FAMLog


Cyberduck 4が公開

March 08, 2011

オープンソースのファイルサーバーおよびクラウドストレージ接続クライアントソフトウェア「Cyberduck 4」が公開されています。

Cyberduck 4では、FTP/TLS、SFTP、WebDAV、Amazon S3、Google Storage、Google Docs、Windows Azure、およびRackspace Cloud Filesがサポートされています。バージョン4では、Mac OS X版だけでなく新たにWindows版も登場し、Windows XP、Windows VistaおよびWindows 7に対応しています。

Cyberduck 4のライセンスはGPLであり、Mac OS X版についてはMac OS X v10.5以降で動作します。

Tag: Mac

AppleRAIDボリュームの状態を表示する

March 07, 2011

Mac OS XおよびMac OS X ServerではソフトウェアRAIDを利用できますが、ソフトウェアRAIDの状態を確認する方法の1つにdiskutilコマンドを使用する方法があります。

コマンドラインインターフェースでソフトウェアRAID(AppleRAID)ボリュームの状態を確認するには次のように入力します。

[実行例]
$ diskutil listRAID

StatusがOnlineになっていれば特に問題は発生していませんが、例えば、RAID 1構成でStatusがDegradedと表示される場合には、いずれかのデバイスが原因で何らかの問題が発生していることが分かります。

Tag: Mac

Ruby on Rails 3.0.5が公開

March 03, 2011

Rubyで記述されたオープンソースのWebアプリケーションフレームワーク「Ruby on Rails 3.0.5」が公開されています。

Rails 3.0.5では主に不具合の修正が行われている他、非推奨となったメソッドや文法があります。非推奨となったメソッドは将来使用できなくなる予定であるため、他のメソッドを使用するように書き換える必要があります。

なお、現在Rails 2.3系統とRails 3.0系統が保守されている状況であり、Rails 3.0はRuby 1.8.7およびRuby 1.9.2に対応しています。

Tag: Ruby

FileMaker Server Admin ConsoleとJava SE 6 Update 24は非互換

February 22, 2011

バージョン9、10および11のFileMaker Server Admin ConsoleはWindows版のJava SE 6 Update 24と非互換であり、2011年2月現在下記のような問題があります。

・FileMaker Server Admin ConsoleがWindows版のJava SE 6 Update 24上で起動しない

ファイルメーカーテクニカルサポートインフォメーションでは、Windows上でAdmin Consoleを使用する場合にはJavaを更新しないよう案内がされています。

しかしながら、Java SE 6 Update 24にはセキュリティ脆弱性に対する修正が含まれている点に留意する必要があります。Admin Consoleを使用しないときにはJavaを無効にするなどの対策が必要でしょう。

[関連]FileMaker Server の Admin Console は Java 6 Update 24 と互換性がありません(ファイルメーカーテクニカルサポートインフォメーション)

(2011/03/16追記:バージョン11についてはFileMaker Server 11.0v2 and FileMaker Server 11.0v2 Advanced Java 6 Update 24 Updateでこの問題が修正されています。)

(2011/06/08追記:FileMaker Server 11v3 アップデータを適用した場合、FileMaker Server 11.0v2 and FileMaker Server 11.0v2 Advanced Java 6 Update 24 Updateは不要です。)

(2011/06/08追記:バージョン10についてはJava SE 6 Update 26でこの問題が修正されています。)

Tag: FileMaker

FileMaker Server カスタムWebテクニック改訂版:補足情報

February 17, 2011

FileMaker Server カスタムWebテクニック改訂版」補足情報

昨年5月の時点で、XSLTによるカスタムWeb公開機能とXSLT Site Assistantは将来的に利用できなくなる予定であると公式に案内されています。

FileMaker ServerのXSLTによるカスタムWeb公開機能は、最新バージョンであるバージョン11でも利用できますが、次期バージョン以降では利用できなくなる可能性があります。

本書ではXSLT Web公開機能についての解説を行っていますが、将来的にはPHPやその他の言語への移行を検討することが必要になるため、XSLTによるカスタムWeb公開機能の利用は今後推奨されなくなります。

[関連]XSLTによるカスタムWeb公開機能の利用が非推奨に(FAMLog)

Tag: Book

CodeIgniter 2.0.0が公開

January 31, 2011

CodeIgniter 2.0.0」が公開されています。

CodeIgniterは、PHP用のWebアプリケーションフレームワークです。現在CodeIgniterは、EllisLabの販売する製品で使用されるCodeIgniter Coreと、コミュニティ主導のCodeIgniter Reactorの2つのブランチがあります。今後、公式サイト上におけるCodeIgniterという記述は、CodeIgniter Reactorのことであると説明がされています。

CodeIgniter 2.0.0では、PHP 4のサポートはされておらず、PHP 5.1以降に対応しています。FormヘルパーにCSRF対策機能が組み込まれ、現在利用が推奨されていないValidationクラスが削除されています。

Tag: Apache

BINDのバージョン確認方法

January 27, 2011

インターネットで最も利用されているDNSサーバーであるBINDのバージョンを確認する方法の1つにdigコマンドを使用する方法があります。

例えば、m.root-servers.netで稼働しているBINDのバージョンを確認する場合には、次のようにdigコマンドを使用します。

[実行例]
$ dig @m.root-servers.net chaos txt version.bind

なお、現時点におけるBINDの最新安定バージョンはバージョン9.7.2-P3です。

Tag: Mac

CodeIgniter Con 2011, Tokyo Japanが2011年2月19日に開催

January 21, 2011

日本CodeIgniterユーザ会およびCodeIgniter Con 実行委員会が、日本で初めて開催されるCodeIgniterに関する専門カンファレンス「CodeIgniter Con 2011, Tokyo Japan」を2011年2月19日に開催すると発表しています。

CodeIgniterはWebアプリケーションを開発するためのフレームワークの1つでPHPで作られており、カンファレンスでは新居雅行氏による「CodeIgniterで使うFileMaker Server」という題目の講演が当日14時より行われる予定となっています。

CodeIgniter Con 2011, Tokyo Japanの参加費は無料ですが、定員があります。参加受付はすでに開始されており、カンファレンスへの参加には事前の申し込みが必要とのことです。

(2011/02/01追記:1月24日に参加申込者が定員に達していました。)

Tag: FileMaker

FileMaker テクニカルリソースキットが公開

January 20, 2011

ファイルメーカー社が、「FileMaker テクニカルリソースキット」日本語版の無料提供を開始したと発表しています。

FileMaker テクニカルリソースキットは、4つのトレーニング・モジュールの解説テキストと演習ファイル、およびFileMaker Pro 11の無料評価版で構成されています。FileMaker Serverについてのトレーニング・モジュールも含まれており、FileMaker Serverのセットアップや保守のベストプラクティスを学ぶことができます。

各トレーニング・モジュールは現在12,600円で販売されている公式テキスト「FileMaker Training Series for FileMaker 11」にも含まれるものであり、FileMaker Goのモジュールが追加された改訂版の販売も開始されています。

Tag: FileMaker

Ruby 1.9.2-p136とRuby 1.8.7-p330が公開

December 27, 2010

Ruby 1.9.2-p136」が公開されています。

Ruby 1.9.2-p136は、安定版であるRuby 1.9.2の保守リリースであり、多数の不具合が修正されています。Ruby 1.8系統からアップグレードする場合には、事前に動作確認を行う必要があるのでその点は要注意です。

Ruby 1.9.2-p136と同時に、Ruby 1.8.7-p330も公開されています。

Tag: Ruby

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