 2.4のmod_sslはTLS 1.1とTLS 1.2をサポート(FAMLog)
OpenSSL 0.9.8uとOpenSSL 1.0.0hが公開
March 14, 2012
通信暗号化ライブラリとして広く利用されているOpenSSLの新バージョン「OpenSSL 0.9.8u」および「OpenSSL 1.0.0h」が公開されています。
OpenSSL 0.9.8uとOpenSSL 1.0.0hでは、セキュリティ脆弱性の修正が行われています。
なお、OpenSSLは、TLS 1.2およびTLS 1.1をサポートしたバージョン1.0.1系統の開発も進められています。
CakePHP 2.1.0が公開
March 08, 2012
PHP用のWebアプリケーションフレームワーク「CakePHP 2.1.0」が公開されています。
CakePHP 2.1.0では、View関連の改良やエラー処理の改善など多くの変更が加えられおり、バージョン2.0系統からバージョンアップを行う際には移行ガイドで各種変更点を確認してから移行作業を行う必要があります。
なお、オリジナルのFMCakeMixは2012年3月現在CakePHP 2.1に対応していません。ただし、https://github.com/matsuo/FMCakeMix/tree/trunkに置いてあるものはCakePHP 2.1.0で動作可能な状態にはなっています。
[ズームの設定]スクリプトステップ
February 29, 2012
FileMaker Proの[ズームの設定]スクリプトステップは、画面上の表示倍率を設定する際に利用します。
[ズームの設定]スクリプトステップの[ロック]オプションを使用すると、利用者が表示倍率を変更できなくなります。[ロック]オプションを使うことで、FileMaker Goでダブルタップやピンチアウト、ピンチインによる画面の拡大縮小をできないように設定できます。
なお、[ズームの設定]スクリプトステップは、Web公開およびFileMaker Serverのスケジュールスクリプトではサポートされていません。
[検索条件を変更]スクリプトステップ
February 28, 2012
FileMaker Proの[検索条件を変更]スクリプトステップは、最後に実行された検索条件を使用して検索モードに切り替える場合に使用します。
検索条件を指定せずに単に検索モードに切り替える場合には[検索モードに切り替え]スクリプトステップを使用しますが、[検索条件を変更]スクリプトステップを利用することで最後に実行された検索条件を使用することができ、必要に応じて検索条件を変更できます。
実際にレコードを検索するには、[検索条件を変更]や[検索モードに切り替え]スクリプトステップの後に[検索実行]スクリプトステップを追加しておく必要があります。
[例]
検索条件を変更
スクリプト一時停止/続行 [制限時間なし]
検索実行 []
なお、[検索条件を変更]スクリプトステップは、Web公開およびFileMaker Serverのスケジュールスクリプトでもサポートされています。
OS X LionでFileMaker ProによるPDFファイル保存時に文字化けが発生する問題の対処法
February 27, 2012
OS X LionでFileMaker ProのレコードをPDFファイルとして保存する際に特定の日本語フォントで文字化けが発生する場合の対処法がFileMaker ナレッジベースで案内されています。
ヒラギノフォントなど、フォントの種類が「OpenType PostScript」の日本語フォントを使用していた場合、OS X Lionで[レコードの保存/送信]から[PDF]への保存を実行すると、文字化けが発生することが確認されています。
上記問題の回避方法は、ファイルメニューの[印刷]から表示される「プリント」ダイアログ左下の[PDF]プルダウンメニューから[PDF として保存]を実行するか、レイアウトで使用する日本語フォントを「TrueType」または「OpenType TrueType」フォントに変更することです。なお、フォントの種類は、Font Bookアプリケーションを使用して確認できます。
[関連]Mac OS X 10.7 Lion で、PDFへの保存時に特定の日本語フォントが文字化けする(FileMaker ナレッジベース)