FAMLog
macOSでFileVaultの状態を確認する
November 20, 2017
macOSでFileVaultの状態を確認するには、ターミナルでfdesetupコマンドを使用します。
macOS High Sierra 10.13.1でFileVaultが有効になっている場合は次のように表示されます。
[実行例]
$ fdesetup status
[実行結果]
FileVault is On.
FileVaultが無効になっている場合には「FileVault is On.」ではなく「FileVault is Off.」と表示されます。FileVaultによるディスク全体の暗号化(FileVault 2)では、XTS-AES 128暗号化方式と256ビットのキーを用いて、起動ディスク上の情報への不正アクセスを阻止します。
[関連]OS X Lionは新バージョンのFileVaultを搭載(FAMLog)、FileVault を使って Mac の起動ディスクを暗号化する(Apple)
FileMaker Cloud 1.16.0の新機能:FileMaker Data API (Trial)
November 17, 2017
FileMaker Cloud 1.16では、他のアプリケーションやサービスでFileMakerデータベースのデータを利用できる、RESTベースの「FileMaker Data API」が新機能として追加されています。
FileMaker Data APIは、FileMaker Server 16と同様、FileMaker Cloud 1.16では試用版として利用できる機能です。2018年9月27日が試用期限となっており、試用期間終了後はFileMaker Data APIを利用できなくなるので注意が必要です。
FileMaker Data APIのライセンスモデルが将来導入される計画となっており、FileMaker Data APIを引き続き使用するには試用期間が終了する前にFileMakerプラットフォームの最新バージョンにアップグレードする必要があるとのことです。
Node.js v8.9.1、Node.js v6.12.0およびNode.js v4.8.6が公開
November 16, 2017
Node.js v8.9.1、Node.js v6.12.0およびNode.js v4.8.6が2017年11月上旬に公開されています。
Node.js v8.9.1、Node.js v6.12.0およびNode.js v4.8.6ではOpenSSLがバージョン1.0.2mに更新されています。Node.js v8系列はNode.js v8.9で長期サポート版(LTS)となっており、現在長期サポート版と位置付けられているのはNode.js v8系列、Node.js v6系列およびNode.js v4系列となっています。
なお、FileMaker Server 16とFileMaker Cloud 1.16のFileMaker Data API エンジンではNode.js v6系列が使われていて、FileMaker Server 16.0.3ではNode.js v6.9.2、FileMaker Cloud 1.16.0ではNode.js v6.9.4が使用されています。
[関連]macOS版FileMaker Server 16に含まれるNode.jsのバージョンを確認する(FAMLog)
FileMaker Cloud 1.16に含まれるNode.jsのバージョンを確認する
November 15, 2017
nodeコマンドを使用することで、FileMaker Cloud 1.16に同梱されているNode.jsのバージョンを確認できます。
FileMaker Cloud 1.16.0では、FileMaker CloudのFileMaker Data API エンジンで使用しているNode.jsのバージョン情報は次のように表示されます。
[実行例]
$ "/opt/FileMaker/FileMaker Server/node/bin/node" -v
[実行結果]
v6.9.4
現時点におけるFileMaker Cloudの最新バージョンはバージョン1.16.0(1.16.0.55)です。FileMaker Cloud 1.16.0にはNode.js v6.9.4が同梱されています。
[関連]macOS版FileMaker Server 16に含まれるNode.jsのバージョンを確認する(FAMLog)、FileMaker Cloud 1.16.0.55 リリースノート(FileMaker)
FileMaker Cloud 1.16.0の新機能:FileMaker Admin API (Trial)
November 14, 2017
FileMaker Cloud 1.16.0では試用版としてFileMaker Admin APIを利用できるようになっています。
RESTベースのFileMaker Admin API (Trial)を使用すると、メッセージやスクリプトスケジュールを作成したり、データベースファイルや接続クライアントの一覧情報を確認したり、データベースファイルを開いたり閉じたりする処理などを実行することができます。
なお、FileMaker Admin APIのトライアル期間は2018年9月27日に終了します。トライアル期間終了後は使用できなくなるので注意が必要です。
[関連]FileMaker Cloud 16 Admin API Guide(FileMaker)
LibreSSL 2.6.3が公開
November 13, 2017
LibreSSL 2.6.3が2017年11月上旬に公開されています。
LibreSSLは、OpenSSLからフォークしたものであり、OpenBSDの標準TLSライブラリとして採用されています。LibreSSL 2.6は、これまで開発版として公開されていましたが、今回公開されたバージョン2.6.3で安定版として配布されるようになっています。
なお、LibreSSL 2.6.3が安定版となったことで、LibreSSL 2.4系統のサポートが終了しています。
第37回カスタムWeb勉強会開催のお知らせ
November 10, 2017
2017年12月23日(土)午前10時より「第37回カスタムWeb勉強会」を開催します。
カスタムWeb勉強会は、参加者によるライトニングトークや質問、そして発表・質問内容に関するディスカッションの構成で進めている出席者全員参加型の勉強会です。
FileMaker ServerのカスタムWeb公開、FileMaker API for PHP、FileMaker Data API、FX.php、INTER-Mediator、FMCakeMix、JavaScriptやCSS等に興味・関心のある方のご参加をお待ちしています。詳細および参加申込については下記URLのページをご覧ください。
http://www.famlog.jp/cwpstudy/37
OpenSSL 1.0.2mとOpenSSL 1.1.0gが公開
November 09, 2017
通信暗号化ライブラリとして広く利用されているOpenSSLの新バージョン「OpenSSL 1.0.2m」と「OpenSSL 1.1.0g」が公開されています。
OpenSSL 1.0.2mおよびOpenSSL 1.1.0gでは複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。OpenSSLのバージョン0.9.8系統およびバージョン1.0.0系統は2015年12月に、OpenSSLのバージョン1.0.1系統は2016年12月にセキュリティ修正を含むサポートが終了したため、今後はバージョン1.0.2系統もしくはバージョン1.1.0系統に移行する必要があります。
FileMaker Pro 16.0.3にはOpenSSL 1.0.2lが同梱されています。なお、OpenSSL 1.0.2系列が使用されているのはFileMaker Pro 14.0.4以降です。
FMDataAPI Ver.4が公開
November 08, 2017
新居雅行氏がFileMaker Data APIをPHPで利用するためのクラスであるFMDataAPIのバージョン4を公開しています。
FileMaker Data APIは、FileMaker Server 16およびFileMaker Cloud 1.16では試用版として利用できる機能であり、2018年9月27日が試用期限となっています。FileMaker Data APIのライセンスモデルが将来導入される計画となっており、FileMaker Data APIを引き続き使用するには試用期間が終了する前にFileMakerプラットフォームの最新バージョンにアップグレードする必要があるとのことなので注意が必要です。
FMDataAPI Ver.4では、getFieldNamesおよびgetPortalNamesメソッドが追加された他、検索条件が空の場合に指定したoffsetおよびrangeの値が反映されない不具合が修正されています。
[関連]FileMaker Server 16の新機能:FileMaker Data API (Trial)(FAMLog)、FileMaker Data APIを使えるようにする(Blog by msyk)
APPLE-SA-2017-10-31-5 Safari 11.0.1
November 07, 2017
Appleからセキュリティ脆弱性の修正を含んだSafari 11.0.1が配布されています。
多数の脆弱性が修正されたSafari 11.0.1は、OS X El Capitan v10.11.6およびmacOS Sierra 10.12.6で利用できます。また、同時に公開されたmacOS High Sierra 10.13.1にもSafari 11.0.1が含まれています。
OS X Yosemite用のSafari 11は提供されておらず、OS X El Capitan以降にアップグレードすることが推奨される状況になっています。Windows用のSafariについてはバージョン6の登場以降更新版が公開されていないため、Safari for Windowsの使用を停止して他のWebブラウザーに移行する必要があります。
[関連]APPLE-SA-2017-10-31-2 macOS High Sierra 10.13.1(FAMLog)