FAMLog
Factory's FileMaker a go-go!
October 02, 2006
有限会社ファクトリーがApple Store, ShibuyaにてFileMakerの魅力に迫るマンスリーイベント「Factory's FileMaker a go-go!」を開催すると案内しています。
第1回目は2006年10月4日に開催され、リリースされたばかりのFileMaker Pro 8.5の機能紹介を交えつつ、FileMakerを利用するメリットや活用方法などを紹介する予定とのことです。
開催日時:2006年10月4日(水)19:00〜20:00
開催場所:Apple Store, Shibuya
http://www.apple.com/jp/retail/shibuya/map/
参加費:無料(事前登録不要)
OpenSSL 0.9.8d & 0.9.7l
October 03, 2006
通信暗号化ライブラリとして広く利用されているOpenSSLの新バージョン「OpenSSL 0.9.8d」および「OpenSSL 0.9.7l」が公開されています。
これらのバージョンではセキュリティ上の問題が修正され、OpenSSLのSSL_get_shared_ciphers()におけるバッファーオーバーフローの脆弱性や、細工されたX.509証明書の検証でサービス運用妨害(DoS)攻撃を受ける可能性がある問題などが修正されています。
バージョン0.9.8系列を利用している場合にはOpenSSL 0.9.8dへ、バージョン0.9.7系列を利用している場合にはOpenSSL 0.9.7lへのアップデートが推奨されます。
Mac OS X 10.4.8 Update
October 04, 2006
Appleから「Mac OS X 10.4.8 Update」(PowerPCベースMac用、IntelベースMac用)および「Mac OS X Server 10.4.8 Update」(PowerPCベースMac用、IntelベースMac用)がリリースされています。
Mac OS X v10.4.8の主な改良点は下記の通りです。
・EAP-FASTプロトコルを使用したワイヤレスネットワークとの接続
・Apple USB モデムの信頼性
・Microsoft WordでのOpenTypeフォントの使用
・他社製USBハブとの互換性
・スキャナー利用時の性能
・RAWカメラサポート
・アジア圏言語でファイル名が付けられた書類ファイルのプリント
・「翻訳」ウィジェットの性能
・ブロードバンドネットワーク利用時の性能
・セキュリティアップデート
なお、Mac OS X v10.4.8へのシステムソフトウェアアップデートを行うと、IntelベースのMacの場合は、インストール後の再起動が1度ではなく2度行われるとのことです。
Mac OS X v10.4.8 and Security Update 2006-006
October 05, 2006
Mac OS X v10.4.8およびMac OS X Server v10.4.8にはセキュリティ脆弱性を修正するアップデートも含まれています。また、バージョン10.3.9向けに「Security Update 2006-006」も同時に公開されています。
Mac OS X v10.4.8、Mac OS X Server v10.4.8、およびSecurity Update 2006-006では、下記のソフトウェアが主な更新対象となっています。
・CFNetwork、Flash Player、QuickDraw Manager、SASL、WebCore(Mac OS X v10.3.9、Mac OS X Server v10.3.9、Mac OS X v10.4〜v10.4.7、Mac OS X Server v10.4〜v10.4.7)
・ImageIO、Kernel、LoginWindow、Preferences(Mac OS X v10.4〜v10.4.7、Mac OS X Server v10.4〜v10.4.7)
・Workgroup Manager(Mac OS X Server v10.4〜v10.4.7)
なお、このアップデートにより、Mac OS X v10.3.9のFlash Playerはバージョン9.0.16.0に、Mac OS X v10.4のFlash Playerはバージョン9.0.20.0に更新されます。
FileMaker Pro 8.5の新機能:FileMaker ラーニングセンター
October 06, 2006
FileMaker Pro 8.5では、新たに「FileMaker ラーニングセンター」と呼ばれるチュートリアルが用意されています。
ステップごとに学べるビデオチュートリアルや、その他多くのリソースを利用できるようになっていて、FileMaker Proの使用方法を理解および活用するのに役立つものとなっています。
FileMaker ラーニングセンターは、FileMaker Pro 8.5 無料評価版(30日間試用可能)では[詳細情報]ボタンから、FileMaker Pro 8.5 製品版では[ヘルプ]メニューの[ラーニングセンター]を選択することで利用できます。
ICU4J 3.6
October 10, 2006
Unicodeのサポートやソフトウェアの国際化に必要な機能を提供するJavaライブラリ「ICU4J」の新バージョン「ICU4J 3.6」が2006年10月1日に公開されています。
ICU4J 3.6では、Unicode 5.0およびCommon Locale Data Repository (CLDR) 1.4がサポートされています。
なお、Unicode 4.1に対応したICU4J 3.4の最新バージョンは、2006年10月現在でバージョン3.4.5となっています。
[関連]ICU4J 3.4(FAMLog)
FileMaker Pro 8.5の新機能:バージョン8.5で追加された関数一覧
October 11, 2006
FileMaker 8.5では、新しい関数が追加され、レイアウトオブジェクトの名称や情報を取得する関数などが新設されています。
バージョン8.5で追加された関数一覧は下記の通りです。
・List
・LayoutObjectNames
・Get ( アクティブレイアウトオブジェクト名 )
・GetLayoutObjectAttribute
・GetAsURLEncoded
[関連]FileMaker Pro 8の新機能:バージョン8で追加された関数一覧(FAMLog)
FileMaker Pro 8.5をRosetta上で動作させる
October 12, 2006
IntelベースMacにおいてFileMaker Pro 8.5(もしくはFileMaker Pro 8.5 Advanced)をRosetta上で動作させるには、Finderの情報ウインドウにおいて[Rosetta を使って開く]にチェックを入れます。
具体的な手順としては、FileMaker Proをあらかじめ終了させておき、FinderでFileMaker Proアプリケーションを選択している状態で、[ファイル]メニューの[情報を見る]を選択します。IntelベースMacの場合、情報ウインドウ内に[Rosetta を使って開く]チェックボックスが表示されるので、それにチェックをつけてからFileMaker Pro 8.5を起動すれば、Rosetta上で動作させることができます。
IntelベースMac上でFileMaker Pro 8.5を動作させる際、PowerPCベースMac用のFileMakerプラグインは通常利用できませんが、上記の方法によりPowerPCベースMac用プラグインを利用することも可能です。ただし、Universalアプリケーションの恩恵が受けられなくなるので、動作速度は遅くなります。
[関連]FileMaker Pro 8.5の新機能:Universalアプリケーション(FAMLog)
FileMaker Web News:第11回 2006年10月号
October 13, 2006
書籍「FileMaker Server カスタムWebテクニック」に関する出版後の情報を補足することを主目的とした「FileMaker Web News」第11回目をお届けします。
■ファイルメーカーPro 6 Unlimitedのテクニカルサポートが年内に終了
ファイルメーカー 6 製品ラインのテクニカルサポートサービスが2006年12月末日に終了することがファイルメーカー社から発表されました。これにより、Web公開に関連するFileMaker製品としては「ファイルメーカーPro 6 Unlimited」および「ファイルメーカー Mobile for i-mode」のテクニカルサポートサービスが年内で終了することになります。
[関連]ファイルメーカーPro 6 Unlimitedのテクニカルサポート終了予定日(FAMLog)
■FileMaker API for PHP Public Beta Update 3
2006年8月下旬にFileMaker API for PHP Public Beta Update 2が公開されたのに続き、2006年9月中旬にFileMaker API for PHP Public Beta Update 3が公開されました。正式版についてはいつ発表されるのか不明ですが、FileMaker API for PHPの開発は活発に進められているようです。
[関連]FileMaker API for PHP Forum(FileMaker, Inc.)
(2008/03/15追記:カテゴリーをBookからNewsに変更しました。)
FileMaker Pro8/8.5 スーパーリファレンス for Windows&Macintosh
October 16, 2006
ソーテック社からFileMaker Pro 8およびFileMaker Pro 8.5の初心者および中級者向け解説書「FileMaker Pro8/8.5 スーパーリファレンス for Windows&Macintosh」が発売されています。
この書籍は「FileMaker Pro8 スーパーリファレンス for Windows」および「FileMaker Pro8 スーパーリファレンス for Macintosh」のバージョン8.5対応版です。今回から1冊でWindows版とMac版の両方に対応し、豊富な図版でFileMaker Pro 8.5の操作手順や機能を解説しています。
定価:2,604円(税込)
サイズ:B5変型
ページ数: 368
著者:野沢 直樹
出版社:ソーテック社
ISBN:4-88166-545-6[Amazon.co.jpで購入...]
ファイルメーカー選手権
October 17, 2006
毎日コミュニケーションズが刊行しているMacintosh専門誌「Mac Fan」が、FileMaker Proのテンプレートを募集して、毎月優れたテンプレートを決定するコンテスト「ファイルメーカー選手権」を開催すると発表しています。
コンテストの応募期間は2006年10月28日から2007年7月15日までとなっており、毎月の結果発表はMac Fan誌面およびファイルメーカー選手権特設サイト(http://www.fmcontest.jp/)で行われます。賞品にはMacBookやiMac、iPodなどの豪華賞品が用意されています。
なお、応募作品は、応募者本人が制作したものに限られ、FileMaker Proのバージョン7以降で動作するように作成されている必要があるとのことです。
[関連]Mac Fan、テンプレートを競う「ファイルメーカー選手権」を開催(MYCOMジャーナル)
(2016/12/17追記:リンク先のページがなくなっていたので、リンクを削除しました。)
第16回「FileMaker Fun Night!」イベントレポートが公開
October 18, 2006
セブンズドアが、毎月Apple Store, Ginzaで行っているイベント「FileMaker Fun Night!」のレポートを更新しています。
2006年10月15日に行われた第16回のイベントレポートが追加されており、バージョン8以降の標準機能であるドロップダウンカレンダーを始めとしてカレンダーとFileMakerに関わることや、FileMakerにおける検索の基本、およびカスタム関数における再帰定義の活用法などについて紹介されています。
次回は、「リレーションがなくちゃ始まらないっ!」というテーマで、2006年11月4日(日)18:00-19:30に同イベントが開催される予定になっています。なお、同イベントは参加費および事前申し込みは共に不要です。
(2021/01/21追記:リンク先のページがなくなっていたので、一部リンクを削除しました。)
FileMaker Pro 8.5の新機能:バージョン8.5で追加されたスクリプトステップ一覧
October 19, 2006
FileMaker 8.5では、下記のスクリプトステップが新しく追加されています。
・オブジェクトへ移動
・Web ビューアの設定
[オブジェクトへ移動]スクリプトステップを使用すると、特定のレイアウトオブジェクトにフォーカスを移動させることができます。このスクリプトステップはWeb互換ですが、インスタントWeb公開で利用する場合に一部動作が異なるものがあります。
また、[Web ビューアの設定]スクリプトステップを使用すると、任意のWebビューアの動作を制御できます。このスクリプトステップも基本的にWeb互換ですが、[進む]処理と[戻る]処理はWeb互換ではありません。
FileMaker Pro 8.5 Advancedで外部関数プラグインAPIがIntel搭載Macに対応
October 20, 2006
FileMaker Pro 8.5 Advancedには、PowerPCベースMacとIntelベースMacの両方で動作するようにアップデートされたサンプルプラグインが付属し、同時に外部関数プラグインAPIがIntel搭載Macに対応しています。
FileMaker Pro Advancedにはバージョン8のときからXcode用のプロジェクトファイルが同梱されていますが、バージョン8.5で同プロジェクトファイルおよび関連ライブラリが更新され、新たにIntel搭載Macに対応したFileMakerプラグインを開発できるようになっています。
なお、プラグイン開発の参考資料の1つに、製品に付属する「FileMaker Pro 8 Advanced デベロップメントガイド」があり、この文書の第5章がFileMakerプラグインの開発に関する内容となっています。
[関連]FileMaker Pro 8 AdvancedでXcodeによるプラグイン開発が可能に(FAMLog)
ModSecurity 2
October 23, 2006
Webサーバーへの侵入の検知および防御を目的としたApacheのモジュール「ModSecurity 2(ModSecurity for Apache 2.0)」が2006年10月16日に公開されています。
ModSecurity 2では、XMLのサポートやスコアリングによる判定、例外の検知、データの永続化、正規表現の後方参照、セッションのサポートなど数多くの機能が追加、改善されています。ライセンスは、バージョン1のときと同様に、GPLと商用ライセンスの2種類が用意されています。
なお、ModSecurity 2は、Apache HTTP Server 2.0以降で動作し、Apache HTTP Server 1.3での動作はサポートされていません。
[関連]ModSecurity Core Rules
インテル Core 2 Duo プロセッサー搭載MacBook Pro
October 24, 2006
アップルが、「インテル Core 2 Duo プロセッサー」を搭載した、新しい「MacBook Pro」を発表しています。
新しいMacBook Proのモデルはすべての機種で、従来機と比べて標準搭載メモリーが倍増し、オプションで3GBまで拡張可能となっています。内蔵ハードディスクの容量も拡大されると共に、周辺機器と高速で接続できるFireWire 800ポートもすべての機種に搭載されるようになりました。
新しい15インチのMacBook Proは本日より、新しい17インチのMacBook Proは2006年11月上旬より順次販売が開始され、税込価格は、2.16GHz・15インチモデルが249,800円、2.33GHz・15インチモデルが309,800円、2.33GHz・17インチモデルが349,800円となっています。
FileMaker Pro 8.5の新機能:値一覧と索引一覧でのソート順の指定
October 25, 2006
FileMaker Pro 8.5では、[値一覧に使用するフィールドの指定]ダイアログボックスと[索引一覧]ダイアログボックスにおいて、ソート順の基準とする言語を指定できる機能が追加されています。
[値一覧に使用するフィールドの指定]ダイアログボックスにおいて、ソート順の基準とする言語設定を変更すると、値一覧の値の表示順が変更されます。例えば、同ダイアログボックスで「次の条件で値をソートしなおす」にチェックをつけて、言語設定として「Unicode」を指定すると、大文字の「Z」が小文字の「a」より先に表示されるようになります。
なお、[索引一覧]ダイアログボックスにおいて、再ソートされた索引は[索引一覧]ダイアログボックスが表示されている間のみ有効です。後でこのダイアログボックスを開いたときには、ソート順は記憶されず元に戻るようになっています。
KP-Backup 2.0
October 26, 2006
株式会社キー・プランニングが、FileMaker Serverの標準機能では実現できない機能を提供するFileMaker Server用バックアップツールの新バージョンである「KP-Backup 2.0」を本日発売したと発表しています。
KP-Backup 2.0では、バックアップファイルをFTPサーバーへアップロードする機能が新たに追加され、エラー発生時のメール通知においてSMTP認証を利用したメール送信がサポートされるようになっています。また、1時間おきのバックアップスケジュールを設定することも新たに可能になっています。
対応OSは、Windows 2000 (Service Pack 4)、Windows XP (Service Pack 2)、Windows Server 2003、およびMac OS X v10.2.8以降であり、さらにFileMaker Serverの動作条件を満たす必要があります。FileMaker Serverについては、バージョン5.5、7および8に対応しています。
価格は税込13,440円、アップグレード価格(2007年1月末まで)は税込6,720円です。
FileMaker Server 8.0v4 Advanced Universal License Upgrade CD
October 27, 2006
FileMaker Server 8 Advancedの正規登録ユーザーで、手元にバージョン8.0v4のCDがない場合には、「FileMaker Server 8.0v4 Advanced Universal License Upgrade CD」を購入することで、IntelベースMacで動作可能なFileMaker Server 8 Advancedを入手できます。
このUniversal License Upgrade CDは、FileMaker Server 8 Advancedの正規登録ユーザーを対象に、FileMaker Customer Centerを通じて税込5,775円にて提供されます。同様に、FileMaker Server 8の正規登録ユーザーを対象にした「FileMaker Server 8.0v4 Universal License Upgrade CD」も同Centerから税込5,775円で購入可能です。
電話あるいはファックスにてUniversal License Upgrade CDの申込書をFileMaker Customer Centerに請求することができ、所定の手順で該当する製品の「Universal License Upgrade CD」を購入することができるとのことです。
FileMaker Pro 8.5の改善点:RelationInfo関数
October 30, 2006
FileMaker Pro 8.5では、RelationInfo関数が一部機能追加および改善されています。
この関数は、定義済みのリレーションシップに関する情報を取得する関数ですが、バージョン8.5では取得できる情報が増えると共に、戻り値の各行の先頭に「Source:」「Table:」「Options:」といった文字列が追加されるようになり、取得できる値の種類が分かりやすいように戻り値の書式が整理されています。
バージョン8.5でRelationInfo関数を使用すると、次のような結果が返されます。
(戻り値の書式)
Source:[データベースファイル名]
Table:[リレーションシップグラフ上のテーブル名]
Options:[設定されたリレーションシップのオプション]
[定義済みのリレーションシップの一覧(1行あたり1つ)]
(戻り値の例)
Source:人事
Table:所属
Options:Delete Create
所属::ID = 従業員::所属ID
FileMaker 8.5 インスタントWeb公開で利用できるWebブラウザー
October 31, 2006
FileMaker Pro 8.5、FileMaker Pro 8.5 AdvancedおよびFileMaker Server 8.0v4 AdvancedのインスタントWeb公開機能で公開されているデータベースにアクセスできるWebブラウザーとして、以下のWebブラウザーがサポートされています。
・Windowsの場合:Microsoft Internet Explorer 6.0、Firefox 1.0および1.5
・Macの場合:Safari 1.1(Mac OS X v10.2)、Safari 1.2、1.3(Mac OS X v10.3)、Safari 2.0(Mac OS X v10.4)、Firefox 1.0および1.5
バージョン8のインスタントWeb公開機能と比較すると、Firefox 1.5が新たにサポート対象に加わっています。
[関連]FileMaker 8 インスタントWeb公開で利用できるWebブラウザー(FAMLog)