FAMLog


FileMaker Pro 13で非推奨になった機能

May 28, 2014

ファイルメーカー社が、2013年12月にFileMaker Pro 13で非推奨になった機能についてFileMaker ナレッジベースで案内していましたが、FileMaker Pro 13v2 アップデータ公開時にその内容を一部更新しています。

FileMaker Pro 13において非推奨となり今後廃止される予定の機能一覧は下記の通りです(2014年5月現在)。

・「QuickTime を挿入」コマンドを使用したQuickTimeメディアファイルタイプのオブジェクトフィールドへの挿入のサポート
・WindowsにおけるQuickTimeのサポート
・OS XにおけるBento データソースのサポート
・OS Xにおける「サウンドを挿入」コマンドを使用して録音されたサウンド再生のサポート

上記の内容はFileMaker Pro 13の次バージョンから削除される可能性があるため、別のAPI、技術または製品の代替機能を使用するようにソリューションを移行することが推奨されています。「QuickTime を挿入」コマンドについては、FileMaker Pro 12で導入された「オーディオ/ビデオを挿入」コマンドへの変更が推奨されます。

[関連]FileMaker Proで今後廃止されるAPI、技術または機能(FAMLog)

(2015/02/10追記:関連記事へのリンクを追加しました。)

Tag: FileMaker

APPLE-SA-2014-05-20-1 OS X Server 3.1.2

May 26, 2014

Appleが、Mac App StoreにおいてOS X Mavericksにサーバー機能を追加する「OS X Server v3.1.2 Update」の配布を開始しています。

バージョン3.1.2では、1点のセキュリティ脆弱性が修正されていて、RubyのFloatオブジェクトに存在するバッファオーバーフローの問題により任意のコードを実行される恐れがあった脆弱性が修正されています。なお、OS X Server v3.1.2の利用にはOS X Mavericks v10.9.3が必要です。

OS X Server 3は、Mac App Storeで購入してOS X Mavericksに追加できます。価格は2,000円で、OS X Server v3.0以降からのアップデートは無料です。

Tag: Security

FileMaker Pro 13v2 アップデータが公開

April 03, 2014

ファイルメーカー社が「FileMaker Pro 13 および FileMaker Pro 13 Advanced v2 アップデータ」を公開しています。

このアップデータは、FileMaker Pro 13またはFileMaker Pro 13 Advancedをバージョン13.0v2に更新するものです。バージョン13.0v2では、FileMaker Proで利用できるFMPプロトコルの機能が拡張され、ユーザーのドキュメントフォルダにあるデータベースファイルを開いて任意のスクリプトを実行したり、すでに開いているファイルに対して任意のスクリプトを実行するよう指定できるようになっています。

また、FileMakerデータベース間のレコードのインポート時に、外部に格納された既存のオブジェクトを再利用して再インポートをスキップする[外部に格納されたオブジェクトを維持]オプションも追加されている他、不具合の修正も行われています。

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 13の新機能:バージョン13で追加されたスクリプトステップ一覧

January 20, 2014

FileMaker Pro 13では、下記のスクリプトステップが新しく追加されています。

・デバイスから挿入
・テーマの管理を開く
・サーバー上のスクリプト実行
・オブジェクトの更新
・スクリプトアニメーション設定
・FileMaker Server にアップロード
・メニューバーの表示切り替え

[スクリプトの編集]ダイアログボックスにある[互換性を表示]リスト内の項目も一部変更されています。これにより、各スクリプトステップが、FileMaker Pro(Macintosh/Windows)、FileMaker Server スクリプトスケジュール(サーバー)、FileMaker Go(iOS)、カスタムWeb公開およびFileMaker WebDirectでサポートされているかどうか確認できるようになっています。

なお、バージョン13では、[SQL を実行]スクリプトステップはダイアログなしで実行した場合にFileMaker Server、FileMaker WebDirectおよびカスタムWeb公開と互換性があります。

(2016/04/29追記:バージョン13で追加されたスクリプトステップ一覧に「メニューバーの表示切り替え」スクリプトステップを追加しました。)

Tag: FileMaker

FileMaker Web News:第63回 2013年秋号

December 10, 2013

■FileMaker Server 12 Advanced用Instant Web Publishing stability hotfixが公開(2013年10月)

FileMaker Server 12 Advanced用のInstant Web Publishing stability hotfixが2013年10月に公開されました。FileMaker Server 12 AdvancedでインスタントWeb公開機能を利用していて、ポータルの中にオブジェクトフィールドが含まれている場合に、インスタントWeb公開のプロセスが断続的にクラッシュする場合がある問題が修正されています。

[関連]FileMaker Server 12 Advanced用Instant Web Publishing stability hotfixが公開(FAMLog)

■OS X Mavericksが登場(2013年10月)

OS Xの最新バージョンであるOS X Mavericksが2013年10月に無料で提供開始されました。FileMaker Server 12およびFileMaker Server 12 Advancedは、現在のところOS X Mavericksと互換性がなく、FileMaker Server 12のアップデータについては来年登場する予定であるとのことです。

[関連]OS X Mavericksが公開(FAMLog)

Tag: News

FileMaker Pro 12 Advancedの改善点:データベースデザインレポート

November 14, 2013

FileMaker Pro 12 Advancedでは、データベースデザインレポートでオブジェクトがあるタブコントロールまたはポータルを識別できるようになっています。

データベースデザインレポート機能を使用すると、データベースのスキーマをドキュメント化して、HTMLまたはXMLファイルに出力することができます。特に、XML形式のデータベースデザインレポートを利用すると、データベース構造を分析または処理できるツールを作成することが可能になります。

XML形式のデータベースデザインレポートは、バージョン11とバージョン12で内部構造が大きく異なっていますが、それに伴いオブジェクトがあるタブコントロールまたはポータルを識別できるように改善されています。なお、FMPressでは、データベースデザインレポート(DDR)ファイルを利用して、FileMakerデータベースと連動するPHPベースのWebアプリケーションを容易に作成できるようになっています。

Tag: FileMaker

FileMaker Server 12 Advanced用Instant Web Publishing stability hotfixが公開

October 16, 2013

FileMaker Server 12 Advanced用のInstant Web Publishing stability hotfixが公開されています。

Instant Web Publishing stability hotfixでは、FileMaker Server 12 AdvancedでインスタントWeb公開機能を利用していて、ポータルの中にオブジェクトフィールドが含まれている場合に、インスタントWeb公開のプロセスが断続的にクラッシュする場合がある問題が修正されています。

なお、この修正プログラムはアップデータとしてではなく差分ファイルのみ配布されている形態がとられているため、ナレッジベースで案内されている手順通りに手動で更新を行う必要があります。

Tag: FileMaker

FileMaker Server 12の改善点:バックアップの効率向上

August 20, 2013

FileMaker Server 12では、バックアップ機能の効率化が図られており、データベースファイルが変更されていない場合にはハードリンクを利用したバックアップ処理を実行するようになっています。

ハードリンクを使用することにより、前回のバックアップから変更されていないデータベースファイルのバックアップスケジュールに関するパフォーマンスが改善されています。内容が変更されていない場合のバックアップ処理がハードリンクを利用することにより効率化され、変更されていないデータベースファイルについて無駄なディスクスペースを取らないように改善されています。

バージョン12では、オブジェクトデータを外部に保存するオプションが追加されたり、プログレッシブバックアップ機能が新たに利用できるようになっており、FileMaker Server 12を用いる大規模データセットのバックアップが、これまで以上に速く、そして効率的になっています。

Tag: FileMaker

FileMaker Go 12の新機能:動画や音声等のサポート

August 08, 2013

2012年4月に登場したFileMaker Go 12では、オブジェクトフィールドにiPadやiPhoneで記録した動画や音声を直接追加できるようになっています。また、その動画や音声をFileMaker Go上で直接再生することもできます。

バージョン12では、オブジェクトフィールド周りの機能が改良されており、オブジェクトフィールドをタップして次の操作を行うことができます。

・写真の追加と撮影
・動画の追加と撮影
・署名の挿入
・オーディオの録音
・iTunesライブラリの項目追加
・ファイルの表示、再生および追加
・データの置換とエクスポート(メールで送信/保存)
・データの削除

なお、写真または動画の撮影については、カメラが搭載されているデバイスでのみ利用可能です。

Tag: FileMaker

INTER-Mediator 3.7が公開

July 29, 2013

新居雅行氏がPDOおよびFileMaker Server対応のWebアプリケーションフレームワーク「INTER-Mediator 3.7」を公開しています。

バージョン3.7では、機能追加および不具合の修正が行われており、FileMakerのオブジェクトフィールドに入れた画像やPDFファイルを取り出すことができるようになっています。また、PHP 5.2利用時にもネイティブ認証(データベースエンジンのアカウントでの認証)を利用できるようになっています。

ブラウザー判別関数におけるクロスサイトスクリプティングが修正されている他、Internet Explorerのセキュリティホールに対応するためにJSON形式のデータ出力時にX-Content-Type-Optionsヘッダーを出力する改良も行われています。

Tag: FileMaker

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