FAMLog
Ruby on Rails 3.0.6が公開
April 07, 2011
Rubyで記述されたオープンソースのWebアプリケーションフレームワーク「Ruby on Rails 3.0.6」が公開されています。
Rails 3.0.6では、Rails 3.0系統のみに影響するセキュリティ上の問題点が修正されており、auto_linkヘルパーメソッドのXSS脆弱性が修正されています。
なお、現在Rails 2.3系統とRails 3.0系統が保守されている状況であり、Rails 3.0はRuby 1.8.7およびRuby 1.9.2に対応しています。
RSpec-2のバージョン確認方法
March 31, 2011
Ruby上でビヘイビア駆動開発(Behavior Driven Development)を実現するためのフレームワークであるRSpec-2のバージョンを確認するにはrspecコマンドを使用します。
rspecコマンドで-vオプションもしくは--versionオプションを使用することで、RSpecのバージョン情報を出力できます。
[実行例]
$ rspec -v
2.5.1
バージョン2以降では、specコマンドではなくrspecコマンドを使用します。RSpecはRubyGemsで提供されており、現時点におけるRSpec Coreの最新バージョンはバージョン2.5.1です。
ClamXav 2.1.1が公開
March 29, 2011
Mac OS Xで動作するフリーのウィルスチェッカーである「ClamXav 2.1.1」が公開されています。
バージョン2.1.1では、同梱されているClamAVがアップデートされ、ClamAVの最新安定版であるバージョン0.97が搭載されるようになっています。
ClamXav 2は、JavaベースではなくObjective-Cでコードが全面的に書き直されており、Mac OS X v10.4、v10.5およびv10.6に対応しています。
CakePHP 1.3.8とCakePHP 1.2.10が公開
March 28, 2011
CakePHP 1.3.8とCakePHP 1.2.10が公開されています。
CakePHPは、PHP用のWebアプリケーションフレームワークです。CakePHP 1.3.8はCakePHP 1.3系統の保守リリース、CakePHP 1.2.10はCakePHP 1.2系統の保守リリースであり、不具合の修正が多数行われています。
CakePHPはバージョン2.0系統の開発も進められており、現在開発版が公開されている状況です。
APPLE-SA-2011-03-09-2 Safari 5.0.4
March 22, 2011
アップルから、セキュリティ脆弱性の修正を含んだ「Safari 5.0.4」が2011年3月上旬に配布されています。
Safari 5.0.4では、多数の脆弱性が修正されており、任意のコードが実行される恐れのある脆弱性などが修正されています。
対象となるOSは、Mac OS X v10.5.8、Mac OS X Server v10.5.8、Mac OS X v10.6.5以降、Mac OS X Server v10.6.5以降、Windows XP SP2以降、Windows VistaおよびWindows 7です。なお、Mac OS X v10.4.11で利用できるSafari 4.1の更新は今回ありませんでした。
FileMaker, Inc.がBento 4 for MacとiOS用Bento 1.1を発表
March 16, 2011
FileMaker, Inc.が、Mac用パーソナルデータベースの新バージョンである「Bento 4 for Mac」を発表しています。
Bento 4 for Macでは、ラベル印刷がサポートされ、印刷機能が強化されています。位置情報の取得や保存ができるようになり、データと一緒にテンプレートをエクスポートできる機能などが新機能として追加されています。同時にBento 4 for Macと同期ができるBento 1.1 for iPhoneとBento 1.1 for iPadも発表されています。
Bento 4 for Macの利用には、Intelプロセッサー、PowerPC G5またはPowerPC G4(867MHz以上)プロセッサーを搭載したMacで動作するMac OS X Leopard(バージョン10.5.7以降)もしくはMac OS X Snow Leopardが必要です。
Bento 4 for MacはMac App Storeでも販売が開始されており、価格は税込5,800円となっています。
[関連]Bento 4 for Macが国内で発売(FAMLog)
(2011/03/17追記:関連記事へのリンクを追加しました。)
FileMaker Server Admin ConsoleとJava for Mac OS X 10.6 アップデート 4は非互換
March 09, 2011
バージョン9、10および11のFileMaker Server Admin Consoleは、Windows版のJava SE 6 Update 24と同様、本日公開されたJava for Mac OS X 10.6 アップデート 4およびJava for Mac OS X 10.5 アップデート 9と非互換です。
2011年3月現在、FileMaker Server Admin ConsoleがJava SE 6 Update 24上で起動しなくなる問題が確認されており、ファイルメーカーテクニカルサポートインフォメーションでは、Admin Consoleを使用する場合にはJavaを更新しないことや代替としてコマンドラインインターフェースを使用するよう案内がされています。
しかしながら、Java for Mac OS X 10.6 アップデート 4およびJava for Mac OS X 10.5 アップデート 9にはセキュリティ脆弱性に対する修正が含まれている点に留意する必要があります。Javaを更新しない場合には、Admin Consoleを利用しないときにJavaを無効化するなどの対策が必要になります。
[関連]FileMaker Server Admin ConsoleとJava SE 6 Update 24は非互換(FAMLog)
(2011/03/16追記:バージョン11についてはFileMaker Server 11.0v2 and FileMaker Server 11.0v2 Advanced Java 6 Update 24 Updateでこの問題が修正されています。)
第68回「FileMaker Fun Night!」イベントレポートが公開
March 02, 2011
セブンズドアが、毎月Apple Store, Ginzaで行っているイベント「FileMaker Fun Night!」のレポートを更新しています。
2011年2月12日に行われた第68回のイベントレポートが追加されており、FileMaker Pro 11のセキュリティや変数に関する情報などが紹介されています。
次回は、「『集計』についてしつこく掘り下げる」と「Loopは思ったより親しみやすい奴」というテーマで2011年3月12日(土)19:00-20:30に同イベントが開催される予定になっています。
Mac OS X Lionのデベロッパプレビューがリリース
February 28, 2011
アップルが、Mac OS Xの次期メジャーバージョンとなるMac OS X Lionのデベロッパプレビューをリリースしたと発表しています。
Mac OS X Lionには、Mac App StoreやLaunchpad、フルスクリーンアプリケーションのシステムワイドでのサポート、Mission ControlやAirDropと呼ばれる新機能などが含まれる予定となっています。また、Mac OS X Lion Serverでは、iPhone、iPad、およびiPod touchの管理にも対応予定であるとのことです。
プレビュー版のLionはすでにMacデベロッパプログラムメンバーに対してMac App Storeを通じて提供されており、製品版のLionは今夏一般に向けての発売が予定されています。
FileMaker Pro 11の新機能:強化された表形式
February 24, 2011
FileMaker Pro 11では、表形式における機能が強化されており、新規にデータベースを作成すると最初はフォーム形式ではなく表形式で表示されるように変更されています。
バージョン11では、表形式でフィールドやレコードを追加できるようになっています。また、フィールドのソート、削除、非表示、フィールドのデータタイプ変更、およびフィールドオプションを設定できます。
フィールド別に前部または後部グループを追加したり、小計を配置することで、グループ化したレポートを表形式で作成できます。なお、表形式で小計を作成すると、各小計の集計フィールドが自動的に作成されます。