FAMLog


Mac OS X Update 10.4.2

July 14, 2005

Appleから「Mac OS X Update 10.4.2」および「Mac OS X Server 10.4.2」アップデートがリリースされています。

Mac OS X v10.4.2の主な改良点は下記の通りです。

・AFPおよびSMB/CIFSネットワークファイルサービスを使用したファイル共有
・Active Directoryサーバーへのシングルサインオン認証と信頼性の高いアクセス
・管理対象のユーザーアカウントの自動ログイン
・AirMacおよびワイヤレスアクセス
・アップデートされたATIとNVIDIAグラフィックドライバを含むCore Graphics、Core Audio、Core Image
・種類による検索やスライドショーの使用を含む「Finder」のアップデート
・iDiskと.Macとの同期
・インストールの信頼性
・Dashboardウィジェットの管理
・アドレスブック、Automator、iCal、iChat、Mail、Safari、およびスティッキーズ
・他社製アプリケーションやデバイスとの互換性

このアップデートにより、Safariを含む多くのアプリケーションと、認証を必要とするプロキシサーバーとの動作が改善され、HTTPおよびHTTPSプロキシ経由でiDiskまたはその他のWebDAVサーバーにアクセスできるようになっています。その他にも数多くの機能や動作が改善されています。

Tag: Mac

FileMaker xDBC アップデート 7.0.5.317

July 13, 2005

ファイルメーカー社が「FileMaker xDBC アップデート 7.0.5.317」を配布しています。

このFileMaker xDBC アップデートには、最新のxDBCプラグイン、ODBCクライアントドライバ、およびJDBCクライアントドライバが含まれています。これらのプラグインやドライバは、FileMaker Server 7v3 Advanced、FileMaker Pro 7v3、FileMaker Developer 7v3向けのもので、FileMakerデータベースをMac OS X上でODBC/JDBCのデータソースとしても利用できるようになります。また、ダブルバイト文字(特に日本語)やオブジェクトフィールドもサポートされるようになっています。

あわせてODBC/JDBCのマニュアルが更新され、最新マニュアルの PDFファイルもダウンロードできるようになっています。

(2007/01/04追記:リンク先のURLを変更しました。)

Tag: FileMaker

サーバーサイドで処理されるJavaScriptの有効化 (2)

July 12, 2005

FileMaker Server 7 AdvancedのXSLTを使用したカスタムWeb公開において、サーバーサイドで処理されるJavaScriptを利用する場合には、XSLTスタイルシートで拡張用のネームスペースを宣言します。

(ネームスペースの宣言例)
xmlns:xalan="http://xml.apache.org/xslt"

これにより、JavaScriptで独自関数を定義するために使用されるxalan:componentエレメントとxalan:scriptサブエレメントがサポートされるようになります。

なお、Web公開エンジンに使われているXalan-Java 2.4.0ではhttp://xml.apache.org/xalanという新しいネームスペースには対応していませんので、ネームスペースにはhttp://xml.apache.org/xsltを使うようにします。

Tag: FileMaker

サーバーサイドで処理されるJavaScriptの有効化 (1)

July 11, 2005

FileMaker Server 7 AdvancedのXSLTを使用したカスタムWeb公開では、Xalan-Javaの拡張機能を用いて、XSLTスタイルシートにおいてサーバーサイドで処理されるJavaScriptを記述できます。

JavaScriptを使用できるようにするにはFileMaker, Inc.のWebサイトで配布されている2つのライブラリファイル(bsf.jar、js.jar)をWeb公開エンジンに追加します。

これらのライブラリファイルは、Javaのライブラリファイルを追加するために用意されているフォルダの中に配置します。Web公開エンジンを再起動すると、サーバーサイドで処理されるJavaScriptが有効化されます。

Tag: FileMaker

Web公開エンジンにJavaのライブラリを追加する

July 08, 2005

FileMaker Server 7 AdvancedのXSLTを使用したカスタムWeb公開では、Javaのライブラリファイルを追加することで、追加したライブラリに含まれるメソッドをXSLTスタイルシートで使用することができます。

Javaのライブラリファイルは下記のフォルダ内に配置して、Web公開エンジンを再起動することで、ライブラリを利用できるようになります。

(Mac)
/Library/FileMaker Server 7/Web Publishing/publishing-engine/cwpe/WEB-INF/lib

(Windows)
C:¥Program Files¥FileMaker¥FileMaker Server 7¥Web Publishing¥publishing-engine¥cwpe¥WEB-INF¥lib

[関連]バージョン8以降でWeb公開エンジンにJavaライブラリを追加する方法(FAMLog)

(2008/11/13追記:Windows版におけるフォルダのパスが正しくなかったので修正しました。あわせて関連記事へのリンクを追加しました。)

Tag: FileMaker

mod_ssl 2.8.23-1.3.33 for OpenSSL 0.9.8

July 07, 2005

通信暗号化ライブラリとして広く利用されているOpenSSLの新バージョン「OpenSSL 0.9.8」がリリースされたことに伴い、OpenSSL 0.9.8に対応したApache 1.3.33用のSSLモジュール「mod_ssl 2.8.23-1.3.33」が公開されています。

OpenSSL 0.9.8では数多くの新機能が追加され、opensslコマンドで作成されるデフォルトのダイジェストがMD5からSHA-1のアルゴリズムに変更されています。

なお、Apache 2.0ではmod_sslが同梱されていますが、OpenSSL 0.9.8への対応は近々リリースされる予定であるApache 2.0.55で対応するようです。

Tag: Apache

XSLTからJavaのメソッドを関数として呼び出す

July 06, 2005

FileMaker Server 7 AdvancedのXSLTを使用したカスタムWeb公開では、Xalan-Javaの拡張機能を用いてXSLTスタイルシートでJavaのメソッドを使用できます。

XSLTスタイルシートでJavaのメソッドを使用するには、Javaのパッケージ名やクラス名に基づいてネームスペース(名前空間)の宣言を行い、宣言したネームスペースを使ってメソッドを呼び出すだけです。

例えば、org.apache.xalanパッケージのVersionクラスに含まれるgetVersionメソッドを使うには、次のようにxsl:stylesheetエレメントでネームスペースを宣言した上で、XSLTのテンプレートルールにおいて「接頭辞:メソッド名(引数)」という形式で記述することで、Web公開エンジンで使用されているXalan-Javaのバージョン情報を取得できます。

(ネームスペースの宣言例)
xmlns:version="xalan://org.apache.xalan.Version"

(メソッドの使用例)
<xsl:value-of select="version:getVersion()"/>

Tag: FileMaker

Xalan-Java Extensions

July 05, 2005

FileMaker Server 7 AdvancedのWeb公開エンジンに使われているXSLTプロセッサーであるXalan-Javaの拡張機能を利用すると、XSLTスタイルシートで直接JavaやJavaScriptを利用することが可能になります。

この拡張機能はXalan-Java独自の機能ですが、XSLTからJavaのメソッドを関数として呼び出したり、豊富にあるJavaのライブラリを利用したり、JavaScriptを始めとするスクリプト言語を使って独自の拡張関数を作成することなどにより、Web公開エンジンの機能を拡張できます。

スクリプト言語を使用できるようにするにはFileMaker, Inc.のWebサイトで配布されている2つのライブラリファイルを追加して有効にする必要がありますが、Javaのメソッドを使うにあたってはライブラリファイルを別途追加する必要はありません。

Tag: FileMaker

MD5チェックサムを確認する方法

July 04, 2005

Mac OS XでMD5チェックサムを確認するには、ターミナルで次のように入力します。

/sbin/md5 [ファイル名 or ファイルのフルパス名]
(例)md5 httpd-2.0.54.tar.gz

なお、FileMaker Proのプラグインである「Troi Encryptor plug-in」を使うと、FileMaker ProでSHA-1ダイジェストやMD5チェックサムを作成することも可能です。

Tag: Mac

SHA-1ダイジェストを確認する方法

July 01, 2005

Mac OS XでSHA-1ダイジェストを確認するには、ターミナルで次のように入力します。

/usr/bin/openssl sha1 [ファイル名 or ファイルのフルパス名]
(例)openssl sha1 MacOSXUpdate1041.dmg

配布されているファイルが正式に配布元から提供されているものか確かめるための手段の1つとして、SHA-1ダイジェストを確認することがあります。

(2016/01/27追記:リンク先のページがなくなっていたので、リンクを削除しました。)

Tag: Mac

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