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FileMaker Pro 8の新機能:バージョン8で追加された関数一覧

March 20, 2006

FileMaker 8では、新しい関数が追加され、ファイルの場所と名前を計算するパス関数や、取得、論理、テキストおよび書式設定の関数などが新設されています。

バージョン8で追加された関数一覧は下記の通りです。

・Get ( デスクトップパス )
・Get ( ドキュメントパス )
・Get ( FileMakerパス )
・Get ( 環境設定パス )
・Get ( システムドライブ )

・Get ( ホストIPアドレス )
・Get ( 開いているレコード数 )
・Get ( レコードのオープン状態 )
・Get ( カスタムメニューセット名 )
・Get ( 検索条件除外状態 )
・Get ( スクリプトの結果 )
・Get ( システム書式使用状態 )
・Get ( テキスト定規表示 )
・Get ( ツールバーの表示状態 )
・Get ( ウインドウのズームレベル )
・GetAsBoolean
・GetNthRecord
・GetValue

・TextColorRemove
・TextFontRemove
・TextFormatRemove
・TextSizeRemove

(2020/01/18追記:リンク先のページがなくなっていたので、関連リンクを削除しました。)

(2022/04/19追記:リンク先のページがなくなっていたので、リンクを削除しました。)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 8 Advancedの改善点:スクリプトデバッガ

March 13, 2006

FileMaker Pro 8 Advancedでは、スクリプトの内容を1ステップずつ確認できるデバッグツールである「スクリプトデバッガ」の機能が一部強化されています。

バージョン8では、スクリプトデバッガでサブスクリプトの内容を確認および実行しているときに、デバッガウインドウの下の領域に表示されているスクリプト名をクリックすることで、呼び出し元のスクリプトの詳細を確認できるようになっています。

また、スクリプトデバッガで1ステップずつ実行する際、[コメント]スクリプトステップはスキップされるようになっています。

Tag: FileMaker

こんなん欲しかってん キャンパスツール Part 2

February 20, 2006

同志社大学、同志社女子大学およびファイルメーカー株式会社の産学共同プロジェクトのもと、同大学の学生自身の手で「こんなん欲しかってん キャンパスツール Part 2」が開発され、同志社大学のWebサイトで本日より一般公開されています。

このツールは、昨年好評だった「こんなん欲しかってん キャンパスツール」の第2弾です。同ツールには、「ゼミtool」と「ライブラリtool」、および「授業tool」「資料tool」「住所tool」の英語版が含まれます。

なお、同ツールの作者が、作成エピソードを交えながら、この新キャンパスツールのデモやプレゼンテーションを以下の日程で行う予定となっています。

・Apple Store, Ginza:2006年2月25日(土)13:00〜14:00
・Apple Store, Shinsaibashi:2006年2月26日(日)17:00〜18:00

(2007/01/07追記:リンク先のページがなくなっていたので、リンクを一部削除しました。)

Tag: FileMaker

OpenSSH 4.3

February 02, 2006

SSHプロトコルを使用するネットワーク接続ツールのフリーな実装である「OpenSSH 4.3」がリリースされています。

OpenSSH 4.3では、細工されたファイルをコピーした際に意図しないコマンドの実行を許可してしまうセキュリティ上の問題(CVE-2006-0225)が修正されています。

その他に、クライアント・サーバー間でレイヤー2もしくはレイヤー3でVPN環境を作成する実験的な機能が追加されています。

(参考)OpenSSH情報 - OpenSSH 4.3 リリース

Tag: Security

FileMaker Pro 8の新機能:Layout Alignment Tools

December 20, 2005

FileMaker Pro 8では、「Layout Alignment Tools」と呼ばれる機能が新機能として追加されています。

FileMaker Pro 7およびそれ以前のバージョンでは、レイアウトモードでオブジェクトの整列や均等配置を行う場合に、基本的に整列設定を行ってから整列を行うという手順を踏む必要がありました。FileMaker Pro 8およびFileMaker Pro 8 Advancedでは、オブジェクトの整列および均等配置を行う機能が改良され、整列設定ダイアログを呼び出す必要がなくなっています。

バージョン8では、レイアウトモードの[配置]メニューにおいて、従来の[整列]および[整列設定...]の代わりに、[整列]、[等間隔]および[サイズ変更]というメニュー項目になっていて、それぞれにサブメニュー項目が含まれるようになっています。同様に、レイアウトモードで使用できる[配置]用のツールバーもボタンが変更、追加されています。

(2007/01/07追記:リンク先のURLを変更しました。)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 8 Advancedの主な新機能一覧

November 01, 2005

2005年11月中旬にFileMaker Pro 8と同時発売される予定である「FileMaker Pro 8 Advanced」は、FileMaker Pro 8の機能をすべて備えているだけでなく、より優れたFileMakerソリューションをより速く作成できる開発ツールが含まれています。

FileMaker Pro 8 Advanced特有の主な新機能の一覧は、以下の通りです。

・カスタムメニュー
・ポップアップヘルプ
・データビューア

FileMaker Pro 8 Advancedは、FileMaker Developerを名称変更してバージョンアップした新製品であり、FileMaker Pro 8の新機能もすべて含まれています。

Tag: FileMaker

Apacheセキュリティ

October 21, 2005

株式会社オライリー・ジャパンからApacheベースのシステムをセキュリティで保護するために必要な情報をすべて盛り込んだ書籍「Apacheセキュリティ」が2005年10月17日に発売されています。定価は3,780円(税込)です。

この書籍は、ModSecurityの開発者であるIvan Risticが執筆した「Apache Security」の翻訳書であり、 Apacheセキュリティの原則、SSL、サービス妨害攻撃、サーバーの共有、アクセス制御など基礎的なことから、インフラストラクチャー、Webセキュリティの診断、Web侵入検知など高度なトピックまで、Apacheをセキュアに保つ方法を詳細な解説と豊富なサンプルで分かりやすく説明しています。

WebアプリケーションのセキュリティやModSecurityの使用方法、関連ツールについても記述および紹介されていて、システム管理者だけでなく、プログラマーやシステムアーキテクトなどWebセキュリティに関わるすべての人に必携の一冊となっています。

Tag: Apache

OpenSSH 4.2

September 06, 2005

SSHプロトコルを使用するネットワーク接続ツールのフリーな実装である「OpenSSH 4.2」が2005年9月1日にリリースされています。

OpenSSH 4.2では、listenするアドレスを明示的に指定されない場合にダイナミック("-D")ポート転送に対してGatewayPortsが不正に有効にされてしまう、OpenSSH 4.0で導入された不具合が修正されています。

その他に、GSSAPIの証明書の転送を、GSSAPIを用いて認証されたユーザーのみが行えるように変更されており、セキュリティ上の問題点2点が修正されています。

(参考)OpenSSH情報 - OpenSSH 4.2 リリース

Tag: Security

scutil

August 11, 2005

Mac OS Xは「システム環境設定」の「共有」でコンピュータ名やローカルホスト名を設定できますが、その設定をコマンドラインから変更するためのツールとして「scutil」が用意されています。

(使用例)
$ sudo scutil --set ComputerName "FileMaker Server"
$ sudo scutil --set LocalHostName "FileMaker-Server"

scutilの詳細はmanページに記載されていて、下記のコマンドで参照することができます。

$ man scutil

Tag: Mac

FileMaker 7のセキュリティ改善点 (3)

August 04, 2005

FileMaker 7のFileMakerネットワーク共有機能では、アカウント名とパスワードに一方向の暗号化アルゴリズムを使用して、パスワードクラックツールによる侵入を防止します。

ファイルメーカーPro 6およびそれ以前では、FileMakerネットワークによる共有にセキュリティ上の問題点があり、イントラネットでのみ使用しなければならなかったり、あるいはVPNを使用しなければならないなど、利用できる環境がかなり制限されていましたが、その点がバージョン7で改善されたことになります。

さらに、FileMaker Server 7を用いてSSLを使用する設定を有効にすれば、通信内容を暗号化することも可能になり、FileMakerネットワーク共有機能を従来に比べてかなり安心して利用できるようになったと言えます。

Tag: FileMaker

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