FAMLog
バージョン7でサポートされなくなった引数名 (1)
January 17, 2005
FileMaker Server 7 Advancedでは、「-password」や「-format」、「-fmtfield」、エラー処理関連およびメール送信関連の変数タグが引数名としてサポートされなくなりました。
-passwordは、-dbopenにデータベースのパスワードを指定するために使用されていました。
-formatは、CDMLフォーマットファイルまたはXML文法を指定するために使用されていました。バージョン7ではCDMLがサポートされなくなり、XSLTスタイルシートを使用するようにWeb公開の方法が変わったことにより、-format変数タグは使用する必要がなくなっています。
-fmtfieldは、データベース内のフィールドからフォーマットファイルの情報を取得するために使用されていました。
FileMaker Server 7 Advanced用クエリー引数一覧
January 11, 2005
Web公開エンジンを使用してFileMakerのデータにアクセスする場合に、クエリー文字列で使用できるクエリー引数の一覧は下記の通りです。
-db
-encoding
-field
[フィールド名]
[フィールド名].op
-grammar
-lay
-lay.response
-lop
-max
-modid
-recid
-script
-script.prefind
-script.presort
-skip
-sortfield.[1-9]
-sortorder.[1-9]
-styletype
-stylehref
-token.[文字列]
FileMaker Server 7 Advancedでは、-password、-format、-fmtfieldやエラー処理関連およびメール送信関連の引数が廃止されています。
iCal 1.5.4
November 24, 2004
Appleから「iCal 1.5.4」がリリースされています。
iCal 1.5.4はMac OS X v10.2.3以降で利用可能で、セキュリティ上の問題(CAN-2004-1021)が修正されています。
iCalカレンダーはアラームによるイベント通知を含むことがあり、アラームによりプログラムを起動したりメールを送信することがあります。iCal 1.5.4では、アラームを含むカレンダーを読み込んだり開いたりしたときに、アラートを表示するように変更が施されています。
FX.php 3.0
September 06, 2004
iViking.orgがFX.php 3.0をリリースしています。
FX.phpは、PHPからFileMaker Proのデータベースに接続するためのオープンソースのライブラリクラスです。FileMaker Pro WebコンパニオンもしくはFileMaker Server 7 AdvancedがHTTP経由で出力するXMLを解析・処理します。
FX.php 3.0では新たにFileMaker Server 7 Advancedに対応してます。また、オブジェクト指向の柔軟なエラー処理が可能となり、オブジェクトフィールドの取り扱いを改善するなどの機能追加・改善点が含まれています。
(2007/01/02追記:「Web コンパニオン」を「Webコンパニオン」に修正しました。)
10 Million Copies of FileMaker Shipped
September 01, 2004
FileMaker, Inc.が、2004年8月30日(米国時間)にFileMaker Developer Conference 2004の冒頭にて、情報を管理する上で使いやすいデータベースソフトウェアであるFileMakerを1千万本以上出荷したと発表していました。
1984年4月に最初のデスクトップ・データベース・アプリケーションの一つとして初出荷されて以来、FileMaker Proはベストセラーのクロスプラットフォーム対応ワークグループデータベースへと進化しています。
同社はまた、FileMaker Developer Conference 2004が参加者数の記録を塗り替えたと発表しています。アリゾナ州フェニックスにて2004年9月1日まで開催されている開発者のための年次会合には、世界中から1400人を上回る開発者が参加しているとのことです。
MMColor 1.0
August 04, 2004
Comm-Unity Networking Systems(CNS)がFileMaker Pro 7用の新作プラグイン「MMColor 1.0」をリリースしています。
MMColorはFileMaker Pro 7用プラグインで、FileMaker Proで色に関する機能を拡充するものです。FileMaker Pro 7でカラーパレットやカラーピッカーといった機能が手軽に、そしてより自然なインターフェースで実現することができます。
MMColor 1.0はMac版とWindows版が用意されていて、価格はシングルユーザーライセンスで$35となっています。
mod_security 1.8.3
July 08, 2004
mod_security 1.8.3がリリースされています。mod_security 1.8.2で見つかっていた問題点が修正された、バージョン1.8系列のメンテナンスリリースです。
不正な形式のURLエンコーディングを正しくエラーとして扱わない場合がある問題、FreeBSDにおいてApacheの子プロセスが初期化されるたびにエラーログにwarningが表示される問題、およびログのエスケープ処理が古いバージョンのApache 2.0(例えばApache 2.0.40)で機能しない問題の3点が修正されています。
また、更新履歴によるとmod_security 1.8dev2でchroot機能におけるセキュリティ上の改善点が含まれているため、バージョン1.7.6およびそれ以前を利用している場合にはバージョン1.8以降にバージョンアップしておくとよいようです。
mod_security 1.8.2
June 25, 2004
mod_security 1.8.2がリリースされています。mod_security 1.8で発見された問題点5点が修正された、バージョン1.8系列のメンテナンスリリースです。
現在のところmod_security 1.8.2には既知の不具合が1点判明しており、不正な形式のURLエンコーディングを正しくエラーとして扱わない場合があるため、回避策として「SecFilterCheckURLEncoding Off」という設定にすることが案内されています。
(2006/01/03追記:リンク先のページがなくなっていた箇所があったので、その部分についてはリンクを削除しました。)
FileMaker Pro 7で同時Web接続数が最大数に達した場合
June 11, 2004
FileMaker Pro 7のインスタントWeb公開では、最大5Webユーザーが同時に接続することができます。
同時接続のWebユーザーが最大数に達した場合には、それ以上のWebユーザーがデータベースにアクセスしようとすると、Webブラウザーにエラーメッセージが表示されます。
このような場合には、データベースに接続中のWebユーザーがログアウトするか、セッションがタイムアウトするまで待つか、またはデータベースからWebユーザーを接続解除する必要があります。
(2007/01/03追記:「インスタント Web 公開」を「インスタントWeb公開」に記述を変更しました。)