FAMLog
OpenSSH 5.3
October 02, 2009
SSHプロトコルを使用するネットワーク接続ツールのフリーな実装であるOpenSSHの新バージョン「OpenSSH 5.3」が公開されています。
OpenSSH 5.3では、ホームディレクトリのパスを256文字までに制限しないようになり、いくつかの不具合の修正が行われています。また、とても古いバージョンのCygwinとWindows 95/98/Meがサポートされなくなっています。
なお、OpenSSH 5.3にはセキュリティに関連する修正は特に含まれていないとのことです。
Bento 3
September 30, 2009
ファイルメーカー社が、Mac用パーソナルデータベースの新バージョンである「Bento 3」を本日発売すると発表しています。
Bento 3では、アップルのiPhotoとの連携が実現されると共に、iTunesやiPhotoと同様に有線/無線LANを通じてBentoライブラリを最大5ユーザーで共有できるようになっています。また、フィールドを暗号化したり、パスワードを設定してBento 3上の情報を保護することもできます。
Bento 3の利用には、Intelプロセッサー、PowerPC G5またはPowerPC G4(867MHz以上)プロセッサーを搭載したMacで動作するMac OS X Leopard(バージョン10.5.7以降)もしくはMac OS X Snow Leopardが必要です。
Bento 3の価格は税込5,040円で、ファミリーパックの価格は税込10,290円です。既存ユーザーには2010年1月29日までの期間限定でQUOカード2,000円券がもらえるアップグレードリベートオファーも用意されています。
FileMaker Serverドキュメントフォルダ
July 14, 2009
FileMaker Server 10では、レコードのインポートおよびエクスポートに使用できる「FileMaker Serverドキュメントフォルダ」が新たに用意されています。
このフォルダは、FileMaker ServerのBackups、DatabasesおよびScriptsフォルダと同じところにあるもので、Mac OS Xの場合には下記のパスが相当するフォルダになります。
/Library/FileMaker Server/Data/Documents
バージョン10では、[レコードのインポート]および[レコードのエクスポート]スクリプトステップがFileMaker Serverのスケジュールスクリプトでもサポートされるようになりましたが、インポートファイルやエクスポートファイルを配置するための共有場所としてFileMaker Serverドキュメントフォルダを使用できます。
[関連]FileMaker Server 10の新機能:レコードのインポートとエクスポート(FAMLog)
FileMaker Server 10の新機能:レコードのインポートとエクスポート
May 29, 2009
FileMaker Server 10では、[レコードのインポート]および[レコードのエクスポート]スクリプトステップが、FileMaker Serverのスケジュールスクリプトでもサポートされるようになっています。
指定されたファイルはすべてFileMaker Serverドキュメントフォルダもしくはテンポラリフォルダ内にある必要があり、「..」を含むパスはすべて無効とみなされます。使い方によってはエラーが発生するケースもあるので、FileMaker Serverのスケジュールスクリプトとして使う場合には注意点がいくつかあります。
なお、[レコードのインポート]および[レコードのエクスポート]スクリプトステップはWeb公開ではサポートされていません。
MacBook Whiteの価格が改定
May 28, 2009
アップルが、仕様および価格が変更された「MacBook White」の販売を開始しています。
新しいMacBook Whiteは、2.0GHzから2.13GHzのIntel Core 2 Duo プロセッサーに、120GBから160GBのSerial ATAハードディスクドライブに変更されています。また、メモリーのバスクロックも667MHzから800MHzに変更されています。
Apple Storeでの税込価格は、従来の114,800円から108,800円に改定されています。
FileMaker ServerとLassoによるWebサイト構築事例のインタビュー
March 25, 2009
ファイルメーカー社のWebサイトに、FileMaker ServerのWeb公開機能を利用したソフトウェア導入事例として、ジンギスカン専門店「らむ亭@web」のユーザーインタビューが掲載されています。
通販を手がける、らむ亭の社長自身が開発したWebサイトおよびシステムは、サイトのコンテンツ管理から、注文管理、決済処理、およびSNSに至るまで、その多彩な機能はすべてFileMakerを使って実現されています。
FileMaker ServerとLassoで構築された同サイトは、事務処理が徹底的に効率化されており、FileMaker Proを使うことで受注から発送までを1人で作業可能になっているとのことです。
FileMaker Pro 10の新機能:バージョン10で追加された関数一覧
February 24, 2009
FileMaker Pro 10では、新しい関数が追加され、スクリプトトリガとあわせて使用する関数や完全修飾フィールド名を返す関数などが新設されています。
バージョン10で追加された関数一覧は下記の通りです。
・Char
・Code
・GetFieldName
・Get ( ドキュメントパス一覧 )
・Get ( トリガキー入力 )
・Get ( トリガ修飾キー )
[関連]FileMaker Pro 9の新機能:バージョン9で追加された関数一覧(FAMLog)
FileMaker Proの取得関数とFileVault
November 18, 2008
FileMaker Proの取得関数は、FileMaker Proデータベース内の要素や現在の状態についての情報を取得するために使用します。
取得関数では、Mac OS Xで利用できるFileVault機能の利用の有無により返ってくる値が異なる関数がありますが、その関数の一覧は下記の通りです。
・Get(デスクトップパス)
・Get(テンポラリパス)
・Get(ドキュメントパス)
・Get(ファイルパス)
・Get(環境設定)
これらの関数をMac OS Xで使用する場合には、FileVaultを有効にしている環境も考慮する必要があります。
[関連]Get(デスクトップパス)関数とFileVault(FAMLog)
バージョン8以降でWeb公開エンジンにJavaライブラリを追加する方法
November 13, 2008
FileMaker ServerのXSLTを使用したカスタムWeb公開では、Javaのライブラリファイルを追加することで、追加したライブラリに含まれるメソッドをXSLTスタイルシートで利用できます。
Javaのライブラリファイルを下記のフォルダに配置した後、Web公開エンジンを再起動することで、ライブラリを利用できるようになります。
(Mac)
/Library/FileMaker Server/Web Publishing/publishing-engine/cwpe/WEB-INF/lib
(Windows)
C:¥Program Files¥FileMaker¥FileMaker Server¥Web Publishing¥publishing-engine¥cwpe¥WEB-INF¥lib
FileMaker Server 7 Advancedのときと異なり、FileMaker Server 9およびバージョン8以降のFileMaker Server Advancedでは、フォルダのパスが若干変わっていて、FileMaker Serverのバージョン番号が含まれなくなっています。
[関連]Web公開エンジンにJavaのライブラリを追加する(FAMLog)
Get(デスクトップパス)関数とFileVault
November 11, 2008
FileMaker Proの「Get(デスクトップパス)関数」は、現在のユーザーのデスクトップフォルダへのパスを返します。
この関数の戻り値の例は、Mac版では通常「/Macintosh HD/Users/foo/Desktop/」ですが、Mac OS Xにおいてホームフォルダの内容を保護する機能であるFileVaultを有効にしている場合には「/foo/Desktop/」となります。
Get(デスクトップパス)関数以外にも、FileVault機能の利用の有無により返ってくる値が異なる関数があるので注意が必要です。
[関連]Get(デスクトップパス)関数(FAMLog)