FAMLog
FileMaker Pro 12の新機能:レイアウトオブジェクト書式設定の機能強化
July 19, 2012
FileMaker Pro 12では、レイアウトオブジェクトの書式設定をより詳細に制御できるようになっています。なお、レイアウトオブジェクトの属性はインスペクタで変更します。
バージョン12では、レイアウトオブジェクトの塗りつぶしにグラデーションやイメージを使用したり、レイアウトオブジェクトの状態に応じた表示調整、およびレイアウトオブジェクトの透過性や角の丸みを調整できるようになっています。
現在使用しているテーマのデフォルトスタイルをレイアウトオブジェクトに適用したり、選択したレイアウトオブジェクトからスタイルを取り除くこともできます。
[関連]FileMaker Pro 11の新機能:インスペクタ(FAMLog)
INTER-Mediator 2.8が公開
July 18, 2012
新居雅行氏がFileMaker ServerおよびPDO対応のWebアプリケーションフレームワーク「INTER-Mediator 2.8」を公開しています。
INTER-Mediatorは、簡単と拡張性を兼ね備えたWebアプリケーションフレームワークであり、HTMLページの要素として情報を加えるだけでデータベース連動ページを作成できます。
バージョン2.8では、メディアアクセスに対して認証をかけられるようになっています。
FileMaker Pro 12の新機能:新しいレイアウト支援ツールの追加
July 06, 2012
FileMaker Pro 12のレイアウトモードでは、ダイナミックガイド、定規からドラッグできるガイド、およびグリッドのスナップ機能を使用できるようになり、それらを活用して新しいレイアウトのデザインおよび既存のデザインの変更を行うことができます。
レイアウト上でオブジェクトを作成および編集するためのガイドは2種類用意されており、「ダイナミックガイド」はレイアウト上でオブジェクトを正確にサイズ変更および配置する支援を、「ガイド」は同じレイアウト内および複数レイアウト全体でオブジェクトを配置する支援を行います。
バージョン12では、レイアウトの編集を複数回元に戻したりやり直せる機能も新たにサポートされています。元に戻す機能と再実行機能は、レイアウト上の変更およびオブジェクトへの変更を、最大で1000回の変更まで段階的に削除または置き換えるために使用できます。なお、レイアウトへの変更履歴は、レイアウトの保存時にクリアされるようになっています。
[関連]ガイドおよびダイナミックガイドの使用(FileMaker Pro 12 ヘルプ)
(2012/07/19追記:記事のタイトルを「FileMaker Pro 12の新機能:レイアウト支援ツール」から「FileMaker Pro 12の新機能:新しいレイアウト支援ツールの追加」に変更しました。)
INTER-Mediator 2.7が公開
July 05, 2012
新居雅行氏がFileMaker ServerおよびPDO対応のWebアプリケーションフレームワーク「INTER-Mediator 2.7」を2012年6月下旬に公開しています。
バージョン2.7では、PDO経由でPostgreSQLとSQLiteが正式にサポートされるようになっています。サンプルデータベースのスキーマもそれぞれ用意されています。
なお、INTER-MediatorはFileMaker Server 12にも対応済みであり、FileMaker Server 12用のサンプルファイルも添付されています。
CakePHP 2.2とCakePHP 2.1.4が公開
July 03, 2012
CakePHP 2.2とCakePHP 2.1.4が公開されています。
CakePHP 2.2では、モデルに対してバリデーションルールの追加や削除ができるAPIが追加され、Dispatcher filtersで独自のDispatcherが差し込み可能になる等、数多くの機能追加や改善が行われています。バージョン2.1系統からバージョンアップを行う際には移行ガイドで変更点を確認しておく必要があります。
なお、オリジナルのFMCakeMixは2012年7月現在CakePHP 2.2に対応していません。ただし、https://github.com/matsuo/FMCakeMix/tree/trunkに置いてあるものはCakePHP 2.2.0で動作可能な状態にはなっています。
[関連]CakePHP 2.1.0が公開(FAMLog)
Ruby 1.8.7-p370が公開
July 02, 2012
「Ruby 1.8.7-p370」が公開されています。
Ruby 1.8.7-p370は、前世代の安定版であるRuby 1.8.7の保守リリースであり、不具合の修正が行われています。Ruby 1.8.7のメンテナンスは2012年6月で終了となり、セキュリティに関わる修正は2013年6月まで対応される予定となっています。
なお、現時点におけるRubyの最新安定版はRuby 1.9.3-p194です。Ruby 1.8系統からRuby 1.9.3にバージョンアップする際には、Ruby 1.8系統で動いていたプログラムやライブラリがRuby 1.9.3でそのままでは動かない場合があるので、事前に動作確認や修正が必要です。
[関連]Ruby 1.8.7のサポート終了時期(FAMLog)
FM Talkers June. 2012のレポートが公開
June 25, 2012
2012年6月14日に開催されたFM-Kyushu(ファイルメーカーPro 九州ユーザーズミーティング)の勉強会レポートが公開されています。
FM-Kyushuは、FileMaker Proに関する情報交換やユーザー交流、スキルアップ等を目的とした九州地区のユーザーグループです。FM-Kyushuの勉強会は隔月で定期的に開催されており、次回は2012年8月4日(土)に開催される予定になっています。
今回公開されたレポートでは、FileMaker Go 12の概要、FileMaker ProとFileMaker Goの違い、およびFileMaker Goの機能拡張方法などに関する情報などが紹介されています。
Bento 4 for iPadが発売
June 22, 2012
ファイルメーカー社が、機能とデザインを一新した「Bento 4 for iPad」を2012年6月20日に発表しています。
Bento 4 for iPadでは、4種類の表示形式に対応しており、ドラッグ&ドロップのデザインツールやRetinaディスプレイ対応のテーマなど多くの新機能を搭載しています。計算フィールドや暗号化フィールド、場所フィールドも追加されています。
動作環境としてiOS 5.0以降が必要であり、Bento 4 for iPad単体でiPadで自分が使うアプリを作成できます。また、Bento 4 for iPadをBento 4.1 for Macと同期させることも可能です。
Bento 4 for iPadの価格は税込850円で、アップルのiTunes App Storeから購入できます。2012年7月31日までの期間限定で、Bento 4 for iPadを税込450円で、Bento 4.1 for Macを税込2,600円で購入できるようになっています。
Java for OS X Lion 2012-004とJava for Mac OS X 10.6 Update 9が公開
June 21, 2012
「Java for OS X Lion 2012-004」と「Java for Mac OS X 10.6 Update 9」が2012年6月中旬に公開されています。
各アップデートにはセキュリティ上の修正が含まれています。今回のアップデートにより、Java SE 6がバージョン1.6.0_33にアップデートされます。Snow Leopardにおいても、ブラウザー用のJavaプラグインおよびJava Web Startを35日以上使用していない場合、自動的に無効化されるようになっています。
Javaのアップデートを実施する際には、テスト環境で事前に動作確認を行い、FileMaker ServerのWeb公開エンジンやAdmin Consoleサーバーを一時的に停止してからアップデートすることが推奨されます。
INTER-Mediator 2.6が公開
June 19, 2012
新居雅行氏がFileMaker ServerおよびPDO対応のWebアプリケーションフレームワーク「INTER-Mediator 2.6」を公開しています。
バージョン2.6では、データベースで管理しているユーザーのパスワード変更ができるようになっている他、type="text/javascript"でフィールドの内容を挿入できるようになっています。
今後はSQLiteおよびPostgreSQL対応のサンプルも用意される予定とのことです。