FAMLog


新しいMac miniは512MBのRAMを標準搭載

July 27, 2005

アップルが2005年7月26日に、全モデルのメモリーを倍増したMac miniも発表しています。

今回発表されたMac miniは全機種に512MBのメモリーが標準搭載され、AirMac ExtremeとBluetoothによるワイヤレスネットワーク機能を内蔵したモデルと、DVDの作成が可能なSuperDriveとワイヤレスネットワーク機能を搭載したモデルを新たに追加しています。

標準でMac OS X v10.4がプリインストールされるようになった新しいMac miniは2005年7月27日より順次販売され、税込価格は、1.25GHzモデルが58,800円、1.42GHzのコンボドライブモデルが69,800円、1.42GHzのSurperDriveモデルが81,800円となっています。

Tag: Mac

アクセス制御リスト(ACL)

July 25, 2005

Mac OS X Server v10.4の新機能の1つに「アクセス制御リスト(ACL)」があります。

アクセス制御リスト(ACL)を利用すると、ファイルやフォルダのアクセス権をきめ細かく制御することが可能になり、ファイルやフォルダに対して複数のユーザーおよびグループのアクセス権を設定できます。また、Windows Server 2003やWindows XPとも完全互換なアクセス権を設定できます。

Mac版FileMaker Server 7でホストされるすべてのデータベースファイルは、通常はfmsadminグループが読み書きできるようにアクセス権を変更する必要がありますが、ACLを利用することにより、ファイルごとにアクセス権を変更する必要がないようにすることが可能です。

[関連資料]Tiger Serverで使うFileMaker Serverhttp://msyk.net/fmp/

Tag: Mac

Jakarta Commons Codecでメッセージダイジェストを生成

July 22, 2005

The Jakarta Projectの「Commons Codec」は、よく利用されるエンコードおよびデコード処理の機能を提供するJavaのライブラリです。

Commons CodecのDigestUtilsクラスには、SHA-1およびMD5のダイジェストを生成するメソッド(shaHexmd5Hex)が含まれているので、このライブラリをFileMaker Server AdvancedのWeb公開エンジンに追加することにより、XSLTスタイルシートからメッセージダイジェストを手軽に生成することが可能になります。

Commons Codecはメッセージダイジェストを生成する以外に、Base64URLエンコードQuoted-Printable形式など、各種エンコードおよびデコード処理を行うクラスが用意されています。

Tag: Java

サーバーサイドで処理されるJavaScriptの有効化 (4)

July 21, 2005

FileMaker Server 7 AdvancedのXSLTを使用したカスタムWeb公開において、サーバーサイドで処理されるJavaScriptを利用して独自の拡張関数を定義するには、xalan:componentエレメントおよびxalan:scriptエレメントを使用します。

(記述例)
<xalan:component prefix="fmp-ex" functions="functionName">
  <xalan:script lang="javascript">
    function functionName()
      {
        return ("#009900");
      }
  </xalan:script>
</xalan:component>

xalan:componentエレメントはxsl:stylesheetエレメントの子エレメントとして記述し、定義した拡張関数は宣言したネームスペースの接頭辞を使って記述することで、その関数を利用できます。

(使用例)
<font color="{fmp-ex:functionName()}">The value is 50</font>

Tag: FileMaker

サーバーサイドで処理されるJavaScriptの有効化 (3)

July 19, 2005

FileMaker Server 7 AdvancedのXSLTを使用したカスタムWeb公開において、サーバーサイドで処理されるJavaScriptを利用して独自の拡張関数を定義する場合には、その拡張関数用のネームスペースも宣言する必要があります。

独自拡張関数用ネームスペースの接頭辞については、ネームスペースを一意に識別できるように記述されていれば、任意の文字列(例:fmp-ex)を指定できます。

(ネームスペースの宣言例)
xmlns:fmp-ex="ext1"

Tag: FileMaker

APPLE-SA-2005-07-12 Mac OS X v10.4.2

July 15, 2005

Mac OS X v10.4.2およびMac OS X Server v10.4.2にはセキュリティ脆弱性を修正するアップデートも含まれていて、TCP/IPおよびDashboardにおけるセキュリティ脆弱性が修正されます。

バージョン10.4.2では、特別に細工されたTCP/IPパケットによりカーネルパニックが引き起こされる問題、およびApple純正のDashboardウィジェットを上書きするウィジェットをインストールしてしまう可能性がある問題が修正されています。

こららの問題は共にMac OS X v10.4にのみ影響するもので、以前のバージョンのMac OS Xには影響ありません。

Tag: Security

FileMaker xDBC アップデート 7.0.5.317

July 13, 2005

ファイルメーカー社が「FileMaker xDBC アップデート 7.0.5.317」を配布しています。

このFileMaker xDBC アップデートには、最新のxDBCプラグイン、ODBCクライアントドライバ、およびJDBCクライアントドライバが含まれています。これらのプラグインやドライバは、FileMaker Server 7v3 Advanced、FileMaker Pro 7v3、FileMaker Developer 7v3向けのもので、FileMakerデータベースをMac OS X上でODBC/JDBCのデータソースとしても利用できるようになります。また、ダブルバイト文字(特に日本語)やオブジェクトフィールドもサポートされるようになっています。

あわせてODBC/JDBCのマニュアルが更新され、最新マニュアルの PDFファイルもダウンロードできるようになっています。

(2007/01/04追記:リンク先のURLを変更しました。)

Tag: FileMaker

サーバーサイドで処理されるJavaScriptの有効化 (2)

July 12, 2005

FileMaker Server 7 AdvancedのXSLTを使用したカスタムWeb公開において、サーバーサイドで処理されるJavaScriptを利用する場合には、XSLTスタイルシートで拡張用のネームスペースを宣言します。

(ネームスペースの宣言例)
xmlns:xalan="http://xml.apache.org/xslt"

これにより、JavaScriptで独自関数を定義するために使用されるxalan:componentエレメントとxalan:scriptサブエレメントがサポートされるようになります。

なお、Web公開エンジンに使われているXalan-Java 2.4.0ではhttp://xml.apache.org/xalanという新しいネームスペースには対応していませんので、ネームスペースにはhttp://xml.apache.org/xsltを使うようにします。

Tag: FileMaker

サーバーサイドで処理されるJavaScriptの有効化 (1)

July 11, 2005

FileMaker Server 7 AdvancedのXSLTを使用したカスタムWeb公開では、Xalan-Javaの拡張機能を用いて、XSLTスタイルシートにおいてサーバーサイドで処理されるJavaScriptを記述できます。

JavaScriptを使用できるようにするにはFileMaker, Inc.のWebサイトで配布されている2つのライブラリファイル(bsf.jar、js.jar)をWeb公開エンジンに追加します。

これらのライブラリファイルは、Javaのライブラリファイルを追加するために用意されているフォルダの中に配置します。Web公開エンジンを再起動すると、サーバーサイドで処理されるJavaScriptが有効化されます。

Tag: FileMaker

Web公開エンジンにJavaのライブラリを追加する

July 08, 2005

FileMaker Server 7 AdvancedのXSLTを使用したカスタムWeb公開では、Javaのライブラリファイルを追加することで、追加したライブラリに含まれるメソッドをXSLTスタイルシートで使用することができます。

Javaのライブラリファイルは下記のフォルダ内に配置して、Web公開エンジンを再起動することで、ライブラリを利用できるようになります。

(Mac)
/Library/FileMaker Server 7/Web Publishing/publishing-engine/cwpe/WEB-INF/lib

(Windows)
C:¥Program Files¥FileMaker¥FileMaker Server 7¥Web Publishing¥publishing-engine¥cwpe¥WEB-INF¥lib

[関連]バージョン8以降でWeb公開エンジンにJavaライブラリを追加する方法(FAMLog)

(2008/11/13追記:Windows版におけるフォルダのパスが正しくなかったので修正しました。あわせて関連記事へのリンクを追加しました。)

Tag: FileMaker

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